相棒が好き過ぎて

ドラマ相棒が好き過ぎるが故の戯言と悪ふざけ

相棒シーズン11第2話。オークションに参加する特命係。

「オークション」

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相棒season11第2話のあらすじと感想

本日は、シーズン11第2話についてです。

相棒season11第2話のタイトルは「オークション」。放送日は2012年10月17日です。前話で三代目相棒となるカイトくんが初登場し、その最後では特命係に配属となりました。ですのでこの第2話は、特命係となったカイトくんでの最初の回となります。タイトルから何かしらオークションに絡んだ事件なのがわかりますが、どんな内容なのでしょうか。

ではまず、第2話「オークション」のあらすじから紹介します。ざっくりですが。

エド・クレメンスと言うジャズピアニストの腕を象り、彩色された芸術作品。オークションに出品される予定だったその腕は、オークションハウスの経営者がタクシーに置き忘れたことにより、紛失してしまいます。カイトくんが特命に来る前に所属していた中根署の管轄内で起こった出来事だったことから、カイトくんが呼び出され、右京さんと共に捜査にあたることに。腕の紛失はマスコミで取り上げられたことにより、話題になります。その後タクシーで拾得したと警察に届け出た人物がいたのですが、右京さんとカイトくんは紛失事件に疑問を抱きます。腕の価値を上げるために仕組まれた紛失事件だったのでは?と。その後腕を届け出た男性が何者かに殺害されると言う事態になり…果たして誰が彼を殺したのか?紛失事件の真相は?右京さんとカイトくんが真相を究明します。

ざっとではありますが、だいたいこんな感じの内容になります。

カイトくんの二話目と言うこともあり、やっぱりカイトくんの一挙手一投足に注目してしまいますが、ストーリー自体も面白かったです!

ジャズピアニストの腕」と言う芸術作品を巡る事件なのですが、その「腕」自体がなかなかのインパクトがありましたね。笑

そして、その腕に関わる人間模様が複雑に絡み合って展開して行きます。右京さんがそれを紐解いて行く感じですね。そして真相に辿り着きます。

カイトくんも右京さんに対抗しようとして頑張るんですけど、右京さんの方が上でした。笑

誰が犯人なのかも最後までわからず、恒例のどんでん返しも待っています。

ただ、欲を言わせてもらえるのなら…犯人に関しては、ちょっと物足りない感があったかな~と。我儘な感想でほんとすみませんが。

ストーリーと言うか、構成はよく練られていて面白かったんですけどね。それだけに、犯人がちょっと物足りない感じがしてしまったんです。はい、ごめんなさい、欲張りです。笑

とは言え、腕を巡る事件そのものも楽しめますし、さらにはカイトくんと一課や米沢さんの初絡みとかもあって、楽しめる要素は色々ありました。笑

カイトくんが特命係になって最初の事件ですからね。そう言う意味でも新鮮さはかなりあります。

第1話で初登場した、カイトくんの父親である甲斐峯秋、恋人である悦子さんも登場しましたし。カイトくんの所轄署での上司も。

少し我儘な感想は言ってしまいましたが、色んな意味で中身の詰まった、満足できる内容でした!

シーズン11第2話、面白かったです!

 

相棒season11第2話のゲスト出演者

それでは続いて、第2話に主に登場したゲストさんを紹介したいと思います。今回はそこまでがっつり「この人がメインゲストだ!」と言う人物はいない回ではありました。それでも、何名か重要な役で出ていたゲストさんがいますので、一人ずつ紹介したいと思います。

岡まゆみ(おかまゆみ)

まず、オークションハウスの代表、坂巻百合子役で岡まゆみ(おかまゆみ)さん。

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今回一番のゲストさんは、この岡まゆみさんだったかと思います。失礼ながら僕は、なんとなく見たことあるかな~と言う女優さんだったのですが、ドラマなどにも数多く出演されている方なんですね。劇団四季に在籍していたこともあるみたいです。

 

藤木孝(ふじきたかし)

続いて、芸術品の鑑定士でオークションの進行役、富塚修一郎役で藤木孝(ふじきたかし)さん。

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そこまで重要度は高くはありませんが、登場シーンはそこそこ多いかと思います。藤木孝さんも、ドラマや映画にかなり出演されている俳優さんとのこと。そして、相棒にはこれが二度目の出演です、別の役で。前回はシーズン4最終話「桜田門内の変」に連続殺人犯役で登場しています。僕は全く気付かずに、コメント欄にて教えて頂きました。

藤木孝さんは2020年に亡くなられています。

 

梅垣義明(うめがきよしあき)

続いて、ジャズ評論家の盛谷弘光役で、梅垣義明(うめがきよしあき)さん。

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登場シーンもそこまで多くはありませんが、けっこう印象は強かったです、キャラ的に…笑。WAHAHA本舗の俳優さんです。

 

今回主に登場するゲストさんは、この3名です。岡まゆみさんが一番メインな感じですね。

あとは、拾得した腕を警察に届け出た男性、相沢良明役で山本まなぶ(やまもとまなぶ)さん、オークションハウスのスタッフ、川南夏彦役で八十田勇一(やそだゆういち)さんが、上記3名に続くゲストさんかと思います。

また、第1話で登場した、中根署の係長、堀江邦之役で山口良一(やまぐちりょういち)さんもちょこっとだけ登場しています。

 

オークションに参加する右京&カイト

第2話はタイトルの通り、「オークション」がストーリーの軸になっています。

ホワイトグラブズ」と言うオークションハウスがあり、そこに出品された「エド・クレメンスの腕」と言う作品を巡る事件です。

こちらがその、エド・クレメンスの腕です。

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もちろん腕そのものではなく、腕を象ったものに彩色をした作品です。

なかなかインパクトありますよね。これが相棒のために創られた小道具なのか、それともどなたか芸術家さんの作品を借りてきたものなのか、気になるところではありますが。笑

とにかく、このピアニストの腕が事件の中心になるわけです。

相棒では過去にも蝶のオークションが出てきた「アゲハ蝶」(シーズン4第14話)と言う物語がありましたが、今回はそれ以来2度目のオークションです。

前回も右京さんと亀山くんがオークションに参加していましたが、今回もやっぱり特命係は参加しちゃってます。笑

しかも今回、カイトくんが悦子さんと二人で最初から参加し、エド・クレメンスの腕を落札しちゃいそうな勢いで、「5000万で!」って言っちゃってるんですよ。笑

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これは右京さんの判断ではなく、完全にカイトくんの独断です。最悪落札しちゃったら、マンションを売ってどうにかする、ってカイトくん言ってましたね。しかも、売ろうとしているマンションは悦子さんのものみたいです。笑

第1話で映った悦子さんのマンション、賃貸じゃなくて持ち物件だったんですね。

と言っても、カイトくんは別に腕がどうしても欲しかったわけではなく、事件の真相をあぶり出すために、自らも参加した形です。

じゃっかん暴走気味ではありましたけど。笑

「アゲハ蝶」の時の右京さんの作戦ですね。

さらに、カイトくんだけでなく終わり間際には右京さんもオークションに参加です。笑

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「6000万!」って言っちゃってました。笑

右京さんはカイトくんとはまた別の狙いで参加した形でした。

ちなみにですが、このオークションには会員だったり、招待状がないと参加できないみたいです。で、右京さんはオークションの会員だった甲斐峯秋に、カイトくんは悦子さんのCAの先輩の協力を得て、参加できたみたいです。

このオークションシーンは、カイトくんの無茶をする性格が顕著になったシーンではないかと思います。

 

カイトくんと一課トリオ&米沢の初対面

カイトくんが、捜査一課トリオと、米沢さんと、初対面を果たしました。

第1話は香港が舞台でしたし、まだ会ってなかったんですよ、伊丹さんや米沢さんとは。

唯一レギュラーメンバーの中で第1話で会ったのは、角田課長と大木さん小松さんの、組対5課です。

今回、カイトくんが大木さんと小松さんを逆に覚えていて、間違いを指摘されてる場面も出てきてましたけれど。笑

大きい方が小松さんで、小さい方が大木さんですからね、ややこしいんです。笑

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記念すべき捜査一課トリオとの初対面は、特命係の部屋です。

捜査の過程でカイトくんに事情を聞かなければいけない事案があり、捜査一課がカイトくんを訪ねた形です。

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最初こっそり部屋を覗いて、伊丹さんはカイトくんのこと「舐めた格好しやがって」って言ってましたね。笑

カイトくんに対して強気に出たかった一課ですが、まさかのカイトくんが「捜査一課に対する羨望の眼差し」を向けたんです。笑

警察では、警視庁の捜査一課のみが付けられると言う「赤バッジ」があるようで、カイトくんはそれに憧れてたみたいですね。

で、一課トリオもそれに気を良くした感じです。笑

芹沢さんも先輩風を吹かせてました。笑

また、別の場面ですが、カイトくんは米沢さんとも初対面を果たしています。

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これで、まだカイトくんが対面してないのは、内村刑事部長、中園参事官、陣川警部補、大河内監察官。その辺りでしょうか。

今後の初対面を楽しみにしたいと思います。

 

「相棒の法則」が語られる

特命係で右京さんの相棒の名前が「か」で始まって「る」で終わると言う、いわゆる「相棒の法則」。

これが初めて角田課長の口から語られました。

カイトくんの「何故自分が特命係に?」と言う質問に対し、角田課長が「名前だろ」と答える流れです。笑

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初代の亀山薫(かめやまかおる)、二代目の神戸尊(かんべたける)、そして三代目の甲斐享(かいとおる)。

全員「か」で始まって「る」で終わりますからね。

僕はこれについて、過去にこちらの記事でも取り上げています。

「か」で始まって「る」で終わる芸能人とかも取り上げてますので、よかったら見てください。笑

おそらくこの角田課長の発言で、この法則を初めて知った人は多いのではないかと思います。

もちろん鈍感な僕は全くそんなことには気付かずに、角田課長に教えてもらいました。

角田課長ありがとう。

ちなみに、米沢さんもこの法則に気付いていたみたいなんですけど、角田課長が先に披露してしまったため、米沢さんはちゃんと披露できないことに。かわいそうな米沢さんでした。笑

 

シーズン11第2話その他の見どころ

それでは次に、第2話のその他細かい見どころをいくつか挙げてみたいと思います。

右京さんの車

第1話で初登場した、右京さんの愛車フィガロ

これ、やはり第1話限定とかではなく、普通に第2話でも登場しました。

カイトくんを助手席に乗せて運転する姿もです。

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おそらく右京さん、この辺りで電車通勤から車通勤に変えている可能性が高いですね。 

 

「時効間近」

「時効間近」と言う映画が物語中に出てきました。

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これ、どこかで聞いたことある名前だな~と思ったら、以前にも相棒で出てきてました!

シーズン4第20話「7人の容疑者」で、同名のドラマの撮影が行われていました。撮影現場で事件が起こったのを、右京さんと亀山くんが解決しています。

今回はその劇場版が話題に上りました。7年前の映画と言う設定でしたので、おそらく過去に出てきたものの映画版です。

こう言う遊び心的なものは、発見できると嬉しいですね。笑

 

奥村土牛

右京さんと甲斐峯秋が二人で会うシーン。

どこかの美術館です。

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ここで甲斐峯秋の口から「奥村土牛(おくむらとぎゅう)」と言う画家の名前が出てきて、無知な僕はてっきり相棒の中での架空の画家だと思っていたら…

実在の人なんですね。明治生まれで平成2年に101歳で亡くなった、有名な日本画家とのこと。

知らずに恥ずかしい…。

ちなみに、二人が会っていた美術館は、広尾にある山種美術館と言うところみたいです。日本画専門の美術館とのことで、行ってみたくなりました。

 

暇な特命係

ヘッドフォンをして、おそらく大音量で、ノリノリで音楽を聴いている右京さん。笑

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一方、iPadでオセロをするカイトくん。

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右京さんは暇に慣れていて、音楽を楽しんでいるのですが、カイトくんは暇を持て余してる感じでした。笑

仕事したくてうずうずしてますね。そんなカイトくん、新しくできた名刺を受取りに、右京さんに「お使い」に行かされてましたけれど。笑

カイトくんが暇な特命係に慣れる日は来るのでしょうか。

以上、今日は相棒season11第2話「オークション」についてでした。

 

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