「悪女の証明」
相棒season6第16話のあらすじと感想
本日は、シーズン6第16話についてです。
相棒season6第16話のタイトルは「悪女の証明」。放送日は2008年2月20日です。何かしら悪い女が出てくるのは間違いなさそうなタイトルです。
それでは、第16話「悪女の証明」のあらすじから。ざっくりですが。
ある外務省の職員がビルから転落死します。他殺の疑いで捜査が開始されますが、右京さんと亀山くんの特命係は、同時刻に近くのビルで、超党派の国会議員が作る「平成未来派」の会合が行われていたことに注目します。その会合には片山雛子が出席していて、彼女にはアリバイのない空白の時間があることが発覚。そして世間では、外務省の不正流用疑惑が取りざたされている真っ只中。果たして片山雛子が男を突き落としたのか?不正流用疑惑との関係は?特命係が真相を追います。
だいたいこんな感じの流れになります。
あの片山雛子が再登場と言うだけでも、かなり嬉しいですね。片山雛子はめちゃめちゃ頭の切れる女で、右京さんにとってはかなりの強敵です。その片山雛子に疑いの目が向けられ、外務省の不正流用疑惑と言う、政治的な問題にも繋がって行きます。
ストーリー的には少し物足りなさを感じるような展開ではありましたが、それでもいつもの如く先が読めない点など、じゅうぶん楽しめる回でした。
相棒で国会議員が事件の中心となる回は度々ありますが、久しぶりに政治と深く関わりのある事件でしたね。
右京さんと片山雛子の絡みはやっぱり見ものです。
少しだけ物足りなさはありましたが…第16話、楽しませて頂きました!
我儘な感想ですみません…。
相棒season6第16話のゲスト出演者
それでは続いて、第16話に主に登場したゲストさんを紹介します。今回メインで登場したのは一名のみになります。
木村佳乃(きむらよしの)
二世の国会議員で、過去には特命係と関わったこともある、片山雛子役で木村佳乃(きむらよしの)さん。
シーズン3以来の再登場です。かなり頭の切れる国会議員の役なのですが、この片山雛子は悪い女なんですよ…笑。木村佳乃さん、とても似合っている気がします。
今回主に登場するゲストさんは、この木村佳乃さん演じる片山雛子のみになります。他に、記者の役で山口香緒里(やまぐちかおり)さんがちょいメインな感じでは出演しています。
片山雛子の再登場
片山雛子が初めて登場したのは、シーズン3第1話「双頭の悪魔」です。そしてこちらは、第2話「双頭の悪魔II~堕天使」、第3話「双頭の悪魔III~悪徳の連鎖」へと続く三部作でしたので、合計で今までに3話に登場したことになります。
今回、それに続いて久しぶりの登場ですので、正式には相棒に4話目の登場と言うことになります。
三部作を一話と数えますと、2度目の登場と言うことにはなりますが。
シーズン3の頭で登場して以来、シーズン4、シーズン5は一度も登場せず、このシーズン6の後半での再登場です。
シーズン6は、陣川警部補だったり、武藤かおりだったり、月本幸子だったり、再登場が多い気がしますね。
片山雛子は、めちゃめちゃ頭の切れる政治家です。右京さんも彼女にはとても興味を持っています。特命係に詰め寄られても全く動じない図太さもあり、右京さんにとってはかなりの強敵でもあります。
そして何より、彼女はとてもしたたかなんですよ。
今回の相棒でも、特命係を上手く利用した感があって、最後に右京さんはこう言っています。
「片山雛子と言う人間は、身の回りで事件が起きる度にそれを逆手に取り、まるで糧にするかのように、大きな人間になって行くと言うことです。」
今後の片山雛子が、どう特命係と絡んでくるのか、楽しみに見て行きたいと思います。
シーズン6第16話その他の見どころ
それでは、さらに細かい第16話の、その他の見どころをいくつか。
鹿手袋さんも再登場?
かつて美和子さんの浮気相手であり、結婚間近まで付き合っていた男性がいます。
それが西村雅彦(にしむらまさひこ)さん演じる鹿手袋啓介と言う記者です。
鹿手袋(しかてぶくろ)と言うかなりインパクトのある苗字です。笑
結局美和子さんとは別れてしまい、その後亀山くんと美和子さんは無事結婚したわけですが、鹿手袋さんが最後に登場したのはシーズン3の最終話です。それ以来一度も相棒では登場していません。
そんな鹿手袋さんですが、今回片山雛子の電話相手として登場しています!
電話をしているのは片山雛子で、鹿手袋さん自体は映っていません。電話の声だけしか聞こえませんでしたが、間違いなく鹿手袋さんの声でした。
これは、この後の相棒で再登場すると言う伏線な感じがしましたね。
鹿手袋さんがどこで再登場するのか、楽しみに待ちたいと思います。
ディープスロートとは?
今回の相棒では「ディープ・スロート」と言うワードが何回か出てきました。
大変下世話な話になってしまうのですが、僕はこの単語、エロ系のワードとして認識していました…笑。詳しくは書きませんが、性的な意味を持つ言葉として。
ですので、そんな単語が普通に相棒の真面目な会話の中で登場したものですから、気になってしまって…笑。
ちなみに、相棒の中では「内部告発者」を指す言葉として、この「ディープ・スロート」が使われていました。
調べたところ、どちらの意味もあるみたいですね。エロい言葉でもあるし、内部告発者を指す言葉でもあるようです。語源は同じようですが。
知らなかった…。
角田課長が一課に情報を流す
角田課長が、特命係が調べた情報を捜査一課に流してしまったみたいで、特命に謝ってました。笑
もちろん悪意はなく、ただお喋りなので喋ってしまった、と言うだけみたいですけどね。
右京さんも亀山くんも、特に怒ったりしてるわけではないんですけど、角田課長は謝ってました。笑
きっと特命に一課の情報とか喋る感じで、一課にも喋ってるんでしょうね。笑
特命の部屋のテレビ
シーズン6第8話についての記事内で、特命の部屋のテレビの位置がまた変わった件について書きました。
今までは部屋の入口側にあったのですが、シーズン6からは部屋の奥側になっています。
過去にはテレビが2台あったこともあって、その時は入口側と奥側の両方に置いてあったので、もしかしたら奥側のものが残っているだけなのかもしれませんが…。その辺り、ちょっと曖昧です。すみません。
そして今回も、奥にあるテレビを見ている角田課長が映りましたので、そちらの場面も載せておきます。
全く本編とは関係なく、どうでも良い部分ではあるのですが…笑。
細かいことが気になってしまってすみません。
以上、今日は相棒season6第16話「悪女の証明」についてでした。