「顔のない男」
相棒season9第1話のあらすじと感想
相棒を全話制覇するため、毎晩一話ずつDVDで見ています。プレシーズンから見始め、ようやく本日よりシーズン9に突入です。
シーズン9は、二代目の相棒である神戸尊での2シーズン目となります。
そして本日は、シーズン9第1話についての記事になります。
相棒season9第1話のタイトルは「顔のない男」。放送日は2010年10月20日です。
第1話はいつも2時間スペシャルが常かとは思うのですが、今回は2時間スペシャルではありません。通常の1時間枠です。これはシーズン9だけのようで、珍しいパターンです。
それではまず、第1話「顔のない男」のおおまかなあらすじから紹介したいと思います。
人気女流作家が自宅で何者かに殺害され、帰宅した夫により発見されます。手首には鋭利な刃物による傷があり、自宅からは彼女の書いた原稿などが紛失しています。熱狂的なファンによる犯行なのか?右京さんと神戸くんも捜査を開始します。彼女は生前、環境問題に関する取材をしていたことがわかり、その取材相手の一人も2週間前に死亡していることが判明します。一方、特殊部隊の訓練中に、部隊の安全を守るために部下を射殺した一人の男。この男が事件に関係している可能性も…?右京さんと神戸くんが真相を追います。
ざっくりでちょっとわかりづらいかもしれませんが…だいたいこんな感じの内容になります。
今回は、一話では完結せずに、第二話へと続くパターンです。二話完結物の前半ですね。
ドラマの冒頭で、特殊部隊の訓練風景が流れます。その訓練中にパニックを起こし、銃を乱射してしまう一人の隊員を、隊長と思われる人物が射殺するシーンが続きます。
時間軸で言いますと、これはおそらく過去に起きた事件ではないかと推測できます。
そして、その事件とは全く別の、現在の時間軸で、女流作家が殺害されると言う事件が起き、特命係がその捜査をする流れです。
先が全く読めず、面白かったです!!
冒頭で出てきた特殊部隊、そして女流作家の殺人、環境問題と企業、さらには大物の元政治家などなど。
気になる事件や人物が出てきてはいますが、まだこれらが一つには繋がっていない段階です。おそらく第2話でじょじょに繋がって行くんだと思います。
これら複数の事件や人物がどのように繋がり、特命係はそれをどのように追って行くのか…早く続きが見たくてたまりません。
いつものごとく、右京さんの観察力や推理力はさすがだったのですが、神戸くんの知識や頭の良さなども目立っていた回ではないかと思います。
第二話へと続く前半で、完結はしていませんが…
シーズン9第1話、存分に楽しませて頂きました!
相棒season9のオープニング曲
第1話ですので、オープニングについても触れたいと思います。
前シーズンであるシーズン8は、アレンジもムーディーな雰囲気で、お洒落な感じでした。
相棒が神戸くんになり、亀山くんの時とはかなり違った雰囲気になっていたかと思います。
そして今回も第1話ですので、まずはOPがどう変わっているのかも、楽しみの一つではありますよね。
そんなシーズン9のオープニングは…
アレンジが、少し軽快な感じに変わっていました!
大きな枠で言えば、シーズン8と同じ枠の中かと思います。しかし前回よりは、ポップと言いますか、軽やかな感じになり、テンポも少し上がっていますね。
そして映像の方も、かなりシックで落ち着いた映像になっています。
色使いも、セピアっぽくもあり、モノクロっぽくもあり、今までにはなかった感じですね。
シーズン8は「夜」のイメージが強い映像だったのですが、シーズン9はそう言うイメージはなくなりましたね。全体的に白っぽくて明るいです。かと言って「昼」や「朝」のイメージと言うわけではないですが。
都会的なイメージは強いです。
とてもお洒落で、かっこいいオープニングです!!
神戸くんになって、OPがかなりお洒落になっている気がしますね~。
亀山くんの感じも好きだったんですけどね。
相棒はどのオープニングもかっこ良くて好きです。
相棒season9第1話のゲスト出演者
それでは次に、第1話に主に登場したゲストさんを紹介したいと思います。おそらく第2話ではかなりがっつり出てくるんだろうな~と言うゲストさんが何人かいたのですが、第1話ではそこまで出て来ていなかったりするので、純粋にこの第1話で登場時間などが多かったゲストさんのみ、とりあえずは紹介したいと思います。
第1話に主に登場したゲストさんは1名です。
近江谷太朗(おうみやたろう)
殺害された女流作家の夫で、出版社の社長でもある、吉野茂久役で近江谷太朗(おうみやたろう)さん。
ドラマなどでもよくお見掛けする俳優さんですね。第1話では最も重要度が高かったゲストさんではないかな~と思います。
そしてこの近江谷太朗さん、相棒には二度目の出演になります。全く別の役ですが、以前はシーズン2第5話「蜘蛛女の恋」で医師の役で出てますね。僕もなんとなく見覚えがありました。
他には、おそらく第2話ではかなりメインで登場するかと思われる方が2名います。特殊部隊で部下を射殺した上遠野隆彦役で、徳重聡(とくしげさとし)さん。元大物政治家の伏見享一良役で、津嘉山正種(つかやままさね)さんです。第1話では少ししか出てきませんでしたが、この2名が第2話ではがっつり出てくるのではないかと。
プロの殺し屋
今回、相棒で初めて「殺し屋」が登場しました。
いわゆる「プロの殺し屋」です。
これまでの相棒では、プロの殺し屋はおそらく出ていなかったのでは?と思いますので。
シーズン5の元日スペシャル「バベルの塔~」で寺島進さんが演じていた警視庁一のスナイパーが、見た目は殺し屋でしたけれど。笑
今回出てきたのは、元特殊部隊の隊員と言う殺し屋です。演じているのは徳重聡さんです。
第1話ではそこまで登場シーンは多くなかったのですが、おそらく第2話ではかなり出てくるのではないかと。
この殺し屋が人を殺害するシーンがあったのですが、他の事件もこの男の仕業では?と思わせる展開でした。
ドラマの冒頭で、訓練中に部下を射殺した隊長がこの男でしたので、その過去の事件を経て、現在は殺し屋になっているかと思われます。
特殊な訓練を受けた殺し屋…怖いですね。
現実の世界でもきっといるんだろうな、と思います。
できれば一生知ることなく生きていきたいですけどね。笑
相棒では今までになかった「プロの殺し屋」が登場しましたので、第2話での特命係との闘いに注目です。
シーズン9第1話その他の見どころ
それでは、さらに細かい第1話の見どころを、いくつか挙げてみたいと思います。
人気の女流作家
今回の被害者は作家です。
亀山くんの時代にも、何度か作家が関わった事件がありましたが、神戸くんになってからは初めてです。
今回の作家も人気のある作家だったようで、文学賞も取ってる作家みたいです。
米沢さんは彼女の大ファンであり、そのため事件が起きてすぐに特命係を呼んだみたいですね。笑
さらには、たまきさんも彼女の本を数冊読んだことがあるみたいです。たまきさんけっこう読書家ですからね。
こちら、彼女の書いた一冊です。
タイトルは「堕栗花」ですね。「ついり」と読むみたいです。梅雨入りのことをこんなふうに書いたりもするみたいですね。僕は全く読めなかったのですが、右京さんは知ってました。さすがです。
そして、いつも思うんですけど、相棒で出てくる小説の装丁デザインって、けっこう素敵ですよね。この本の装丁もシンプルですが素敵だな~と。笑
ちなみに右京さんは、この作家は知っているけれど、本は読んだことなかったみたいです。
米沢さんが花の里に来店
米沢さんが花の里に来店です。
右京さん、神戸くんと一緒にお酒を飲むと言う、初めての場面ですね。
米沢さんビール飲んでますね~。
前回は、スピンオフの劇場版「鑑識・米沢守の事件簿」で来店していますが、それ以来かと思います。その時は食事もせずにすぐ帰ってしまいました。
前回食事をしたのは、シーズン7第13話「超能力少年」ですね。この時は右京さんと食事しています。
右京さん神戸くんと米沢さんの絵。なんだかいいですね~。
ここに亀山くんや伊丹さん、角田課長なんかもいたら最高に嬉しい絵になるんですけどね。笑
香水に詳しい神戸くん
神戸くんが、香水に詳しいのでは?と言う場面がありました。
香水の瓶を見ただけで、何の香水かすぐにわかったみたいですし、知っている香水のようでした。
ちなみに、この香水の名前は「スイートドリーム」でした。笑
神戸くんはお洒落ですからね、香水とか使ってるかもしれませんし、詳しいかもしれませんね。
後は、ワインにも詳しいのでは?と言うシーンもありました。
やはり亀山くんとは全然違うタイプの相棒ですね!
そして第2話へと続く
今回の事件は、第1話では完結せずに第2話へと続きます。
元特殊部隊の殺し屋と特命係の対決がどうなって行くのか…
これが一番気になるところではあります。
また、元大物政治家も出てきたのですが、この人物が第2話ではかなり重要な役割で登場するのでは?と。
女流作家の殺人事件の真相も気になるところです。
まずは続きの第2話。楽しみたいと思います!!
以上、今日は相棒season9第1話「顔のない男」についてでした。