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相棒19第2話『プレゼンス(後編)』VRに君臨する石丸幹二


第2話『プレゼンス(後編)』

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あらすじと感想

本日は、シーズン19第2話についてです。

相棒season19第2話のタイトルは『プレゼンス(後編)』。放送日は2020年10月21日です。第1話『プレゼンス』が前篇で、この第2話が後篇での初回SPになります。15分の拡大SPでの放送です。

第1話(前篇)については、こちらの記事で紹介しています。

それではまず、第2話『プレゼンス(後編)』のあらすじから紹介していこうと思います。テレビ朝日の公式サイトより引用させて頂きます。

謎の転落死を遂げた万津幸矢(櫻井圭佑)が生前、拳銃を所持しており、それを恋人の朱音静(日南響子)に預けていたという事実を知った幸矢の母・蒔子(松永玲子)。蒔子と静はほどなくして、捜査一課の伊丹憲一(川原和久)と芹沢慶二(山中崇史)によって銃刀法違反の容疑で連行され、押収された拳銃は春に出雲麗音(篠原ゆき子)を襲ったもので間違いない、との鑑定結果が出る。

その事実を耳にした特命係の杉下右京(水谷豊)と冠城亘(反町隆史)は、捜査一課に先んじて静の部屋に侵入。静もまた幸矢と同じく仮想国家「ネオ・ジパング」の“国民”であったことを突き止める。

拳銃の線状痕も一致し、被疑者死亡のまま送検、で終わりを迎えようとする中、一連の事件は「ネオ・ジパング」と深い関わりがあり、事件の背後には「ネオ・ジパング」の建国の父であるIT長者・加西周明(石丸幹二)がいるに違いない、とにらんだ右京は、週刊フォトスの記者で「ネオ・ジパング」の“国民”でもある風間楓子(芦名星)にも協力を依頼。仮想国家と現実の事件との関連性を調べ始めるうちに、静と加西が結託していた可能性が生まれる。

仮想世界と現実世界が交錯する中で、事件解決へと進んでいく特命係──果たして右京と亘はどのような結末にたどり着くのか!?

(引用元:https://www.tv-asahi.co.jp/

初回SPの後編となる第2話、面白かったです!!

前後編ものですので、前篇で事件発生や謎の提示が行われ、後編でそれらを解き明かしていくという流れですので、ようやくすっきりできました。前篇からの一週間、長かったです。

今回の初回SPは、VRの世界というのがクローズアップされた物語です。前篇でもその流れはありましたが、後編になってそのVR世界が事件と大きく関連する場所として取り上げられました。

前篇にて謎として提示されたのは以下の2つです。

①白バイ警官は誰になぜ撃たれたのか。
②転落死した男はなぜビルを登っていたのか。

この2つの謎を結ぶ点、そして解決へと導く鍵が、仮想国家「ネオ・ジパング」にあるのではないかと右京さんは推測します。そして前篇に続き再びVRの世界に入り、なんとその中でも捜査をするという、斬新な展開もあります。

前篇でのとんでもないアバター姿も再度見れましたし、また違った衣装の特命係を楽しむこともできました。

ネオ・ジパングそのものや、建国の父として君臨する加西、転落死した男の恋人である静が、事件に何かしら関わっているであろうことは前篇から示唆されていましたが、最終的には人の欲に対する醜さ、弱さ、そして歪んだ思考など、そういったものに起因していくような事件でした。

また、お金があり余っている人間と、貧しさに追われている人間の、格差が生み出した事件でもあります。

事件が解明されるにつれ、「特命係vs加西周明」という図式になっていくであろうことは予想できても、その戦いの行方はなかなか最後まで読めませんでした。

現実の世界とVRの世界がどうリンクしていくのか、その過程も面白かったです。

前篇からぶっ通しで惹き込まれました。

プレゼンス(存在・存在感)というタイトルは、シンプルな解釈だと、そのまま仮想現実の中での「存在」ということだったのではないかと思われます。深読みするのなら、もっと色んな解釈ができるかもですけど、アホな僕にはこれが限界です。

今後ものすごいスピードで進化していくであろう、仮想現実というものの魅力や怖さの一端を、垣間見ることもできました。

そんな仮想世界に君臨する加西周明役の石丸幹二さんの、少しイカれた感じの天才な雰囲気も良かったです。

銃撃され復活した出雲麗音の篠原ゆき子さんも、前回同様にとても演技が魅力的でして、存在感が大きかったです。取り調べの場面など、鬼気迫るものがあって凄かったです。

第1話と同様に、レギュラー陣も皆さん適度に登場してくれました。青木と捜一は、物語の中でホっと息抜きができるポイントにもなっています。まさか青木の口から「シオシオのパー」が出てくるとは思ってもいませんでした。

前篇に続き、社美彌子、甲斐さん、衣笠副総監もばっちり出ています。

そして芦名星さんの風間楓子が、この第2話で最後の登場です。今回も楓子は重要な役で出ていますし、今後の活躍を考えると、ただただ残念でなりません。彼女の姿を見ると、切ない気持ちになってしまいます。

第1話にて、内村さんと繋がりがある桑田というヤクザが登場しましたが、第2話ではその話題は特に取り上げられませんでした。おそらく今後どこかのストーリーで、このネタが爆発するはずです。

花の里に代わるお店として誕生したこてまりは、第2話でも登場しています。女将のこてまりさんは、まだ新鮮な感じがしてしまうのですが、きっと回を追うごとに当たり前になっていくんだろうな~と。

右京さんの相棒も代わってすぐは、最初は新鮮ですけれど、いつの間にか当たり前になっていきますからね。と、おもいっきり当たり前のことを書いていますけれど。

そんなふうにいつかVRの世界が当たり前になっていくんでしょうね。そう思わせるような物語でもありました。

事件の真相は特命係によって暴かれましたが、結末は大きな遺恨を残すものでして、もしかしたら加西周明はまた登場するかもしれません。今からそれを期待しちゃったりもしています。

S19も初回SPから存分に楽しませて頂きました。

第2話『プレゼンス(後篇)』、面白かったです!

 

ゲスト出演者

続いて、第2話『プレゼンス(後篇)』に出演された、主なゲストさんを紹介します。今回は第1話から続く後篇となりますので、ゲストさんも第1話と同じです。

石丸幹二(いしまるかんじ)

仮想国家「ネオ・ジパング」に建国の父として君臨するIT長者、加西周明役で石丸幹二(いしまるかんじ)さん。

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白バイ警官の銃撃やコスプレ男の転落死に何かしら関わりがあるのではないかと、特命係に睨まれている人物です。お金は掃いて捨てるほどあるというものすごい金持ちで、お金があれば人を意のままに操れるとも考えています。第1話ではそこまで登場シーンは多くありませんでしたが、この第2話では事件の鍵を握る重要人物として、登場シーンも多いです。

石丸幹二さん、じゃっかんぶっ飛んだ感じのIT長者役が良かったです。常人離れしたような、なんともいえない雰囲気が出ていました。

 

日南響子(ひなみきょおこ)

転落死した万津幸矢の恋人、朱音静役で日南響子(ひなみきょおこ)さん。

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万津から預かったという拳銃を所持していたことで、万津の母と共に銃刀法違反の容疑で連行されます。その後特命係の捜査で静もネオ・ジパングの国民であることがわかり、事件との関与も疑われます。

日南響子さん、第1話で美人さんだな~と思ったのですが、第2話でもやっぱり美人さんでした。

 

篠原ゆき子(しのはらゆきこ)

銃撃され重傷を負いますが、一命をとりとめた白バイ警官、出雲麗音役で篠原ゆき子(しのはらゆきこ)さん。

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復帰後は捜査一課に配属されます。最初は芹沢さんの嫌がらせを受けますが、それをうまくかわしたり、したたかな一面も見せます。特命係とは良好な関係です。

篠原ゆき子さんの個性的な演技は第1話から印象に残ったのですが、この第2話でも大変魅力的でした。

 

以上、第1話に続き、今回の主なゲストさんは上記3名になるかと思います。

他には、ビルから転落死した万津幸矢役で、櫻井圭佑(さくらいけいすけ)さん。幸矢の母親である万津蒔子役で松永玲子(まつながれいこ)さん。暴力団組員の虎太郎役で田中俊介(たなかしゅんすけ)さん、過去にわいせつ罪で逮捕された鯨岡聡子役で、轟もよ子(とどろきもよこ)さんなどが、ちょいゲストさんで出演されています。登場は一瞬でしたが、轟もよ子さんのインパクトも凄かったです。

 

VR世界に君臨する石丸幹二

VR上の仮想国家「ネオ・ジパング」を築いたのは、IT長者の石丸幹二さん演じる加西周明です。

とんでもないお金持ちで、自ら築いた仮想国家の中では「建国の父」として、大きな権力を握っています。

白バイ襲撃事件、転落死事件とネオ・ジパングが何かしら関係があるのではないかと考えた右京さんは、第1話にて加西を訪ね、そこで初めてゴーグルを装着し、VRの世界を体験させてもらってました。

前篇での特命と加西のやりとりはそれのみだったのですが、後篇の第2話では、特命が加西の関与を強く疑って、捜査対象とします。本格的に「特命係vs加西周明」の戦いへと移行していきます。

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特命は何度か加西の元を訪れますが、ジョギング中にも聴取していて、冠城くんが一緒に走ってます。このとき右京さん、加西に「一緒に走ろうよ」と言われて断ってました。笑

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今回取り上げられたVRの世界というのは、おそらく今後急速に進化していくことが予想されます。つまりそれが単なる仮想世界ではなく、もう一つの現実世界が出来上がるような、そんな形態になっていく可能性もあります。

今回の相棒ではそこまで深くVRの世界が掘り下げられたわけではありませんが、いずれはパラレルワールドのような側面を持つものになるのかもしれません。二つの世界が密接にリンクすることで、仮想世界が現実世界に大きな影響力を及ぼすことも。

実際、ネオ・ジパングに君主イザナとして君臨する加西は、現実の世界でも人を意のままに操ろうとします。

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白バイ警官銃撃事件、転落死事件という二つの事件は、そんな加西の思惑が絡んで引き起こされたのではないかと、右京さんは推理するんです。

転落死した万津の恋人、朱音静もネオ・ジパングの国民として、事件に関わっている可能性も浮上します。

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事件の解明の鍵はネオ・ジパングの中にあると考えた特命係は、再びVRの世界へと入ります。つまり、VRの中で捜査を行うんです。

今回は、朱音静の部屋だったり、特命係の部屋でもゴーグル装着です。

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これ、ゲームで遊んでると思われてるみたいですけどね。まさか捜査をしているなど、誰も思いませんからね。

長い相棒の歴史の中でも、特命係がVRの中で捜査をするというのは、もちろん初ではあります。

そして現実世界ではどうしても見つけることができなかった決定的な繋がりを、特命係はネオ・ジパングにて発見し、建国の父として君臨する加西が犯した罪を追及します。

警察がVRの世界に潜入し捜査するというのは、まだまだ現実的なのかどうかはわかりません。しかし近い将来、普通にそんな捜査が行われる日がくるのかもしれません。

 

出雲麗音(篠原ゆき子)が新レギュラーに

前篇にて捜査一課に配属された、銃撃された白バイ警官、出雲麗音(いずもれおん)。

奇跡的に一命を取り留めたことから、青木年男などには「不死身ちゃん」と呼ばれています。

彼女は今回も一課の刑事として登場します。前回は芹沢さんにいじめを受けましたけれど、そんなことは物ともせず。

相変わらず芹沢さん伊丹さんはまだ、あまり彼女の一課入りを快く思っていない感じではありましたが、前話よりはほんの少し、距離は縮まった感もあります。

出雲麗音は今回、取り調べもしています。

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この取り調べのシーンがなかなか凄くて、鬼気迫るものがありました。「怖い」という意見も多かったみたいですけど、僕は個人的に篠原ゆき子さんの演技、個性的でとっても惹きつけられるものがあります。

出雲は特命に対しては、最初は少し警戒感も持っていましたが、その後は信頼を寄せているのではないかとも思われます。

そしてこの出雲麗音、てっきり初回SPのみの登場で、一課からどこかにまた異動になると思っていたのですが…。

なんと、そのまま捜査一課の刑事として、相棒の新メンバーに加入です。

篠原ゆき子さん、レギュラー出演です。

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レギュラーとして捜査一課の女性刑事というのは、出雲麗音が初になります。公式サイトのキャストのところにも、一課の巡査部長として掲載されています。

出雲麗音というキャラクター自体魅力的ですし、僕は密かに彼女が正式に捜一に加わり、伊丹&芹沢との新・捜一トリオが誕生しないかな~と思ってたんです。

ですのでそれが実現するというのは、びっくりですけど、とっても嬉しいです。

今後の伊丹&芹沢との関係、そして特命係との関係、どちらも大注目です。

久しぶりに捜査一課がざわつきそうです。

 

さよなら風間楓子

芦名星さんの急逝により、風間楓子の登場がこの第2話で最後となりました。

第1話では可愛らしい花売り娘姿を見せてくれましたし、第2話でも特命係のVR捜査に協力してくれる、とても重要な役での登場です。

転落事故の起きたビルの前で特命と話すシーンが、右京さん冠城くんとの最後のシーンです。

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この場面は、彼女らしい特命とのやりとりが見れるシーンで、とってもいいシーンでした。

風間楓子の協力がなかったら、右京さんも冠城くんもスムーズにVR捜査が行えなかったはずですので、彼女が事件解決の一端を担ってもいるわけです。

風間楓子の最後の登場シーンは、こちらです。朱音静に突撃取材した場面です。

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風間楓子は、シーズンを追うごとに、もはや相棒にはなくてはならない存在になっていました。

週刊フォトスという雑誌の記者としての役割はもちろん、それ以上に広がりのあるキャラクターだったと思います。

楓子の全出演回は、こちらの記事でまとめてあります。

何度も同じことを書いてしまいますが、今後もう彼女を見れないというのは、本当に残念でたまりません。

この初回SPの他に、S19ではあと一度彼女の登場を予定していた、とのニュースも出ていました。

しかし風間楓子としての代役は立てないとのことで、今後のフォトスに関わる変更が難しい役割については、新人記者が登場する形で対応していくという案もあるようです。

おそらく内村刑事部長の黒い交際に関しても、フォトスががっつり絡んでくると思うので、風間楓子も登場予定だったはずです。

また、片山雛子との繋がりだったり、実家が大阪のヤクザだったり、いくらでも今後の広がりがありました。

残念だという気持ちはなくなることはありませんし、もっと彼女の姿を見ていたかったです。

芦名星さん、本当に素敵な女優さんでしたし、風間楓子も魅力的なキャラクターでした。

今までありがとうございました。

ご冥福を心からお祈りしています。

 

その他の見どころ

それでは最後に、第2話『プレゼンス(後篇)』のさらに細かい見どころを、二つだけ挙げて締めたいと思います。

社美彌子がこてまりへ

今回、右京さん冠城くんがこてまりで呑む場面はありませんでしたが、代わりに社美彌子が一人呑みです。白ワイン飲んでます。

どうやら甲斐さんの紹介で行ったみたいです。こてまりさんと社美彌子はこれが初対面です。

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美彌子はこてまりさん本人にも興味があったみたいです。

こてまりさんも美彌子のことは「美人広報課長」として、見覚えがあったようです。フォトスを読んで記憶に残っていたみたいですね。さすがこてまりさん。

今度こてまりにて、貸切でKGBの会合を、という話にもなってました。

衣笠さんが自分もKGBの会合に参加したいって言い出してましたし、是非ともその場面を見てみたい気がします。

 

特命係のタキシード

特命係は前話に続き、ネオ・ジパングでなぜか裃(かみしも)という服装になっていました。どうやら右京さんの要望っぽいですけれど、かなりインパクトのある格好です。笑

しかし最後のVRシーンでは、服装をチェンジしています。なぜかタキシードです。

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これ、なぜ服装をチェンジしたのかの理由が一切出てこなかったのですが、きっと右京さんと冠城くんの間で、何かしらのやりとりがあったんだろうな~と想像してしまいます。

タキシードは二人ともビシっときまっていて、かっこよかったです。似合ってました。裃のときとはえらい違いです。笑

特に右京さんの緑の裃姿は、夢に出てきそうなくらい凄かったですからね。

 

以上、今日は相棒season19第2話『プレゼンス(後篇)』についてでした。

 

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