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相棒劇場版Ⅱ「警視庁占拠~」悲しき復讐劇と官房長の死

「相棒 -劇場版II- 警視庁占拠! 特命係の一番長い夜」

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二作目の劇場版

相棒の劇場版は、これまでに二本出ています。

最初の劇場版である「絶体絶命! 42.195km 東京ビッグシティマラソン」と、スピンオフの劇場版である「鑑識・米沢守の事件簿」の二本です。

ですので今回紹介する「警視庁占拠! 特命係の一番長い夜」は、正式には相棒で三本目の劇場版と言うことにはなりますが、スピンオフ作品を除いた場合、二本目の作品となります。

最初の劇場版「絶対絶命~」はシーズン6とシーズン7の間に公開されています。

スピンオフの「鑑識・米沢守の事件簿」はシーズン7の放送終了直後の公開です。

これまではいずれもオフシーズン中に劇場版が公開される形です。

しかし、この「相棒 -劇場版Ⅱ- 警視庁占拠! 特命係の一番長い夜」に関しては、なんとシーズン9の真っただ中での公開と言う、これまでの劇場版ではなかったパターンでの公開。

シーズン9の第9話の放送翌日が公開日だったんです。

僕は現在、相棒を時系列に沿って全話制覇しようと思い、プレシーズンからDVDで一話ずつ見ています。

ようやくシーズン9に突入し、第9話を見終えたところですので…ストイックに時系列通りに見るとすると、次はこの劇場版Ⅱ「警視庁占拠! 特命係の一番長い夜」になるわけです。

最初の劇場版「絶対絶命~」では、右京さんの相棒は亀山薫です。

今作「警視庁占拠~」では、右京さんの相棒は二代目の神戸尊です。

神戸くんシリーズでの劇場版相棒です。

僕はこれ、テレビで放送されたものを、過去に二回ほど見ています。ですので見るのは三回目と言うことになるわけですが、時系列に沿っての流れで見るのは初めてですし、新たな気持ちで見返すことができました。

その上でのレビューを書いてみようと思います。

 

相棒劇場版Ⅱ「警視庁占拠~」のあらすじと感想

劇場版Ⅱのタイトルは「相棒 -劇場版Ⅱ- 警視庁占拠! 特命係の一番長い夜」。公開日は2010年12月23日です。相棒シーズン9第9話の放送翌日と言うことになります。

シーズン9が放送真っただ中で、ちょうどその折り返し地点での劇場版公開です。

それではまず、簡単にではありますが、「警視庁占拠! 特命係の一番長い夜」のあらすじから紹介したいと思います。

警視庁内で、警視総監、副警視総監を含む12人の幹部により定例の部長会議が開かれていました。そこに拳銃を持った一人の男が乱入し、12人全員を人質に取り篭城する前代未聞の事件が発生します。篭城した男から要求などが外部に提示されることもなく、時間だけが過ぎて行きます。特殊部隊による突入が準備されますが、右京さんと神戸くんはそれを食い止めるため、犯人の情報を集め始めます。しかしその甲斐もなく特殊部隊が突入し…犯人はその際に銃の暴発により死亡してしまいます。犯人の目的もはっきりしないまま事件は解決の方向へと進みますが…右京さん神戸くんの特命係が、犯人が篭城した理由を調べ始めると…そこには驚くべき真実が隠されていました。果たしてなぜ篭城事件は起きたのか?その背景には一体何が?特命係が真相を暴き出します。

おおまかではありますが、こんな感じの内容です。

僕はこれ、過去にテレビで見た再放送も含め、見るのは三回目くらいになるわけですが、やっぱり何度見ても面白いです!!

警視庁での人質篭城事件と言う、前代未聞の事件が発生するわけですよ。この事件を解決するために、特命係が奮闘して行くストーリーなのかな~と思いきや…。なんと、かなり前半でこの事件事態は解決してしまうんです。ネタバレですみませんが…汗。人質も無事に救出されます。

しかし、これだけでめでたしめでたし、で終わるわけはないですよね。笑

そこからさらなる大きな展開へと突入して行くんです。

人質篭城事件は、単なるプロローグに過ぎなかったわけです。

人質事件が前半で終わってしまいましたので、一瞬「あれ?」とは思ってしまうんですけどね。笑

いつの間にか、その後の大きな流れに惹き込まれて、見入ってしまいました。

人質篭城事件をきっかけとした大きな展開。

さらにはそれにも少しずつ絡みながら進んで行く、警視庁と警察庁の対立

最後にはまさかの小野田官房長が…。

いっときも目が離せませんでしたね~。

個人的には、相棒の劇場版では、一作目の「絶対絶命~」が一番面白いとは思っているのですが、この二作目もそれに負けじと面白いです。

「絶対絶命~」の方はスピード感やスリルもありましたし、最初から最後まで一つの事件を軸に展開して行きました。それに比べますと、こちらの「警視庁占拠~」は、多少話がバラけた感じはあったかと思います。その分、スピード感やスリルと言う点では、「絶対絶命~」の方が強かったかな、と。

偉そうにすみませんが…汗。

しかしながら、この二作目「警視庁占拠~」もめちゃめちゃ面白いですし、楽しめる映画であることは間違いないと思います!劇場版ならではの見どころもたくさんありますし。笑

相棒二作目の劇場版、存分に楽しませて頂きました!

 

劇場版Ⅱのゲスト出演者その1

それでは次に、劇場版Ⅱ「警視庁占拠! 特命係の一番長い夜」のゲスト出演者さんを紹介したいのですが…

当然かもしれませんが、劇場版のゲストさんって、通常版に比べますと豪華です。

知名度も高い役者さんが、ちょい役で出てたりもします。

ですので、段階を分けてゲストさんを紹介しようかと思います。

まず最初は、ストーリー全般にわたり、重要な役割で絡んでくるゲストさんから一名ずつ紹介します。

小西真奈美(こにしまなみ)

まず、篭城事件を起こした男と警察学校で同期であり、現在は警視庁総務部に勤務している、朝比奈圭子役で小西真奈美(こにしまなみ)さん。

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全編を通して今回最もメインだったゲストさんは、この小西真奈美さん演じる朝比奈圭子ではないかと思います。少し影がある役で、一切笑わない役だったんですけどね。小西真奈美さん、美人さんでした。

 

小澤征悦(おざわゆきよし)

続いて、警視庁で人質篭城事件を起こした男、八重樫哲也役で小澤征悦(おざわゆきよし)さん。

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世界的指揮者の小澤征爾さんの息子さんです。小西真奈美さん演じる朝比奈圭子と並び、ストーリー上とても重要度の高い人物役として出演しています。

 

國村隼(くにむらじゅん)

続いて、警視庁の副総監長谷川宗男役で國村隼(くにむらじゅん)さん。

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田丸警視総監に次ぐ、警視庁ナンバー2の人物です。國村隼さん、強面ですよね。とても悪そうな副総監の役でした。笑

 

今回、重要な役割でもあり、登場シーンも多いインのゲストさんは、この3名になるかと思います。事件のキーマン達です。

 

劇場版Ⅱのゲスト出演者その2

続きまして、先ほど紹介した3名のゲストさんに次いで、重要度が高かったかと思われるゲスト出演者の方々を紹介します。

葛山信吾(かつらやましんご)

まず、7年前に捜査中に爆発事故に巻き込まれ死亡した公安の捜査員、磯村栄吾役で葛山信吾(かつらやましんご)さん。

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小西真奈美さん演じる朝比奈圭子の元婚約者と言う設定です。葛山信吾さん、登場シーンはそこまで多いわけではないのですが、7年前の事件に関わった重要な役柄として出演です。

 

宇津井健(うついけん)

続いて、警察庁長官金子文郎役で、宇津井健(うついけん)さん。

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シーズン9第9話「予兆」からの流れで、この劇場版Ⅱにも登場しています。宇津井健さんは2014年に亡くなられていて、この後の出演は「相棒シリーズ X DAY」が最後となります。

 

品川徹(しながわとおる)

続いて、警視総監田丸寿三郎役で、品川徹(しながわとおる)さん。

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こちらも宇津井健さん演じる金子長官と同じく、シーズン9第9話「予兆」からの流れで登場です。図式としては、金子長官や小野田官房長と対立する立場です。

 

以上3名が、登場シーンはそこまで多くはないものの、最初に挙げた3名に続き重要度が高いかと思われるゲストさんです。

 

劇場版Ⅱのちょい役ゲスト出演者

劇場版には、ちょっとした脇役でも、けっこう知名度のある俳優さんが出てたりします。そんな方なども含めまして、登場シーンは多くありませんが、ちょい役のゲストさん達も紹介させて頂きます。

石倉三郎(いしくらさぶろう)

まずは、警視庁生活安全部長三宅貞男役で、石倉三郎(いしくらさぶろう)さん。

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警視庁で人質となった幹部の一人です。脇役ではありますが、メインのゲストさんに入れるべきか迷ったくらい、重要な役どころではあります。石倉三郎さん、すごく似合った役でした。笑

 

江波杏子(えなみきょうこ)

続いて、中華街を根城にする福建省グループの女性、李華来役で江波杏子(えなみきょうこ)さん。

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江波杏子さんは、中華街シーンのみでの登場です。豪華な使い方をしていますね…笑。少しミステリアスな中国人女性の役が素敵でした。江波杏子さんは残念ながら、2018年10月に76歳で亡くなられています。

 

小木茂光(おぎしげみつ)

続いて、警視庁警備部の第一課課長、飯島政史役で小木茂光(おぎしげみつ)さん。

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一世風靡セピアのリーダーだった人ですね。小木茂光さんは相棒には違う役で二度目の出演です。前回はシーズン2第19話「器物誘拐」で弁護士の役で出ています。

 

名高達男(なだかたつお)

続いて、警視庁通信部長の松下伊知郎役で、名高達男(なだかたつお)さん。

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ドラマや映画などでもよくお見掛けする俳優さんです。アウトレイジにも出ていたのをよく覚えています。今回は國村隼さん演じる副総監と仲良しの警察幹部役です。

 

丘みつ子(おかみつこ)

続いて、7年前に捜査中に死亡した公安の捜査員、磯村栄吾の母親、磯村幸恵役で丘みつ子(おかみつこ)さん。

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丘みつ子さんもワンシーンのみでの登場です。丘みつ子さんは母親役が多いことでも有名な女優さんです。今回も母親役です。

 

以上、何名か挙げてみたのですが、こう言ったところでしょうか。

他にも挙げるとすれば…シーズン9第9話「予兆」からの流れで、小野田官房長の側近、丸山英明役で平岳大(ひらたけひろ)さん。警視庁地域部長の鈴木光彦役で、大森博史(おおもりひろし)さんあたりでしょうか。平岳大さんは、相棒劇場版Ⅰ「絶対絶命~」で総理大臣役だった平幹二朗さんの息子さんです。母親は佐久間良子さんです。

あと、小野田官房長や陣川警部補も出ているのですが、もう二人とも相棒の準レギュラーかと思いますので、あえての紹介はこちらではしなくても良いかと。笑

 

影の管理官への復讐

この劇場版Ⅱは、大きな二つの軸があったかと思います。

一つが、警視庁で起こった人質篭城事件に端を発した復讐劇

もう一つが、警察庁による警視庁の改革に関わる事件

この二つが、それぞれ絡み合ったりもして、展開して行く形です。

そして、最初に挙げた篭城事件から始まる復讐劇なのですが、これがまた悲しい物語なんですよ…。

篭城事件を起こした八重樫哲也は元警察官です。

彼は、7年前に捜査員が死亡した爆発事件に関わっているのですが、その事件には裏があり、実は当時の警察幹部で「影の管理官」と呼ばれた人物が仕組んだ事件なのではないかと、その疑いを強く持っています。疑いと言うよりは確信に近いかもしれません。

その「影の管理官」をあぶり出すために、篭城事件を起こすんです。

ネタバレですみませんが…汗。

人質となった警察幹部は、警視総監や副総監も含めて12人です。八重樫はこの中にいる「影の管理官」をあぶり出そうとするんです。

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この事件が起こったのは、警視庁で定例の部長会議が開かれていた最中で、部長クラスも勢揃いしてるわけです。

もちろん内村刑事部長もその中に入っていますし、人質になっています。

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内村さんの人質シーン、なかなか貴重ですね。笑

なかなか見られないシーンですので。笑

この篭城事件は、特殊部隊の突入により、犯人の八重樫が死亡し解決はするのですが…

「影の管理官」への復讐劇は終わったわけではなかったんです。

もう一人の重要人物、小西真奈美さん演じる朝比奈圭子。

彼女は7年前の爆発事件で婚約者を失い、今回の人質篭城事件で警察学校の同期でもあり、おそらく友人でもあった男性を失うことになります。

そんな彼女が行動を起こすのですが…

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右京さんと神戸くんの特命係が、それを間一髪で阻止するんです。またしてもネタバレで申し訳ありませんが…汗。

このシーン、劇場版Ⅱの名シーンの一つだと思います。

彼女の頬を伝う涙がなんとも言えず悲しくて…

バックに流れる音楽も、より場面を際立たせていて、僕は泣きそうになってしまいました。

その後、右京さんの口から語られた言葉。

7年前に爆発で亡くなった磯村栄吾も、篭城事件を起こした八重樫哲也も、命を掛けて朝比奈圭子を守ろうとしたんだと。

それを聞いて、また心が打たれてしまいました。

「影の管理官」を巡る悲しい復讐劇でした。

 

小野田官房長の死

篭城事件に端を発した復讐劇の他に、「警察庁による警視庁の改革」と言うのが平行して進行していました。

金子警察庁長官と小野田官房長が主導して行っている形です。

どうやら金子長官と小野田さんは、「警察庁」を「警察省」へと格上げさせると言う大きな目標を掲げ、そのために警視庁も警察庁の管理下に組み込んで行こうと画策していたようなんです。

警視庁と警察庁の違いに関しては、難しくてまだ僕もはっきりと理解していないのですが、一応こちらの記事でもまとめてあります。

今回、金子長官と小野田官房長は、田丸警視総監を呼び出して、その件で料亭のような場所で話し合ったりもしています。警視庁改革に本気で取り組むようです。

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この警視庁の改革に絡み、小野田さんは少々強引な手段をとったりもしたんです。

それが原因となり…

なんと小野田さん、刺されて殺されちゃうんですよ。

今回のレビューはネタバレばかりで申し訳ありませんが…汗。

右京さんが「かんぼうちょー!!!!」と叫ぶシーンは、おそらく劇場版Ⅱで最大の目玉シーンかと。

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この直前に、小野田さんと右京さんは「正義」を巡り対立しています。小野田さん「正義の定義なんて立ち位置で変わるものでしょう」と言っていますが、右京さんは「絶対的な正義」が信条ですので、当然小野田さんの考えを受け入れたりはしません。

正義の対立で二人が揉めてしまった直後に…小野田さん刺されてしまうんです。

小野田さんは右京さんに向かって「殺されるならお前にだと思ってたのに」と最後に言っています。これも劇場版Ⅱではかなり印象深いシーンだったかと思います。

まさか小野田官房長が殺されちゃうなんて…

なかなかショッキングな大事件です。

これについては、別の記事でも考察しています。

小野田官房長の死と言うのは、亀山くんの特命係卒業に続く、相棒史上に残る大きな出来事だったのは間違いないかと。

この後、小野田さんの盛大な葬儀が行われ、右京さんと神戸くんも礼服姿で参列しています。よく見ると一課トリオとか米沢さんとか、相棒のレギュラー陣がみんな出席してます。

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葬儀の後、右京さんが篭城事件の捜査をこれ以上進めることは、死んだ官房長の意に反するのでは?と神戸くんが右京さんに問いかけます。

それに対する右京さんの答えが、これまたかっこ良かったんです。

だからと言って、僕は僕の進む道を変えるわけにはいきません。それが僕の官房長へのお別れの言葉です。

ぐっときました。

小野田官房長のご冥福をお祈りします。

 

劇場版Ⅱその他の見どころ

それでは次に、劇場版Ⅱ「警視庁占拠~」のさらに細かい見どころを挙げて行きたいと思います。劇場版だけに、細かい見どころもかなり多いです。

右京さんビルの窓から飛び降りる

右京さんが体に紐をくくりつけて、窓からいきなり飛び降りるシーン。

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これ、劇場版Ⅱの名シーンの一つではないかと思います。笑ってしまう系の名シーンですが。笑

警視庁のビルの、おそらくかなり上の方から飛び降りるわけですよ。そして篭城事件が起きているフロアまで降り、中の様子を撮影して戻ってくると言う、なかなかの離れ業です。

ミッションインポッシブルのトム・クルーズですね。笑

支えているのは、神戸くん、米沢さん、陣川警部補です。この三人に右京さんは命を預けて、何の迷いもなく降りて行きました。笑

右京さんってやっぱりどこかぶっ飛んでますね。笑

 

神戸くんと陣川警部補の初対面

先ほどの右京さんがビルの窓から降りるシーン。

このシーンではもう一つ注目すべき点がありました。

それは、「神戸くんと陣川警部補の初対面」です。

ここで二人は自己紹介をして、名乗り合い握手してました。すでに最初から陣川警部補は、神戸くんに対して先輩風を吹かせていましたが。笑

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この劇場版Ⅱの公開より一ヶ月ほど前に放送された、シーズン9第5話「運命の女性」でも陣川警部補が登場し、神戸くんと絡んではいますが…時系列としては、この第5話は劇場版Ⅱの後になるみたいなんです。

なので、まずこの劇場版Ⅱで初対面をし、第5話で二度目の対面をしてることになります。

陣川警部補、劇場版Ⅰではけっこう活躍してたんですけど、Ⅱではそんなに登場しませんでしたね。もうちょっと見たかったのですが。笑

 

特命係が横浜中華街

特命係が横浜の中華街に登場しました!

僕も何度か横浜の中華街には遊びに行ったことがあるのですが、右京さんと神戸くんが中華街を歩く姿を見て、なんだか嬉しくなってしまいました。笑

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今回、中華街で特命係は危ない目に遭います。中国マフィアっぽい集団に襲われそうになるんですよ。間一髪のところで助かりましたが。

中華街の裏側的な場面が登場したのですが、実際にそう言うのってあるんでしょうかね…?

なんだかそこだけ「不夜城」のワンシーンのようでした。ハードボイルドな相棒を見れて嬉しいです。笑

 

神戸&大河内のシャワーシーン

なぜか、神戸くんと大河内さんのセクシーショットが…笑。

二人のシャワーシーンです。

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これ、女性ファンにはたまらないシーンなんでしょうかね?男性の僕にはわかりませんが…笑。

しかも、大河内さんってゲイじゃないですか。

そう考えてしまうと、僕など本当に余計な心配ばかりしてしまうのですが…笑。

 

神戸&大河内が剣道

そもそも、なぜ神戸くんと大河内さんがシャワーを浴びているかと言いますと、二人で剣道の稽古をしたからなんです。

この劇場版に繋がるシーズン9第9話の最後では、神戸くんが大河内さんに呼ばれて剣道の稽古に向かうシーンがありました。その続きが見れたわけです。

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きっと二人ともたまにこうして稽古してるんでしょうね。

かつては伊丹さんと亀山くんの稽古シーンがあったのですが、伊丹さんが剣道強いことがその際に判明しています。

神戸くんもけっこう剣道強いっぽくて、大河内さんと勝負して勝ったみたいですね。その戦利品として、大河内さんからワインもらってました。笑

いつか神戸くんと伊丹さんの剣道対決とか見てみたいです。

 

神戸&大河内が衝突

神戸くんと大河内さんネタ続けます。笑

普段は仲良しな神戸くんと大河内さんですが、今回は事件の解決方法を巡って対立するんです。

右京さんと小野田さんの対立のような形です。

そしてなんと神戸くん、大河内さんの車の前にいきなり飛び出して、立ちはだかるんですよ。しかも二回も。

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101回目のプロポーズの武田鉄矢状態です。

これを見ていた右京さん、「君は時々、見かけによらぬ無茶をしますね」と。笑

 

陣川警部補の弟が

今回の事件のキーマンとして、曹良明(そうりょうめい)と言う人物が登場します。

この曹良明を演じている俳優さんなのですが、なんと陣川警部補の弟なんですよ!笑

陣川くんの弟と言うか、陣川くんを演じている原田龍二(はらだりゅうじ)さんの弟さんで、本宮泰風(もとみややすかぜ)さんです。

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松本明子さんの旦那さんですね。

僕は今回このことを初めて知ったのですが、確かにそう言われると似ていますね。

俳優さんが兄弟で相棒に出演するパターンは、これまでにも何人かあったのですが、陣川くんも兄弟出演していたとは!

ちなみにこの本宮泰風さんですが、まだ先にはなりますが、シーズン11の元日スペシャル「アリス」にも別の役で出演しています。

 

右京さんが神戸くんの手を引いて…

なんと、右京さんが神戸くんの手を引いて走る場面が!笑

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もちろんこれは、二人がゲイに目覚めたわけでもなんでもなく、事件の検証のためなんですけどね。笑

とは言え、なかなか見れない場面ですので、ちょっと面白かったですね。笑

 

一課トリオとたまきさん

劇場版Ⅰに比べますと、伊丹さんたち捜査一課トリオの出番が少し少なかったような気がします。Ⅰでは伊丹さんがボート乗ったりとか、かなり目立つシーンがあったんですけどね。

もちろん今回も要所要所では出てますけど。

あとはたまきさんも一回しか登場しませんでした。Ⅰではたまきさんも美和子さんとマラソンしたりとか、けっこう出てましたが、Ⅱでは花の里のワンシーンのみです。

米沢さんも、ちょいちょい出てはいましたが、やっぱりⅠの方が目立っていた気はします。

その辺りがちょっとだけ淋しい気もしてしまいました。

我儘ですみません。笑

 

最後の回転寿司

右京さんと小野田官房長の回転寿司シーン。

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お寿司屋さんは固定されていませんが、回転寿司のシーンはもう相棒では定番ですよね。

この劇場版Ⅱでも出てきました。

そしてこれが…

最後の二人の回転寿司シーンです。

そう考えてしまって、何とも言えない淋しい気持ちになってしまいました。

二人の回転寿司シーン、好きでした。

是非また見たいシーンですので、小野田官房長が実は生きていた!とか言う展開ないですかね?シーズン20辺りで。笑

そんな妄想をしながら、このレビューを締めたいと思います。

以上、今日は「相棒 -劇場版II- 警視庁占拠! 特命係の一番長い夜」についてでした。

 

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