「パスワード」
相棒season15第15話のあらすじと感想
本日は、シーズン15第15話についてです。
相棒season15第15話のタイトルは「パスワード」。放送日は2017年2月15日です。シンプルなタイトルですが、何かしらのパスワードが事件の鍵になりそうなタイトルですね。そのままの解釈ですが。笑
それではまず、簡単にではありますが、第15話「パスワード」のあらすじから紹介したいと思います。
胃潰瘍で入院した月本幸子さんのお見舞いに訪れた右京さんと冠城くん。その病院で伊丹さん芹沢さんと出くわします。介護ヘルパーが何者かに刺殺されると言う事件が起き、そのヘルパーの訪問介護を受けていた盲目の女性が、腕を負傷して入院しているため、事情聴取に訪れたとのこと。それを聞いた特命係も捜査を開始します。被害者の部屋からは、盲目の女性の手作りである香水が発見されますが、彼女と被害者はいつも言い争いばかりしていたと言う証言も。果たして彼女とヘルパーの関係は?犯人は彼女なのか?だとしたら目の見えない彼女はどのように犯行を行ったのか?特命係が真相を究明します。
ざっとではありますが、だいたいこんな感じの内容になります。ちょっとわかりづらいですかね…汗。まとめるのが下手ですみません…。
今回も面白かったです!!
盲目の女性を中心にしてストーリーは展開して行きます。彼女と関わりのある人間は、姉、恋人、そして殺されたヘルパー。それらがどう絡んで行き、事件にどう繋がって行くのか、最後まで真相が読めませんでした。
相棒で盲目の人物が中心になる事件と言うのは、今回が初めてのパターンですね。
盲目が故に、そこには生きて行く上で大変な部分ももちろんありますし、彼女自身の精神的な葛藤や苦悩もあります。そしてそれを取り巻く人の善意や悪意。そう言ったものにスポットが当てられたストーリーだったと思います。
ちょっと切なくなってしまうような物語もあって、ハッピーエンドとは言えない結末ではありましたが。
そして今回は、点字と香水が事件解決への大きな鍵だったのですが、右京さんも冠城くんも、二人ともそれぞれの持ち味を発揮して、事件解決へと突き進んで行きます。
また、今回はストーリー以外の見どころも色々あった回でもありました。
前話と前々話が二話連続ものの「声なき者」で、その後に僕は劇場版Ⅳを映画館で見てしまいましたので、今回は久しぶりの「通常版」相棒を見た感じがしました。笑
第15話、楽しませて頂きました!
相棒season15第15話のゲスト出演者
それでは続いて、第15話に主に登場したゲストさんを紹介します。今回メインで登場したのは一名になります。
橋本真実(はしもとまみ)
殺されたヘルパーから訪問介護を受けていた盲目の女性、井上真奈美役で橋本真実(はしもとまみ)さん。
失礼ながら僕は知らない女優さんだったのですが、盲目の女性の演技、本当に目が見えないかのようでした。役者さんって凄いな~と思ってしまいました。魅力的な演技でした。ウィキペディアを見たところ、MISSIONと言うアイドルグループにいた方とのこと。90年代後半ですが。
今回主に登場するゲストさんは、この橋本真実さんのみになります。他には橋本真実さん演じる盲目の女性の姉、松本貴子役で池津祥子(いけづしょうこ)さん。恋人の吉田光雄役で田中幸太朗(たなかこうたろう)さん。殺されたヘルパーの小松崎洋一役で小林且弥(こばやしかつや)さんが、橋本真実に次ぐゲストさんでしょうか。池津祥子さんは別の役ですが、今回が相棒には二度目の出演になります。シーズン4第12話「緑の殺意」にちょい役で出てます。
盲目の女性vs右京さん
僕は目が見えなくなった経験がありませんので、実際に目が見えないとはどう言うことなのか。生活して行くのがどれくらい大変なのか。相手の接し方によってどんな気持ちになるのか。
全ては想像することしかできません。
今回登場した女性は、頭も良くてしっかりした女性です。とても強い人です。
ですが誰しもそうであるように、本当は弱さを抱えていたりもします。
また、自分がしっかりしているが故に、他人に対して尖ってしまう部分もあったり、目が見えないことで周りから気を遣われることを極端に嫌がったりもしています。
その辺りの葛藤、なんとなく想像することしかできませんが…。少なからず、目の見えない人はそのような想いをした経験があるのかな~、とか思ってしまいます。
周りの優しさに逆に気を遣ってしまったりするのかなって。
かと思えば、それとは正反対に、悪意を持って近付く人々。
目が見えないと言うのは、犯罪を行う側から見たら、それは格好の標的になっちゃったりもしますからね。そう言う犯罪ってほんとに卑劣だと思います。
今回の相棒を見ていて、ビョークの「ダンサー・イン・ザ・ダーク」をちょっと思い出してしまいました。
しかしながら、今回の彼女はとても頭が良いので、ちゃんとそれを見抜く術を持っていたりするんです。例えば、誰かが勝手に引き出しを開けたら、目が見えなくてもわかるようにしておくとか。なかなか凄いです。
そんな盲目の女性と、右京さんは今回闘うわけです。
なかなか手強い相手ではあるんですけどね。
もちろん最後には右京さんが彼女の上を行くわけですが、そんな右京さんに対して彼女が最後に発した言葉が…
「あなたはきっと、血も涙もないロボットみたいな顔してるんでしょうね」と。笑
右京さん、そんなふうに思われちゃったんですね。
それを聞いて僕は、ちょっと右京さんがかわいそうになりました。笑
シーズン15第15話その他の見どころ
それでは続いて、第15話のさらに細かい見どころを挙げてみたいと思います。今回は多いです。
益子さんは猫が好き
鑑識の益子さんが、初めて特命係の部屋を訪れました!
少し前の第12話「臭い飯」で、特命係との距離が少し近くなった感じがありました。
そして今回、さらに近付いています。笑
部屋まで来ちゃってますからね。
これには理由があって、実は冠城くんが益子さんを買収したんですよ。笑
冠城くんは角田課長から「益子さんは猫が好き」と言う情報を聞き、猫の写真集をプレゼントしたんです。
それで益子さん喜んで、特命係に協力してくれたみたいですね。笑
右京さんは米沢さんを落語のチケットで買収していましたが、益子さんは猫で買収できるんですね。笑
果たして益子さんは、第二の米沢さんになるのでしょうか?
青木年男がトイレで一課に
青木年男は、第13話、第14話には登場していませんので、ちょっと久しぶり感のある登場です。
今回、トイレで伊丹さんと芹沢さんに挟まれているシーンが。笑
伊丹さんのトイレと言えば、亀山くんとのコントのようなシーンがあったな~と思い出してしまいました。
相棒でトイレシーンは久しぶりですね。
そして青木年男、二人に挟まれて情報を聞き出されてました。笑
それにしても、青木年男は伊丹さん芹沢さんに比べますとかなり小さいですね。笑
伊丹さん183cm、芹沢さん177cm、それに対して青木年男は162cmなんですよ。
こちらで相棒主要メンバーの身長を比較していますので、良かったらご覧ください。
背の高い二人にトイレで挟まれるって…嫌だろうな~。圧がすごいだろうな~。笑
月本幸子が入院
月本幸子さんが、胃潰瘍で入院です。
たまきさんが盲腸で入院した回を思い出してしまいました。あの時は右京さんと神戸くんがお見舞いに行ったな~と。シーズン8第14話「堕ちた偶像」の時ですね。
今回、月本さんは盲腸ではなく「胃潰瘍」です。
花の里のお仕事、ストレス多いんですかね?
そうは見えないんですけどね。
最後にはおなじみの花の里シーンが出てきましたので、無事に退院したようで何よりです。
月本さんの貴重なパジャマ姿も見れました。笑
点字も読める右京さん
右京さんが点字読んでました!
普通に読めちゃうんですね。
ほんとに右京さんは何でもできちゃいます。凄いですね。
さすがです。
さらには今回、点字を打つ道具と言うのが出て来たのですが、そんな物があるなんて僕は今まで知りませんでした。なるほど、点字ってこうやって打つんだな~と。
初めて知りました。勉強になります。
冠城くんの嗅覚
冠城くんは嗅覚が鋭いです。
今回もちょっとした香水の匂いから、手掛かりを掴んじゃいました。
嗅覚が鋭いと言えば亀山くんを思い出してしまいます。
亀山くんと冠城くん…どっちが嗅覚が鋭いんでしょうか。笑
また、神戸くんも香水に詳しかったですからね。もしかしたら冠城くんも香水に詳しいのかもしれないですね。
下書きで連絡を取る方法
メールの履歴を残さずに、連絡を取る方法。
一つのメールアカウントで、下書きを作成し、保存。
そしてもう一人が同じアカウントでログインし、下書きを確認。
この繰り返しで、メール履歴を残さずやりとりができると。
CIA長官が不倫相手との連絡に使っていた方法らしいです。
そんな方法が今回紹介されていたのですが、なるほど~と思ってしまいました。そんな方法があるんだな~と。
それを知ったところで、僕にはそんな方法の使い道が思い浮かびませんが…笑。
以上、今日は相棒season15第15話「パスワード」についてでした。