『レベル4~前篇』
相棒season7第8話のあらすじと感想
本日は、シーズン7第8話についてです。
相棒season7第8話のタイトルは「レベル4~前篇」。放送日は2008年12月10日です。これは亀山くんが特命係を卒業する前の、最後の事件になります。タイトルに「前篇」と付いている通り、二話連続ものの前編です。
ではまず、第8話「レベル4~前篇」のおおまかなあらすじから。
国立微生物研究所で、致死率100%と言う危険なウィルスが研究員の一人により持ち出されます。その際に別の研究員一名も殺害しています。もし持ち出されたウィルスがばら撒かれたら、大惨事は免れません。警視庁は厳戒態勢で犯人の行方を追います。そして右京さん亀山くんも犯人を追うことに。そんな中、犯人は右京さんに対し、電話でゲームをしようと持ちかけ…果たして大惨事は回避できるのか?
ざっとではありますが、こんな感じの内容です。
一話では完結せずに、第9話へと続く流れです。二話完結物ですね。
今回はめちゃめちゃ面白かったです!
内容としては、劇場版とか元日SPとかで放送されても十分な内容でした。スリリングな展開も目が離せません。
これが亀山薫にとって最後の事件になるわけですが、まだそれは明かされなかったです。それに繋がる伏線のようなものはありましたが…。
ですので、純粋にストーリーを楽しむことができました。亀山くんの卒業と言う悲しい今後を考える間もなく。笑
意外と展開が早く、この第8話終了時点で犯人逮捕か?となるんですけど、それだけでは終わらないんです。もう続きが気になって仕方ありません。
めちゃめちゃ面白い第8話でした!
相棒season7第8話のゲスト出演者
それでは、第8話にメインで登場したゲスト出演者さんを紹介します。
袴田吉彦(はかまだよしひこ)
まず、殺人を犯し、危険なウィルスを持ち出した研究員、小菅彬役で袴田吉彦(はかまだよしひこ)さん。
シーズン7開始前に放送された、相棒の特別版である「名コンビ誕生篇」でもちらっと登場しました。それがこの事件に繋がっているわけです。ですので袴田吉彦さん、厳密には初登場と言うわけではないのですが。今回は最も重要な役で出演です。
大路恵美(おおじめぐみ)
続いて、ウィルスが持ち出された研究所の研究員、長峰千沙子役で大路恵美(おおじめぐみ)さん。
大路恵美さん、研究員の役がとても似合ってました。個人的には、「ひとつ屋根の下」と言うドラマに出てた印象が強いですね。
第8話に主に登場するのはこの2名になります。
レベル4のウィルス
今回は超危険なウィルスが持ち出され、それがばら撒かれるのでは?と言う事件です。
タイトルにもある「レベル4」と言うのは、ウィルスの危険度レベルのことを指します。
そしてこのレベル4と言うのは、危険度がめちゃめちゃ高いレベルのウィルスなんですよ。
レベル4の実験室がある国もかなり限られているみたいで、日本では「国立感染症研究所」と「理化学研究所筑波研究所」の二か所にのみあるようなのですが、近隣住民の反対などにより、実際に運用されているのはレベル3までみたいです。
今回の相棒で持ち出されたのは、超危険な「レベル4」のウィルスです。実際には実験室は稼働していないことになっていますので、非公式に実験されていたことになりますね。
ちなみに、インフルエンザはレベル2みいです。
レベル4は「天然痘」や「エボラ」があるみたいですね。
今回のウィルスは、袴田吉彦さん演じる小菅彬が作り出したウィルスで、感染すると48時間に致死率100%と言う恐ろしいウィルスなんです。
このウィルスの拡散を特命係が阻止する展開です。
そして、右京さんはウィルスに関してもかなり詳しい知識を持っていました。
さすが右京さんです。
亀山くん卒業への伏線
亀山くんは、この後の第9話で特命係を引退してしまいます。
しかし今回、そのことに直接触れられるような内容は出てきませんでした。
その代わり、それに繋がるような伏線が少しだけあって…それを見るだけでも、なんだか僕は淋しい気持ちになってしまいました…。
例えば、亀山くんは毎朝ジョギングを続けてるんですよ。
亀山くんは、ジョギングをすると事件に遭遇すると言うパターンが過去にも何度かありましたが、今回そう言うのは特になく。毎朝日課としてジョギング続けてるみたいです。
おそらくこれは、この後サルウィンに旅立つための体力作りですね。
あとは、特命係の部屋で、自分の部屋も綺麗に整頓したりしてるみたいで、右京さんはそんな亀山くんの変化に気付いていました。
淋しいです。
電車内での撮影
おそらく今回、相棒で初めて、普通電車の車内で撮影が行われたかと思います!
以前にも、シーズン6の元日SPで特急カシオペアが舞台となりましたが、今回は特急ではなく普通の電車です。
他の乗客も普通に乗っている状態で、右京さん亀山くんが犯人と接触する場面です。
なかなか貴重なワンシーンかと。
僕が認識している限りでは、これが普通電車では初めての撮影ではないかと思うのですが…もし過去にあったらすみません。その際にはどなたかご指摘頂けますとありがたいです。
シーズン7第8話その他の見どころ
それでは、さらに細かい第8話の見どころをいくつか挙げてみたいと思います。
相棒特別版との違い
シーズン7の開始前に、相棒特別編と言うのが放送されました。
その中で、特命係の二人が袴田吉彦さん演じる小菅彬を逮捕するシーンが出てきたんですけど、今回もその同じシーンが登場です。
特別版で出たシーンは、ここに繋がっていたわけです。
しかしです。
特別版の時と、違う点がいくつかあったんですよね。笑
基本的な流れは同じなのですが、犯人を待ち伏せるすシーンや、右京さんと亀山くんが階段の上下に分かれるシーンなど、若干違ってたんですよ。
特に深い意味はないと思うんですけどね。笑
何故違っていたのか謎です。
亀山家のテレビ
美和子さんが自宅でテレビを見ているシーンです。亀山くんは筋トレしながら見ていますが。
何気ない日常のワンシーンなのですが…亀山家でテレビが登場したのは、もしかしてこれが初めてでは?
今まで見た覚えがないんですよね。ですのでおそらく初登場ではないかと思います。
テレビ自体は置いてあったのかもしれませんが、付いてるのは初めて見ました。
※追記
コメント欄にて、過去にseason3第18話『大統領の陰謀』にて、亀山家のテレビが登場していると教えて頂きました!したがって、今回がテレビ初登場ではありませんでした。すみません…苦。
※追記2
すみません、さらにコメント欄にて、preseason3『大学病院助教授、墜落殺人事件!』が最初ではないかとご指摘を頂き、おそらくその通りだと思います。担架で運ばれる右京さんを、亀山くんがテレビで見つけるシーンです。修正ばかりでグダグダになってしまってすみません…。
伊丹さん無線で怒られる
上層部の指示だけで、見つかる可能性が低い犯人を探す伊丹さんと芹沢さん。
そんな上層部の命令に対し、伊丹さんが車内で文句を言いまくってるんです。
しかし、なんと警察無線が繋がったままで、伊丹さんの言葉は内村さんや中園さんに丸聞こえなんですよ。笑
そしてもちろん、無線を通して内村さんと中園さんに、伊丹さん怒られてます。笑
今回一番笑ってしまったシーンですね。笑
米沢さんが防護服
ウィルスの持ち出しと、殺人事件が発生した研究所で、捜査のため米沢さんと芹沢さんが防護服を着ます。
芹沢さんが着るシーンはなかったんですけど、米沢さんは着ていますね。
防護服が2着しか予備がないとのことで、伊丹さんや三浦さんは着ません。着たところ見たかったですけどね。笑
米沢さんの防護服姿と言う、ちょっと貴重な一場面でした。
防毒マスクだけは、裏相棒で装着していましたが。
そして第9話へと続く
少々ネタバレにはなってしまいますが…
特命係の活躍によって、危険なウィルスを無事警察が確保します。
これで事件解決、一安心かと思いきや…
なんと、米沢さんを含め、大勢の警察官の目の前で、ウィルスが入った容器が爆発してしまうんです。
ウィルスが拡散し、米沢さんも感染か??
と言うところで第8話は終わり、第9話へと続きます。
続きが気になって仕方ありません。
米沢さんの無事を祈ります。
以上、今日は相棒season7第8話「レベル4~前篇」についてでした。