『杉下右京はここにいる』
あらすじと感想
本日は、相棒配信オリジナル『杉下右京はここにいる』についてです。
TELASAでの限定配信で、放送開始は2020年12月25日です。動画配信サービスでのオリジナル配信としては初作品で、『冠城亘はここにいる』との2本同時配信です。
脚本は輿水泰弘さんで、出演もドラマでお馴染みの皆さんです。9分31秒の短編動画になります。
視聴にはTELASAへの登録が必要です。
ではまず、『杉下右京はここにいる』のあらすじから紹介していきたいと思います。テレビ朝日の公式サイトより引用させて頂きます。
捜査一課の奥にある資料室にいた杉下右京(水谷豊)。一課に戻ってきた伊丹憲一(川原和久)、芹沢慶二(山中崇史)、出雲麗音(篠原ゆき子)は、そうとは知らずに右京にまつわる“あるウワサ”について話し始める。
それは以前「特命係」にいた亀山薫(寺脇康文)、そして右京とは浅からぬ因縁があった警察庁長官官房室長・小野田公顕(岸部一徳)に関するものだった。部屋の奥から会話を聞いた右京は、そのあまりに衝撃的な内容に…!?
(引用元:https://www.tv-asahi.co.jp/)
僕はさっそくTELASAに登録し、視聴させて頂きました。
面白かったです!!
以前、劇場版の公開に合わせ、「裏相棒」というのが放送されたことがあります。最初の裏相棒は全8話、2が全4話、3が全5話で、いずれもショートコント的なスピンオフ作品となっています。
今回の配信オリジナルは、その「裏相棒」にかなり近い、と言いますか、裏相棒のプチグレードアップ版みたいな感じでした。裏相棒は特命係は一度も登場していませんので、右京さん冠城くんが出てくる、裏相棒的な。
『杉下右京はここにいる』は、右京さんにまつわる完全犯罪の噂のお話です。
捜一トリオの新メンバーとなった出雲麗音に、伊丹&芹沢がその噂を話し、それを右京さんがこっそり盗み聞きしているという、もう最初からクスっと笑ってしまう物語です。
で、その完全犯罪というのに、亀山くんや小野田官房長が関係しているという、ファンにはたまらない、懐かしい名前も出てくる大サービスも。
亀山くんの前に特命係に在籍した6人、というのも話題に上ってました。
右京さんの過去の名言なんかも取り上げられていました。
登場人物は、捜一トリオ、右京さん、冠城くんの5人です。冠城くんは最後の締めに出てくる形でして、メインは捜一トリオと右京さんですね。
このストーリー自体がどんな着地をするのかも気になりましたし、右京さんの噂そのもののというのも、めっちゃ気になりました。
そして噂そのものにも笑わせて頂きましたが、それをこっそり聞いている右京さんのリアクションが最高でした。笑
右京さんに驚く出雲麗音もすごかったですけど。笑
普段の相棒では絶対に見られない、数々の場面とストーリーを楽しませて頂きました。
こういういのは見ていてほっこりするというか、重たい話にはならないことがわかっているので、そういう意味での安心感もありますね。
たくさん笑わせて頂きました。
『杉下右京はここにいる』、面白かったです!!
見どころ
では続いて、『杉下右京はここにいる』の見どころを、いくつか挙げてみたいと思います。
盗み聞きをする右京
やっぱり一番の見どころは、噂話をこっそり盗み聞きしている右京さん、ではないかと思います。
しかもこれ、捜査一課の部屋なんですよ。なぜそこに、という理由は冠城くんの口から語られますが、この場にて右京さんはたまたま、自分の噂話をする捜一トリオに遭遇してしまい、気配を殺し壁際で聞き耳を立てることに。
この姿は、笑わずにはいられません。笑
しかも噂話の内容に、顔芸でツッコミを入れているような感じになっていますので、その表情もたまりません。
盗み聞きをしている右京さん、どこか楽しそうでもありました。笑
捜査一課の部屋
本編のドラマでも捜査一課の部屋というのはちょいちょい登場しますが、『杉下右京はここにいる』では、その様子をじっくりと様々なアングルで見ることができます。
こんなところに珈琲とかポットが置いてあるのか、こんなところにコピー機がなどなど、色んな発見があります。
おそらく時間帯は夜、電気も一部しかついていない、薄暗い捜査一課の部屋というのも貴重です。
そこで伊丹&芹沢&出雲の三人だけでお喋りしてるわけですからね。仲良しです。
いいものがたくさん見れました。
以上、今日は相棒配信オリジナル『杉下右京はここにいる』についてでした。