「神隠し」
相棒season2第13話のあらすじと感想
毎晩一話ずつDVDで相棒を見るのが、日々のささやかな楽しな今日この頃です。一杯引っ掛けながらの相棒は最高ですね。
本日は、シーズン2第13話について書きます。
相棒season2第13話のタイトルは「神隠し」。放送日は2004年1月21日です。このタイトルを見てまず、数年前の元日スペシャルでやった「アリス」を思い出してしまいましたが、全くそれとは別物です。僕はこれ、夕方の再放送でも見て、ばっちり覚えてましたね。
ざっくりとあらすじを書きますと…
ある小学生の女の子が行方不明になります。彼女が身に付けていた手袋やマフラーが、まるで暗号のように、色々な場所に目立つよう置かれています。右京さんと亀山くんは、そこから彼女の足取りを追いますが、簡単には少女を発見することはできません。一方、伊丹さん達の捜査一課も、誘拐などあらゆる線から捜査を進めています。そして捜査線上に浮上した一人の神父。また、女の子の友達だと言う謎のホームレス。一体彼女はどこに消えてしまったのか?彼女は生きているのか?
ネタバレしていないので、よくわからないかもしれませんが、おおまかにはこんな感じです。
率直な感想ですが、とても面白かったです。
そして、今回は感動シーンがありまして、僕はちょっとウルっときちゃいました…。相棒で泣きそうになることってあんまりないんですけどね。今回は最後の方で、涙腺を刺激されました。
いい話でした。
相棒season2第13話のゲスト出演者
今回もゲスト出演者はけっこう豪華です。一人ずつ紹介して行きます。
細川俊之(ほそかわとしゆき)
まず、行方不明になった少女がたまに訪れていた教会の神父、長谷川均役で細川俊之(ほそかわとしゆき)さん。
とても喋り方に特徴のある役者さんですよね。残念ながら2011年に亡くなられています。今回、相棒でもとても印象的な役で出演していました。
松尾貴史(まつおたかし)
続いて、行方不明になった少女の友達だったホームレス、吉田一郎役で松尾貴史(まつおたかし)さん。
松尾さんもとってもいい感じの役で相棒出てますね。僕が夕方の再放送でこの回を見たのは、もう何年も前になるのですが、「ホームレスの一郎くん」として、よ~く覚えてましたね。その後の相棒でも何度か再出演しています。ホームレス一郎くんの初登場は、このシーズン2第13話だったんですね。
水上竜士(みずかみりゅうし)
次に、行方不明になった少女の父親、大森郁夫役で水上竜士(みずかみりゅうし)さん。
たまに見掛ける俳優さんです。この方、豊原功補さんに似てませんか?僕は一瞬、豊原功補さんかと思いました。ので、豊原功補さんの画像も載せておきます。笑
(画像出典:m.sponichi.co.jp)
及森玲子(おいもりれいこ)
続いては、行方不明になった少女の母親、大森早苗役で及森玲子(おいもりれいこ)さん。
なんとなく見たことあるかな~と言った感じの女優さんです。失礼ですみませんが…。
ストーリーは、行方不明になった女の子と、その周りの大人たち(4人のゲスト)を中心に展開して行きます。
右京さん、捜査一課を騙す
捜査一課が右京さんにさんざん振り回され、へとへとになってました。笑
今回のコンビは伊丹さんと三浦さんです。二人とも、右京さんに見事に騙されて、振り回されるんですよ(笑)。なんだかんだ言いながら、右京さんの言うことは正しいと思っている二人です。ですので、右京さんの言葉は真に受けてしまうんですよね。純粋な刑事なので(笑)。
右京さんはと言えば、今回の捜査では一課の二人がちょっと邪魔なんですよ。ですのでどこか遠くに行っていてもらいたいんです。そこで、一課を意図的に騙すんです。「きっと隠し部屋があって、そこに子供がいるのでは?」と。
それを真に受けた伊丹さん、三浦さん、必死で隠し部屋を探し回るんです。
右京さんに騙される捜査一課。面白かったです。
あと、伊丹さんと亀山くんが教会の中でいつものように喧嘩して、神父に「神様の前ですよ」と怒られる場面もありました。笑
シーズン2第13話その他の見どころ
その他の見どころも、もちろん色々ありましたので、挙げてみます。
亀山くん小学生に蹴られる
亀山くんが、小学生にマジ蹴りされて痛がってました。
その際に「税金分くらい働け!警察!」って言われてましたね。最近の小学生は怖いですね~笑
災難に見舞われた亀山くんですが、この後別の小学生の女の子に「タイプです」って告されてもいました。笑
ホームレス一郎くんの部屋
今回初登場した、ホームレス一郎くんの部屋は段ボールハウスです。
公園の一角に自分で段ボールとか使って、小屋を建てた感じです。でもその小屋、なかなか立派なんですよ。外観もけっこうしっかりしてますし、何よりも中がすごいんです。
広いですよね。それに綺麗ですし、色々な物も揃ってます。普通に生活には困らないような部屋なんですよ。
僕は実際にホームレスの方が住んでいる小屋の内部とか見せてもらったことがないので…どの程度が標準なのかわからないのですが、少なくともこの一郎くんの部屋は、居心地良さそうだな~と思ってしまいました。
角田課長が子供服を…
特命の部屋で、事件の検証のため、右京さんが角田課長と米沢さんに手伝ってもらっています。
点在していた少女の衣服を、検証で角田課長が無理やり着てるんです。なかなか変態な感じにはなってますね。笑
角田課長、これに付き合ってくれるってことは、ほんとにかなり暇なんでしょうね。笑
神父の言葉と右京さんの懺悔
久しぶりに相棒で泣きそうになりました。
最後のシーンで、神父がとても心に沁みる台詞を残してるんです。僕は感動してしまいましたね。神父の優しさ、誠実さ、大きさを感じる一場面でした。
他にも、右京さん亀山くんが少女の両親に熱く語る場面もあり、そこもちょっとした感動シーンでした。
今回の相棒は、珍しく涙腺を刺激してきましたね。
そして最後に神父が右京さんに「告解の経験が?」と尋ねます。告解とはキリスト教で神に許しを乞う行為で、懺悔のような行為みたいです。
一瞬、右京さんってもしかしてクリスチャンなのかな?とも思ったのですが、どうやらそう言うわけでななさそうです。神父の問いに対して右京さん「16年前に一度だけ」と。
これって、おそらく小野田官房長と組んだ「人質籠城事件」のことを言ってるのでは?と。その事件では人質が亡くなってしまっているので、右京さんはそれについて懺悔をしたのかな~と、連想させる最後でした。
今回は、感動シーンありの、全体的に心に沁みる内容でしたね。とても良かったです。
以上、今日は相棒season2第13話「神隠し」についてでした。