最終話『容疑者六人~アンユージュアル・サスペクツ』
- 最終話『容疑者六人~アンユージュアル・サスペクツ』
- あらすじと感想
- ゲスト出演者
- 杉本哲太が副総監の代役で
- 6人の容疑者
- 極妻の加賀まりこ
- 冠城亘(反町隆史)卒業せず
- 青木年男が特命係に
- その他の見どころ
あらすじと感想
本日は、シーズン16最終話(第20話)についてです。
相棒season16最終話(第20話)のタイトルは『容疑者六人~アンユージュアル・サスペクツ』。放送日は2018年3月14日です。いよいよシーズン16も最終回を迎えます。タイトルですが、「ユージュアル・サスペクツ」という映画をまず僕は思い浮かべてしまったのですが、その意味は「常連の容疑者たち」「お決まりの容疑者たち」「いつもの容疑者たち」などのようですので、今回の相棒ではその逆、「いつもとは違う容疑者たち」とでもいったニュアンスでしょうか。普段は容疑者になりうる機会がない容疑者たちを指すものかと思われます。
では最初に、そんな第20話「容疑者六人~アンユージュアル・サスペクツ」のあらすじから、ざっと紹介したいと思います。
とあるホテルにて、「週刊フォトス」の記者である風間楓子が、6人の警察関係者とすれ違いざまにエスカレーターから転落し、額に全治2週間の怪我をします。現場にいた警察関係者は、甲斐峯秋、社美彌子、衣笠副総監、青木年男、内村刑事部長、中園参事官の6名です。風間楓子はこの6名のうちの誰かに突き落とされたと主張しますが、訴えは妄想だと退けられてしまい、後日「週刊フォトス」にてこの一件が告発されます。記事をきっかけにネット上でも6人の素性が晒される騒ぎとなり、右京さん冠城くんの特命係も捜査に乗り出します。捜査一課の伊丹さん芹沢さんも、大河内さんの命を受け関係者への事情聴取を始めます。そんな中、まずは青木年男、次に中園参事官が、それぞれ男性とぶつかり階段から転落するという事故が発生し、ぶつかった男たちが暴力団の構成員で、故意に事故を起こした可能性が高まります。その後、風間楓子の両親が大阪を拠点とする暴力団のトップであることがわかり、青木年男や参事官とぶつかった男たちもその組の構成員でした。この一件は、娘を傷物にされたと憤り、東京に乗り込んで来た楓子の母親が絡んでいる可能性も高いです。母親は犯人を特定することを迫り、警察相手に脅迫めいた言葉も口にします。果たして風間楓子の転落は事故だったのか?事件だったのか?特命係が真相を暴き出します。
だいたいですが、こんな感じの内容でございます。
今回も面白かったです!
最終話だけに見ごたえたっぷりの内容でして、最初から最後まで目が離せなかったです。
まず、タイトルの「アンユージュアル・サスペクツ」の通り、普段は容疑者になり得ないであろう6人の警察関係者。彼らが全員疑われてしまうんです。みんな「容疑者」になってしまうんですね。この展開からして面白いです。笑
この中に内村さんと中園さんも入ってるのが、また楽しめました。この二人がいることで、なんとなく和みますからね。笑
風間楓子の転落は事故だったのか?事件だったのか?というのが、今回のストーリーの主軸です。そして事件だったとしたら、6人の中の一体誰が犯人なのか?と。
被害者となった風間楓子、容疑者となった6人は、いつも以上にそれぞれガッツリ登場しています。大河内さんも出てましたので、おなじみの準レギュラーは皆さん登場していたかと。あ、日下部さんと益子さんが出てないですね。笑
そんな6人の容疑者を巻き込んだ風間楓子の転落という一本の大きな軸に、もう一本やっかいなものが絡んでくるんです。
それが、大阪のヤクザです。
風間楓子がヤクザの娘だったという設定にもびっくりですが、その母親だったり組員も東京に乗り込んできちゃうんです。
あくまでも主軸は転落事故の真相の方ですが、この大阪ヤクザが物語を盛り上げてくれていました。笑
今回、最後の最後まで真相が全くわからなかったです。犯人はいるのか?誰が犯人なのか?と僕なりに少しは考えてはみるのですが、これっぽっちもわかりませんでした。
右京さんが転落の真相を導き出していく過程、そして驚きの真相など、じっくりと楽しませて頂きました。
また、今回は笑いの多かった最終話でした。
相棒のスペシャル回では、緊迫感やスピード感、サスペンス要素が強いものが多い傾向はあるかと思いますが、今回はそう言った意味ではかなり珍しく、緩い感じの最終話スペシャルでした。笑
浅いといえば浅いんですけどね。笑
でもこの緩い感じ、僕はけっこう好きです。笑
もちろん、もっとスリリングな回も大好きですけど、たまにはこういう最終話もいいな~と。
伊丹さん、中園さん、青木年男を中心に、何度も笑わせて頂きました。
極妻と右京さんの絡みも必見です。
そしてそして、最後の青木年男の配属先には、もうびっくりです。
シーズン17がどうなってしまうのか、今から楽しみでたまりません。
最終話「容疑者六人~アンユージュアル・サスペクツ」、面白かったです!
ゲスト出演者
では次に、最終話『容疑者六人~アンユージュアル・サスペクツ』に登場した主なゲスト出演者さんを紹介します。今回は4名紹介させて頂きます。
加賀まりこ(かがまりこ)
まず、風間楓子の母親で、大阪の暴力団「風間燦王会」組長の妻、風間匡子役で加賀まりこ(かがまりこ)さん。
着物姿の極妻としての登場だったのですが、とっても似合ってました。かっこよかったです。大阪の極妻という設定でしたので、台詞もバリバリの関西弁だったのですが、一ヶ月間練習されたそうです。こういう極妻、ほんとに関西にいそうだな~と思ってしまいました…笑。加賀まりこさんは、反町隆史さんとはかつて親子役で共演されたことがあるそうですが、水谷豊さんとはこれが初めてだそうです。
遠藤雄弥(えんどうゆうや)
続いて、青木年男に階段でぶつかり怪我をさせた男、檜山与一役で遠藤雄弥(えんどうゆうや)さん。
大阪の暴力団員の役です。遠藤雄弥さんは今回が別の役で二度目の相棒出演で、前回はシーズン10の元日スペシャル「ピエロ」に出演されています。前回はとってもいい人の役でしたが、今回は怖いヤクザの役での登場です。かっこよかったです。
とよた真帆(とよたまほ)
続いて、国家公安委員の三上冨貴江役で、とよた真帆(とよたまほ)さん。
登場シーンはちょこっとだけでしたが、今後また登場してくる可能性も高いのではないかと思います。今回は国家公安委員という立場から、大河内さんに警察に圧力をかけていました。甲斐さんとも繋がりがあるようです。とよた真帆さん、僕は久しぶりにテレビでお見掛けした気がします。スーツ姿がよく似合う、美人の公安委員さんでした。
徳井優(とくいゆう)
続いて、大阪の暴力団の弁護士、黒澤平八郎役でとくい 徳井優(とくいゆう)さん。
登場シーンは多くはありませんが、関西弁の弁護士でけっこうインパクトはありました。徳井優さんは今回が別の役で三度目の相棒出演で、過去にはシーズン3第8話「誘拐協奏曲」、シーズン6第17話「新・Wの悲喜劇」に登場しています。
以上、今回主に登場したゲストさんとして、上記の4名を挙げさせて頂きました。他には、暴力団員の金剛地理役で、大賀太郎(おおがたろう)さんが、登場シーンは多かったかと思います。あとは、週刊フォトスの編集長役で、橋本拓也(はしもとたくや)さんがちょい目立ちで出ています。橋本拓也さんはシーズン15「ラストワーク」にも別のちょい役で出ていて、今回が二度目の出演です。
杉本哲太が副総監の代役で
まず最初に取り上げておくべき事項は、大杉漣さんの急逝に伴う、杉本哲太さんの代役出演かと思います。
ご存じの通り、大杉漣さんは2月21日に急性心不全にて急逝されています。
大杉さんは、相棒ではシーズン15より副総監の衣笠藤治を演じていて、右京さんとは対立関係にある、とても重要な役柄でした。
ですので大杉漣さんの死により、今後の副総監がどうなるのだろう?と僕も気掛かりでしたし、多くの相棒ファンも同じことを心配していたのではないかと思います。
そんな中3月2日に、「大杉漣さんの代役で、杉本哲太さんが副総監を演じる」との発表がありました。
詳しくはこちらの記事で紹介しています。
その発表通り、今回の最終話より杉本哲太さんが衣笠副総監として登場です。こちらは初登場シーンです。
これまで、副総監と言えば大杉漣さんでした。
それが突然杉本哲太さんに変わるわけです。僕は個人的に、もしかしたら最初のうちは違和感を感じてしまうかもな~なんて思ってたのですが…。
そのようなこともなく、自然に受け入れられました。
まるで、以前から杉本哲太さんが副総監を演じていたかのような気すらしてしまいました。さすがです、役者さんって凄いです。
雰囲気なんかも大杉漣さんにかなり近づけていた感じもしました。
もちろん、杉本哲太さんの副総監を見るたびに、どうしても大杉漣さんを思い出してはしまうのですが、それでも違和感というのは特に抱くこともなく。
大杉さんの訃報により代役が立てられたことは、僕と同じくほとんどの視聴者はご存じかと思います。そのような状況だと、見る側にも受け入れる態勢ができていますので、自然に受け止められるのかもしれません。
大杉漣さんの訃報により、杉本哲太さんに引き継がれた衣笠副総監。
今後も重要人物として何度も登場するはずです。右京さんとの対決もまだまだ続きそうですし、副総監の家族関係も気になります。
来シーズンも楽しみにしています!
6人の容疑者
今回巻き起こった事件では、警察関係者である6名の人間が、なんと容疑者になってしまうという事態が発生します。
その6人とは、以下の面々になります。
一応名前を改めて挙げさせていただきますと、「甲斐峯秋、社美彌子、衣笠副総監、青木年男、内村刑事部長、中園参事官」の6名になります。
記者の風間楓子が、ホテルのエスカレーターにてこの6人とすれ違った際に転落して怪我をしましたので、この中の誰かが押したのでは?となってるわけです。
その真相を暴いていくのが今回の本筋です。
元々この6人は一緒にいたわけではなく、それぞれ2人ずつ会食をしていたようなんです。組み合わせは「甲斐峯秋と社美彌子」、「衣笠副総監と青木年男」、「内村刑事部長と中園参事官」の計3組です。内村さんと中園さんはお茶だったようですが。
この3組が偶然ホテルのエスカレーターの上で鉢合わせ、さらには風間楓子がそこを通るという、偶然に次ぐ偶然が起きているわけです。
甲斐&社、衣笠&青木の組み合わせはこれまでにも度々ありましたので珍しくはないのですが、内村さんと中園さんも一緒にお茶したりしてるんですね。笑
上の感想のところでも少し書いてしまったのですが、6人の中に内村さんと中園さんが含まれているっていうのが、面白さを増している気がします。笑
結局風間楓子の怪我は事故として処理されてしまったのですが、容疑者として取り上げられてしまった6人の中には、この後災難が降りかかってしまう人も。
例えば青木年男は、こんなことになってます。鼻に怪我を負っています。笑
さらに中園さんはもっとひどくて、こんなことになってます。頭に一生傷跡が残る怪我までしちゃうんです。
無実だとしたら、とんだ災難ですけどね。笑
この一件に絡み、6名の容疑者と特命係が一堂に会すという珍しい場面も見ることができました。
風間楓子が誰かに押されたとしたら、一体この6人の中の誰なのか?
普段は容疑者となり得えない人物たちの、まさに「アンユージュアル・サスペクツ」です。
極妻の加賀まりこ
シーズン15最終話「悪魔の証明」で初登場した、芦名星さんが演じる「週刊フォトス」の記者、風間楓子。シーズン16でも初回スペシャルと300回スペシャルに登場しています。
社美彌子のシングルマザーを報じたり、片山雛子の出家を独占取材したり、独自の取材ルートを持つやり手の美人記者です。
登場するたびに特命係とも絡みがありますが、悪い関係ではありません。
そんな風間楓子が今回は事件の中心でもあり、エスカレーターから転落した被害者でもあります。
それに絡んで彼女の母親というのが出てくるのですが…。
なんと母親は極妻なんです。加賀まりこさん演じる風間匡子です。
風間匡子の夫は大阪の暴力団「風間燦王会」の組長。
風間楓子は大阪のヤクザの娘だったんですね。彼女もお母さんと話すときは、バリバリの関西弁でした。
回想シーンもあり、幼少期の楓子も出てきます。
なかなかの設定ではありますが、注目は母親の加賀まりこさんです。着物姿で関西弁を喋る極妻は迫力もありましたし、愛嬌もありましたし、加賀まりこさんとっても似合ってました。笑
右京さん冠城くんともバッチリ絡んでいます。
このやりとりも面白かったです。
極妻の加賀まりこさん、かっこよかったですし、是非また登場して欲しいです。
冠城亘(反町隆史)卒業せず
このたび最終回を迎えたシーズン16は、反町隆史さんの冠城亘が右京さんの相棒になって、3シーズン目です。
これまで、二代目相棒の神戸くんはシーズン8、9、10(初登場はs7の最終話でしたが)の3シーズン、三代目相棒のカイトくんはシーズン11、12、13の3シーズンで特命係を卒業しています。
ですのでその流れからいきますと、シーズン14、15、16と3シーズン目を終える冠城くんも、この最終話で卒業してしまうのでは?と心配ではありました。
やはり3シーズンも見ていますと、既に冠城くんが右京さんの隣にいるのが自然な感じがしますし、愛着も湧いていますし、卒業するとなると寂しさはあります。もちろん新しい相棒への期待などもなくはないのですが、それよりも、もっと長く見ていたいと思ってしまうものです。
僕はシーズン16が始まるとともに、常にそんな冠城くん卒業に対する不安を抱えつつ、毎週相棒を見ていた気がします。
しかしです。
卒業が決まっているなら、2月に入ってすぐの時点で発表されているのでは?というコメントをブログにて頂きました。神戸くんの及川光博さん卒業のときも、カイトくんの成宮寛貴さん卒業のときも、2月のあたまには発表されていたそうなんです。
ですので、3月の時点でもまだ反町隆史さんの卒業が発表されていないということは、継続なのでは?と。
そして最終話の放送が終わり、その進退もはっきりとしました。
「冠城亘、シーズン16では卒業せず」です!!
まだまだ冠城くんが見れると思うと、僕は一安心です。笑
右京さんの相棒が卒業すると、いつも悲しい気持ちになってしまうので。
とは言え、新しい相棒が決まるとまたケロっと楽しみにしている自分がいるんですけどね。
そんな心境を過去にも書いた記事がありますので、載せておきます。
冠城くんのS16での卒業はありませんでしたが、かと言って次のシーズン17も冠城くんでいくのかどうか、その確証は今のところまだありません。それがドラマ相棒の怖さでもあり面白さでもあるんですけどね。
シーズン17の第1話とかでいきなり大事件があって、交代劇が起こる可能性もありますからね。
そればっかりはシーズン17の蓋を開けてみなければわかりませんが、とりあえず今は、冠城くんの継続を楽しみにしたいと思います。
青木年男が特命係に
冠城くんの継続がはっきりしたのは一安心ですが、さらにもう一つ、完全に予想外の事態が起きました。
なんと、青木年男が特命係に配属になったんです!!
サイバーセキュリティ対策本部の特別捜査官から、まさかの特命係に。
かつては陣川くんが一瞬だけ特命係に配属され、特命が3人になるという事態がありましたが、それ以来の珍事です。
さっそく伊丹さんに「特命係の青木」と言われてました。笑
こちらは荷物をまとめて特命の部屋にやって来た青木年男です。
この配属が一時的なものなのか、もしくはシーズン17は、特命係が3人という初の体制で全編いくのか、もう気になって仕方ありません。笑
この展開にはやられましたね。すごいのぶちこんできたな~と。笑
どうせなら特命係の青木年男を見てみたいですし、期待は膨らみます。
来シーズンの大きな楽しみが一つ増えました。
その他の見どころ
続きまして、最終話『容疑者六人~アンユージュアル・サスペクツ』のその他細かい見どころを、いくつか挙げてみたいと思います。今回は中園さんネタを中心に多めです。
中園さんのハゲ
階段から落とされ頭に怪我をした中園参事官。
その頭頂部が何度か映されたのですが…なかなか悲惨な状態になっています。
完全にハゲてます。笑
さらには「不毛は私の頭だけでたくさんだ」と自身の口からの発言がありました。笑
自虐ネタで場を和まそうとして滑ったようです。笑
中園さんのハゲについては、かなり前にこちらの記事で取り上げたのですが…
ハゲの進行はさらに加速しているかもしれません。笑
中園さんの私服
右京さん冠城くんの二人と、中園参事官。この三人がカフェテラスで会ってます。
このパターンは初めてですし、制服姿ではない中園さんも貴重です。シーズン15でも私服姿が一度登場しましたが、中園さん制服じゃないときはこういう格好してるんですね。
さらにもう一枚、階段で襲われる前の帰宅途中と思われる中園さんです。
普段制服姿しか見ていませんので、たまにこういうのがあると新鮮ですね。
特命の部屋に包帯の照生
照生ネタ3連続で申し訳ありませんが、中園さんが特命の部屋を一人で訪れるという、これまた貴重な場面も。
頭に包帯という痛々しい姿で特命の部屋に来ています。
今回の陰の主役は、中園さんだったのでは?と、そんな気もしてきました。笑
内村刑事部長の黒い交際
週刊フォトスが、警察幹部と暴力団との癒着について調べているとの情報がありました。
そしてその警察幹部というのは、内村刑事部長なんです。
実際に内村さんは東京の「桑田」というヤクザの紹介で、風間匡子とも密会しています。
桑田というヤクザが何者なのかはわかりませんが、もう30年の付き合いだと内村さん言ってました。
暴力団との癒着というのは、内村さんにとっての大きなスキャンダルです。
これが今後の相棒にどのように影響していくのか…。
きっと何かが待っているはずです。
カイトくんの写真
今回容疑者となった6人は、週刊誌に取り上げられ、その後ネットで個人情報などを特定され、晒されました。
青木年男は住所まで晒されたようですし、衣笠副総監は「たぶん嫌われている」なんてコメントも書かれてました。笑
そんな中、甲斐峯秋が「ダークナイトパパ」として晒され、さらにはカイトくんの写真も。
以前も回想シーンで登場したことはありましたが、カイトくんが登場すると、例えそれが写真や回想であっても、嬉しくなってしまいます。
大河内に呼ばれる青木
今回、青木年男が色々とありまして、大河内さんに呼ばれるという貴重な事態も起きます。このツーショットも珍しいのではないかと思います。
サイバーセキュリティ対策本部の土師
サイバーセキュリティ対策本部で、青木年男の他に、今回ちょいちょい目立った人物がいました。
土師太という捜査官で、この人です。演じているのは松嶋亮太(まつしまりょうた)さんです。
松嶋さんは、シーズン5第2話「スウィートホーム」でも別の役で出演しています。
つい最近までサイバーセキュリティ対策本部には、柴木丈瑠さん演じる谷崎荘司という青木の同僚がいました。しかし彼はシーズン16第12話「暗数」にて逮捕されてしまい、それ以来目立った同僚というのはいなかったのですが…今回、この土師が青木とけっこう絡んでいましたので、今後もそんな感じで登場することが考えられます。
風間楓子が花の里
風間楓子が花の里に二度目のご来店になります。
初来店は、シーズン16第13話「いわんや悪人をや(前篇)」でしたので、それ以来の来店です。
さらに今回は来店シーンが二回ありましたので、正確には二度目、三度目の来店となります。
風間楓子は特命の二人とはけっこう仲良しです。
右京&冠城が甲斐さんのお茶
右京さんと冠城くんが、二人で仲良く甲斐さんの淹れたお茶を飲んでいました。
この日は二人ともカフェインの摂取量はまだ制限に達していなかったようです。笑
組対5課の机で
特命の二人と角田課長が、珍しい場所で話してました。
組対5課の部屋で、特命の部屋側にある隅っこになります。
この席で3人が話している場面は、僕はおそらく初めて見ました。今回は珍しいシーンが多いですね。
浅草の雷門
大阪のヤクザ2人が浅草の雷門に遊びに行ってました。笑
浅草でロケが行われたんですね。
この後2人のヤクザの後をつけているのが、大木さん小松さんです。この後ヤクザは大木&小松に因縁をつけられるんですけどね。笑
壁から覗く伊丹さん
こっそり壁から特命の部屋を覗く伊丹さん。
僕は今回、ここで一番笑ったかもしれません。中園さんのハゲも大笑いしましたけど、この伊丹さんも最高でした。笑
シーズン17へ
シーズン16が今回の放送で終了しました。
シーズン15から引き継がれていた問題で、ヤロポロクの件など一部解決したものはありますが、まだまだ回収されていないものもあります。
右京さんと冠城くんの「黙っていろ」「何様だ」の問題や、青木年男の正体だったり。青木年男はまさかの特命係配属になりましたけれど。
あとは衣笠副総監vs特命係の対決の行方や、日下部さんとの関係などもありますね。衣笠さんに関しては、甲斐さんとの対立もあります。
それらがシーズン17で果たして解決していくのか、しないのか。
まだ半年先にはなりますが、今から待ち遠しいです。笑
相棒の関係者の皆様、シーズン16も存分に楽しませて頂きました。ありがとうございます。
そしてお疲れ様でした!
来シーズンも楽しみにしています。
以上、今日は相棒season16最終話『容疑者六人~アンユージュアル・サスペクツ』についてでした。