「警官殺し~銃に残された赤い指紋」
相棒season3第13話のあらすじと感想
本日は、シーズン3第13話についてです。
シーズン3はDVDなどでは第7話が欠番になっていますので、この第13話が第12話扱いです。欠番があるのはシーズン3だけですので、このややこしい話数もシーズン3だけです。
相棒season3第13話のタイトルは「警官殺し~銃に残された赤い指紋」。放送日は2005年2月2日です。第8話からずっと、サブタイトルっぽく「~」と付くパターンが続いています。タイトルから、警官殺しの事件なのかな~と推測できます。
それでは、まずは第13話のあらすじをざっくりと。ネタバレしない程度にですが。
亀山くんも以前お世話になったことがあり、地域の住民にも警察官たちからも慕われている交番のお巡りさんがいます。そんな誰からも愛されていた警官が、何者かに銃で撃たれ殺されてしまいます。事件発生時に近くで目撃された男は、亀山くんと深い因縁のある男。果たして彼が犯人なのか?それとも…。
これだけじゃ全然わからないかもしれないですけど…ざっとこんな感じです。
いつも僕はこのブログ内で、それぞれのストーリーの感想に関して「面白かったです」しか言ってないので、ちょっとバリエーションをつけなきゃな~とは思ってはいるのですが…
今回も、とても面白かったです。笑
だって、ほんとに面白いんですもの。なので感想が「面白かったです」になってしまうのは仕方ないじゃありませんか。笑
そしてこの第13話、いつもとは少し違う感じの流れで展開して行きました。ほんとにいつも飽きさせないですね、相棒は。
相棒season3第13話のゲスト出演者
それでは、恒例のゲスト出演者紹介から。第13話にメインで出演したゲストさんの紹介です。
武野功雄(たけのいさお)
まずは、警察官が銃で殺された現場近くで目撃された男、阿部貴三郎役で武野功雄(たけのいさお)さん。
この武野功雄さん演じる阿部貴三郎は、相棒二度目の出演になります!しかも記念すべき最初の相棒「プレシーズン第1話」で登場した人物なんです。
さらに言いますと、記念すべき、相棒最初の犯人なんです。笑
亀山くんは当時捜査一課にいましたが、この阿部貴三郎が原因で特命係に左遷させられちゃうんです。ですので亀山くんにとっては、超因縁のある人物なんです。
阿部貴三郎の登場と言う要素だけでも、かなり面白味がありました。
鶴田忍(つるたしのぶ)
続いて、警視庁の地域部長、十河輝久役で鶴田忍(つるたしのぶ)さん。
この方もよく見掛ける俳優さんですね。相棒では地域部長と言う偉いポジションの役です。内村刑事部長と同格ですね、部長ですから。
ちなみに、地域課と言うのは、交番やパトカーを管轄したり、110番の受付をしたりする部署みたいです。
特命係や捜査一課がいるのは、刑事事件を主に扱う刑事部です。その部長が内村さんです。
角田課長のいる組対5課は、正式には組織犯罪対策第5課で、組織犯罪対策部です。
今回メインで登場するゲスト出演者さんは、上記の2名になります。
銃で殺された交番勤務の警官を巡り、ストーリーが展開して行くわけですが、それにこの阿部貴三郎、十河地域部長が関わって行く形です。
亀山くんに覚悟を問う右京さん
真実を明るみに出すことは、大きな覚悟を伴う。
たまに右京さんが口にする言葉です。
今回も、右京さんと亀山くんが突き止めた真実を明るみに出すことは、結果的に誰かをとても苦しめることになりかねない、誰かの死を無駄にすることになりかねない、そんな状況が起こってしまいます。
ですがそれでも尚、真実を明るみにするべきだと主張する亀山くんに対し、右京さんがその覚悟を問います。
とてもかっこいい場面です。
亀山くんの覚悟を聞いた右京さん「それでは行きましょう」と。
かっこよかったです。しびれました!
さらに、別の場面でも右京さんの名言が。
「今の警察に必要なのは美談ではなく真実ではありませんか?」
これは十河地域部長に対して右京さんが発した言葉です。
右京さんやっぱかこいいですね。
右京さんと亀山くんがジャンケン
最後のシーンで、右京さんと亀山くんがジャンケンをする場面が。笑
公園のベンチで待つ右京さんに、亀山くんがハンバーガーとホットドッグを買って来るんです。で、どっちがいいですか?と右京さんに。
結局、最初はグーでジャンケンをすることに。
そして…なんと右京さんチョキ出して出して負けるんですよ!
勝手なイメージですけど、右京さんってジャンケンも超強そうじゃないですか。笑
負けない感じがしてたんですけど、あっさり亀山くんに負けるんですね。
なかなか貴重な場面です。笑
シーズン3第13話その他の見どころ
それでは、第13話のこまか~い見どころをいくつか。
大木さん小松さん捜査一課を覗く
組対5課のデコボココンビ、大木さんと小松さんと言えば、いつも特命係の部屋を覗いているのが定番です。
しかし今回、なんと捜査一課を覗いてるんですよ!笑
これはなかなか貴重です。
と言うのも、今回の警官殺し事件、銃が使われたこともあり、銃犯罪を担当しているのが角田課長、大木さん、小松さんの組対5課なんです。ですので捜査一課を出し抜いて、犯人を挙げてやろうって企んでるんです。で、捜査一課を覗いてるわけです。
それに対し、今度は芹沢さんが組対5課を覗く場面も…笑
覗き合いですね、盗み聞き合いっこしてます。笑
さらには、この件で角田課長が内村刑事部長に呼ばれて、ちょっと怒られてる場面も。
角田課長の組対5課は、内村さんの刑事部ではなく、組織犯罪対策部のはずなので、部署が違うんです。にも関わらず、捜査一課を出し抜こうとするな、と怒られてるわけです。笑
美和子さんの上司再び登場
シーズン3第11話「ありふれた殺人~時効成立後に真犯人自首!?」で初登場した美和子さんの上司、大久保康雄。阿南健治(あなんけんじ)さんが演じていて、キャップと呼ばれる取材グループをまとめるポジションの人物です。
このキャップが再び登場。そして美和子さんとけっこう激しく対立しています。
警視庁の記者クラブにいる限り、警察に煙たがられるような記事は書きたくないキャップ。それに対し、真実を記事にしようとする美和子さん。
これは警察組織を守ろうとする警察上層部と、真実を暴こうとする特命係の構図に似ています。
今後の美和子さんとキャップの関係にも注目したいです。今後も登場すればですが。
右京さん小野田さんと鍋
今回は、右京さんと小野田さんが、初めて見る場所で食事をしています。回転寿司ではないです。笑
二人で鍋を食べてるんですけど、一緒に鍋をつつくわけではなく、カウンターで一人用の鍋をそれぞれ食べる形のとこです。鍋料理ですね。ちょっと高級そうなお店な感じもします。
いつも回転寿司では、食べ終わったお皿をレーンに戻そうとして右京さんに怒られる小野田さん。
今回は、沸騰した鍋に蓋をして吹きこぼれ、それを右京さんに注意されています。笑
「沸騰した鍋に蓋をしたら吹きこぼれますよ」って。笑
二人の食事シーン、細かい笑いがあって好きです。
右京&小野田の食事をまとめた記事、いつか書きたいですね。
以上、今日は相棒season3第13話「警官殺し~銃に残された赤い指紋」についてでした。