『冠城亘はここにいる』
あらすじと感想
本日は、相棒配信オリジナル『冠城亘はここにいる』についてです。
TELASAでの限定配信で、放送開始は2020年12月25日です。動画配信サービスでのオリジナル配信としては初作品で、『杉下右京はここにいる』との2本同時配信です。
脚本は輿水泰弘さんで、出演もドラマでお馴染みの皆さんです。6分7秒の短編動画になります。
視聴にはTELASAへの登録が必要です。
ではまず、『冠城亘はここにいる』のあらすじから紹介していきたいと思います。テレビ朝日の公式サイトより引用させて頂きます。
小出茉梨(森口瑤子)が営む「特命係」行きつけの小料理屋「こてまり」に、初めて組織犯罪対策第五課長・角田六郎(山西惇)がやってくる。まもなく店に来るという冠城亘(反町隆史)を驚かそうと思いつく角田だったが、実は亘はすでに店の奥にいて…。さらに、そこに思いがけず右京が現れ…?
(引用元:https://www.tv-asahi.co.jp/)
僕はまず最初に、『杉下右京はここにいる』を視聴しまして、その後立て続けに、こちらの『冠城亘はここにいる』も見てしまいました。年末で何かと忙しい時期なので、一日一本ずつにしようと思ってったんですけど、短い動画でしたし、ついつい二本まとめて視聴せずにはいられず。
そして、面白かったです!!
『冠城亘はここにいる』は、角田課長がこてまり、という本編のドラマでも一度も登場していないシーンからの始まりです。もうそれだけでテンション上がっちゃいますね。
で、角田課長と小手鞠さんのやりとりがメインになっていまして、そこに冠城くんが湧きで絡んでいき、終盤から右京さんも加わる形です。
登場人物は、右京さん、冠城くん、小手鞠さん、角田課長の4人です。
『杉下右京はここにいる』とはまた違ったドタバタ劇になっていまして、存分に笑わせて頂きました!
普段の相棒では、こてまりのこんな長いシーンは絶対に見れませんし、6分7秒もの時間それが楽しめるというのが、まず嬉しいです。で、何気に小手鞠さんの魅力が全開な短編でもありました。
角田課長のカバンなど私物が見れたり、ポマードというプチ情報だったり、右京さんの嗅覚の鋭さだったり、細かいあれこれも楽しめました。
全員の掛け合いがいい感じでした。
かつて「裏相棒」でも、花の里を舞台にしたおふざけが行われていましたが、その舞台が今度はこてまりになったことに、なんだか感慨深いものすら感じてしまいました。
ぜひこのコント、また別のバージョンでも見たいです。
『冠城亘はここにいる』、面白かったです!!
見どころ
では続いて、『冠城亘はここにいる』の見どころを、いくつか挙げてみたいと思います。
こてまりに角田課長
本編の相棒では、角田課長はまだ一度もこてまりには現れていません。
しかし『冠城亘はここにいる』では、おそらくここが右京さん冠城くんの行きつけだと知った角田課長が、一人で来店です。
ビールで一杯やってます。
小手鞠さんと角田課長も、本編ではまだ一度も対面していませんので、ここが初対面ですね。
角田課長、小手鞠さんにメロメロでした。
ぜひ今度は本編での来店も、お待ちしております。
来店時の右京さん
いつものこてまりシーンといえば、右京さんが既に席について、一杯やってる場面がほとんどかと思います。
しかしこのたび、なんと来店してから席につくまでという、たまらないシーンが。
こてまりさんにコートを預け、「いつもので」と注文してました。
右京さん、いつもこんなふうに来店していたんですね。
お得なものが見れた気分です。
こてまりの店内
『冠城亘はここにいる』では、普段は見られない、こてまりの店内を楽しむことができます。
いつもカウンターに立つ小手鞠さんの右手にあたる場所、その奥には冠城くんが潜んでいましたし、お座敷席の奥はトイレだということもわかりました。
そして、様々な角度からのこてまりも。
本編のこてまりでは、カウンターで呑んでいる右京さんと冠城くんを、右京さんの正面側から映した角度が定番です。
しかし今回は、あっちもこっちも、色んな角度から店内を眺めることができました。
カウンターの中にいる冠城くん、という大変貴重なワンシーンも。
いつかこの店内に、僕も入ってみたいです。
以上、今日は相棒配信オリジナル『冠城亘はここにいる』についてでした。