相棒が好き過ぎて

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相棒17第1話。とよた真帆&柄本明と、三人になった特命係

第1話『ボディ』

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あらすじと感想

ついに待望の相棒シーズン17がスタートしました。反町隆史さんの冠城亘が右京さんの相棒となり、4シーズン目です。

本日は、そんなシーズン17第1話について書かせて頂きます。

相棒season17第1話のタイトルは『ボディ』。放送日は2018年10月17日です。初回30分の拡大スペシャルで、二話連続ものの前編となります。前シーズン16も初回は二話連続の前後篇でしたので、それと同様のパターンになります。タイトルの「ボディ」は遺体を意味するようですね。

ではまず、簡単にではありますが、第1話『ボディ』のあらすじから紹介していきたいと思います。

国家公安委員であり、大学教授でもある三上冨貴江。彼女は風間楓子の突き落とし事件で、内部調査を進めるよう警察に圧力をかけた人物です。そんな彼女の夫が、電話口にて三上冨貴江に、自分の父親を殺害したことを告げます。殺害されたのは三上にとっては義理の父親で、大学の理事長です。保身のために事件を隠蔽しようと画策する三上は、夫や後妻と協力し、義父が失踪したとして工作をします。それに対し、甲斐峯秋からの依頼を受け捜査を開始した特命係は、義父が既に殺されているのではないかと考え、家のリフォームの時期などにも疑いの目を向けます。そして真相に迫る右京さんは、遺体を見つけるため辞職を賭けた誓約書を書くという事態に。果たして特命係は証拠を見つけ出し、三上たち資産家一家の嘘を暴くことができるのか?右京さんの辞職を賭けた捜査の行方は?

だいたいですけれど、ざっとこんな感じの内容になります。

シーズン17の幕開けである第1話『ボディ』。

面白かったです!!やっぱ相棒って面白いですね。笑

全体的には、シーズン16の最終話からの色々をそのまま引き継ぎ、さらにそこに新しい事件が起こるという流れです。

まず、シーズン16の最終話で登場した三上冨貴江が、いきなりの再登場というだけでテンションが上がってしまいました。笑

前話ではほんの少ししか登場しませんでしたので、あれで終わりのわけはない、とは思っていたのですが、まさかいきなりの再登場で、しかも特命係と正面から対決することになるとは。

そして、そんな特命係も青木年男が配属されたことにより、今回から三人体制という異例の幕開けです。青木年男に関しては、まだまだ解決していない闇の部分が多いキャラですが、そんな男が正式な特命係になって、右京さん冠城くんと常にあの部屋にいるわけです。

これは、面白くないわけがない。笑

さらには今後も重要な役割で登場するのでは?と思われる新キャラまで登場し、登場人物だけでも盛りだくさんの第1話でした。

そして、事件の方も面白かったですね~!

今回は最初から犯人がわかっていて、それをどう暴いていくかという展開です。

証拠を見つけ出す必要があり、そのために右京さんが辞職を賭けるという事態にまでなっちゃうんですよ。なぜか。笑

ですので本筋の事件の他に、右京さんの辞職問題というのもがっつり絡んできちゃうわけです。

シーズン16の第1話も、特命係が消滅するのでは?という展開でしたが、またもやそういった危機が第1話で訪れてしまいます。

しかし右京さんが退職してしまうわけないですよね、きっと。笑

これまで何度もそういった危機には陥りましたが、ことごとくそれを乗り越えてきた人ですからね。

退職のリスクを負いながらも捜査を進める右京さん。それに対する三上冨貴江と資産家一族。さらにはそこに、週刊フォトスの風間楓子や、甲斐峯秋、衣笠副総監なんかも絡んできます。

一番の軸は「特命係vs三上冨貴江」で、そこに右京さん辞職の危機が同時進行で密接に関わり、様々な人間も絡んでくるという感じですね。

今回は家をまるごとぶっ壊すシーンなんかもあって、かなり大掛かりな撮影も行われたようです。お金も掛かってそうです。笑

一課の伊丹さん芹沢さんも、お約束な感じで楽しませて頂きました。青木年男と一課の絡みは面白いですね。笑

社美彌子は出てきませんでしたけれど、角田課長、月本さん、内村さん、中園さん、鑑識の益子さん、甲斐さんと、お馴染みの相棒メンバーは皆さん登場していて、それだけで嬉しくなってしまいます。あ、大河内さんと日下部さんは出てなかったですね。

そしてやっぱり初回スペシャルならではです。これが30分拡大の一話で完結するわけがありません。笑

この事件は、次回の第二話での後篇へと続いていくんです。

右京さんと三上冨貴江の対決がどうなっていくのか、右京さんの退職は大丈夫なのか?

早く続きが見たくてたまりません。

まずはまだ未完結ではありますが、第1話『ボディ』、存分に楽しませて頂きました。

面白かったです!!

 

相棒17のオープニング

相棒はシーズンごとにOPが新しくなります。曲のアレンジが変わり、映像も新しいものになります。

ですのでそんな新しいOPを見るのは、新シーズンの大きな楽しみの一つでもあります。

相棒17の開始前、9月と10月には東京と大阪で「相棒コンサート響」がありました。

僕も東京公演に行ってきたのですが、そちらではなんと、相棒17のOP生演奏と、新映像まで見れてしまうという、嬉しい一幕もあったんです。

つまり、相棒コンサートを鑑賞した人は、シーズン17のOPを一足早く目にしていることになります。

しかしです。一回見ただけでは、なかなか細部まではわからないものです。笑

特に記憶力の悪い僕としては尚更です。笑

その後、10月5日には相棒の公式サイトにてOP映像が先行公開されました。ですので17の放送開始前に、何度も繰り返し見させて頂きました。映像のみで音楽は無しではありますが。笑

とはいえ実際に放送が開始され、その中で新しいOPが流れる、というのがやっぱり一番テンションは上がりますね。

まず曲のアレンジは、かなりテンポが速いな~というのが最初の感想です。前回よりもスピード感があって、ダイナミックにもなった感じがしました。かっこいいです。

毎回毎回、新しいアレンジを生み出してくださり、僕たちを楽しませてくれるのは、相棒の音楽を全て担っている池頼広さんです。

池頼広さん、いつもかっこいい音楽をありがとうございます。

そして、映像の方はこんな感じです。

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多くの方がそうではないかと思うのですが、僕が一番印象に残ったのは「ハシゴ」です。

荒れた天候の中、まっすぐに延びた一本のハシゴを、右京さんと冠城くんが上っていきます。で、途中で飛び降りたり別々になったり。

でも最後は天候も穏やかになり、二人が並ぶという絵で終わります。

これにはどんな意味が込められているのか…。

二人が同じところを目指して一本のハシゴを上がっているかと思えば、それぞれが別の道を歩くこともある、という暗示でしょうか。

そして、色んな波風は起こるけれど、最後は丸く収まる、ということなのでしょうか。勝手な推測ですが。笑

青木年男が正式に特命係になりましたので、OPも三人登場してくれたら初のパターンだったのですが、それはなかったですね。笑

青木年男の登場こそありませんでしたが、曲も映像もかっこいいオープニングでした!

 

ゲスト出演者

それでは続きまして、第1話『ボディ』に登場した主なゲストさんを一名ずつ紹介していきたいと思います。

とよた真帆(とよたまほ)

まず、国家公安委員であり大学教授でもある三上冨貴江役で、とよた真帆(とよたまほ)さん。

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初登場はシーズン16の最終話です。そのときの登場シーンはちょこっとでしたが、公安委員として警察に圧力を掛けていました。右京さんともその際に初対面しています。今回が二度目の登場で、事件そのものに深く関わる人物として、右京さん冠城くんと対決します。とよた真帆さん、やっぱり美人ですね。頭の切れる美人な教授役がよく似合っていました。

 

柄本明(えもとあきら)

続いて、国家公安委員長である鑓鞍兵衛役で、柄本明(えもとあきら)さん。

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役名の鑓鞍兵衛は、「やりくらひょうえ」と読みます。国家公安委員というのは、警察庁を管理する内閣府の外局で、鑓鞍兵衛はそのトップです。特命係には少なからず興味を示している様子で、今後もたまに登場するのでは?という新キャラクターです。柄本明さんは相棒初登場ですが、息子の柄本時生さんは、シーズン8第16話『隠されていた顔』に出演されていますので、親子で相棒出演ということになります。

 

利重剛(りじゅうごう)

続いて、三上冨貴江の夫である鬼束鋼太郎役で、利重剛(りじゅうごう)さん。

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大学理事長である父を殺害した張本人で、自身は大学の副理事長でもあります。利重剛さんは今回が別の役で二度目の相棒出演で、一度目はシーズン10第9話『あすなろの唄』に科学者の役で出ています。そのときとは全然違う役でして、今回はバカ息子的な役がとってもハマっていました。笑

 

谷村美月(たにむらみつき)

続いて、殺された大学理事長の後妻、鬼束祥役で谷村美月(たにむらみつき)さん。

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若い後妻として鬼束家に入った元看護士です。殺された理事長の奥さんってことですね。清楚な雰囲気の表の顔と、派手に買い物をする裏の顔、なかなかの曲者の後妻です。谷村美月さん、とっても可愛かったです。笑


以上、今回の主なゲストさんは上記4名になるかと思います。

他には、殺害された大学の理事長、鬼束鐵太郎役で中田博久(なかたひろひさ)さん。三上のゼミの学生役で松本享恭(まつもとうきょう)さん。その2名が登場シーンは多くはありませんが、ちょいゲストな感じで登場しています。中田博久さんは別の役で二度目の出演で、過去にはシーズン9第12話『招かれざる客』に出ています。

風間楓子役の芦名星(あしなせい)さんも登場していますが、もうゲストというよりは準レギュラーかと思われますので、こちらでは特筆しません。

 

三人になった特命係

シーズン16最終話『容疑者六人~アンユージュアル・サスペクツ』にて、風間楓子を傘で突き落とした犯人であることが明らかになり、特命係に左遷させられた青木年男。

それまでは、サイバーセキュリティー対策本部の特別捜査官という肩書きだったのが、まさかの特命係配属です。笑

シーズン16は、おそらく誰も予想していなかったそんな展開で幕を閉じ、そのまま17へと引き継がれ、青木年男も含めた三人体制での特命係がスタートしました。

かつて陣川くんが一瞬だけ特命係に配属されたことはありますが、がっつりと「三人体制」となるのは初めてです。

一体どうなることかと、おそらくこれは相棒17の最大の注目ポイントではないかと。

とは言え、前述もさせて頂きましたが、OPにて青木年男は登場しません。

ということは、やっぱり右京さんと冠城くんが軸、というのはこれまでと変わらず、青木年男はあくまでも第三の男としての役割なのかと。

まだ第1話ですので今後どうなっていくのか楽しみではありますが、とりあえず青木年男は特命係所属ですので、普通に特命の部屋にいます。

しかも何故かパーテーションで完全に部屋を分け、入口には暖簾です。暖簾には「サイバーセキュリティー対策本部 分室」と書かれています。笑

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この場所は、部屋に入って左手(組対5課に向かうと右手)です。パーテーションの上からは覗けるようになってます。笑

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青木年男は右京さんと冠城くんを憎んでいます。そんな素振りは表には出しませんが、特命係を潰そうと画策している姿は、これまでも何度か見られました。

また、なぜ警察嫌いになったのかや、父親のことなど、まだまだ謎があります。

そんな青木ですが、今回に限っては、暗躍するような場面は出てきませんでした。右京さんが辞職しそうで喜んではいましたけれど。笑

パーテーションで区切られてはいますが、一応は特命係の一員として、事件の捜査に多少は携わっています。

右京さんや冠城くんからすれば、これまで情報を得るためにサイバーセキュリティー対策本部まで足を運んでいたのが、今度は行く必要がなくなったわけです。青木というITに特化した技術を持つ駒を、より身近に便利に使えるようになった部分もあるのではないかと。笑

主体はあくまで右京さんと冠城くんではありますが、青木年男は特命配属になったことにより、明らかに前シーズンよりは登場シーンも多くなり、重要度も増してくる気がします。

今までにないパターンというのはやっぱり新鮮ですし、面白いですよね。目が離せなくなりますからね。

今後この三人体制がどうなっていくのが、シーズン17を通して、大注目していこうと思います。

 

とよた真帆vs特命係

シーズン16最終話にて初登場した、国家公安委員であり大学教授でもある、とよた真帆さん演じる三上冨貴江。

第1話の一番の軸は、「右京さんvs三上冨貴江」です。

厳密には、三上冨貴江とその夫、さらには亡くなった理事長の後妻、その三人の資産家一家vs特命係、という形ではありますが、実質的には三上冨貴江vs右京さんの闘いです。

この三上冨貴江は、美人で頭も良く一筋縄ではいかない人物です。殺人の証拠も簡単には見つけさせてくれません。

必然的に、右京さんとの頭脳対決になるわけです。

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三上は、義理の父は蒸発してしまったとして、あくまでも行方不明になったのだと主張します。

それ対し、右京さんと冠城くんは、義父が既に殺されていると確信を持っています。しかし殺人を証明するには、遺体の発見など、証拠をつきつける必要があります。

その証拠を見つけるため、右京さんは賭けに出ます。

厳密には右京さんが自ら進んで賭けに出たわけではなく、冠城くんが悪いんですけどね。笑

その結果、右京さんがこんな誓約書を書くことに。

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「私は鬼束邸離屋捜索において鬼束鐵太郎の遺体の出現なき場合、現職を辞することを誓います。」って書いてありますね。

つまり右京さんは、自分の辞職をかけて、遺体の捜索を行うんです。

果たして無事に遺体を発見し、右京さんの勝利となるのか?それとも?という流れです。

杉下右京vs三上冨貴江。

この闘いがどうなっていくのか、第2話の結末を楽しみに待ちたいと思います。

 

柄本明の国家公安委員長

今後もちょいちょい登場しそうな新キャラが出現しました。

ゲスト紹介でも書きましたが、柄本明さん演じる国家公安委員長、鑓鞍兵衛(やりくら ひょうえ)です。

柄本明さんが演じているというだけで、もうクセが凄いです。笑

クセが凄いうえに、耳がめっちゃいいという設定です。笑

鑓鞍兵衛が長である国家公安委員というのは、警察の公安部(いわゆる公安警察)とは別です。

警察の公安部は警察内部の組織であり、テロなど国家体制を脅かす事案に対応する部門です。

それに対し、国家公安委員というのは、警察庁を管理する内閣府の外局です。内閣総理大臣所管の組織なんです。

また、法務省の外局で、情報の収集などを行う公安調査庁というのも別であります。ややこしいです。笑

今回月登場した柄本明さんの鑓鞍兵衛は、内閣府の外局である国家公安委員のトップです。つまり、大物の政治家なわけです。衆議院議員ですね。

しかも、警察に対して大きな力を持った政治家ということになります。

今回特命係は、国家公安委員である三上冨貴江の件で、その聴取に鑓鞍兵衛に会いに行っています。

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鑓鞍兵衛は何を考えているのか読めない政治家ですが、右京さん冠城くんとの初対面の感じだと、特命係に対して悪い印象も持っていないようには思われます。

相棒で政治家といえば、木村佳乃さんの片山雛子や、亡くなってしまった津川雅彦さんの瀬戸内米蔵をまず僕は思い浮かべます。

残念ながら津川さんの訃報により瀬戸内さんの今後の登場はありませんが、柄本明さんの鑓鞍兵衛は、瀬戸内さんのような感じで今後登場するのでは?と、そんなふうに思えなくもありません。

特命係にとって敵になるのか味方になるのか、まだ現段階ではわかりませんが…。

柄本明さんの鑓鞍兵衛。要注意人物です。

 

志水正義さんの大木刑事

相棒17の放送開始から約20日前。

2018年9月27日に、組対5課の大木さんを演じていた志水正義さんが、癌のため60歳で亡くなりました。

志水さんの訃報については、こちらの記事で書かせて頂いております。

志水さんの訃報は9月でしたが、相棒17の撮影には闘病中の体を押して参加されていたとのことで、今回の第1話にも登場しています。いつものように特命の部屋を覗いています。だいぶお痩せにはなっていました。

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エンディングでは、角田課長や小松さんと会話するシーンも。

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さらに、最後には志水さんの追悼が出ました。

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S17の第何話まで志水さんの姿を見ることができるのか、それは今の段階ではわかりませんが、もうあと数話しかおそらく見れないと思うと、本当に寂しいです。

これから特命係の部屋を覗くのは、小松さん一人になってしまうのでしょうか?

この第1話にて志水さんの姿を改めて拝見し、余計にその寂しさを実感してしまった気がします。

しかしながら、特命係の部屋を覗く大木さんの姿を今回見ることができたのは、嬉しいことでもあります。

志水さんが無理をして撮影に参加してくださったので、こうして第1話でもその姿を見ることができたわけですからね。

志水さん、ありがとう。

 

その他の見どころ

それでは次に、第1話『ボディ』のさらに細かい見どころを、いくつか挙げてみたいと思います。

風間楓子の準レギュラー化

週刊フォトスの記者、風間楓子が再登場しました。

風間楓子は親が関西の大物ヤクザという、ちょっと変わった記者です。片山雛子とも繋がりがあったり、けっこうな曲者でもあります。

S15の最終話にて初登場し、S16は3回も再登場。ですのでこれが5回目の登場ということになります。

今回もちょいちょい登場し、花の里でも右京さん冠城くんと飲んでます。

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ちなみにこのとき、月本さんが味噌田楽のようなものを作っていまして、美味しそうでした。笑

風間楓子は特命から警察の情報を聞き出そうとして、花の里に来たみたいですね。

今回の事件も、風間楓子の記事をきっかけに動き出しています。

風間楓子はこれまでも、ストーリー上でもけっこう重要な役として登場しています。

これが5回目の登場ということで、もう準レギュラーと言ってしまって良いのではないかと。

是非また極妻であるお母さん役の加賀まりこさんにも出て欲しいです。

 

衣笠副総監と甲斐峯秋

今年(2018年)の2月、大杉漣さんの突然の訃報により、衣笠副総監役が杉本哲太さんになりました。

杉本哲太さんの副総監は、S16の最終話『容疑者六人~アンユージュアル・サスペクツ』で初登場し、まだその一回のみでした。

そして今回が二度目の登場です。

大杉漣さんの訃報は本当に残念でなりませんが、杉本哲太さんの副総監を見ていますと、なんだか元から副総監役は杉本哲太さんだったのでは?とすら僕は思ってしまいました。

それくらい、自然な感じってことです。

杉本哲太さん凄いな~とも思ってしまいました。

そして今回、そんな副総監と甲斐峯秋が、サシでお茶をしています。あんみつを食べながら。笑

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二人きりでこんなふうにどこかのお店で密談、というのは、おそらく初めてではないかと。

犬猿の仲の二人だとは思うのですが、二人でお茶をする様子を見ていますと、仲良くなったのでは?とちょっと思ってしまうような場面でした。

権力闘争を繰り広げている二人の関係が、今後どうなっていくのか。

特命係を巻き込んでの、その行方が気になります。

 

カイトくんの回想

甲斐峯秋と衣笠副総監のあんみつの場面で、ほんの一瞬ではありますが、カイトくんの映像が流れました。

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これは、「出来の悪い子ほどかわいい」という二人の会話の延長で、甲斐峯秋がカイトくんのことを思い浮かべたというシーンです。

まさか今回カイトくんの姿が映るとは思ってもいませんでしたので、いきなりでちょっとびっくりしました。もちろん嬉しかったですけど。

エンドロールでもばっちり成宮寛貴さんの名前が出ていました。

そして、これはもしや成宮寛貴さんが相棒で復帰するというサインでは?とか考えてしまいました、つい。笑

僕は以前こんな記事を書いています。

今回のカイトくんの映像は、特別に挟む必要もないところで挟まれた感じもしてしまい、それを僕は期待を込めて、復帰のサインだと取ることにしようと思います。笑

そうなったらいいな~。

 

机の上に座る伊丹

伊丹さんが特命の部屋で、机の上に座ってました。笑

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特別にここで取り上げる場面ではないかもしれないですけど、たぶんこんなふうに、特命の部屋で机にがっつり座ってる伊丹さんは初めてなので。笑

載せてみました。

 

刑事さんたち勢ぞろい

ちょっといいシーンがあったので、載せておきます。

右京さん、冠城くん、伊丹さん、芹沢さん、益子さん。その後ろにいるのは一課の刑事たちと鑑識の皆さんです。

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これに角田課長や大木さん、小松さんもいれば完璧だったんですけどね。笑

青木年男もいませんけれど。笑

今回の相棒での、かっこいいワンシーンでした。


以上、今日は相棒season17第1話『ボディ』についてでした。

 

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