相棒が好き過ぎて

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相棒19第15話『薔薇と髭の不運』狙われたヒロコママ。


第15話『薔薇と髭の不運』

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あらすじと感想

本日は、シーズン19第15話についてです。

相棒season19第15話のタイトルは『薔薇と髭の不運』。放送日は2021年2月3日です。「薔薇と髭」は、間違いなくあのヒロコママを指すワードだと思いますので、彼女がどんな登場をして、どう事件に関わるのか、楽しみでたまりません。

ではまずはじめに、第15話『薔薇と髭の不運』のあらすじから紹介していきたいと思います。テレビ朝日の公式サイトより引用させて頂きます。

ゲイバー『薔薇と髭と…』のヒロコママ(深沢敦)が何者かにバッグを奪われそうになり、そのどさくさで階段から転落しそうになる。
たまたま付近で前日に起きた殺人事件の聞き込みをしていた捜査一課の出雲麗音(篠原ゆき子)はその現場に遭遇。間一髪ヒロコママを助けた麗音に呼ばれ、店に駆けつけた「特命係」の杉下右京(水谷豊)と冠城亘(反町隆史)は、殺された速水貿易の社長・速水丈二(綱島郷太郎)がヒロコママの店常連だったことを知る。
『薔薇と髭と…』の近所に仕事用の別宅を借りていた速水は、昨晩、店を訪れた後にその部屋で撲殺。店を出た直後に愛人の長沼郁美(吉井怜)に電話をかけていたことから、捜査一課の伊丹憲一(川原和久)らは“痴情のもつれ”による殺人と踏んで捜査を開始する。
一方、マンションを出た右京と亘は、ヒロコママが可愛がっているデリバリーサービスの青年・池澤麻尋(瀬川亮)に会う。ヒロコママがバッグを奪われかけた現場にも居合わせていたが、残念ながら相手の顔は見ていないという麻尋。彼に送ろうと撮影した写真に、たまたま速水殺害の容疑者が写ってしまっていたのではないかと考えた右京の助言で、麗音はしばらくヒロコママの警護につくことになる。
そんな中、右京と亘は、第一発見者となった速水の友人・相馬(佐伯新)から事情を聞く。すると、相馬にはアリバイがない上、闇金に手を出していた過去も判明。やがて、速水の周囲を探り始めると、速水の会社の金の流れに関する新事実が次々と明らかになり…?
(引用元:https://www.tv-asahi.co.jp/

今回も面白かったです!

前シーズン18の第18話『薔薇と髭との間に』で、約12年振りに再登場したヒロコママが、今シーズンも再びの登場です。

ヒロコママといえば、いつも特命係の元に事件を連れてくるのが定番ですが、今回はより重要人物として関わってきます。

そんなヒロコママにこのたび最初に接触したのは、特命係ではなく出雲麗音です。バッグをひったくられそうになり、階段から落ちそうになったヒロコママを助けたのが、出雲でした。

出雲は付近で前日に起きた強盗殺人事件の聴き込みをしていて、その際にヒロコママの危機に遭遇していまして、その強盗殺人事件というのが、このたびの主軸です。

殺害された社長の愛人や、第一発見者など、怪しい人物がピックアップされる中、特命係はヒロコママのひったくり未遂被害が、殺人事件と繋がっている可能性を考えます。

ヒロコママが、事件解決への鍵となるわけです。

で、出雲麗音がヒロコママの警護につくことになるのですが、この二人のやりとりも面白かったですし、新鮮でした。

ヒロコママ自体のキャラが強烈なので、誰と絡んでもオカマキャラ全開でして、面白いんですけどね。そこにいるだけで、その場の空気を全て変えてしまう、そんなパワーをヒロコママは持っています。凄いです。

最後の小手鞠さんとのやりとりも、なんだかとってもいい感じでしたし。

ヒロコママの言動に、細かく笑わせて頂きました。

それらに埋もれるように、伊丹さんの「俺としたことが」というのもありまして、そちらも地味に面白かったんですどね。笑

もちろん事件の方は、特命係がきっちりと真相を暴き出し、解決してくれます。青木も出てこないのかと思いきや、ちゃんと終盤でいい仕事をしていました。

怪しい人物が数人登場しまして、その中の誰かが犯人であろうことは序盤から示唆されるのですが、なかなか真相が読めない展開に、いつの間にか惹き込まれていました。

まぁ、犯人はこいつだろうっていうのは、おそらく僕だけではなく皆さんなんとなく察していたとは思うんですけど、動機や背景というのが見えてこなかった分、中盤からはそちらの方が気になる流れでもありました。

そして最後に明らかにされた真相、こてまりでの締めまで、綺麗な流れでまとめられていた回だったと思います。

とはいえやっぱり今回は、ヒロコママに始まりヒロコママに終わるという、彼女の魅力が全開の回だったと思います。いつもより登場シーンも多かった気がしますし。

何よりもヒロコママが健在であること、『薔薇と髭と…』も変わりないことが嬉しいですね。

相棒19第15話『薔薇と髭の不運』、面白かったです!

 

ゲスト出演者

では続きまして、第15話『薔薇と髭の不運』に出演された、主なゲストさんを紹介します。今回はちょっと多めで5名です。

深沢敦(ふかざわあつし)

ゲイバー『薔薇と髭と…』のママで、右京さんとは旧知の中である、ヒロコ役で深沢敦(ふかざわあつし)さん。

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事件のあった付近でバッグをひったくられそうになり、はずみで階段から転落しそうになったところを、出雲麗音に助けられています。何者かに殺害された社長は、『薔薇と髭と…』の常連客でした。

深沢敦さんは、今回が劇場版も含め9回目の出演になります。全て同じヒロコママの役です。前シーズン18で約12年振りに登場し、それ以来の約1シーズン振りになります。

過去の出演回は、S1第3話『秘密の元アイドル妻』、S1第6話『死んだ詐欺師と女美術館長の指紋』、S2第20話『二分の一の殺意』、S3第17話『書き直す女』、S5第18話『殺人の資格』、S6第13話『マリリンを探せ』、劇場版『絶体絶命! 42.195km 東京ビッグシティマラソン』、S8第18話『薔薇と髭との間に』、の以上8回です。

 

瀬川亮(せがわりょう)

ヒロコママと顔見知りのフード配達員、池澤麻尋役で瀬川亮(せがわりょう)さん。

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ウーバーイーツみたいなサービスの配達員で、ヒロコママからは「マロロ」と呼ばれ可愛がられています。ヒロコママがひったくりに遭いそうになった現場にも居合わせていますが、犯人の顔は見ていません。

瀬川亮さんは、今回が別役で3度目の相棒出演です。過去には劇場版Ⅲ『巨大密室! 特命係 絶海の孤島へ』で、島で訓練をする元陸上自衛官役、S14最終話『ラストケース』では、教官を射殺する訓練生の役で出ています。

 

佐伯新(さえきあらた)

殺害された会社社長である速水の友人、相馬和義役で佐伯新(さえきあらた)さん。

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事件当夜に速水から呼び出されていて、事件の第一発見者にもなった人物です。発見から通報までに空白の時間があったことや、闇金からお金を借りていた過去も判明し、疑いの目も向けられることに。

佐伯新さんは、今回が別役で2度目の相棒出演です。過去にはS9第11話『死に過ぎた男』に、フランス料理店主の役で出演されています。

 

綱島郷太郎(つなしまごうたろう)

貿易会社の社長で、何者かに殺害され発見された、速水丈二役で綱島郷太郎(つなしまごうたろう)さん。

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『薔薇と髭と…』の常連で、事件当夜もヒロコママの店にいましたが、何者かからの電話で店を後にしています。近くに仕事場という名目でマンションを借りていて、その部屋で遺体となって発見されました。

綱島郷太郎さんは、劇団青年座の劇団員さんで、舞台などを中心に活躍されている俳優さんです。奥さんははしのえみさんです。

 

吉井怜(よしいれい)

殺害された速水の愛人、長沼郁美役で吉井怜(よしいれい)さん。

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速水の会社に勤務していて、その関係は社内でも噂になっていたそうです。速水の妻にも存在を掴まれていて、直接怒りをぶつけられる場面も。

吉井怜さんは、白血病から骨髄移植で復帰された女優さんです。旦那さんは山崎樹範さんで、山崎樹範さんも過去に相棒に出演(S18-8とS18-9)されていますので、この度の吉井怜さんの出演で、夫婦で相棒出演ということになります。

 

以上、今回の主なゲストさんは上記の5名になります。

他には、速水の妻である速水十志子役で、安藤瞳(あんどうひとみ)さんなどが、ちょいゲストさんで出演されています。安藤瞳さんは別役で2度目(過去にはS14-3)の出演です。

 

狙われたヒロコママ

S8第18話『薔薇と髭との間に』で、約12年もの時を経て相棒に戻ってきたヒロコママが、S19でも再びの登場です。

今回も相変わらず、奇抜なファッションでの登場でして、その強烈なキャラは健在です。

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しかも今回はヒロコママが、事件解決への鍵を握る、重要人物にまでなっちゃいます。

殺害された速水は、殺される直前までヒロコママの店「薔薇と髭と…」にいまして、誰かからの電話で慌てて店を出て行き、その後に仕事場として借りている自身のマンションで殺害されたと見られています。

それだけでも既に重要証言をもたらしているヒロコママですが、さらにはどうやら、犯人に狙われている可能性も浮上します。

と言いますのも、たまたまヒロコママが撮影した写真に、自分が写り込んでいるのでは?と思い込んだ犯人が、ヒロコママのスマホを手に入れようとしているのではないかと。そう右京さんは推理します。

で、ひったくりに遭いそうになったヒロコママを助けたのが、たまたま殺人事件の聴き込みで回っていた出雲麗音です。

ヒロコママが今後も狙われる可能性を指摘した右京さんにより、この後出雲麗音が、ヒロコママの警護として付くことに。

出雲は営業中の「薔薇と髭と…」にも待機していますし、買い物も一緒に行ったりしてます。

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しかしヒロコママは、女性刑事である出雲がボディガードになることに、何かとご不満な様子。

出雲のことを「おかちめんこ」とか「生意気な小娘」って言ってました。ちなみに「おかちめんこ」というのは、器量がよくない女性を指す俗語だそうです。僕は知りませんでした。

ヒロコママは冠城くんのことも、まだそこまで完全には信用するに至っていませんが、「亘の方がまだマシよ」とも言ってます。

ヒロコママ、右京さんには絶大な信頼を寄せてるんですけどね。冠城くんのことは「無駄にイケメン」とも言ってました。

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今回「薔薇と髭と…」には、特命係と出雲だけではなく、伊丹さん&芹沢さんもお邪魔しています。

で、結果的に特命と捜一が「薔薇と髭と…」に勢揃いという、貴重なワンシーンも。

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伊丹さん、ヒロコママに「よくそんな怖い顔できるわね」って言われてましたし。

今度はぜひ営業中の「薔薇と髭と…」にて、特命と捜一トリオがゲイバーを楽しむ皆さんの絵を見てみたいです。

また、今回ヒロコママは、こてまりにも来店しています。

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小手鞠さんとヒロコママのやりとりは、なかなか絶妙でした。「元人気芸者vsゲイバーのママ」という、面白くないわけがない、プロどうしのやりとりを見た気がします。

事件の方は、ヒロコママの存在が一つの鍵となり、特命係が無事に解決しますが、その結末は必ずしもヒロコママにとって、ハッピーエンドではありませんでした。

しかしそんなことでめげるようなヒロコママではありません。

「世の中にはね、変えられる事と変えられない事があるんだけど、自分の生き方なら、この先いくらだって変えられるんだから。」

これはヒロコママの言葉です。

こんな言葉を誰かに贈ることができるヒロコママは、とても素敵だと思います。

身の危険にもされされましたし、悲しい思いもしたヒロコママではありますが、最後にはいつもどおり元気な姿を見れて一安心です。

来シーズンのヒロコママの再登場を、今から楽しみに待っています。

なんなら今シーズンもう一度でも。

 

その他の見どころ

それでは最後に、第15話『薔薇と髭の不運』のその他細かい見どころを、今回は一つだけ挙げてみたいと思います。

ロケ地も二丁目

このたびはヒロコママ回でしたし、ゲイバー「薔薇と髭と…」も何度も出てきましたし、事件が起きた現場もその近くでした。

つまり、新宿二丁目界隈が中心となる物語でした。

そんな回ですので、ロケ地も新宿二丁目です。

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上の場所は、新千鳥街という、小さなゲイバーが何軒もある、二丁目のレトロスポットとして知られている場所みたいです。

この辺りに行けば、実際にヒロコママに会えるんじゃないかと、そんな気もしてしまいます。


以上、今日は相棒season19第15話『薔薇と髭の不運』についてでした。

 

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