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ドラマ相棒が好き過ぎるが故の戯言と悪ふざけ

相棒17第3話。辞書の神様になった森本レオ。


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第3話『辞書の神様』

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あらすじと感想

本日は、シーズン17第3話についてです。

相棒season17第3話のタイトルは『辞書の神様』。放送日は2018年10月31日です。第1話と第2話が、初回の二話連続スペシャルでしたので、この第3話より通常版のスタートです。タイトルから、辞書に関係した事件であることが推測されます。

それではまず、第3話『辞書の神様』のあらすじから、ざっくりと紹介していきます。

『千言万辞』という辞書の編集者が、何者かにメッタ刺しされ、遺体となって公園で発見されます。『千言万辞』は語釈が独創的であることから人気があり、右京さんも愛読している辞書です。そんな愛読書の編集者が殺されたことに興味を持った右京さんは、冠城くんとともに独自の捜査を開始します。すると被害者が最後に公園で会っていたと思われる人物が浮上。それは、『千言万辞』を作っている、「辞書の神様」とも呼ばれている元大学教授です。辞書の神様は、言葉に取り憑かれ、生涯を辞書の作成に捧げている偏屈な人物です。彼は殺された編集者と折り合いが悪かったとの話もあり、『千言万辞』の主幹を他の大学教授に切り替えるという話も出ていましたので、犯行動機もあります。しかしその後、新たに主幹を任されるのでは?と思われていた方の大学教授が、事件の当夜に遺体の発見された公園にいたことが判明します。編集者を刺殺したのは一体誰なのか?右京さん冠城くんの特命係が、真相を暴き出します。

今回も面白かったです!!

辞書の世界がクローズアップされた物語でして、辞書制作に関わる人たちの熱い想いというものが、大きな要素だったかと思います。

少し話が逸れますが、三浦しをんさんの小説で『舟を編む』という辞書を作る物語がありまして、僕は今回の相棒を見ていて、まずそれを思い出してしまいました。『舟を編む』は、2012年に本屋大賞を受賞している小説でして、めちゃめちゃ面白かった覚えがあります。

 

『舟を編む』は2013年に松田龍平さん主演で映画化もされていまして、そちらもとっても面白かったです。

 

今回の『辞書の神様』でも、『舟を編む』でも、辞書を作る人たちは皆、言葉に取り憑かれているんですよね。日常生活でも常に言葉を意識しています。

もちろん『舟を編む』では殺人事件は起きませんけれど、辞書の世界を取り上げた作品として、小説も映画も超お勧めです。よかったら見てみてください。

話を相棒に戻しますと、右京さんが愛読しているという辞書『千言万辞』は、辞書の神様と呼ばれている元大学教授により原稿が作られていて、彼もまた言葉に取り憑かれています。

後述させて頂きますが、そんな辞書の神様を演じている森本レオさんの、偏屈で常人離れした感じがなかなか凄かったです。

一方で、変人の辞書の神様に対し、右京さんの変人っぷりも顕著になっていた回でした。むしろ右京さんの方が、辞書の神様よりも変人さは上だったかと思われます。笑

ストーリーは、刺殺された編集者の遺体が発見されたことにより、まずは辞書の神様に疑いの目が向けられ、そこに新たな大学教授の存在が割って入って、どちらが犯人なんだ?という流れです。

その本筋に「辞書制作」という独特の世界が関わり、肉付けされていた感じです。

しかしそんなにシンプルではなく、事件の背景には実は複雑な色々があるわけですよ。それを特命係が最後に見事に解き明かします。

最後まで、誰が犯人なのかわかりませんでした。ちょっと怪しいかな、と思う人物は他にも数人出てきていたのですが、こっちか?やっぱこっちか?と、なかなかわかりませんでした。

そう簡単には予想を当てさせてくれません。笑

最初は「右京さんvs森本レオ」という軸なのかな?と思いきやそういうわけではなく、言葉が正しいかどうかわかりませんが、意外と「広く浅く」広がった感じのする内容でした。

やっぱり一番印象に残ったのは、二人の変人ですね。

森本レオさん演じる辞書の神様の変人。

そして、右京さんという変人。

今回は、その二人の変人を楽しむ物語だったのではないかと思います。笑

第3話『辞書の神様』、面白かったです!

 

ゲスト出演者

それでは続きまして、第3話『辞書の神様』に登場した主なゲストさんを紹介して行きたいと思います。今回は2名です。

森本レオ(もりもとれお)

まずは、『千言万辞』という辞書の作成をたった一人で行っている元大学教授、大鷹公介役で森本レオ(もりもとれお)さん。

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辞書制作に生涯を捧げ、言葉の収集に取り憑かれている偏屈な人物です。かなりの変人です。森本レオさんは今回が別の役で二度目の相棒出演で、過去にはシーズン1の第11話と最終話に出ています。話数で言いますと、今回が3話目の出演ですね。前回は右京さんを狙撃した、元特殊部隊の隊員という役です。

 

森田順平(もりたじゅんぺい)

続いて、今後『千言万辞』制作の主幹を担うのでは?と思われていた大学教授、国島弘明役で森田順平(もりたじゅんぺい)さん。

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『千言万辞』の初版から大鷹を手伝い、共同編者となっている人物です。森田順平さんは、僕は見た瞬間に「金八先生に出てた人だ!」と、少し興奮してしまいました…笑。金八先生で数学の先生役をされていた俳優さんです。この度久しぶりにその姿を拝見しましたが、大河内さんの神保悟志さんと少し似てるな~と思ってしまったのは僕だけでしょうか。

 

以上、今回の主なゲストさんは上の2名になります。

他には、出版社の編集長である和田利広役で、酒向芳(さこうよし)さん。殺害された編集者の中西茂役で、天野浩成(あまのこうせい)さん。用例採集を手伝う大鷹の助手役で、鮎川桃果(あゆかわももか)さん。大鷹の家のお手伝いさん役で千葉雅子(ちばまさこ)さんなどが、ちょいゲストで出演されています。

酒向芳さんは今回が二度目の相棒出演です。S10第9話『あすなろの唄』に別の役で出ています。なかなか個性的な髪型の俳優さんで、禿げ方が凄かったです。笑

天野浩成さんは雛形あきこさんの旦那さんです。相棒にはこれが三度目の出演になります。過去にはS9第10話『聖戦』と、S12第15話『見知らぬ共犯者』に別の役で出演されています。

 

森本レオが辞書の神様に

たった一人で、辞書に必要な言葉の収集を行っている大学教授、大鷹公介。

演じているのは森本レオさんです。

彼は、個性的な語釈で人気のある『千言万辞』という辞書を、たった一人で手掛けています。

こちらが『千言万辞』です。

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通常、辞書というのは有識者たちが分担して編集していくものだそうですが、『千言万辞』に関しては、ほぼ一人で作り上げているとのこと。

この大鷹は「辞書の神様」と呼ばれる天才ですが、かなりの変人でして、完全に辞書制作に、言葉の収集に取り憑かれてしまっているんです。

元々は大学教授だったのですが、辞書に専念するため教授を辞めたとも言われているみたいです。

彼は日常生活の中でも常に言葉に対して敏感になっていて、新しい言葉など、気になったものは片っ端からメモにとっています。

こちらは、女子高生たちの会話から言葉を拾おうとしている変態の絵です。笑

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森田順平さん演じる大学教授の国島は、辞書制作に関わり言葉に取り憑かれた人たちを、「辞書に生きるということは、全ての生活を失うということです」と表現していました。

言葉の収集を最優先にして生きている、と言いますか、言葉の収集のために生きているような感じですね。

僕は実際の辞書制作の現場を生で見たことはありませんが、きっと大鷹のような、言葉に取り憑かれた人たちが、辞書を作り上げているんでしょうね。なかなか凄い世界です。

大鷹はこれまで120万もの言葉を集めたとのことですが、120万語ってもの凄い量です。言葉に取り憑かれていないと、なかなか到達できないレベルです。

女子高生たちの会話を聞く作業を特命係に邪魔された大鷹は、冠城くんの胸ぐらをつかんで怒ってました。笑

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それくらい彼にとっては、言葉の収集って大事にしているものなんでしょうね。

果たしてこの変人が殺人事件に関わっているのか?というのが大きな軸ではあるのですが、一方で大鷹を演じていた森本レオさんというのが、第3話の一番の見どころではなかったかと思われます。

常人離れした感じとか、ちょっとぶっ壊れた感じとか、凄かったです。

わかりやすく言いますと、だいぶ「おかしな人」の役ですね。笑

僕はたぶん、森本レオさんのこういう役を見たのは初めてです。

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シーズン1ではクールな元特殊部隊員を演じた森本レオさんが、今回は打って変わって、変人な辞書の神様です。

相棒公式のスタッフブログに出ていたのですが、森本レオさんはプライベートでも「言葉集め」が大好きだそうです。笑

変人役の森本レオさん、とってもよかったです!!

 

辞書を愛読する右京さん

森本レオさん演じる大鷹は変人でしたが、それに負けず劣らず、右京さんの方もかなりの変人っぷりを発揮していました。笑

なんと右京さんは、大鷹が手掛けている『千言万辞』を、愛読しているんです。『千言万辞』を読むのが寝る前の楽しみだと。笑

当然、それを手掛けている大鷹のことは知っていて、本人にファンだと告げていました。

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語釈が個性的で面白いから、という理由で愛読しているようですが、辞書を愛読書にしているというのは、なかなかの変態だと思います。笑

しかも、語釈も暗記しちゃってます。読んだところは全て暗記しているのか、気に入ったものだけ暗記しているのかは不明ですが、どちらにしても凄いです。

さすが毎晩寝る前に読んでいるだけはありますね。

右京さんが読書家だというのは、これまでの相棒でもそう思わせるシーンは出てきています。

しかし、辞書を愛読しているという事実は初めて明らかになりました。笑

僕も読書が好きでして、そこそこのハイペースで毎日のように本は読んでいます。ですがこれまでに「辞書を読もう」と思ったことは一度もありません。笑

辞書というのは、通常は読み物ではなく、言葉を調べるために使うものではあります。僕もそのようなものとして認識していましたので、「読み物」という発想自体ありませんでした。笑

おそらくほとんどの人がそうだとは思いますけれど。

辞書を読み物として認識している時点で、やっぱり右京さんは変人ですね。

しかしながら、「語釈が面白い」辞書というのは、確かにちょっと興味はあります。もしかしたら読み物として読んでみるのも、ちょっとはありなのかな?と。笑

今回取り上げられた『千言万辞』の語釈はどれも素敵なものでしたので、僕も『千言万辞』を読んでみたくなりました。笑

僕の自宅にもどこかに辞書が眠っているはずなのですが、インターネットを使うようになって、すっかり辞書で言葉を調べるということをしなくなってしまっています。いつの間にか。

辞書を無事に引っ張り出せたら、久しぶりにページをめくってみようと思います。

 

その他の見どころ

それでは最後に、第3話『辞書の神様』の細かい見どころを、あれこれと挙げて締めたいと思います。

右京さんがマジ卍

右京さんの口から「マジ卍」という言葉が発せられました。笑

冠城くんにマジ卍を知っているか尋ね、冠城くんは意外にも知りませんでした。冠城くん、右京さんに「意外とおじさんですね」って言われてました。笑

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僕もおっさんですので、マジ卍についてはなんとなくしかわかりません。ちゃんと理解はしていません。笑

ちゃんと理解せずに、たまにおっさん同士で「マジ卍!」って使ったりはしてたんですけどね。笑

いい機会ですので、ちゃんと調べてみました。Wikipediaを引用させて頂きます。

まじ卍(まじまんじ)とは、感情の高ぶりや、物事の程度を示す日本語の言葉で、2017年より、インターネット上のソーシャルネットワーキングサービスを中心に、主に女子中高生の間で広く使われている。JC・JK流行語大賞2017のコトバ部門に入選、今年の新語の候補になるなど、新語として注目される言葉のひとつ。

(引用元:https://ja.wikipedia.org/

なるほど、テンション上がったときとかに使う感じなんですね(違ったらごめんなさい…)。笑

是非今後、右京さんもテンション上がったときに「マジ卍!」と発して欲しいです。

 

右京さん青木に命令

特命係に捜査の情報を持ってきた青木年男。

しかしその情報を出し渋っていますと、右京さんに話すよう強制されていました。笑

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「僕は今君の上司ですよ。さっさと言いなさいよ」と。笑

それを聞いた青木年男の渋い表情がたまらなかったです。笑

ちなみに、今回も青木年男の登場シーンはそんなに多くなかったです。

 

花の里で辞書

冠城くんが、できあがった最新の『千言万辞』を花の里で読んでます。

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花の里にて辞書を読むという姿もレアですけれど、「基本的に我儘で人を信用せず、白であれば黒だと、あっちと言えばこっちと、ことあるごとにつっかかる。つむじ曲がりでへそ曲がり」という語釈を例に挙げて、冠城くんと幸子さんにいじられている右京さんが面白かったです。笑

 

以上、今日は相棒season17第3話『辞書の神様』についてでした。

 

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