第9話『刑事一人』
あらすじと感想
本日はシーズン17第9話についてです。
相棒season17第9話のタイトルは『刑事一人』。放送日は2018年12月12日です。2018年最後の相棒になります。タイトルから、一人の刑事が中心となったストーリーではないかと推測できます。そのままですけれど。笑
それではまず、第9話『刑事一人』のおおまかなあらすじから紹介していきます。
外国人の青年が変死体で発見されるという事件が発生。その身元はサルウィン共和国から日本に働きに来ていた男性でした。被害者の姉によると、最近この地域では、外国人を無差別に狙った襲撃事件が相次いでいたとのこと。姉を聴取した伊丹さんは、必ず犯人を逮捕すると約束しますが、なぜか警視庁はこの事件から手を引くこととなり、捜査は所轄署に委ねられます。しかし所轄で適切な捜査が行われていないことを知った伊丹さんは、単独で事件の捜査を継続します。そんな伊丹さんを心配した芹沢さんが特命係に助けを求め、右京さん冠城くんも捜査を開始します。そして捜査を進めていくと、警視庁に圧力をかけたと思われる衆議院議員の存在に行きつきます。また、その議員の息子は、外国人に対して過激な思想を持っていて、疑わしい点があることも。そんな中、一人で捜査を進めていた伊丹さんが、深夜の路上で覆面をした自転車の集団に襲撃されるという事件が発生します。伊丹さんは幸い命に別状はありませんでしたが、負傷してしまいます。さらにはそんな伊丹さんに、懲戒免職の危機も訪れてしまうんです。果たして伊丹さんを襲ったのは何者なのか?議員はなぜ警視庁に圧力をかけたのか?伊丹さんは刑事を続けることができるのか?
ざっくりですが、だいたいこんな感じの内容になります。
2018年の締めとなる第9話。面白かったです!!
今回は、伊丹さんのかっこよさが光る回でした。右京さん、冠城くん、芹沢さんもみんなかっこよかったのですが、やっぱり伊丹さんが一番印象に残りました。伊丹回ですね。
ストーリーは意外とシンプルです。外国人が被害者となる殺人事件が起こり、その真相を追究していくという流れです。恒例のどんでん返しはちゃんと用意されていますけれど。笑
その過程で大きな注目点が2点ありました。
まず、伊丹さんが襲われ怪我をして、さらには刑事生命の危機にも陥るという点です。
過去にも伊丹さんが狙われたことはありましたが、今回のように派手に負傷するのは初めてです。伊丹さんが襲撃されるという物騒な展開に、ちょっと心配にはなってしまいました。
さらには伊丹さん、取調べで容疑者に対して怒りを抑えることができず、手を出してしまうんです。それで懲戒免職の危機に陥ります。
以前にもS14第13話『伊丹刑事の失職』などで、伊丹さんが刑事生命の危機に陥る回はありましたけれど、今回もまたそんな危機が訪れてしまいました。
怪我と懲戒のダブルパンチです。
でも伊丹さんは、踏んだり蹴ったりな状況なのに、かっこいいんですよ。
そんな伊丹さんの苦難とかっこ良さが、大きな見どころの一つです。
そしてもう一つの注目点は、「サルウィン」です。
サルウィンといえば、初代相棒である亀山くんが現在いる国です。亀山くんが特命係を卒業するに至った、大きなきっかけにもなった国ですし、相棒とは切っても切り離せない国です。瀬戸内米蔵とも関係がありましたし。
そんなサルウィンが、いきなりS17にて取り上げられるとは。びっくりしました。笑
伊丹さんの危機とサルウィン、どちらも物語をより魅力的にする要素で、とっても印象に残る二点でした。
事件の真相の方は、主に特命係が追及していく流れです。捜査に掛かった圧力だったり、権力だったり、そういう展開は相棒ではちょいちょいあるパターンですが、今回はあまりそちらには比重が置かれていなかった感じはします。
さらには、外国人排斥の思想、排外主義という社会問題も関わっています。
どちらかと言いますと、思想そのものというよりは、「思想に至る理由」というものに焦点が当てられていたのではないかと。つまり、明確な理由や主義主張がないのに、一つの思想に傾倒する危険性、みたいな感じです。わかりづらかったらごめんなさい…。
排外主義や根拠なき思想など、一つの問題提起にもなっていたかと思いますので、そういう点でも、相棒っぽさがある回でした。
また、笑顔の捉え方の違いなど、外国人とのコミュニケーションに関する問題にもスポットが当てられていました。
伊丹さんが襲われるという事件がありましたので、ストーリーを通して重たい空気が漂うかと思いきや、意外と笑いどころも多かったです。笑
刑事達の格闘シーンだったり、大河内さんと伊丹さんのツーショットだったり、右京さんの「世の中を甘く見るんじゃない!」という激昂だったり、見どころも多い回でした。
タイトルは『刑事一人』ですが、伊丹さん、芹沢さん、右京さん、冠城くん、この4人の信念やかっこよさも光る回だったかと思います。『刑事四人』になっちゃいますけど。笑
第9話『刑事一人』、面白かったです!!
ゲスト出演者
では次に、第9話『刑事一人』に登場した、主なゲスト出演者さんを紹介したいと思います。今回は2名です。
井上肇(いのうえはじめ)
まずは、殺人事件の捜査に関して警察に圧力をかけた衆議院議員、敷島純大役で井上肇(いのうえはじめ)さん。
ここ数年で、外国人の排斥など過激な発言をするようになった大物の政治家です。この政治家がなぜ警察に圧力を掛けたのか?というのが前半では一つの軸になっています。井上肇さんは今回が二度目の相棒出演で、過去にはS12第11話『デイドリーム』に別の役で出演されています。
藤原季節(ふじわらきせつ)
続いて、敷島議員の長男、敷島純次役で藤原季節(ふじわらきせつ)さん。
素行の悪い二世、的な感じの役です。外国人に対して過激な思想を持っているという設定です。藤原季節さん、失礼ながら僕は存じ上げていない俳優さんだったのですが、今回の役ところがホントにひどいカス野郎でして、そのカスっぷりが見事でした。笑
以上、今回の主なゲストさんは上記の2名になります。
他には、殺害されたサルウィン人の姉、マリア・アンカハス役で山本ロザ(やまもとろざ)さんが、けっこう目立つ感じのゲストさんで登場しています。あとは、登場シーンはそこまで多くはありませんが、牛丼屋のお客さん役で足立智光(あだちともみつ)さん、入国管理局員役で井端珠里(いはたじゅり)さんなどでしょうか。足立智光さんは別の役で、S16最終話にも出演されています。
伊丹さん襲われ怪我をする
相棒でおなじみのメンバーは、みんなけっこう撃たれたり刺されたりして、過去に負傷した人が多いです。
右京さん自身も撃たれてますし。
そんな中、伊丹さんはこれまで大きな負傷というのはありません。劇場版Ⅳではけっこう殴られてはいましたけれど、そこまで大きな怪我ではなかったかと思います。
しかし今回、そんな伊丹さんが、ついにけっこう大きな負傷をしてしまいます。
上からストップが掛かっている捜査を単独で続けていたところ、深夜の路上で武装した覆面の集団に襲われてしまうんです。
相手は4人。
いくら伊丹さんが強くても、こんなふうに武装した集団に囲まれたら、やっぱりやられてしまうんです。
こういう場面は見ていて辛くなってしまいますね。
とはいえ、伊丹さんは敢えて犯人をおびき出すため、自分の身を危険に晒してまで、一人で捜査をしていたんです。
襲われた伊丹さんは、命に別状はありませんでしたが、おそらく救急車で病院に運ばれたのではないかと思います。
こちら、病院での伊丹さんです。
病院での伊丹さんという貴重な場面ではありますが、やっぱり痛々しくはありますね。元気そうではありますが。笑
伊丹さんをこんなふうにした犯人たちには、自然と怒りを覚えてしまいます。
伊丹さん、退院したあとも頭の包帯はなかなか取れません。
スーツに包帯という、これまた貴重な伊丹さんの姿ではありますが、やっぱり痛々しいですね。
伊丹さんは今回、単独で捜査をしていたわけですが、どうやら犯人をおびき出すためだったようです。あとは、近々彼女と結婚するかもしれない芹沢さんを気遣っての優しさだったりもしました。
サルウィン人のために体を張って捜査をする伊丹さん。
伊丹さんが頑張らなかったら、今でも外国人襲撃の犯人たちは野放しになっている可能性がありますからね。
伊丹憲一。不器用ですけどホントにかっこいい男です。
今回は、伊丹さんを筆頭に、刑事たちのかっこよさが光る回でした。
こちら、刑事4人のちょっといいシーンです。
アルマゲドン歩きな横並びシーンですけど、なんかいいシーンだな~と。
しかもこれ、なかなか見れない絵ですよね。笑
伊丹さん、頭の包帯がまだ取れていませんので、一日も早い回復をお祈り申し上げます。
自分の身が危険に晒されても、信念に従い正義を貫く伊丹さんのことが、今までよりも、もっと好きになりました。
サルウィンへの想い
今回の事件の発端となる、外国人の殺害事件。その被害者はサルウィン共和国出身の青年でした。
こちらは殺された青年のお姉さん。サルウィン人です。
相棒でサルウィンという国が取り上げられるのは、かなり久しぶりです。そして、サルウィン人が日本国内で登場するのは今回が初めてになります。
殺害されてしまった青年も、そのお姉さんも、内戦の激しいサルウィンから逃げるようにして来日したみたいです。「日本は安全だから」と日本人のボランティアに勧められて、日本にやって来たとのこと。
前述もさせて頂きましたが、サルウィンといえば、初代相棒の亀山くんが旅立った先の国です。
サルウィンという国については、こちらの記事で少しですが書かせて頂いています。
サルウィンはおそらく相棒ファンの間では、最も有名な外国ではないかと思われます。笑
亀山くんが特命係を卒業するきっかけになった国ですし、瀬戸内さんが逮捕されるきっかけにもなった国です。
サルウィンは政治的な腐敗や不正が蔓延している国でして、亀山くんはそんな国の子供たちに正義を教えたいと、そんな理想を胸に旅立って行ったんです。
今も美和子さんとともにサルウィンの地で奮闘しているはずです。もしかしたら子供もできているかもしれません。
今回の事件をきっかけに、サルウィンという国の現状も少し語られるのですが、やはり政情は不安定なままで、内戦も激しいみたいです。今回の姉妹のように、国を捨ててまで逃げたいと思うほど、きっとひどい状況なんだと思います。
亀山くんの想いは、まだサルウィン全土には広がっていないんですね。
そして、そんなに内戦がひどい状況で、亀山くんと美和子さんは大丈夫なのだろうか?と心配にもなってしまいます。
きっと亀山くんなら大丈夫だとは思いますけれど。
今回「亀山」という名前は一度も出ませんでしたけれど、「サルウィンにいる誰か」という言葉が右京さんから出ていました。
右京さん、伊丹さん、芹沢さん、みんな同じ「誰か」を思い浮かべていたはずです。
そして本編のストーリーからは少し外れますが…。
前々話である第7話『うさぎとかめ』では、伊丹さんの口から「特命係の亀」という言葉も飛び出しました。
また、関東地方に限りますが、先週の月曜と火曜には、亀山くん卒業の『レベル4』が2日連続で放送されています。
これらはもしかして、亀山くん再登場の伏線なのでは…?
と、ついついそんな期待もしてしまいます。笑
だって今回の内容からしますと、襲撃された外国人がサルウィン人じゃなきゃいけない必要性は全くありませんからね。
おそらく実在する特定の国名を出して、何かしらの誤解を招いてしまうことを避けたいがため、架空の国にした可能性は高いですけれど。その結果、サルウィンという国が浮上したのではないかと。
それでも僕は、これが亀山くん再登場の伏線だったらいいな~と、心から願ってしまいます。
外国人排斥運動
今回の相棒は、日本における「外国人排斥の思想」「排外主義」、さらにはその「思想に至る理由や過程の未熟さ」への問題提起という部分もあったかと思います。
相棒では社会問題を取り上げることがけっこうありますが、今回もそうしたものの一つだったのではないかと。
まず、外国人排斥などの思想ですが、日本に限らず、海外でも移民の問題などが大きな問題になっていたりします。むしろ移民に関しては、欧米の方がかなり深刻な問題を抱えているかもしれません。
日本における外国人労働者の数も、2017年10月末時点で127万8670人とのことで、これは過去最多みたいです。
つい先日には、外国人労働者の受け入れを拡大する改正入管法が成立したばかりです。
また、海外からの観光客数も増加していますし、それらを含めますと、日本にいる外国人の数というのは、年々ものすごいスピードで増加しているのではないかと。
受け入れるメリットもあれば、日本という国の在り方を変えてしまうデメリットもあると思います。
文化や習慣、宗教の違う外国人が多く住むようになると、元からそこに住んでいた人との軋轢が生じてくるのは、ある意味で当然のことなのかもしれません。
今回も、サルウィン人は「笑顔」を見せたつもりでも、日本人が「笑われた」と感じてしまう、そんな行き違いもありました。
そして、無理解からくる歪んだ思考を持ってしまうことも。今回登場した議員の息子である敷島純次は、外国人のことを「害虫」とまで呼んでいます。この敷島純次のカスっぷりがほんとに凄かったです。笑
移民の問題は、労働力の確保、外国人犯罪などなど、様々な問題に絡んでくるかとは思いますし、今後の日本の未来に関わる大きな問題だとも思います。
そして、外国人を受け入れないイコール差別というのはまた違うと思います。とはいえ、国内でちゃんとした手続きを経て暮らしている外国人を、無差別に「暴力で排除」しようとする行為が論外であることは、言うまでもありませんが。
そして、今回の敷島純次は、外国人を排斥するという思想を掲げているにも関わらず、その思想の根拠や中身というものが、実際はほとんどなかったんです。それがもう一つの問題提起だったかと思います。
敷島純次の場合は、父親に褒められたいという完全に別の理由が原動力になっていたので、根拠のない思想については、どちらかというと父親の議員の方に対してですね。
世の中には様々な思想があるのは当然だと思います。
自分がどんな思想に共鳴し、どんな思想に反発するのか。
共鳴するにしろ反発するにしろ、まずはその思想をしっかり知り、学ぶことを怠ってはいけないと、そんなふうに思ってしまいました。
難しい解釈をし過ぎでしょうか?笑
その他の見どころ
では続きまして、第9話『刑事一人』のその他細かい見どころを、いくつか挙げてみたいと思います。今回は多めです。
伊丹さんの部屋
長い相棒の歴史の中で、伊丹さんの暮らしている部屋が初めて映し出されました。ほんの少しのシーンでしたけれど。
こちらです。
伊丹さんは独身ですので、おそらくこの部屋に一人で住んでいるものと思われます。
刑事という忙しい仕事にも関わらず、男の一人暮らしにしては、整理整頓もされていて綺麗な部屋ではないでしょうか。
ラックには本も並んでいますし、新聞もとってるみたいですね。
あとは伊丹さんぽくないものとして、間接照明でしょうか。笑
部屋には余計なものはなく、全体的には質素な感じです。伊丹さんのイメージにはとても合っている気がします。
伊丹さんのプライベートは、これまでそれほど明らかになってはいませんので、暮らしている部屋が登場したことで、その一端を垣間見ることができました。相棒ファンとしては、これはかなり嬉しいです。
この調子で、伊丹さんのプライベートに、どんどん切り込んでいってもらいたいです。笑
あとは、右京さん、冠城くん、芹沢さんの部屋もそろそろ見てみたいですね。
特に右京さんについては謎過ぎるので。笑
右京さんは紅生姜がお好き?
右京さんと冠城くんが、ランチで牛丼を食していました!!
吉野家かと思ったのですが、「ぎゅうどん家」というお店でした。ロケ地は丼太郎の茗荷谷店(文京区)というお店みたいです。
殺害されたサルウィン人が、このお店で働いていたという流れから、右京さん冠城くんも牛丼を食べることに。
ちなみに伊丹さんも事件の当日、こちらで食事をしています。どうやら伊丹さんの行きつけみたいですね。笑
伊丹さんは夜に一人で立ち寄り、並盛りと野菜サラダを頼んでいました。で、伊丹さん「ごちそうさま」の時は手を合わせてました。
まずこちらが、牛丼を食べ終えた伊丹さん。
右京さんと冠城くんは、昼に二人並んでカウンターで牛丼を食べています。
相棒の食事シーンで牛丼が登場するのは今回が初です。
二人とも並盛りを食べてます。僕は牛丼を食べる際には、必ず玉子もかけて食べる派なのですが、右京さんも冠城くんも、玉子はかけてない様子です。
そして何よりも気になるのが、右京さんの「紅生姜の量」です。笑
右京さん、紅生姜めっちゃ載せてます。セルフレービスで好きなだけトッピングできるようになっている紅生姜を、ガンガン載せてました。笑
これには冠城くんも、「多すぎません?」と突っ込んでました。
これ対し右京さん「薬味を盛り過ぎてしまうのが僕の悪い癖」と…。笑
右京さんにそんな癖があったとは、初めて知りました。
紅生姜が特別に好きというわけではなく、薬味を取り過ぎちゃうんですね。笑
さっそく右京さんの癖リストに追加しておこうと思います。
角田課長の青いベスト
角田課長がものすごく青い色のベストで登場しました。
こちらです。
これはなかなかインパクトが強いですね。
少なくとも僕は今まで、こんなベストを着た人には会ったことがありません。笑
冠城くんに「ブルー・ハワイ」って言われてました。笑
入管の白石さん
おそらく冠城くんの法務省時代の後輩で、現在は入国管理局に勤務する女性が登場しました。
井端珠里(いはたじゅり)さん演じる、白石かなえさんという人物です。
今回はサルウィン人が被害に遭う事件だったため、入管が持っている情報も有益だったんです。
で、冠城くんがつてを使い、白石さんが登場したという流れです。
白石さんの登場シーンはそこまで多くはありませんが、別のシーンで二度も登場しています。
もしかしたら、今後もどこかで再登場するかもしれません。
青木年男の優秀さ
青木年男は元々優秀な男ではあったのですが、今回もそんな優秀さを存分に発揮している場面がありました。
青木は特命係に配属されてから、まだ不穏な動きはしていませんし、むしろITスキルを生かして、捜査の役にかなり立っているのではないかと。
今回も、右京さんに依頼されるであろう仕事を、先回りして全部片付けちゃってました。
上司が欲するものを言われる前に用意しておく。
青木年男、いつの間にか「めちゃめちゃ優秀な右京さんの部下」になっていませんか?笑
伊丹さんの恋
伊丹さんが恋をする系のお話、最近は全然なかったのですが、久しぶりにちょこっとだけそういう気配がありました。ほんの一瞬ですが。笑
伊丹さん、被害者の姉のマリアに惚れたか?と思わせるシーンが一瞬だけあったんです。
マリアは魅力的な女性でしたし、伊丹さんもまんざらでもなかったんですけどね。笑
淋しい伊丹さんには、芹沢さんの彼女のお友達、ぜひとも紹介してあげて欲しいです。
以上、今日は相棒season17第9話『刑事一人』についてでした。