相棒が大好きだと嫁に言えず
今日は、うちの嫁と相棒について書いてみようと思います。
僕は無職の頃に毎日夕方やっていた相棒の再放送を見て、すっかり相棒に詳しくなりました。
僕は既婚者なのですが、嫁も専業主婦ではなく働いています。僕が再放送の相棒を見ている時、嫁は普通に働いていました。僕は自宅で毎日「新しい仕事を探している」ことになっていましたので、まさか相棒見たり昼ドラ見たりゲームやってるとは嫁は思ってなかったと思います。必死に仕事探してる振りしてましたから。笑
ですので嫁には相棒のことなど一切話しませんでした。いや、話せませんでした。
ところがです。
無意識に口ずさんじゃってたんですよ、相棒オープニングのテーマ曲を。
「ちゃーちゃららっ♪ちゃちゃ~ちゃ~ちゃ~♪」です。あれを無意識に鼻歌で歌ってたんです。しかも自宅で一日に何度も。風呂入ってる時とか、夕飯の準備してる時とか。
最初は嫁も特には気にしてなかったみたいなんですけど、ある日「それ、いつも歌ってるけど何の曲?」と聞かれたんです。
僕は一瞬答えに詰まりました。オリジナルだよって嘘を付こうかとも思ったのですが、それは相棒に対して失礼です。あんな名曲を僕のオリジナルにするわけにはいきません。
そこで「相棒だよ」って正直に答えました。
嫁「相棒って、あの刑事ドラマの?」
僕「そう、あの刑事ドラマの」
嫁「一緒に見たことないよね?」
僕「うん、一緒に見たことないね。」
嫁「いつ見たの?」
来ました、その質問。
とっさの嘘が思い付きませんでした…。
ので、全て正直に告白。毎日夕方再放送の相棒を見ていたんだと。あなたが汗水たらして働いている間、僕は相棒を見ていましたよ、と。
相棒に対する嫁の反応
僕が相棒ファンなのを告白すると、嫁は特に怒るわけでもなく、「そーなんだ。相棒って面白いの?」と。
救われました。
そこから僕は聞かれてもいないのに、相棒に関して嫁に饒舌に語り、当時もうすぐカイト君のシリーズが始まるところだったので、それを一緒に見よう!と説き伏せていました。
それに対し最初は「私別に興味無いし。」と冷めた反応だった嫁。
しかし僕が毎週見ているので、嫁も自然と付き合わざるを得ない形となり、いつの間にやら気付けば嫁も、掃除機をかけながら、お皿を洗いながら、お風呂に入りながら、相棒のテーマ曲を口ずさむように。
しまいには、相棒劇場版3のチケットをこっそり買って、サプライズで僕にプレゼントしてくれたことなんかもあります。笑
今では、二人で毎週水曜の放送を楽しみに待つようになりました。
めでたしめでたし。
(記事トップ画像出典:bokete.jp)