相棒が好き過ぎて

ドラマ相棒が好き過ぎるが故の戯言と悪ふざけ

相棒シーズン15第11話。副総監の娘と中園参事官の男気。

「アンタッチャブル」

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相棒season15第11話のあらすじと感想

本日は、シーズン15第11話についてです。

相棒season15第11話のタイトルは「アンタッチャブル」。放送日は2017年1月11日です。元日スペシャル後の、通常版としては2017年一発目の相棒となります。ここからシーズン15も後半戦に突入です。タイトルから、ついついお笑いのアンタッチャブルを想像してしまいますが…笑。どんな内容なのでしょうか。

ではまず、第11話「アンタッチャブル」のおおまかなあらすじから。

会社員の男性が、人通りの少ない道で何者かに刺され、殺される事件が発生します。有力な手掛かりもないまま捜査は難航しますが、事件を目撃したと言う中学生の少女が現れます。しかしその少女は警察上層部のある人物の娘だと言うことがわかり…上層部からの指示で、捜査員は少女と直接会うことを禁止されてしまい、情報の詳細を得ることができません。そんな中、右京さんと冠城くんが捜査のため事件現場に立ち寄ると、近くの空き家にたむろしていた少年少女の中に、目撃者の少女がいることがわかり…。特命係は少女から情報を聞き出し、犯人に辿り着くことができるのか?右京さんと冠城くんが真相を究明します。

ざっくりではありますが、だいたいこんな感じの流れです。

今回も面白かったです!!

クオリティの高い回でした。

殺人事件の犯人を見つけると言う大きな流れの他に、目撃者が警察上層部の娘と言うもう一つの大きな要素が絡んできます。また、さらには特命係の存続が危うくなるのでは?と言うこれまた別の大きな流れも絡んで来る形で…それが全て繋がっているんですけどね。とても中身が詰め込まれた内容だった気がします。

今回はまず、事件発生後にいきなり特命の二人が内村さん中園さんに呼び出され、目撃者と接触するなと釘を刺されます。特命が怒られるのはいつものことではありますが、捜査する前から釘を刺されるパターンと言うのは珍しいのではないかと。笑

内村刑事部長と中園参事官ですが、かなり登場シーンも多かった回だと思います。もはやこの二人のやりとりはコントみたいなもんですけどね…笑。特に今回は、中園参事官の貴重なシーンがけっこうありました。そう言った意味でも面白かったです。

また、今回最も重要な役で登場したのが、警察上層部の中学生の娘なのですが、彼女は今後も登場しそうな雰囲気がありましたね。特命係の今後にも、何かしら大きく絡んでくるのでは?と予感させられるような展開もありました。

今後に繋がって行きそうな第11話。

とっても面白かったです!

 

相棒season15第11話のゲスト出演者

それでは続きまして、第11話に主に登場したゲストさんを紹介します。今回メインで登場したのは一名のみになります。

桜田ひより(さくらだひより)

まず、事件の目撃者である市原里奈役で、桜田ひより(さくらだひより)さん。

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ネタバレになってしまいますが、彼女は衣笠副総監の中学生の娘の役です。失礼ながら僕はこの桜田ひよりさんと言う女優さんは知りませんでした。2002年生まれの14歳とのことですので、これからどんどん色々なところに出てくる女優さんかもしれないですね。個性的な美人さんでした。今後のご活躍を期待しております。

今回主に登場するゲストさんは、この桜田ひよりさん一名になります。

 

衣笠副総監の娘

前話である第10話「帰還」で久しぶりに登場した、大杉漣さん演じる衣笠副総監

この第11話でも登場しました!

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二話連続での登場と言うことになりますね。

シーズン15の第1話で初登場し、二度目が第10話でしたので、これが三度目の登場と言うことになります。

前話が元日スペシャルでしたので、もう最終話スペシャルまで出て来ないのでは?と僕は思っていたんですけどね。連続で出てきましたね。笑

そしてなんと今回は、その衣笠副総監の娘が登場しちゃいます。

しかも事件の目撃者と言う、事件の解決には欠かせない重要人物としての登場です。

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衣笠副総監の娘ではありますが、彼女のフルネームは市原里奈です。苗字衣笠ではないんです。違うんですよ。

これは、過去に副総監の殺害予告があり、家族にも危険が及ぶことを避けるため、副総監の娘だとバレないように母親の旧姓の苗字を名乗っているみたいです。

そしてそのお母さんですが、その時の心労などで現在も療養中とのこと。

父親も警視庁の副総監ですし、忙しい人かと思います。

ですので彼女はいつも一人で夕飯を食べてるみたいで…

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とても寂しそうでした。

なんだか見ていた僕まで淋しい気持ちになってしまいました。

衣笠副総監の家が登場するのも今回が初めてですが、何やら副総監の家は複雑な事情が色々とありそうですね。

おそらく今後も登場するのでは?と思われるような展開がありましたので、その辺り楽しみでもありますが。

もしかしたら彼女が、存続の危機に陥った特命係の救世主になっちゃったりするかも。なんて思ったりしちゃいました。

 

中園参事官の男気

いつも内村刑事部長と共に、特命係を怒っている中園参事官。

内村さんのご機嫌を取っている姿もお馴染みです。

しかし、そんな中園参事官ですが、今回は意外な一面を見せています。

目撃者である少女が衣笠副総監の娘であることから、余計なとばっちりを避けるため、捜査員と少女の接触を禁止した内村さん。もちろん中園さんもそれに追随しています。

しかしです。

今回の事件で何者かに刺殺された被害者には、娘がいました。そして殺された日は、その娘の誕生日だったとのこと。

それを知った中園参事官は、心が揺れてしまうんです。

と言いますのも、中園さんも娘がいるんです。これはシーズン11の第14話で明かされていましたが、当時娘は中学生でしたので、おそらく現在は高校生になっているかと。

ですので、被害者に感情移入してしまうんですね。そして、一刻も早く事件を解決したいと。

立場としては目撃者の少女と捜査員の接触を禁じてはいるものの、事件解決のためには目撃者から情報を得たい。その板挟みで揺れてしまうわけです。

そして結果的には、特命係に重要な情報を提供してくれるんです。しかも、うっかりミスで口が滑った風を装い、内村さんに気付かれないように。笑

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そのことで中園さんは、内村さんにこっぴどく怒られちゃうんですけどね。笑

しかしその後一人になった中園さん。扉の向こう側にいる内村さんに向かって…

警察官の初心に帰れ。あんたの出世より犯人逮捕の方が優先だ」と発言しています。

もちろん内村さんに聞こえないようにですが。笑

そして中園さんが情報を提供してくれたことで、特命係は事件を無事解決します。

中園さんおかげです。

中園参事官が男気を見せると言う、かなりレアな回でした。

たまにはやる男ですね。

背中もかっこ良かったです。笑

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中園参事官の私服と家族

中園さんネタをもう一つ続けます!笑

なんと今回、中園さんの私服シーンが登場しました。

中園さんと言えば、ほぼ制服の姿でしか登場していませんので、その私服が見られるなんて!笑

こちら、中園参事官の私服です。

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中園さんプライベートではこんな服装してるんですね。笑

一人で蕎麦屋で外食しています。

中園さん、おそらく休日だったと思うのですが、娘が出掛けて行き、奥さんも出掛けてしまい、お昼ご飯は適当に済ませて、と奥さんに言われちゃってました。それで一人で蕎麦屋に来たみたいです。

家では完全に娘にも奥さんにも虐げられてますね。笑

ちなみに、娘はバンドの練習に。奥さんはタロットカードのセミナーに出掛けて行きました。笑

中園さんの家も登場しています。も顔は見えませんが出てきてますね。奥さんも。

こちら中園さんの娘です。顔は出てません。

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こちら中園さんの奥さんです。後ろ姿のみです。

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中園参事官のプライベートがこんなふうに登場するのは、長い相棒史上でもこれが初めてですね。

さらには中園さんの、古い警察の友人なんてのも出てきちゃってます。現在は所轄の刑事さんで、お互い若い頃に一緒に働いたことがあるみたいです。

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どちらも頭が薄くなっていますので、ハゲネタでプチ盛り上がりしてました。笑

中園さんのハゲネタは鉄板ですからね。笑

 

青木年男の目的

サイバーセキュリティー対策本部の特別捜査官として、いつも特命係に協力してくれる青木年男

米沢さんがいなくなってしまった後、特命係にとっては、何かと手助けをしてくれるありがたい存在です。

しかしこの青木年男は、表向きは特命係に協力していますが、裏では二人を憎んでいるような一面を覗かせることも。何かしらの企みを持って特命に接近しているものと思われます。

そんな青木年男の裏の顔が、今回いよいよ明らかになってきました。

青木年男は、元々衣笠副総監のコネで警視庁勤務になったと自分で言っています。父親が衣笠副総監の幼なじみみたいなんです。自身の口でそう言ってます。

つまり、青木年男と衣笠副総監は繋がってるわけですよ。

初めてこの二人が会っているシーンも登場しています。

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さらにはこの時、青木年男が「特命係行動記録」なるものを副総監に提出しています。

これは、青木年男は特命に協力している振りをして、その行動を探り記録していたと言うことになりますね。

二代目相棒の神戸くんがスパイとして配属された頃を思い出してしまいましたが。

特命係行動記録」には、歴代の相棒の名前も書かれています。亀山くんも神戸くんもカイトくんも。

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久しぶりに「亀山薫」の名前を相棒で見ましたね。これはちょっと嬉しくなりましたけどね。しかもこの部分は、プレシーズン第1話の詳細が書かれている報告書みたいですね。亀山くんが特命係に左遷させられるきっかけとなった事件です。

どうやら青木年男の目的は、副総監を使って「特命係をつぶすこと」のようです。「特命係の終わりの始まり」だと明言していました。

そのために特命係に協力していたんですね。

一方、衣笠副総監も特命係を良く思っていません

特命係のことを「小野田公顕が作り、甲斐峯秋が存続させた警視庁の負の遺産」だと言及していました。

青木年男と衣笠副総監。

特命を潰そうとするこの二人と、右京さん冠城くんの特命係。

今後大きな波乱が待ち受けていそうです。

 

シーズン15第11話その他の見どころ

それでは今回も、さらに細かい見どころをあれこれと挙げてみます。

花の里でくず餅

花の里で、月本幸子さん手作りの葛餅が出てました。こちらです。

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美味しそうですね~。

右京さんと冠城くんは、副総監の娘を花の里に連れて行き、話を聞いています。その際に月本さんが葛餅を出してくれました。花の里で制服姿の中学生がいる絵と言うのも、これが初めてではないかと言う貴重な場面ですけどね。

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みんな葛餅の感想、美味しいって言ってました。

僕もお茶と葛餅で一息つきたくなりました。笑

 

古轍の説明

僕は以前、内村刑事部長の後ろの額に書かれている「古轍」について記事を書きました。以前書いた記事はこちらです。

古轍を自分で調べて記事を書いたのですが、なんと今回、この意味を中園さんが説明してくれてました。

古轍とは、「前例に乗っ取り規律を守る」ことだと。

内村さんにぴったりの言葉ですね。笑

 

左利きの人の割合

相棒に学ぶちょっとした雑学です。

右京さんが「左利きの人の割合は、人口のほぼ一割」だと言っていました。

これ、僕は初めて知りました。

念のため調べてみたのですが、世界の統計で11%と言われているそうです。

つまり、10人に一人の割合で、左利きの人がいるってことですね。

勉強になります。

 

何をしてるんですか!

右京さんが犯人に向かって「何をしてるんですか!!」と叫ぶ場面がありました。

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これ、僕は劇場版Ⅲの「何をしたんですか~!!!」を思い出してしまいました。笑

その時ほど叫び方は激しくはなかったんですけどね。

似た台詞が聞けて嬉しかったです。笑

以上、今日は相棒season15第11話「アンタッチャブル」についてでした。

 

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