「雪原の殺意」
相棒season2第15話のあらすじと感想
シーズン2も後半戦に差し掛かってきました。最終話がどんどん近づいて来ると言うのは、なんだかワクワクもしますし、淋しくもあると言う、複雑な気持ちにはなりますが。
本日は、シーズン2第15話についてです。
相棒season2第15話のタイトルは「雪原の殺意」。放送日は2004年2月4日です。前回14話のタイトルが「氷女」でしたので、それに続き寒そうなタイトルですね。冬のイメージです。シンプルなタイトルが続きますね。
では、今回もあらすじをざっくりと。
亀山くんが、偶然売春の待ち合わせ現場を目撃し、少女を逮捕します。その少女は北海道でも売春と売春斡旋で検挙されていることが明らかになり、そのまま亀山くんが北海道に護送することに。北海道警に少女を引き渡した亀山くんですが、少女が売春の斡旋までしていたと言う点に疑問を持ち、一人捜査をします。しかし途中で亀山くんの消息が不明に…。急遽右京さんも北海道に向かいます。
おおまかにはこんな感じです。北海道が舞台の相棒です。
そしてこの第15話ですが、一話で完結していません。第16話に続きます。二話完結ものですね。
第15話が札幌編、第16話が小樽編って感じです。
本記事では第15話について書きますが、両方通して見てみて、とても面白かったです。感動してしまいました。最後は少し泣きました。涙腺やられましたね。
相棒season2第15話のゲスト出演者
それでは今回も、主に登場していたゲスト出演者さんを紹介します。
前田愛(まえだあい)
まず、亀山くんに売春の容疑で捕まってしまった少女、本宮沙雪役で前田愛(まえだあい)さん。
前田愛さん相棒出てたんですね、知らなかったです。そしてやっぱりいい女優さんですね~。現在は歌舞伎俳優の六代目中村勘九郎さんの奥さんです。
小野武彦(おのたけひこ)
続いて、本宮沙雪を追うように現れる謎の男、工藤伊佐夫役で小野武彦(おのたけひこ)さん。
小野武彦さんも相棒出てたんですね、こちらも初めて知りました。この人も名優さんですよね。
河原さぶ(かわはらさぶ)
同じく名優さんがもう一人。北海道警の刑事である美濃部耕筰役で河原さぶ(かわはらさぶ)さん。
この人も個性の強い俳優さんですね。
一柳みる(ひとつやなぎみる)
続いて、本宮沙雪の母親、本宮みどり役で一柳みる(ひとつやなぎみる)さん。
失礼ながら、僕は存じ上げていない女優さんですが、本名なのか芸名なのかわかりませんが、珍しい苗字ですよね、ひとつやなぎって。読み方も。
内田朝陽(うちだあさひ)
続いて、本宮沙雪の大学の同級生、沖真二役で内田朝陽(うちだあさひ)さん。
ちょこちょこ色んなドラマとかで見る俳優さんですね。
マギー
そして最後に、シーズン2第7話で登場した若杉栄一役で、マギーさん。
第7話で彼は北海道に帰って行きました。今回は舞台が北海道と言うこともあり、再びに登場します。タクシー運転手として真面目に働いています。
メインのゲスト出演者はこんなところでしょうか。
今回は二話連続ものと言うこともあってか、ゲストさんけっこう豪華です。
相棒初の地方遠征
相棒をプレシーズン、シーズン1、シーズン2とここまで見てきましたが、特命係が地方に「出張」するのは初めてではないかと思います。
シーズン2の第1話で、右京さんが一人でロンドンにいた場面はありましたが、特命係として遠征した形ではありませんので。
相棒のロケ自体では、おそらく色んな地方に出向いて撮影してると思います。しかしドラマ内の設定では、基本的に関東圏内と言うか、警視庁の管轄内が舞台ではないかと。
ですので、その枠を大きく飛び出して、地方に遠征するのは今回が初めてです。
その舞台は北海道!
第15話は札幌。第16話は小樽です。
特命係が北海道で捜査する!って設定だけでワクワクしちゃいます。特別感ハンパないです。笑
亀山くんは、売春で捕まった少女、本宮沙雪を護送するため電車で北海道へ。
一方右京さんは、音信不通になった亀山くんを呼び戻すため、内村刑事部長の命令で飛行機で北海道へ。
行く時は別々なんです。
服装も北海道バージョンです。防寒仕様になってますね、二人とも。
亀山くんもあったかそうなコート着てますし、二人ともマフラーしてますね。
あとは、北海道ならでは。亀山くんカニ食べてます。
これ見たら僕もカニ食べたくなってきました。北海道行きたい!!
そして亀山くん、右京さんに続いて、美和子さんも北海道にやって来ました。
亀山くんは襲撃を受けて負傷し、入院しています。亀山くんが入院するのは相棒で初めてですね。
そして捜査のためにデルヘルのチラシを大量にポケットに入れていた亀山くん。美和子さんから怒られ、そのやりとりがコントでした。笑
タクシーの業界用語
マギーさん演じる若杉栄一。シーズン2第7話で登場した人物です。北海道出身ですが、東京で事件に巻き込まれ、亀山くん右京さんにとてもお世話になった人です。この人が北海道でタクシーの運転手してるんです。
で、今回は右京さんも亀山くんも、この若杉さんのタクシーで移動する形です。若杉さん大活躍です。
その途中で、タクシーの業界用語で「お荷物」って言葉が出てきます。これは「酔っ払い」を意味するらしいです。やっぱりそう言う隠語があるんですね。僕は全然知らなかったです。
ちょっと興味があったので、他にもタクシー用語を調べてみました。
・ゾンビ・・・タクシーがつかまらないお客様があちこちで手を上げている状態。
・工事中・・・警察の取り締まりのこと。赤信号と言われることも。
・お化け・・・長距離利用のお客様のこと。
・新婚さん・・・ワンメーターしか乗らない短距離のお客様のこと。
・20・・・暴力団のお客様。893=8+9+3=20で。
・枝・・・幹線道路からの裏道のこと。
・ネギ・・・お客さんからの苦情のこと。
などなど、他にもたくさんの隠語があるっぽいです。一部だけですが挙げてみました。
自分の知らない業界の隠語って面白いですよね。
札幌から小樽へ
第15話では、一つの事件はいったん解決したかに見えました。
しかし多くの謎も残り、舞台は札幌から小樽へと移って行きます。
僕は今回も一話完結ものとして見始めたので、予想外の完結しないパターン。
きっとリアルタイムで見てたら、続きが気になって仕方なかったでしょう。しかし僕はこれをDVDで見ています。その気になれば続きをすぐに見れる環境です。
相棒は一日一話と決めて、嫁と毎晩見ているのですが、さすがにこのパターンだと続きが見たくてたまりません。「キリが悪い」「中途半端」「スッキリしない」などの理由を述べて正当化し、一日一話の暗黙ルールを暗黙の了解で破ることに。
そして物語は第16話へと続きます…。