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相棒シーズン10第2話。渡哲也の再登場と犯罪関係者家族

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「逃げ水」

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相棒season10第2話のあらすじと感想

本日は、シーズン10第2話についてです。

相棒season10第2話のタイトルは「逃げ水」。放送日は2011年10月26日です。第1話が初回の2時間スペシャルでしたので、この第2話からがシーズン10の通常版スタートですね。タイトルの「逃げ水」ですが、その意味はウィキペディアによりますと…

陸上の蜃気楼(しんきろう)の一種。草原などで遠くに水があるように見え、近づくとまたその先の方に遠のいて見える。

とのことです。僕は何となくしか意味を知らなかったので、この度初めて知りました。相棒での「逃げ水」はどんな内容なのでしょうか。

ではまず、第2話「逃げ水」の簡単なあらすじから紹介したいと思います。

5年前に起こった一件の殺人事件。それは20歳の若者同士が道ですれ違った際のささいな争いによるものでした。犯人として逮捕された男は刑期を終え出所したのですが…その後、撲殺された遺体となって発見されます。捜査が開始され、容疑者として浮上したのは、5年前の殺人事件で被害者となった男性の両親です。5年前、突然息子を奪われた両親は、事件以来苦悩の日々を過ごしていました。一方、加害者となった男の家族も、マスコミによる連日の取材などで疲弊して行きます。事件に苦しむ被害者遺族と加害者家族。果たして出所した男を撲殺したのは誰なのか?特命係が真相を暴きます。

だいたいではありますが、こんな感じの内容になります。

今回も面白かったです!

面白かったのですが、めちゃめちゃ重たい内容でもありました。

重たいと言うか、重苦しいと言うか、見ていてちょっと辛くなるような…。

相棒では、事件の被害者遺族にスポットが当てられるストーリーが、今までにもいくつかありました。それらに共通しているのは、やっぱりどれも見ていて辛くなるような内容なんですよね。被害者遺族の心情が、痛々しくて…。

今回もまさにそんな感じです。路上で因縁を付けられて殺されてしまった一人息子。その残された両親の気持ちを考えると、本当に辛いだろうなって。苦しいだろうなって。その苦悩は測り知れません。

さらにです。

今回スポットが当てられているのは、被害者家族だけではないんです。

加害者の家族と言うものも取り上げられているんです。加害者家族も、苦しんでいるんです。

被害者遺族と加害者の家族。その両方の苦しみが描かれている話でしたので、余計に重たかったですね。

一つの犯罪が、当事者だけでなく、その家族をも巻き込んでしまうことを、改めて思い知らされました。

また、賠償金と言いものに対する問題提起も含まれていたのではないかと思います。

全体を通して重たい内容ではありましたが、相棒らしいストーリーを楽しませて頂きました。

面白かったです。

 

相棒season10第2話のゲスト出演者

それでは次に、第2話に主に登場したゲスト出演者さんを紹介します。

渡哲也(わたりてつや)

まず、元法務大臣で、現在は弁護士をしている瀬田宗明役で、渡哲也(わたりてつや)さん。

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渡哲也さんは、これが二度目の相棒出演となります。前回も同じ役で、その時には法務大臣でした。シーズン7の元日スペシャル「ノアの方舟~聖夜の大停電は殺人招待状!」ですね。田畑智子さんが右京さんの相棒だった回で、その時以来の再登場です。今回は、5年前に息子を殺された両親の、民事裁判の弁護士として登場しています。

綿引勝彦(わたびきかつひこ)

続いて、5年前に息子を殺された父親、新開孝太郎役で綿引勝彦(わたびきかつひこ)さん。

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綿引勝彦さん、強面ですけど、僕は個人的に「天までとどけ」のお父さん役のイメージが強い俳優さんです。今回もお父さんの役でした。息子を殺された被害者遺族の父親ではありますが。

石橋けい(いしばしけい)

続いて、5年前に殺人事件を犯した加害者の姉、南智子役で石橋けい(いしばしけい)さん。

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この女優さん、僕はどこかで見た覚えがあるな~と思ったら…相棒でした(笑)。相棒シーズン5第5話「悪魔への復讐殺人」で出演してます、別の役ですが。高橋一生さん演じる安斉直太郎を、精神病院でお世話してた看護師さんの役です。今回は、犯罪加害者の家族と言う役柄で出演しています。

 

主な第2話のゲストさんはこの3名でしょうか。渡哲也さん、綿引勝彦さんが一番メインで、石橋けいさんがそれに続く感じです。

他には、5年前に息子を殺害された母親の新開清美役で、二木てるみ(にきてるみ)さん。5年前に殺人事件を起こした加害者である川北誠也役で、川野直輝(かわのなおき)さん。川北誠也の父親である川北浩二役で、久保酎吉(くぼちゅうきち)さんが、ちょいメインな感じで登場しています。

 

渡哲也の瀬田宗明が再登場

先ほどもゲスト紹介のところで書いたばかりですが、この第2話の一番の目玉は、渡哲也さん演じる瀬田宗明の再登場ではないかと思います。

瀬田宗明は、シーズン7の元日スペシャル「ノアの方舟~」で法務大臣として登場した人物です。自分の息子がテロ集団に関わっている可能性があり、小野田官房長を通じて、その捜査を右京さんが行ったと言う縁があります。右京さんはその時、田畑智子さん演じる姉川聖子と一緒に捜査をしました。

渡哲也さんと言えば、刑事ドラマのイメージも強いですし、主役級の俳優さんです。

ですので渡哲也さんと右京さんとの絡みは、とても刺激的な感じがするんです。

前回の登場時も、この二人の絡みに僕は少々興奮した覚えがあります。笑

そんな渡哲也さん演じる瀬田宗明と右京さんは、今回がっつり絡んでいます。

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神戸くんと瀬田宗明は今回が初対面でした。

瀬田宗明は、法務大臣を辞めて現在は弁護士をしているのですが、一貫して「正義の人」なんです。

前回の登場時には、犯人に対して土下座するシーンなんかもありました。

ものすごく真っ直ぐで、人情味があって、正義感の強い人物なんです。

こんな弁護士がいたら、本当に頼りになるんだろうな~と、そんなふうに思ってしまう弁護士です。

今回、最後の方の場面では、名言も出ています。被害者遺族に対してです。

私には自分の正義より、あなたがたの感情の方が大切なんです

瀬田宗明、かっこ良かったです。

さらには、最後に右京さんにそっと自分の名刺を渡すんですよ。

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これは、真犯人の弁護も自分が引き受けるので、右京さん経由で犯人に名刺を渡してくれ、と言う意図があったようです。

何から何まで素敵です。

渡哲也さん、是非また相棒に再登場して欲しいです。

 

被害者遺族と加害者家族

5年前に起きた一件の殺人事件。

当時二十歳だった男性同士が、路上でのささいなトラブルにより、一方が殺害されています。

殺害された男性は一人息子で、その両親の気持ちを思うと…残された遺族は、本当に辛い日々を送ることになったことは想像できます。

一方で、人さまの息子を殺めてしまった犯人の両親や姉。加害者側の家族も、マスコミに追いかけられたり、息子の犯した罪で責められたり…こちらも苦しい日々を送ることになってしまっています。

被害者遺族も、加害者家族も、どちらも一つの事件のせいで、大きく人生を狂わされてしまうんです。

どちらにも、それぞれの苦しみがあるんです。

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見ていてかなり辛くなるような内容ではありましたが、実際の被害者遺族、加害者家族の心情なども、きっと苦しいだろうなって…。

そんなふうに、つい考えさせられてしまいました。

一つの犯罪の結果、一生癒えない悲しみや苦しみを背負うことになったり、家族がバラバラになってしまったり。

その犯罪さえなかったら。そんな事件さえなかったら。きっと幸せに暮らしてたんだろうなって。

改めて、犯罪と言うものが、当事者だけではなく、その周囲の人間の人生までも狂わせることになるんだと、そう感じさせられました。

犯罪はいけません。

 

賠償金の不払い問題

民事訴訟で確定した賠償金

普通に考えますと、裁判で決まったことですから、支払いを命じられた側は、被害者などに対して賠償金を払っているのが当然だと思うじゃないですか。

しかしこれ、実は意外と払われていないみたいなんですよ。

2015年の時点で、加害者の37%が賠償金を一度も支払わないと言うデータもあるようです。全額支払ったケースは、全体の約30%だとも。

僕もこれについては、ニュースなどで取り上げられていたことがありますので、なんとなくですが知ってはいました。裁判で賠償金の支払い命令が出たとしても、払わない人がけっこういるんだと。

しかも、支払いを強制する手段と言うのが、なかなかないみたいなんです…。

強制執行や差し押さえと言う手段もないわけではないようですが、そう簡単ではないみたいです。被害者側が自腹でやらなければいけないことなどがたくさんあり、しかも確実に差し押さえられる保障もないようです。

これでは…ほんとに、何のための民事裁判なのだろう?と誰もが思ってしまいますよね。

今回の相棒でも、加害者は賠償金の支払い命令が出ているにも関わらず、その支払いをせずに、出所後に行方をくらましてしまうんです。

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本当にひどい話だと思います。

犯罪を犯してしまったら、きっとそれは一生背負っていかねければいけない事んだんでしょうし、その償いも一生かけてしないといけないんだろうなって。

僕は幸い、その立場になったことはありませんが…

加害者の苦しみと言うのももちろんあるとは思うんですけどね。

賠償金と言うのも、償いの一つの形だとは思います。

今回の被害者遺族も、お金が欲しいわけではなく、加害者に一生掛けて償って欲しいと、そのための賠償金と言う形だったと。

ですが、その賠償金も支払われず…。

賠償金不払い問題と言うのは、なんとも理不尽な問題だと思います。

この第2話は、そんな問題提起でもあったかと思います。

 

シーズン10第2話その他の見どころ

では次に、第2話のその他細かい見どころをいくつか挙げてみたいと思います。

神戸くんがパシリに

渡哲也さん演じる瀬田宗明の弁護士事務所は、雑居ビルの5階にあります。

そしてエレベーターがないんですよ。笑

ですので階段で上り下りをしなければいけません。

右京さんと神戸くんが瀬田さんを訪ね、5階の事務所まで階段を上がって行きます。

しかしその後に…

どうやら神戸くんが、お茶を自販機に買いに行かされたっぽいんです。笑

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神戸くん、階段を往復させられたことに不満そうでした。笑

また、せっかく神戸くんが買ってきたお茶に対し、右京さん「僕は紅茶が良かったのですがね~」と。笑

今回一番の笑いどころでした。

角田課長が特命の部屋でタバコ

角田課長が特命係の部屋でタバコ吸ってます。

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で、神戸くんに「ここ禁煙ですよ」って怒られてました。笑

しかしこれ、どうやら右京さんに頼まれた検証作業の一環だったようです。

角田課長の喫煙シーンは、おそらくこれが二度目です。前回は、シーズン6第17話「新・Wの悲喜劇」の時に、亀山くんの部屋のベランダで吸ってるシーンがありましたので。

久しぶりにタバコ吸ってる角田課長を見た気がします。

特命の部屋のテレビ

特命係の部屋で、右京さんと神戸くんがテレビを見ています。角田課長も一緒ですが。

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この部屋でテレビが付いてるのは、神戸くんになってからはまだ二度目です。一度目はシーズン9の最終話でした。

だから何だと言われてしまいそうな、細かい見どころではありますが…笑。

以上、今日は相棒season10第2話「逃げ水」についてでした。

 

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