「右京のスーツ」
相棒season9第14話のあらすじと感想
本日は、シーズン9第14話についてです。
相棒season9第14話のタイトルは「右京のスーツ」。放送日は2011年2月2日です。右京さんと言えば、いつもお洒落にスーツを着こなしているイメージがありますが、その右京さんのスーツが関係した事件なのでしょうか?
ではまず、第14話「右京のスーツ」のあらすじからざっと紹介したいと思います。
階段から転落死した男性の遺体が発見されます。何者かと争った形跡があり、殺人事件として捜査が開始されます。遺体の男性は銀行の支店長で、彼はオーダーメイドのスーツを着用していました。そのスーツに興味を持った右京さんは、スーツを仕立てたテーラーの元を訪ねます。そこは老舗のテーラーで、店主の他には女性のテーラーが一人。殺害された男性は、その直前にこのテーラーでスーツを受け取っていたとがわかり、担当者は女性のテーラーです。スーツが気に入った右京さんは、その女性テーラーにスーツを仕立ててもらうことに。果たしてテーラーは事件と関わりがあるのか?特命係が真相を暴き出します。
ざっくりなあらすじですが、だいたいこんな感じです。
右京さんがスーツを仕立てると言う、なかなか貴重な回ではあるのですが、スーツの仕立てを軸にしつつ、それに平行して事件の真相がじょじょに明らかになって行く展開です。
形としては、右京さんvs女性テーラーみたいな図式にはなっていますが、いつものごとくどんでん返しも待っています。最後まで真相が読めませんでしたね~。
まさかの変な趣味とかも出てきちゃいましたし。笑
前話の「通報者」は神戸くんの方が目立っていた気がするのすが、今回は右京さん中心のストーリーでした。
いつも通りに特命係によって真相が明らかになるのですが、これがまた、ちょっと切なくなるような真相だったりします。僕は犯人の方に同情しちゃう気持ちもありました。もちろんどんな事情があれ、犯罪は許されませんけどね。
犯人の方に感情移入してしまうようなパターンって、相棒ではけっこう多い気がします。被害者の方がほんっとに悪人だったりすることありますからね。笑
今回も、そんな少し切ない真相が待ち受けている物語ではありますが、後味が悪いわけでもなく、よく練られたストーリーだったと思います。
第14話、面白かったです!!
相棒season9第14話のゲスト出演者
それでは次に、第14話に登場した主なゲストさんを紹介して行きます。今回は2名のテーラーが主なゲストさんです。
小松政夫(こまつまさお)
まずは、老舗テーラーの店主、古谷勲役で小松政夫(こまつまさお)さん。
常連客などからも信頼の厚い、腕の確かなテーラー役です。小松政夫さん、いつも優しい感じの役が多い気がするのですが、今回の相棒でも、厳しくも優しいテーラーの役でした。小松政夫さんは2020年12月に亡くなられています。
青山倫子(あおやまのりこ)
続いて、古谷勲のもとで働く女性テーラー、笹原真紀役で青山倫子(あおやまのりこ)さん。
青山倫子さん、テーラー役がとても似合ってました。黒髪を後ろに束ねて、びしっと決めた清楚なテーラーだったのですが、とても美人さんでハマってました。
以上2名が、今回メインで登場するゲストさんになります。登場シーンは青山倫子さんの方が少し多いかもれませんが、2人とも重要な役で登場しています。
他には、被害者と取引していた会社の社長、安藤総一郎役で森次晃嗣(もりつぐこうじ)さんがちょい重要な感じで出ています。
右京さんスーツを仕立ててもらう
右京さんはいつもお洒落にスーツを着こなしていますし、何着も持っています。
右京さんのスーツ姿を見て、かっこいいな~と僕も思ってしまいます。
そして右京さん、やっぱり良いスーツには目がないようで、今回の事件で遺体となって発見された男性が着ていた、オーダーメイドの高級スーツにも興奮していました。笑
右京さんはロンドンにいた頃にも、スーツを仕立ててもらったことがあるみたいです。
僕は普段スーツを全く着ない人間でして、年に数回着るかどうかと言う程度です。昔思い描いていた大人の自分は、スーツをびしっと着こなして働いている姿なんですけどね…笑。そのような形態とは縁のない大人になってしまいました。汗
そんなんですので、当然今までにオーダーメイドでスーツを仕立ててもらったことなどありません。
そんな考えすら持ったことがありませんので。笑
オーダーメイドの場合、生地から決めたりするみたいですね。
今回の被害者が着てたスーツは、生地代だけで30万円だとか…。一体一着作ったらいくらになるんでしょう。恐ろしい…。
と思って、ネットでオーダーメイドスーツの値段とか思わず調べてしまったんですけど、やっぱりピンキリみたいですね。頑張れば手が届きそうなものから、とてもじゃないけど無理なものまで。笑
今回右京さんは、老舗のテーラーで生地から仕立ててもらっていましたので、おそらく高いんじゃないかな~と。
ちなみに、女性のテーラーと言うのは珍しいみたいです。僕はその業界を全く知りませんので、現在もそうなのかどうかわかりませんが。
そしてこのテーラーは、「ビスポーク」のテーラーだと右京さんが言ってたのですが、僕はこの言葉は初めて聞きました。
ウィキペディアによりますと…
ビスポークは、特定の指示に基づいて注文された何らかのものを指す、英語の形容詞「bespoke」の音写。ビスポークは、個々の購入者の注文なり、嗜好、使用目的などに合わせて、既存のものを改変したり、新調することを意味する。
つまりテーラーの場合は、お客さんの注文を聞きながらスーツを仕立てて行くみたいなんです。その人に合った特注品ってことですね。
右京さんのスーツも、例えば「警察手帳が出しやすいように、ポケットを広く」などと特別な仕様に仕上げてくれる感じでした。
右京さんのスーツの完成が楽しみだったのですが…
残念ながら、色々な事情があり、スーツは出来上がらないんです。
いつかこのスーツ、出来上がって右京さんのもとに届けられたらいいですね。
青山倫子さんが演じたテーラーも、とても素敵でしたので、是非また再登場して欲しいです。
シーズン9第14話その他の見どころ
それでは続いて、第14話のさらに細かい見どころを二つほど。
ブラ男
ネタバレになってしまう部分もあるのですが…
今回、「ブラ男」が出てきてます。笑
ブラ男と言いますのは、そのまま「ブラジャーを着ける男性」のことです。笑
一時期テレビなどでも取り上げられたこともあり、僕もその言葉だけは知っていました。
僕には全くそのような趣味がないので、ブラを着ける気持ちがわからないんですけどね…笑。
今回出てきましたブラ男は、周囲にばれないようにスーツまで特注品になってるわけですよ。
そうまでしてなぜブラを着けるのでしょう。安心感とか、何かしらあるんでしょうけどね、きっと。
僕も試しに嫁のブラジャーを着けてみようかと思います。笑
角田課長もスーツを新調
右京さんはオーダーメイドでスーツを仕立ててもらっています。
一方同じ頃、角田課長も新しいスーツを購入したみたいです。
特命の部屋で自慢げに披露していました。笑
スーツの木村と言うお店で購入したもののようで、上下で2万9800円だと。しかも、替えズボンが付いてるみたいです。笑
角田課長のスーツとか、今までちゃんと注目して見たことがなかったので、今までどんなスーツを着ていたのかも全く思い出せません。笑
新調したスーツとの違いもわからず…笑。
以上、今日は相棒season9第14話「右京のスーツ」についてでした。