「バベルの塔~史上最悪のカウントダウン!」
相棒season5第11話のあらすじと感想
本日は、シーズン5第11話についてです。
相棒season5第11話のタイトルは「バベルの塔~史上最悪のカウントダウン!」。放送日は2007年1月1日です。元日に2時間半スペシャルで放送されました。2007年一発目の相棒です。
相棒が元日スペシャルで放送されるようになったのはシーズン4からです。ですのでこれが2回目の元日スペシャルになりますね。タイトルもとても魅力的です。かなりスケールの大きな事件を予感させます。
それでは簡単にですが、第11話のあらすじから。
大晦日の夜、事件はある政治家の年越しパーティが開催されているホテルで発生します。その政治家は、左翼過激派のテロ組織から狙われている人物。右京さん亀山くんは、小野田官房長に連れられ、政治家の身辺警護も兼ねて年越しパーティに参加することに。パーティ会場は大勢の人で賑わう中、政治家の私設ボディーガードである女性の子供の行方がわからなくなり…大きな事件へと発展して行きます。
ざっくりですがこんな流れです。
この元日スペシャル、僕は初めて見たのですが、めちゃめちゃ面白かったです!!
劇場版に匹敵するのでは?と言うスケールで展開して行き、完成度も相当高いです。数ある相棒作品の中でも名作の部類に入るものかと思います。
最初の元日スペシャルであるシーズン4の「汚れある悪戯」も面白かったのですが、それを遥かに超えるスケールと面白さでした。
ゲスト陣も豪華で、これ、劇場版でもおかしくないくらいの作品です。約120分と言う長編なのですが、見入ってしまいあっと言う間でした。
感動してしまう場面もあり、何度か泣いてしまいました。
大満足の第11話でした。
相棒season5第11話のゲスト出演者
2度目の元日スペシャルで、2時間半スペシャルと言うこともあり、今回はゲストさんもかなり豪華です。ゲスト出演者を見てるだけで満足してしまいそうなくらい。笑
では、第11話にメインで出演したゲストさんを一人ずつ紹介してみます。
大塚寧々(おおつかねね)
まずは、元警察官で政治家の私設ボディガードをしている辰巳楓役で、大塚寧々(おおつかねね)さん。
大塚寧々さん、個人的にすごく好きです。笑
相棒ではスーツ姿のボディガード役で、とても似合ってました。今回一番のメインのゲストさんは大塚寧々さんですね。
杉本哲太(すぎもとてった)
続いて、ボディーガード辰巳楓の子供を誘拐し、事件の主犯格である五十嵐哲夫役で、杉本哲太(すぎもとてった)さん。
かなり冷静で冷酷な感じの犯人役です。杉本哲太さんは悪い役とかやるとほんとに怖いですよね。笑
冨家規政(ふけのりまさ)
続いて、年越しペーティを主催した政治家、富永洋介役で冨家規政(ふけのりまさ)さん。
ドラマなどでかなりお見掛けする俳優さんですが、僕はお名前を初めて知りました。すみません。冨家規政さんと言うんですね。
遠藤章造(えんどうしょうぞう)
続いて、ボディガード辰巳楓の元夫、和久井拓郎役で遠藤章造(えんどうしょうぞう)さん。ココリコの遠藤さんです。
遠藤章造さん相棒に出ていたとは!僕は初めて知りました。役者さんやってる印象がなかったのですが、かなりいい感じでした。別れたダメ夫って役だったんですけど、ハマってましたね。
中村綾(なかむらあや)
続いて、年越しパーティが開催されたホテルの従業員、五十嵐翔子役で中村綾(なかむらあや)さん。
この女優さん、なんとなくどこかで見た覚えがあるな~と思ったら、相棒プレシーズン第1話「刑事が警官を殺した!?」にも出演していました!名前も見覚えがあったので。全く違う役ですが、二度目の相棒出演です。今回の方が重要な役で出ています。
梨本謙次郎(なしもとけんじろう)
続いて、年越しパーティが開催されたレストランの支配人、磯辺役で梨本謙次郎(なしもとけんじろう)さん。
この方もよくドラマなどでお見掛けする俳優さんですね。今回の相棒では、ちょっと面白い感じで出てました。笑
寺島進(てらじますすむ)
続いて、警視庁一のスナイパー、日野警部補役で寺島進(てらじますすむ)さん。
警視庁の凄腕の狙撃班の人です。キャスティングすごいです、寺島進さんもうばっちりです。笑
今回はゲストさん多いのですが、以上7名が主に登場する感じのゲストさんです。かなり豪華ですね、ゲストさんだけでもじゅうぶん楽しめます。
相棒メンバー達の大晦日
今回の設定は大晦日です。
相棒の定番メンバー達も、それぞれの大晦日を過ごすために仕事を終えようかとしているその時に、事件が発生してしまうんです。
では、わかった範囲で、相棒メンバーがどんな大晦日を過ごす予定だったのかを書き出したいと思います。笑
杉下右京
亀山くんの「たまきさんと過ごすんですか?」と言う質問に対し、「特に予定はありません」と右京さん答えています。
しかしたまきさんは、右京さんが来るものとして、花の里で準備して待っています。看板に明かりを入れていなかったようですので、おそらくお店は営業しない形かと思います。
おそらく右京さん、特に予定はない、と言いながらも花の里に行くつもりだったのではないかと。笑
亀山薫
亀山くんは新婚ですし、家で美和子さんと過ごす予定でした。
美和子さんはりきって年越し蕎麦まで自分で打っちゃってます。笑
しかし事件が起こってしまい、亀山くん帰れなくなっちゃうんですけどね。警察って本当に大変な仕事です。
捜査一課トリオ
芹沢さんは「彼女と過ごす」と言ってます。ここで初めて芹沢さんに彼女がいることが判明しました!
伊丹さんもそれを初めて知ったようで、かなり嫉妬しています。笑
三浦さんは「家庭サービス」と言っていますので、妻帯者ってことですね。子供はいるのかどうかわかりませんが。どうしても高畑裕太のニュースがあったので、高畑裕太を思い浮かべてしまいますが…苦。
そんな二人に対し、伊丹さんは特に予定もないようで、嫉妬しています。笑
「事件起きろ~事件起きろ~」と呪文のように唱えています。笑
内村刑事部長
内村さんの家では毎年餅をつくのが慣習になっているようで、内村さんもそれを楽しみにしています。
内村さんの餅好きが発覚した瞬間です。笑
餅つきを楽しみに、早々と帰宅するんです。しかし事件が発生してしまい、戻る羽目になりますが。
小野田官房長
特命の二人を連れて政治家の年越しパーティに参加した小野田さん。
しかし特命の二人を置いて、先に帰ってしまうんですよ。笑
葉山で孫が待ってると。孫と過ごすのを楽しみにしています。
小野田さんの孫は過去に一度だけ登場しましたが、やっぱり孫は可愛いんでしょうね。そして、おそらく葉山に別荘持ってるんでしょうね。
その他のメンバー
米沢さんの予定は不明でした。しかし事件が発生した際には鑑識の部屋にいましたので、もしかしたらずっと仕事の予定だったのかもしれません。
角田課長や大木さん小松さんの組対5課は、薬物事件のガサ入れに行ってました。大晦日も関係なく仕事してますね。
あとは、大河内さんは事件の指揮を取るために現場に来ましたし、中園参事官も警視庁で待機しています。皆さん本当にご苦労様です。
赤いカナリアの初登場
相棒では度々登場する「赤いカナリア」と言う組織があります。左翼過激派のテロ組織です。
僕も再放送の相棒で、たびたびこの赤いカナリアと言う名前は耳にしていて印象に残っています。劇場版Ⅰでも名前が出てきました。
古谷一行さん演じる本多篤人と言うのが、この後の相棒でも何度か登場しますが、その本多篤人の組織です。
度々登場する「赤いカナリア」ですが、今回が初登場です!
左翼過激派のテロ組織と言う設定ですので、一昔前の日本赤軍のような存在かと。
今回年越しパーティを主催した政治家は、この赤いカナリアに狙われていました。
警視庁一のスナイパー日野警部補
寺島進さん演じる、警視庁一のスナイパー日野警部補。
観覧車から狙撃の準備をする場面があるのですが、まるでヒットマンです。完全な殺し屋ですね。ゴルゴです。笑
寺島進さんが演じているので、本当に殺し屋にしか見えないんですけどね…。笑
この日野警部補、かなり離れた観覧車の中から、確実に狙った場所を撃つと言う完璧な仕事をします。凄いです。
警視庁一のスナイパーと言う設定なのですが、実際の警視庁狙撃班にも、きっとこう言う凄腕のスナイパーがいるんでしょうね。
今後も日野警部補が出てくる回があるのでしょうか?是非出てきて欲しいスナイパーです。
大河内さんが現場の指揮官に
監察官である大河内さんですが、おそらく出世が絡んでいる目的のため、今回の事件の指揮官に抜擢されます。
しかしかなり難しい事件ですし、大河内さんけっこうテンパっちゃうんですよね。
そして特命の二人に、自分を手伝って欲しいとお願いしていました。とっても素直な大河内さんです。
現場に着いてすぐの時、ラムネを食べようとしたのですが、「こう言うものに頼るのはもう辞めます」と、禁ラムネ宣言を。笑
しかし事件解決後、やっぱりラムネ食べちゃってました。笑
きっと大河内さんにとっては、ラムネがタバコみたいなものなんでしょうね。精神安定剤です。禁ラムネ失敗です。
シーズン5第11話その他の見どころ
今回は見どころがたくさんあり過ぎて、どれをどのように書こうか、なかなか収拾がつきませんでした。苦
だいぶ抜粋はしたのですが、それでも書きたいことが色々ありまして…笑。
ですのでその他の細かい見どころも、少しですがいつもの如く挙げさせて頂きます。
子役がとても可愛い
大塚寧々さん演じる辰巳楓の娘、はるかちゃん。演じているのは佐々木麻緒(ささきまお)さんと言う子役さんです。
この子、耳が不自由で喋れない設定なんです。
ですので手話で会話をするんですけど、とても可愛いんです。
最後の方では手話で「ありがとう」と言う場面があるんですけど、もうたまらず僕は泣いてしまいました。
とても可愛いんですけど、なんだかいたいけな感じがとても切なくなってしまって。
演じた佐々木麻緒さんですが、現在は芸能活動はしていないっぽいので、少し残念です。
とても可愛い子役さんでした。
手話もできる右京さん
右京さん、耳の不自由な子供と手話で話してるんです。
その他、その母親とも手話で会話する場面も。
右京さん手話もできちゃうんですね。当たり前のように手話で完璧な会話をしていました。さすがです。
僕の嫁も一時期何故か手話を習っていて、僕も少し覚えたのですが、これがなかなか難しいんですよ。しかももう何年か前ですので、今はすっかり忘れてしまって…。使わないとなかなか覚えないですからね。
右京さんすごいです。
美和子さんが打った蕎麦
亀山くんとの大晦日を楽しみに、自ら蕎麦まで打ってしまった美和子さん。
しかし亀山くんが事件のため帰って来ず、美和子さんは蕎麦を持って花の里へ。
たまきさんに蕎麦を見せると、「うどん?」と勘違いされてました。太かったんですね。笑
でも味は美味しかったみたいです。
この後、右京さんも亀山くんも帰って来ませんので、美和子さんとたまきさんは二人で花の里で年越ししてます。けっこう酔っ払ってました。楽しそうです。笑
拳銃を構える捜査一課
捜査一課トリオが拳銃を構えるシーンがありました!
相棒ではあまり見られないので、なかなか貴重です。あぶない刑事的なシーンです。
ちょっとぎこちない感じがしますが。笑
やっぱりみんなこう言う時には拳銃持ってるんですね~。
右京さんは拳銃が嫌いですので、おそらく持つことはないと思うのですが。右京さんの拳銃シーンも見てみたいですけどね。
最後は除夜の鐘
事件が全て解決し、最後には除夜の鐘が鳴ります。
これは元日スペシャルでしたので、リアルタイムで見ていたら、正月っぽさを感じられたんだろうな~と。
とにかくボリューム満点で、本当に面白い元日スペシャルでした。
泣きどころあり、笑いどころあり、爆破シーンもあり。
劇場版に匹敵する内容の濃さと面白さでした。
相棒ってやっぱ面白いですね。
以上、今日は相棒season5第11話「バベルの塔~史上最悪のカウントダウン!」についてでした。