「午後9時30分の復讐 特命係、最後の事件」
相棒season1最終話のあらすじと感想
相棒シーズン1のDVDボックスで、ついにseason1最終話を見ました!season1は全12話で完結ですので、この第12話が最終回になります。タイトルは「午後9時30分の復讐 特命係、最後の事件」。放送日は2002年12月25日です。2002年のクリスマスが最終回だったんですね。2時間スペシャルものです。
タイトルも「特命係、最後の事件」と入っていますので、当時見ていた人は、これで相棒が終わってしまう!と思った人もきっと多かったのではないかな~と思います。
相棒season1のDVD-BOXを買ってからだいぶ時間が経ってしまいました。なかなか腰を据えて見ることができず、ようやく最終話まで見終わりました。
現在シーズン14まで完結している相棒。それを最初から順番に全部ちゃんと見てみたい!と言う欲求で、DVDボックスを買いました。そしてついにシーズン1の最終回。なんだか感慨深いものがありました。
この最終回は、前話の第11話と繋がっています。最終話単独でも楽しめるのですが、11話から見ていた方がより楽しめるかと。
右京さんと小野田官房長が関わった15年前の事件。それが引き金で右京さんは狙撃されてしまいます。しかし、その狙撃事件とは別に、15年前の事件の被害者が続々と殺されていることが発覚。撃たれた右京さんですが、脅威の復活を見せ、亀山くんと捜査に乗り出します。身代金目的の籠城事件だった15年前の事件ですが、その現場で実は予想外の出来事が…
ざっくりですがストーリーはこんな感じです。
記念すべきシーズン1の最終回と言うこともあり、しかもテレビでは2時間スペシャルでの放送。かなりの期待度を持って見たのですが、期待を裏切らない面白さでした。じゅうぶん楽しませてもらいました。
僕はこれ、夕方の相棒再放送でも見ていて、覚えてました。でも細部までは覚えていませんでしたので、今回改めてじっくり見ることができ、大満足です。
相棒season1最終話のゲスト出演者
では、記念すべきシーズン1最終回のゲスト出演者を。
長門裕之(ながとひろゆき)
まずは元外務省事務次官で、現在も大きな権力を持つじじい、北条晴臣の役で長門裕之(ながとひろゆき)さん。
すごい嫌なじじいの役でした(笑)。周囲には自分のことを閣下と呼ばせています。長門さん、こう言う役ハマり役ですね。弟の津川雅彦さんも相棒出てますので、兄弟で相棒出てるんですね~!!
池脇千鶴(いけわきちづる)
続いて、北条晴臣の家で住み込みでお手伝いなどしている女子大生、川端蘭子役で池脇千鶴(いけわきちづる)さん。
池脇千鶴さん、最近あまりテレビでは見掛けないですね。池脇さん、なんかエロくないですか(笑)?個人的な感想ですが…(笑)なんだかエロい感じがしてしまうんですよ、何故か僕は。
あとは「ジョゼと虎と魚たち」のイメージも僕の中では強いですね。
内藤剛志(ないとうたかし)
そして、第11話で登場した、森本レオさんと同じ元特殊部隊で、現在は所轄署の署長をしている萩原壮太役で内藤剛志(ないとうたかし)さん。
この萩原壮太も15年前の事件に関わる人物です。
森本レオ(もりもとれお)
さらには第11話に続き、元特殊部隊の隊員である石嶺小五郎役で森本レオさん。
森本レオさん、今回はそこまでメインでは出てきませんが、存在感ありますね。
以上4名を中心にストーリーは展開して行きます。
やっぱり最終回だけあって、これだけの知名度の高いゲスト出演者が出ています。しかも4人も。
相棒ってすごいですね。
右京さんの驚異的な回復力
もちろん今回も、ストーリー以外にも見どころがたくさんありました。
まず突っ込みたくなったのは、「右京さん回復早!」って点です。笑
第11話で撃たれて瀕死だった右京さん。しかしこの第12話では、最初からもうピンピンしてます。笑
もちろんドラマですので、時間の経過が現実と同じと言うわけではないのは、僕も重々承知しています。大人ですので。
でも、話の内容を見ていると、狙撃事件からそんなに時間が経ってないような感じなんですよね~。あくまでそこは明確にされていませんので、あくまでも感じただけですが。
瀕死だった右京さんが、もう何事もなかったかのように動き回っているわけです。回復力ハンパね~!って思ってしまって、面白かったです。笑
亀山くんも警察庁勤務
前話の第11話で、小野田官房長が右京さんを警察庁に引っ張った形になりました。本当は亀山くんはその後、運転免許試験場に配属される予定だったのですが、右京さんと共に15年前の事件を調べることに。
それに伴い、亀山くんも警察庁勤務って形になったんです。
伊丹さんも亀山くんを、いつもの「特命係のか~め~や~ま~」ではなく、「警察庁の亀山様」と呼んでいます。笑
ですのでこの最終話では、右京さんも亀山くんも、肩書は警視庁特命係ではなく、警察庁になってるんですね。
亀山くんも警察庁の名刺持ってました。笑
名刺と言えば、花の里のたまきさんの名刺が登場しましたね。これです。住所は渋谷区代々木になってます。
相棒で他にたまきさんの名刺が登場したシーンってあったんでしょうかね?僕はこれ初めて見たので、ちょっと嬉しかったです。
花の里って、代々木にあったんですね!!
そして、ただの小料理屋ではなく、「京風」の小料理屋だったんですね。初めて知りました。
右京さんがラーメンを…
他にも、ちょっと意外だった場面があります。
右京さんと亀山くん、そして小野田官房長の3人が、ラーメン屋のカウンターで並んでラーメン食べてるシーンなんですよ。笑
僕は右京さんがラーメン食べてる姿は初めて見ました。新鮮ですね~。
シーズン1第1話では、右京さんと小野田さんハンバーガー食べてました。その他は回転寿司もありましたね。そして最終話でラーメン。
右京さんってラーメンとか食べるイメージがあんまりなかったので、「右京さんもラーメン食べるんだ!」と。笑
右京さん家で一人でカップ麺食べたり、サッポロ一番作ったりしてるかもしれないですね。笑
右京さん亀山くんたまきさんの服装
この最終話では他にもちょっと気になったところがありました。
まず、亀山くんのスーツ姿です。これはシーズン1第7話でも登場しましたが、仕事でスーツなのはこれが初めてかと思います。びしっと決まっててかっこいいです。
次に、右京さんのポケットチーフが真っ赤だったんです。右京さんいつもスーツの胸ポケットにチーフ入れてるのは気付いてたんですけど、どんなポケットチーフなのかとか、僕は全然気にしてませんでした。嫁が髪切っても気付かないタイプの男ですので、僕は。
ですが今回、右京さん真っ赤なポケットチーフだったんです。さすがに鈍感な僕の目にも止まりました。笑
そして、もう一つ目を引いたのが、たまきさんの着物です。赤い着物と黄色の着物で登場するシーンがあって、すごくお洒落な感じがしました。やっぱりたまきさんの着物姿、素敵ですね~。
右京さんの名言が今回も炸裂
最終回だけに、右京さんの名言が連発されてました。いつも以上に名言の数が多かった気がします。
特命係で一人暇そうにしている角田課長に対して…
「暇ですか?一度行ってみたかったんです」
亀山くんに対して…
「君のヤマカンは神がかりに近い」
内藤剛志さん演じる萩原署長に対して、感情を露わに大声で…
「生きなさい!」
小野田官房長に対して…
「もしも限界があるとするならば、それは諦めた瞬間でしょう」
などなど、印象に残る言葉がありました。
ついでに亀山くんの「運転免許試験場が俺を待ってますんで」って台詞もありました。笑
相棒season1最終話を見終えて
そして他にも、たまきさんが花の里でずっこけるシーン。右京さんと亀山くんが、おそらく初めて覆面パトカーのサイレンを鳴らしたシーン。花の里の食器がお洒落だった件。などなど、見どころはたくさんありました。
最後は右京さんと亀山くんが、二人並んで渋谷のスクランブル交差点を歩くシーンで、相棒シーズン1が終わりました。
最終回って、見終わると、なんだか一仕事終えた感じと言うか、満足感はとても大きいですよね。
以前から相棒をシーズン1からちゃんと見てみたいとずっと思っていて、やっと念願のシーズン1を全部制覇しました。
夕方の再放送で見たことがあった話もあれば、全く初めてのものもありました。ストーリーはもちろん全て楽しかったですが、それ以外にも相棒ファンとしては新鮮な発見がたくさんあり、そう言った意味でも大満足です。
DVDボックス買ってよかったな~と。
ようやくseason1を全部見終えたので、次はseason2!の前に、pre seasonを見なきゃいかんです。僕は実は、シーズン1が一番最初かと思ってたんです。ですが実際は、シーズン1の前にプレシーズンなるものが3話あったんです。こちらです。
土曜ワイド劇場ってので2時間の枠でやったのが3回。僕はまでどれも見たことがありません。
ですのでシーズン2に突入する前に、プレシーズン見なきゃいかんと。
と言うことで、まずはプレシーズンのDVDボックスを買おうと思います。
相棒シーズン1、大満足でした!!