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相棒20第17話『米沢守再びの事件』鉄オタたちの闘い。


第17話『米沢守再びの事件』

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あらすじと感想

本日は、シーズン20第17話についてです。

相棒season20第17話のタイトルは『米沢守再びの事件』。放送日は2022年3月2日です。タイトルにある通り、あの米沢さんが再登場する物語であることは間違いありません。もうそれだけで嬉しいですけど、どんな事件なのか、米沢さんはどんな再登場なのか、あれこれ気になることだらけです。

では最初に、第17話『米沢守再びの事件』のあらすじから紹介していきたいと思います。テレビ朝日の公式サイトより引用させて頂きます。

特命係・杉下右京(水谷豊)のもとに、元鑑識課員で現在、警察学校で教官を務める米沢守(六角精児)から連絡が入った。鉄道ファンの米沢は、引退間近の車両を見ようと鉄道スポットを訪れ、線路脇で男性の遺体を発見したという。冠城亘(反町隆史)と臨場した右京は、被害者が別の場所で殺害されたことを直感するとともに、犯人がなぜ線路の真横に遺体を遺棄したのか疑問を抱く。
まもなく、遺体の身元は茨城県内で菓子工場を営む吾妻元彦(藤本浩二)と判明。同じ線路沿いから被害者の財布とスマートフォンが次々と発見されたため、伊丹憲一(川原和久)ら捜査一課は凶器も線路沿いで見つかるとにらんで捜索を開始する。
ところが、特命係は別の場所から凶器を発見! 実は、右京たちは米沢から被害者の地元“星川町”を走るローカル私鉄“星川鉄道”について聞き、遺棄現場の法則を見抜いたのだ。一昨年の集中豪雨で被害を受けた星川鉄道は復旧を待たずに廃線にされる方向だったが、そのロゴマークのモチーフは“オリオン座”。右京はオリオン座の星の位置どおりの地点に遺体や凶器、遺留品が遺棄されていることに気づいたのだ。
犯人はなぜそんな手の込んだことをしたのか!? 捜査をはじめた右京と亘は、星川鉄道の運営会社を訪ね、鉄道事業本部長・松原玲子(中原果南)から「星川鉄道を復活させろ。さもないと第二の犠牲者が出る」という脅迫メールが届いていたことを聞く。犯人は星川鉄道の存続を願う人物なのだろうか!?
そんな中、遺体遺棄現場近くの撮影スポットで、鉄道ファン・今泉悟志(松浦祐也)が騒ぎを起こす。捜査一課は彼の犯行を疑うが、納得いかない右京と米沢は星川町へ。町では鉄道をめぐり、“廃線支持派”と復旧を求める“存続派”が激しく対立していた。一方、今泉の周辺を調べていた亘は、彼の部屋の様子に“ある違和感”を覚えるが…!?
(引用元:https://www.tv-asahi.co.jp/

今回も面白かったです!

まずですが、あの米沢さんを再び相棒にて見られるというのが、もう嬉しくてたまりません。

以前はいるのが当たり前だった鑑識の米沢さん。しかしS14最終話にて鑑識を去ることとなり、準レギュラーからも卒業しています。

その後数回は再登場していますが、最後の登場がS16ですので、4年以上も相棒の舞台に姿を見せることはありませんでした。

ですので久しぶりの米沢さんなんです。

しかも今回は、懐かしい鑑識の制服まで着用していますので、嬉しくないわけがない。

事件そのものも、米沢さんきっかけで幕を開けます。しかも「鉄道愛好家」としての米沢守にもスポットが当てられた物語でした。

遺体が発見された場所が線路脇、さらに被害者の所持品も同じ線路沿いから発見と、冒頭から鉄道がクローズアップされます。そしてそこから別の「星川鉄道」という路線が導き出され、その廃線を巡る賛成派と反対派の対立などが大きく関わってきます。

鉄道の存続や廃線というのは、実際にもニュースになったりしています。特に地方の鉄道が存続の危機に、というニュースなどはたまに目にしますし。

そんな不採算路線の廃止と存続という、リアルな問題にも絡めた内容となっていました。

廃線を巡り住民が分断される激しい対立も生じていましたので、殺害された被害者が廃線支持派だったことから、反対派にやられたのでは?とまずはなるわけです。

しかしもちろん、話はそんなにシンプルではありません。

とは思いつつも、僕は真犯人が予想もつきませんでしたけど。

遺留品などが「星川鉄道」を示唆していた理由というのも、一つの大きなポイントになっています。

真相に辿り着くのにはなかなか険しい道のりだったかと思うのですが、特命係と米沢さんが組めば最強です。解けないわけがありません。

今回は右京さん&米沢さんというコンビで少々遠出、そして冠城くんが単独で別の場所でと、二手に分かれての捜査を進め、終盤で一緒になるようなパターンでした。

右京さんの推理、冠城くんの捜査、そして米沢さんの鉄道の知識が加わり、それらが噛み合いながら謎を解いていく過程も面白かったです。

鉄オタについてだったり、サボタージュマニュアルについてだったり、何かと勉強になる回でもありました。

そしてやっぱり右京さんと米沢さん、いいパートナーだな~と改めて思っちゃいました。右京さんも久しぶりに米沢さんと捜査ができて、ちょっと嬉しそうにも見えましたもの。

冠城くんの卒業前に、米沢さんとの3ショットが見れたのも嬉しいです。

久しぶりの伊丹さん芹沢さんと、米沢さんの絡みにも笑わせて頂きました。

前回の出演(S16第5話『手巾(ハンケチ)』)での米沢さんは、正直物語を華やかにするためのゲストさん、的な役割のみだったかと思うのですが、今回はまさに米沢さんありきの物語だったのではないかと。

米沢さんに始まり、米沢さんで終わる物語を、存分に楽しませて頂きました。

米沢さんのシーンで、今まで聞いたことがない音楽がバックで流れていたのも印象的でした。

前話に続き、2週連続で青木年男が出てこなかったので、それはちょっと寂しかったですけど。ぜひ青木と米沢さんの絡みも見たかった。あと、珍しく出雲麗音もお休みでしたので、米沢さんとの初対面も無しでした。

前話ではお休みだった、小手鞠さん、角田課長は今回ばっちり出ています。米沢さんのこてまりシーンという、嬉しいおまけも付いてます。

第17話『米沢守再びの事件』、面白かったです!!

 

ゲスト出演者

それでは続いて、第17話『米沢守再びの事件』に出演された、主なゲストさんを紹介したいと思います。

六角精児(ろっかくせいじ)

警視庁警察学校の教官、米沢守役で六角精児(ろっかくせいじ)さん。

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かつては上層部に睨まれながらも、毎度のように特命係の捜査に協力していた、優秀な鑑識です。6年前に鑑識から警察学校教官へと異動になっています。プライベートでは、落語、ギター、鉄道、昆虫、ゲームなど、多彩な趣味を持つ一面も。

米沢さんはかつての準レギュラーですが、このたび公式サイトでも六角精児さんがゲストとして掲載されていましたので、それに従いこちらでもゲストとして紹介させて頂きます。鑑識卒業後の出演回などは、次項にてまとめてあります。

 

以上、今回の主なゲストさんは、六角精児さん1名になります。

他には、線路に侵入する騒ぎを起こした鉄道ファン、今泉悟志役で松浦祐也(まつうらゆうや)さん。星川鉄道の鉄道事業本部長、松原玲子役で中原果南(なかはらかなん)さん。廃線反対派の旅館経営者、白川洋一郎役で野中隆光(のなかたかみつ)さんなどが出演されています。

松浦祐也さんは別役で2話目(過去にはS16-15)、中原果南さんは別役で3話目(過去にはS9-11、S14-6)、野中隆光さんは別役で2話目(過去にはS17-6)の出演です。

 

鑑識の米沢守が復活

鑑識の米沢さんといえば、プレシーズンから長らく準レギュラーとして登場した、相棒の定番キャラの一人です。

個性的なキャラでありつつ、優秀な鑑識でもあり、とってもいい人です。六角精児さんがそんなキャラを見事に作り上げてくださっています。

そんな米沢さんですが、S14最終話『ラストケース』にて、鑑識から警察学校の教官へと異動になり、同時に相棒の準レギュラーからも旅立って行きました。

『ラストケース』のとき、僕はとっても寂しい気持ちになったのを、今でもよく覚えています。

その後、S15第13話『声なき者~籠城』と第14話『声なき者~突入』にも登場していますが、この2話連続SPは、1年前の事件を描いたという設定でしたので、米沢さんは鑑識として出ています。

警察学校の教官になってからは、劇場版IVに登場。通常回ではS16第5話『手巾(ハンケチ)』に出ています。

『手巾(ハンケチ)』が2017年11月の放送でしたので、このたびの米沢さんの登場は、約4年4ヵ月振りです。

正直、もうそんなに長い時間が経っていたのかと。『手巾(ハンケチ)』がつい最近だったような気がしてしまうのですが、もう4年以上も前なんですね。

米沢さんと特命係の再会も、4年4ヵ月振りのようです。

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冠城くんはS14からの特命係ですので、米沢さんとは1シーズンのお付き合いですが、右京さんとは15年ほどの付き合いですからね。きっとこの再会はお互いに嬉しいはずです。

捜一の伊丹さん芹沢さんも揃って事件現場に出向いていますので、米沢さんとも久しぶりの再会を果たしています。

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米沢さん、またいきなり伊丹さんに怒られてました。そんな場面が見られるのも懐かしい。

ちなみに感想の項でも書きましたけど、珍しく出雲麗音がお休みでしたので、米沢さんとの初対面は実現していません。

今回米沢さんは、貴重な私服姿も披露しています。

米沢さんの私服姿は過去にも数回出てきていますが、今回はよりオタク感の強い感じの服装でして、しかも2パターン出てきました。

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さらには米沢さん、鑑識として捜査に協力するため、懐かしい制服姿も見せてくれます。

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またこの鑑識ユニフォームの米沢さんが見れるとは!

しかも時系列遡りパターンとかではなく、リアルタイムでというのが嬉しいです。

現在米沢さんは警察学校教官ですので、いつもはビシっとした警察の制服ですからね。鑑識のユニフォームに袖を通すのは、米沢さん自身久しぶりかと思われます。

右京さんには「今でもお似合いですよ」って言われてました。

ちなみにこれ、勝手に現場検証しちゃってるシーンなんですけどね。

鑑識姿の米沢さんと特命係。まるでかつての相棒のワンシーンです。

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もうこれだけでも嬉しいのですが、もっと嬉しいおまけも付いてます。

米沢さん、こてまりにも右京さん冠城くんと来店するんです。

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小手鞠さんと米沢さんはこれが初対面ですね。

鉄道について熱く語ったり、「別れた女房」の話も出てきました。

米沢さんが特命係とお酒を飲む場面は花の里でもありましたけど、それが今度はこてまりにて見れるというのも、なんだか感慨深いものです。

さらに最後にはもう一つ、嬉しいおまけです。米沢さん、スーツ姿で特命の部屋にも来ています。

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米沢さん、冠城くんがいれた珈琲も飲んでました。

こうして色んな米沢さんの姿を見てしまうと…また鑑識として戻って来て欲しいと思っちゃいますね。

今鑑識といえば益子さんですけど、益子さんと米沢さんの絡みも見てみたいですし。

米沢さん、「現場に復帰したくなったんじゃありませんか?」という冠城くんの質問に、「それも悪くありませんなぁ」と答えていましたので、正式な復帰もない話ではないのでは?と、少しだけ期待しつつ、お待ちしています。

 

廃線を巡る対立と鉄オタ

このたび事件の舞台となったのは、一つの鉄道路線です。

「星川鉄道」という路線でして、古くから利用されてきた鉄道ですが、一昨年に集中豪雨の被害を受け、現在は運行していません。復旧を待たずに廃線に方向で話が進められている鉄道です。

事件はまず、星川鉄道とは関係のない、別の鉄道スポットを訪れていた米沢さんが、線路脇で何者かに殺害された遺体を発見することに端を発します。

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米沢さんは鉄道愛好家で、いわゆる鉄オタというやつですね。過去にはS8第5話『背信の徒花』などでも、米沢さんの鉄道好きは取り上げられています。

今回も引退間近の車両を見に出掛けて、たまたま遺体を発見してしまいました。

米沢さん役の六角精児さん自身、鉄道好きでも知られていまして、鉄道関係の番組出演も多いです。廃線跡を訪れる番組などもやっていて、僕も見たことがあります。おそらく米沢さんのキャラ設定には、そんな六角精児さんの趣味も反映されている形なんだと思います。

米沢さん、休みの日には大好きな鉄道へと出掛けていたようですが…このたび出掛けた先で事件に遭遇してしまい、昔馴染みの右京さんに連絡を入れ、数年振りとなる特命係&鑑識の米沢というタッグが復活します。

そしてまず右京さんは、遺体の発見場所、所持品の発見場所、米沢さんからの情報などから、あっという間にそれらが「星川鉄道」という路線を示唆していることに気付きます。

で、捜査のため、右京さんと米沢さんは星川鉄道にも遠征です。

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二人が駅で待ち合わせるシーン、なんだかいいものが見れた気がします。

ちなみにこの駅、S12第18話『待ちぼうけ』のときのロケ地と同じみたいです。太川陽介さんゲストの回ですね。千葉県市原市にある、小湊鉄道線の上総鶴舞駅だそうです。全部コメント欄にて教えて頂きました。今回は星川鉄道の千羽駅という設定です。

星川鉄道は鉄オタの間でも人気のある路線で、米沢さんもよ~く知っていて、自身も復活させる会の会員になっていたり、復活の署名をしたりもしています。

そんな星川鉄道ですが、どうやら現在、廃線を進める運営会社と、それに反対する住民とで、軋轢が生じている模様。その延長線上で、住民同士も廃線の賛成派と反対派に分断されてしまい、揉め事も起きています。

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ある事業を巡り住民が分断されてしまうのって、なんだか悲しいですよね。

しかも殺された男性が廃線支持の中心人物でだったことや、運営会社にも脅迫メールが届くなど物騒なこともあったため、犯行は廃線反対派によるものでは?という疑惑も浮上してしまうんです。

犯人がわざと星川鉄道を示唆するような証拠の残し方をしていましたので、鉄道と関係がないというのも考えにくいですし。

もし廃線を巡る争いが殺人事件にまで発展してしまったのなら、それほど不幸なことはありません。

そんな中、容疑者として捜査一課が目をつけたのがこの男。

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鉄道マニアの今泉という人物で、撮影のため線路に侵入しようとし、騒ぎを起こし逮捕されています。事件の直前には遺体や凶器の見つかった現場付近にもいたことがわかり、疑われることに。

鉄道マニアが、廃線を推し進める人間を殺害したという筋書きですね。

昨今、撮り鉄によるマナー違反問題などもちょいちょい取り上げられますし、実際一部には過激なマニアもいますからね。そういうのを「クズ鉄」というみたいです。米沢さんが解説してくれてました。

廃線を巡る住民の対立や分断、そして鉄道マニアが殺人事件の容疑者になるという、おそらく鉄道が大好きな米沢さんにとっては、やりきれない複雑な想いを抱かずにはいられない事件だと思います。

大好きな鉄道が争いのきっかけになってしまっていたり、事件にまで発展した可能性すらあるわけですから。

だからこそ米沢さんは、しっかりと真相を明らかにするため、自らの手で鑑識作業を始めるに至ったのではないかと。

そんな米沢さんが口にした「たかが鉄道に救われる人もいるんですよ」という言葉が印象的でした。

「鉄道がくれるささやかな出会いに、人生の喜びを見い出す人もいるんです。何十年も前に見た車窓からの風景を、ずっと心に刻み続けている人もいる。そして鉄道に、自分自身の人生を重ねる人もいる。」と続けています。

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そう熱く語った米沢さん、とってもかっこよかったです。

この事件は、警察官である米沢守としてだけではなく、鉄道愛好家の米沢守としても、闘わなければいけない事件だったのかもしれません。

 

以上、今日は相棒season20第17話『米沢守再びの事件』についてでした。

 

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