相棒が好き過ぎて

ドラマ相棒が好き過ぎるが故の戯言と悪ふざけ

右京さんは何故ダークナイトを見破れなかったのか?

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不評だったシーズン13の最終回

相棒ファンの皆さんで、シーズン13の最終回にがっかりした人はたくさんいるかと思います。

シーズン11より三代目相棒となり、ここまで3シーズンに渡り右京さんと難事件を解決してきたカイトくん(甲斐享)が、なんと犯罪者になり逮捕されてしまったんです。

彼は法では裁くことができない犯罪者たちに、個人的に制裁を加える「ダークナイト」として暗躍していました。

最後はその正体を右京さんに見破られ、結果的に逮捕され、ダークナイトにも終止符が打たれることに。三代目の相棒もそれと同時に終了です。

この結末はかなりショッキングでした。

これまでも右京さんとその相棒の「正義の対立」というものは幾度となくありましたけれど、それが犯罪を犯し、逮捕されるという事態にまでなってしまうとは…。

ダークナイトというのも、ある意味ではカイトくんの「正義」ではあります。彼の中ではこれが正義の形だったわけですけれど、そのやり方は一線を越えてしまっていて、明らかに犯罪の域に足を踏み入れてしまったんですね。

カイトくんが逮捕されるというまさかの結末に僕もショックを受けましたし、残念な気持ちでいっぱいにもなりました。

もちろんストーリーといいますか、内容自体は面白かったです。

しかしカイトくんが犯罪者になって終わるだなんて、そんな結末ってありなの?と。きっと認めたくないんだと思うんですけどね。笑

だって、あの杉下右京の相棒が犯罪者って、ありえなくないですか?笑

あの天才である右京さんが、3年間ずっと行動を共にしていたにも関わらず、甲斐享の本性を見破れなかったってことですもんね。

つまり、カイトくんがダークナイトだったという結果は、右京さんの人を見抜く力にまで疑問を呈してしまうことになりかねないわけですよ。少々大げさな解釈かもしれませんが。笑

そう言った意味でも、二重にショックが大きな最終話でした。

 

成宮寛貴の相棒降板は早すぎた?

僕はもともと、無職でだらだらしたクズ野郎生活を送っていた時に、夕方やっていた相棒の再放送を見るようになって、相棒が好きになりました。

なんとなく毎日見ていたら、いつの間にかハマってしまったパターンです。

毎週水曜の夜9時から相棒を見始めたのは、まさにカイトくんが新相棒として登場したシーズン11からです。リアルタイムでの相棒デビューがそのときからですので、ファン暦としてはまだまだ浅いです。

初めて見た夜の通常放送が、シーズン11の第1話。カイトくんが初登場し、右京さんとの出会いから、一つの事件を解決するまでが描かれたストーリーです。

これは僕にとって再放送以外で初めて見る相棒でしたし、思い入れも強い回です。新シリーズの第1話からリアルタイムでしっかり見ることができる!と言うのはちょっとした感動モノでしたので。笑

カイトくんという新しい相棒が誕生した瞬間に、自分も立ち会えたんだ!と。大袈裟ですけど。笑

それからシーズン11、12、13と3シーズン、カイトくんの相棒を楽しませて頂きました。そして、ずっとこのままカイトくんで続いていくんじゃないかと、僕はそんなふうにも思ってしまっていたんです。

ですのでシーズン13の最終話にてカイトくんが卒業となったときには、え?こんなに早く相棒って交代しちゃうの?とまず思ってしまったんです。

僕の中では、相棒ってみんなけっこう長くやるイメージだったんですよ。再放送でずっと亀山くんと神戸くんを見ていて、勝手にそう思ってしまったんだと思います。その時点では実際に亀山くんと神戸くんが、それぞれどれくらいの長さで交代したのかも知らず。

後から知ったのですが、亀山くんはプレシーズンからシーズン7の途中までの約7シーズン、神戸君はシーズン7の最終話からシーズン10までの約3シーズンです。

なので二代目の神戸くんを考えますと、カイトくんの3シーズンで卒業というのは、決して早いわけではないということになります。

しかし如何せん、カイト君の終わり方が終わり方だっただけに、なんだか無理やりカイトくんを卒業させてしまったような、そんな印象すら抱いてしまいました。

カイト君が捕まって終わるって、乱暴な終わり方だな~と。

実際、成宮寛貴さんは元々3シーズンで、という形での出演だったとも言われていますし、本当のところはわかりませんが、やっぱりあの最終回を見てしまうと…何か別な意図があるのでは?とか余計な詮索もしてしまいます。

 

悦子さんの病気は伏線ではなかったのか?

カイトくんがダークナイトとして退場したシーズン13の最終話にて、カイトくんの彼女である悦子さんの難病というのが発覚しました。急性骨髄性白血病という病気で、大変な病気です。

さらには悦子さんは妊娠も発覚していましたので、妊娠と病気というのが同時に彼女の身に起こっていたことになります。

この一件がありましたので、もしカイトくんが相棒を卒業するのでしたら、少しでも悦子さんのそばにいてあげるため、警察を辞めるという形もあったのではないかと思います。

そういう卒業の仕方でしたら、ある意味で自然な流れですし、今後どこかで再登場というのも容易にできてしまう形でもあります。

卒業の理由としてのインパクトでいえば弱いですけれどね。笑

ダークナイトの方が遥かにインパクトも大きいですし、話題性も大きいです。

では、悦子さんの妊娠と病気とは一体何だったのか?

普通に僕もそう思ってしまいましたけれど…笑。

しかし、これにはちゃんと理由があるはずです。全く見当もつきませんが。笑

ですのでこれはきっと、何シーズンも先に繋がっていく何かの伏線だと、そう思うことにしました。笑

悦子さんの妊娠や病気という伏線が、きっとシーズン20くらいで回収されるはずです。笑

 

なぜ右京さんはダークナイトを見破れなかったのか?

結局、カイトくんの退場に悦子さんの病気は関係ありませんでした。

それを遥かに凌ぐ「ダークナイト」が故の退場です。

右京さんとカイトくんは、約3年に渡り特命係としてコンビを組み、事件を解決してきました。

前述もしましたが、3年も一緒に仕事をしながら、右京さんはカイトくんのダークナイトという本性を何故見抜くことができなかったのか?

右京さんと言えば、頭も天才的に切れますし、観察力もずば抜けています。誰も気付かないような細かいことにも、唯一注意を払うことができるような刑事です。

そんな右京さんとずっと一緒に行動していたら、何かしら勘付かれるのでは?と。

もちろん最後は正体を右京さんに見破られ、逮捕されてしまうという展開にはなったわけですが、それまでカイトくんは完全に右京さんを欺いてきたことになります。

つまりカイトくんは、右京さんという天才を、少しの期間だとしても欺く力を持っていた男なんです。ある意味でやはり天才なんです。その頭脳レベルは相当高いものがあるのではないかと。

右京さんにも隙はあったと思います。カイトくんは自ら特命係にスカウトした男ですし、まさかそんなことをするはずがないと。また、今まで特命係に配属された人物で、正義の対立こそあれ、犯罪を犯すような男はいませんでしたからね。

そう言った意味では、右京さんに油断もあったんだと思います。

右京さんだって完璧ではないですからね。人間だもの。

しかし、これは右京さんを責めるべきではなく、カイトくんを褒めるべきです。よくぞあの右京さんを欺いた!と。

最後は右京さんに軍配が上がりましたけれど、右京さんにとって甲斐享は、なかなか相棒では登場しないくらいレベルの高い好敵手だったんです。

そう、甲斐享は相棒史上で稀代の天才キャラなんですよ。

それ故に、右京さんも自分の相棒のダークナイトを、事前に見破ることができなかったんです。

と、自分なりに割り切った結論を出してみました。笑

やっぱりダークナイトはとても残念な終わり方でしたので、そうでもして割り切ることにします。笑

そして、これについてさらに今後期待が持てる展開を予想してみましたので、続きの記事でご覧頂けますと嬉しいです。

続きはこちらです。

こちらの記事で、カイトくんがダークナイトだった本当の理由を書いてみました。きっとこれを読めば、season13の終わり方も、前向きに受け取れるのではないかと思っています。笑

 (記事トップ画像出典:tv-asahi.co.jp) 

 

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