ハゲで何故悪い
ごめんなさい。相棒、角田課長と中園参事官のハゲの話題について書いたのは一昨日です。そこから始まり、3日目のハゲについての記事になってしまいました…。相棒について書こうと思っているのですが、ついついハゲの話題だと熱くなってしまうんですよ。
昨日はハゲが目立たない髪型について書きました。その記事はこちらです。
昨日そんな記事を書いておいてなんなんですが…
何故ハゲを隠さなければいけないのか?そもそもの疑問です。世に問いたいと思います。なぜハゲじゃいけないんだ?と。
世の中には、ハゲを笑う風潮、馬鹿にする風潮、憐れむ風潮があります。それは紛れもない事実です。
そもそもハゲと言うのは身体的特徴であり、本人の希望や意志とは無関係に進行していくものです。
もちろんカツラや植毛など、それに対抗する手段はありますが、基本的には抗うことができない生理的現象です。
そもそも世の中は、何故ハゲを馬鹿にするのか?何故ハゲを笑うのか?
それはやはり、ハゲはその姿が滑稽に見えるからだと思います。本来あるはずの髪の毛の部分に、それがないと言うだけで、間抜けに見えてしまうんですよ。
また、ハゲ散らかしたりしてると汚く見える印象もあるでしょうし、バーコードにして隠したりしても、それも逆に滑稽に見えてしまうんです。
いわゆる、「じじい」や「おじさん」を嫌悪や蔑みの意味を込めて象徴するものにまでなってしまうんです、ハゲは。
ハゲはもてない。ハゲはかっこ悪い。ハゲは汚い。ハゲはおじさん。
そんなマイナスのイメージが強いですよね?
でもそれって、自然と出来あがったイメージなんでしょうか?それともいつの間にか誰かに植えつけられたイメージなんでしょうか?
ハゲ差別はいつから?
こちらの画像見てください。日本人なら誰もが知っている織田信長さんです。
(画像出典:nekomarimo.com)
この絵だけ見ると、織田さん完全にハゲですよね?
でもこの時代って、あえてちょんまげのおでこの部分を剃り上げるのがかっこいい!って思われてたみたいなんです。こんな感じで。
(画像出典:matome.naver.jp)
この髪型って、現代ではもちろんやっている人はほぼいないと思いますが、今の時代の価値観で言ったら、完全なハゲです。ハゲスタイルをわざわざやっているわけですよ。
そう考えると、戦国時代とかは、特にハゲに関しても差別はなかったんじゃないかな?と考察できるわけです。
時代が変わり、いつの間にかハゲが虐げられる時代に移り変わっていったわけですよ。多分。笑
薄毛イコール悪はプロパガンダ
アデランス、アートネイチャー、リーブ21、スカルプDなど、ハゲをターゲットにした市場って、かなり大きな市場だと思うんです。
ハゲがもてない、汚い、みっともないってイメージを作ったのって、そう言った企業なのでは?
僕はそんな疑いを持っております。
そもそも髪の毛が薄くなるなんて、自然な現象なわけですよ。個人差はあっても、年齢とともにじょじょに薄くなっていくはずです。
つまり、「髪の量が少なくなると言うことは、老いの象徴」なわけです。ですからそれに抗うために、みんな必死で髪を守ろうとするわけです。
そう言った若さへの渇望はビジネスになります。健康食品とかに通じるものはあるかもしれないですね。
ですからそれがビジネスになり得るわけですよ。
髪が多ければもてますよ!若々しく見えますよ!ってね。
だから余計に、ハゲはみっともないですよ。もてませんよ。って煽るわけです。
完全なプロパガンダです。
ハゲがかっこいい時代がいつか
僕はこんな世間の流れに立ち向かいたいと思ってます。
と言いつつ、ハゲを目立たないように髪型を短くしたりしてるので、説得力は皆無ですが…(苦)。
禿げてる方がかっこいい。禿げてない方がかっこ悪い。
いつかそんな時代が来るのではないかと。
むしろ40代でまだ全然禿げてない方が焦るくらいの(笑)おまえまだハゲてないの?ヤバくない?俺なんてもうこんなにハゲてるよ?
若者はみんな早くハゲたいと願う。いかにハゲるかを競い、育毛や植毛に金を掛けるのではなく、頭髪脱毛に金を掛けるくらいに。
メディアで活躍する俳優はみんなハゲ。アナウンサーもみんなハゲ。
ハゲてる方が就職にも有利。好印象。ファッション雑誌はハゲで溢れる。
そんな日が来ることを夢見ながら…今日も僕はスカルプDでシャンプーをしています。
(記事トップ画像出典:aibolove.club)
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