「亀山ロス」と言う言葉
僕がこのような相棒ブログを始めて、もう少しで一年が経とうとしています。
ブログを書くに伴い、他の方が相棒について書いているブログや、ニュース、Twitterのつぶやきなど、自然と目に入るようになりました。
僕は相棒ファンを自称してこんなブログを書いてはおりますが…まだまだファン歴はとても浅く、ペーペーです。古くからのファンの皆様には到底及ばないレベルではあります。
ですので、けっこう初めて耳にする言葉なんかもあったりします。
例えば「相棒クラスタ」とかもそうですね。僕はおっさんですので、まず「クラスタ」の意味がわからず、調べてしまったり。笑
それについてはこちらの記事で書いてありますので、よかったら見てください。笑
そんな中、、相棒ファンの間ではちょいちょい使われているかと思われる「亀山ロス」も、僕が初めて出会った言葉である一つです。
言葉の意味はわかります。
最近よく「~ロス」と言う言葉自体耳にしますからね。
福山雅治さんが結婚した時に「福山ロス」と言う言葉が飛び交っていたかと思いますし、「~ロス」は一般的にもけっこう浸透している言葉かと思います。
ですので、「亀山ロス」の使われ方もそれと同じです。
右京さんの相棒を長年務めた亀山薫。
彼が特命係を卒業してしまい、いなくなってしまったことに対しての喪失感、淋しさを表現した言葉が「亀山ロス」です。
亀山くんは相棒のプレシーズンからシーズン7の途中まで、実に約8年もの間、右京さんの相棒として活躍してきました。
右京さんの隣にはいつも亀山くんがいました。ですのでそれをずっと見てきた人にとっては、亀山くんがいなくなると言うのは、それはもう、とても大きな喪失感を伴う出来事なわけですよ。
まさに亀山ロスです。
亀山くんへの想い
僕が相棒を見始めたきっかけは、夕方の再放送です。
ですので過去の作品は、見ている話もあれば、見ていない話もあります。
このブログを書くにあたり、やはり最初から時系列に沿って相棒を全話制覇するべきだと思い、DVDにてプレシーズンから一話ずつ見ています。
夕方の再放送ですと、色々なシーズンがランダムに放送されていますので、右京さんの相棒は亀山くんだったり神戸くんだったりカイト君だったり。相棒が入れ替わるのが普通と言うか、違和感ない形です。
しかし、プレシーズンからDVDで見て行きますと、必然的に右京さんの相棒は固定されます。
ずっと亀山くんなんですよ。
遡ってDVDで見ている間は、僕は敢えて夕方の再放送は見ないようにしています。時間軸がごっちゃにならないように。笑
ですので、相棒をDVDで見始めて約一年。僕の中では、右京さんの相棒はずっと亀山くんだったんです。
純粋で不器用で情に厚い亀山くん。
時には右京さんと衝突することもあったり、右京さんに助けられることもあったり。
いつも右京さんと事件を解決する亀山くんの姿を、毎日のように見てきたわけです。
僕は遡ってDVDで相棒を見ていますので、亀山くんが卒業してしまうことは、もちろん既に知っています。シーズン7の途中でと言うのも知っています。
ですので、シーズン7が近づくに連れて、亀山くんへの「辞めて欲しくない」「卒業して欲しくない」と言う想いが強くなってしまって、シーズン7は見たいけど、亀山くんの卒業は見たくない、と言う複雑な心境に…。
もう右京さんと一緒に事件を解決する亀山くんが見れないなんて…
淋し過ぎます。
いつも真っ直ぐな亀山くんが大好きでした。
シーズン8までを見終えて
亀山くんへの想いをたった今語った僕ではありますが…。
つい先日、シーズン8を全て見終えました。
シーズン7の最終話で二代目の相棒である神戸尊が登場し、シーズン8は神戸くんでの最初のシーズンです。
率直なシーズン8の感想ですが、めちゃめちゃ面白かったです。
全編通して内容のクオリティも高く、とても楽しめました。
さらに言いますと、シーズン7の後半、亀山くんが卒業してしまい、右京さんが一人きりになってからの期間。これもめちゃめちゃ面白かったです。
つまり、結果的に言いますと、「亀山くんが卒業した後の相棒も、とても面白かった」と言うことになりますね。
ここまでさんざん、亀山ロスなどど書いておきながら、その後のシーズンも存分に楽しんでしまったわけです。
僕は薄情なのでしょうか…?笑
そんなふうにも考えてしまうんですよ。
正直に申し上げますと、亀山くんが卒業した後の相棒を見ていて、僕はほとんど「亀山ロス」を感じなかったんです。
もちろん、ふとした瞬間に亀山くんのことを考えてしまったこともあります。亀山くんがいたらな~とか、亀山くん元気かな~と。
しかし、いわゆる「亀山ロス」状態には僕は特にならなかったんですよ。
右京さん一人の特命係もとても楽しめましたし、神戸くんが新しい相棒になると言う展開から、二人の関係が出来上がって行く様子、こちらもとても楽しめました。
(画像出典:www.tv-asahi.co.jp)
ですので、相棒を見ていても、亀山くんのことを思い出さない時間の方が圧倒的に多かったわけです。
薄情者ですみません…汗。
しかし、これが正直な気持ちなんですよ。
むしろ、亀山くんが卒業する前、そうですね、シーズン6の後半辺りからの方が、僕的には「亀山ロス」と言いますか「亀山ロスへの不安」が強かったかと思います。卒業する直前までの方が、亀山くんへの想い入れが加速した感じがするんです。
もちろん亀山くんの卒業は淋しかったですし、泣いてしまいました。
しかし、実際に卒業してしまってからは、その後の相棒を純粋に楽しんでいたわけです。
これは僕は薄情なわけではないです、きっと。笑
相棒が面白いから仕方なかったんです。
そう考えることにします。
もしも亀山薫が卒業していなかったら
もしもの話をしても、それはあくまでも仮定の域を出ませんし、全ては想像の範疇ではありますが…。
それでもちょっと考えてみたいのは、「もしも亀山くんが特命係を卒業していなかったら」についてです。
亀山くんが何故シーズン7で卒業してしまったのか、様々な噂があったりはしますが、その真実は僕たち視聴者にはわかりませんし、どうこう言うことでもないかと思います。
ストーリー上では、亀山くんはサルウィンに旅立ち、子供たちに正義を教えると言う、とても前向きな卒業です。
ですので、僕もそれを受け入れています。
サルウィンで子供たちに日本語を教えたり、井戸を作ったりしている亀山くんの姿。それを想像しただけで、彼の卒業がとても気持ちの良いものになりますので。笑
そして、亀山くんの卒業と言うのは、相棒にとっても重要度が非常に高い出来事だったかと思います。
もし亀山くんの卒業がなかったとしたら、相棒は今も続いているのでしょうか?
仮の話ですので、もちろん様々な可能性も考えられますし、一概には言えないことだらけではありますが。
もしかしたら、マンネリ化が進んでしまい、相棒自体が終わっている可能性もあります。
また、マンネリ化を打破するために、亀山くんの卒業案と言うのも、自然と浮上していた可能性もあるかと思います。
亀山くんが卒業したことによって、「右京さんの相棒を新しいキャラクターにする」と言う選択肢が生まれたわけです。
現在は、「次の相棒が誰になるか?」なども大きな話題を集めるニュースにもなっていますし、それが新たな相棒の魅力にもなっているかと思います。
(画像出典:www.tv-asahi.co.jp)
ですので結果的に、亀山くんの卒業は、相棒にとってプラスに働いたのではないかと、僕はそう思っています。
あくまで個人的な見解ですが。
もちろん亀山くんは大好きでしたし、卒業は悲しかったですけどね。
それでも、これまでの相棒を全体として見た時に、亀山くんの卒業は、相棒を継続させる大きな要素だったのではないかと。
そんなことも考えたりするわけです。
と、今日はなんだかいつもよりも真面目な内容になってしまいましたが…笑
亀山ロスについて、あれこれと書いてみました。
そしてまた明日から、神戸くんでの2シーズン目、相棒season9を存分に楽しみたいと思います。
相棒最高!
(記事トップ画像出典:www.sakonet.jp)