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相棒シーズン10第6話。研ナオコのジャズシンガーvs特命係

「ラスト・ソング」

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相棒season10第6話のあらすじと感想

本日は、シーズン10第6話についてです。

相棒season10第6話のタイトルは「ラスト・ソング」。放送日は2011年11月23日です。僕は同タイトルの映画を高校生の時に見に行った覚えがありますので、まずそれを思い出してしまいました。吉岡秀隆さんとか本木雅弘さん出てた映画です。相棒の「ラスト・ソング」はどんな内容なのでしょうか?

それではまず、第6話「ラスト・ソング」のあらすじから紹介したいと思います。ざっくりですが。

ジャズコンサートが開催されていたライブハウスのビルから、音楽事務所のプロモーターが転落死すると言う事件が発生します。コンサートに居合わせた神戸くんは、転落死した遺体に不審な点を見つけ、事故ではなく殺人事件の可能性を疑い、右京さんを呼びます。そのプロモーターは、死亡する前にコンサートで歌っていたジャズシンガーと揉めていたとの証言もあり、彼女に疑いの目が向けられることに。そのシンガーは伝説のジャズシンガーで、かつては「アンルーリー(手に負えない)」とも呼ばれていた癖のある人物です。特命係の追及にしらを切り続けるシンガー。果たして特命係は証拠を見つけ真相を暴くことができるのか?

だいたいですけど、こんな感じの内容になります。

今回も面白かったです!!

ほんとに毎回「面白かった」と言う感想ばかりで、自分のボキャブラリーの無さを呪いたい気分ではありますが。笑

今回は研ナオコさんが演じるジャズシンガーと特命係の対決です。全体を通してそれが軸になって展開して行きます。

ストーリーの設定的には、高畑淳子さんが女優の役で登場したシーズン3の「書き直す女」に少し近いものがあるかと思います。今回は女優ではなく歌手ですが。

ドラマ内でも研ナオコさんの歌ってるシーンが何度か登場するのですが、めちゃめちゃかっこいいんですよね。僕は研ナオコさんの歌って今までちゃんと聞いたことがなかったんですけど、研ナオコすげーなっって思ってしまいました。聞き入ってしまいました。

そして、このジャズシンガーが癖が凄いんです。笑

かなり曲者で、右京さんと神戸くんも手こずります。特命の追及をのらりくらりとかわす感じですね。このやり取りも面白いです。

しかし最後は右京さんがジャズシンガーの犯行だと言う真実を暴いて一件落着かと思いきや…予想もしなかった大どんでん返しが待っています。

相棒はいつも予想を裏切ってくれますね。もちろん良い意味で。笑

研ナオコさんが何かと中心の回ではありますが、その他普段の相棒ではなかなか見られないようなシーンも出てきます。もちろん笑いどころも押さえられてます。笑

第6話、存分に楽しませて頂きました!

 

相棒season10第6話のゲスト出演者

それでは次に、第6話に主に登場したゲスト出演者を紹介します。今回は一名のみです。

研ナオコ(けんナオコ)

伝説のジャズシンガー、安城瑠里子役で研ナオコ(けんナオコ)さん。

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じゃじゃ馬のような意味で、彼女の名前と掛けて「ミス・アンルーリー」とも呼ばれていたシンガー役です。10年振りに復活した伝説のジャズシンガーと言う設定です。研ナオコさんの歌がかっこ良くて、まさにこの役にぴったりでした。

今回の主なゲストさんは、この研ナオコさんのみになります。

 

他には、作曲家でもあり、安城瑠里子の元恋人でもあった森脇孝介役で、真那胡敬二(まなこけいじ)さんが、他の方よりは少しだけ出演時間が多かったかな、と言った感じです。真那胡敬二さんは今回が二度目の相棒出演で、前回は別の役で、シーズン4最終話「桜田門外の変」に出ているようです。僕は全くわかりませんでしたが…汗。

 

研ナオコのジャズシンガーがかっこいい

今回の物語の中心となったのは、一人のジャズシンガーです。

彼女は伝説のジャズシンガーと言われた女性で、10年ぶりに復活してコンサートを開催しました。

ライブシーンも何度か登場し、実際に歌ってるんですけど、めちゃめちゃかっこいいです。

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バックバンドの演奏もかっこいいです。

そして、なぜか神戸くんが一人でこのコンサートを聴いてるんですよ。

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最初は右京さん一緒なのかな?と思ったのですが、どうやら一人で来ていたようで、神戸くんの姿しかなかったんです。なぜ一人だったのかは後述させて頂きます。

神戸くんも聴いていたこのコンサート中に事件は発生します。発覚したのはコンサート終了後ですが。

そして、その後の捜査により、研ナオコさんのジャズシンガーに疑いの目が向けらることに。

彼女は安城瑠里子(あんじょうるりこ)と言う名前なのですが、その名前に掛けて「ミス・アンルーリー」と呼ばれています。アンルーリーとは、「規則に従わない、手に負えない」と言った意味もあり、じゃじゃ馬を指すような言葉のようです。

その言葉通り、彼女はかなり独特な雰囲気もあり、癖が強いです。笑

喋り方ものんびりしていますし、掴みどころのない感じですね。

独特な空気感のある役柄でした。

また、後半のライブでは右京さんがリクエストした「when love kills you」と言う曲をアンコールで歌うんですけど、これがまたかっこいいんですよね。

この「when love kills you」は誰の曲なんだろう?と思って調べてみますと、なんと相棒のために書き下ろされたオリジナル曲のようです。2014年の「相棒コンサート響」でも歌われたみたいですね。是非聴いてみたかったです。

安城瑠里子は、癖が強くてかっこいいジャズシンガーなんですけど、ちょっと悲しい物語があったりもするんです。

彼女の人生を想うと、少し淋しい気持ちになってしまいました。

最後に彼女が「二度と歌わない」と言う言葉を口にするのですが、そのシーンは見ていて切ないものがありました。

とても印象に残るジャズシンガーでしたので、是非またどこかで再登場して欲しいですね。

 

神戸くんと細野唯子

神戸くんはジャズコンサートを一人で聴いていました。

なぜ一人?と思ったのですが、実は一人ではなかったみたいなんです。

もう一人分のチケットを、受付に預けてあったんですよ。

つまり、待ち合わせた相手がいて、その相手がコンサートに来なかったため、神戸くん一人で聴く形になったと言うことかと。

そしてその取り置きチケットには、「神戸様→細野様」と書かれたメモが添えられていたんです。

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これは間違いなく、細野唯子のことですね。

細野唯子とは、神戸くんのかつての恋人で、シーズン8の第10話「特命係、西へ!」で登場した、壇れいさん演じる生体組織工学研究センターの主任研究員です。

この人です。

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及川光博さんと壇れいさんが結婚するきっかけになった回ですね。

二人が抱き合うシーンが印象的だったやつです。

それ以来彼女は一度も再登場していませんし、彼女の名前が出てくることもなかったので、今回急にその名前が出てきて嬉しかったです。本人は登場はしていませんが。

神戸くんと細野さん、たまに会ったりしていたんでしょうか?

その辺りは一切明かされませんでしたが、気になるところですね。

ちなみに、及川光博さんと壇れいさんが結婚したのが2011年の7月で、この回が放送されたのが2011年の11月ですので、もしかしたらその辺りの遊び心的なものなのかもしれません。笑

なかなか粋な遊び心です。笑

 

シーズン10第6話その他の見どころ

では続きまして、第6話のその他細かい見どころ挙げてみます。今回は一つだけ。

みんなでジャズコンサート

捜査の流れから、特命係、一課トリオ、そして米沢さんが、みんなでジャズコンサートを聴くことに。

特命の二人は席に座って聴いてるんですけど、一課トリオと米沢さんは立ち見です。

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これだけでもかなり貴重な絵ではないかと思います。

さらには米沢さんがTシャツ姿なんですよ。笑

これはおそらく、米沢さん鑑識の制服を着て現場に来ていましたので、その服のままコンサートを聴くのはどうかと思い、脱いでTシャツになったんだと思われます。

急にコンサートを聴くことになってしまったので、服も用意していませんからね。

米沢さんのTシャツ姿、これはなかなか貴重です。笑

いつか右京さんのTシャツ姿も見てみたいですけどね。笑

以上、今日は相棒season10第6話「ラスト・ソング」についてでした。

 

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