第1話『アレスの進撃』
あらすじと感想
いよいよ相棒のシーズン18が始まりました。冠城くんでの5シーズン目に突入です。
本日は、そんなS18の幕開けとなる第1話、初回SPについて書かせて頂きます。
相棒season18第1話のタイトルは『アレスの進撃』。放送日は2019年10月9日です。初回30分の拡大スペシャルで、二話連続ものの前編となります。この何シーズンかは、初回SPが前後篇の二話連続パターンが続きます。
まず、タイトルにある「アレス」なのですが、こちらの意味が気になりましたので調べたところ、ギリシア神話の戦神の名前でした。以下にコトバンクの解説を引用させて頂きます。
ローマのマルスと同一視されたギリシア神話の戦神。ゼウスとヘラの息子。文明的な軍神であるアテナ女神に対し,戦闘の野性的側面に関与する凶暴な神で、ギリシア人に蛮人の住む土地とみなされていたトラキアを本拠地にすると信じられた。
(引用元:https://kotobank.jp/)
ギリシア神話で戦いの神といいますと、僕もまずアテナを思い浮かべてしまいますが、アレスはより残忍で凶暴な戦いの神なんですね。
そんな凶暴な戦神であるアレスが相棒では何を意味するのか。
ではまず簡単にではありますが、第1話『アレスの進撃』のあらすじから紹介していきたいと思います。
ロンドン旅行から帰国したはずの右京さんが、一週間も無断欠勤を続けているうえに、連絡もつかないという事態が発生します。安否が心配され、青木年男の調査により、右京さんは間違いなく一週間前には帰国していることが判明しますが、その後の足取りはわかりません。そんな中、発泡スチロールで密閉された右京さんのスマホが、秋田の海岸に流れ着いたという連絡がもたらされます。潮流の計算により、スマホの出発点は、北海道の北に位置する最果ての離島「天礼島」である可能性が浮上します。そして島へと渡る飛行機の搭乗者名簿にも、右京さんの名前が見つかったため、冠城くんは単身で島へと乗り込みます。島に渡った冠城くんは、若い女性が拉致されそうになっている現場に遭遇します。女性は日本とロシアの交流を目的とした施設「信頼と友好の館」で共同生活を送っていて、拉致しようとした犯人は、娘を心配して連れ戻しに来た彼女の父親でした。彼は元陸上自衛隊のレンジャーで、岩田という男です。娘の拉致を結果的に防いだ冠城くんは、「信頼と友好の館」でも右京さんについて聞き込みをしますが、右京さんを見掛けたという人は誰一人いません。しかしその後、海岸で出会った大学教授から、島にアザラシの不自然な死骸が頻繁に流れ着いている事態を耳にし、右京さんがそれについて調べていたこともわかります。そんな中、岩田の娘の仲間達が次々と遺体で発見されるという連続殺人事件が発生し、その犯人が岩田である可能性が高まります。果たして最果ての島に右京さんはいるのか?連続殺人の犯人は岩田なのか?
ざっくりですが、こんな感じのストーリーになります。
約半年振りとなる久しぶりの相棒は、やっぱりとっても面白かったです!!
前後篇の前篇のみですので、まだ物語の半分しか見てないんですけどね。それでももうその面白さに惹き込まれ、後半が待ち遠しくてたまらないです。
とにかくスケールがめちゃめちゃ大きくて、劇場版並みな感じすらしてしまいました。
まず今回は、右京さんが行方不明になり、連絡もとれないという状態からスタートします。この始まりだけでも、もうワクワクしてしまいます。あの右京さんが一週間も無断欠勤ですからね、これはただごとではありません。これまでも右京さんがどこかに消えてしまい、その相棒が行方を捜すというストーリーは何度かありましたが(右京さんが捜すという逆のパターンも)、今回は北海道の離島という、めちゃめちゃ遠い場所での失踪です。失踪のスケールもでかいですね。
実際のロケも北海道で行われたとのことでして、映る景色も通常版とは違い、特別感がありました。12泊もの長期撮影だったみたいです。
北海道の離島、右京さんの行方不明と、それだけでもたまらないのですが、さらにはあの「サスペンスドラマの帝王」と呼ばれる、船越英一郎さんがゲストです。相棒で船越英一郎さんの姿が見られるというのは、新鮮ですし、テンションも上がっちゃいます。ついつい2時間ドラマの定番である、崖がいつ出てくるのかと、期待して見てしまったり。笑
また、船越さんが殺人事件の容疑者側を演じるというだけでも、かなり珍しいものが見れた気がします。
船越さんの娘役である北香那さんも、きりっとした感じの美人さんで、存在感があります。
ゲストさんに加え、今回は木村佳乃さんの片山雛子も久しぶりに登場します。一瞬ですけれど。片山雛子は尼さんになったS16の『いわんや悪人をや』以来ですね。
大河内さん、甲斐さん、衣笠副総監、社美彌子も登場します。あ、日下部さんは出てなかったです。
そして最近のSPでは必ずといっていいほど登場する、週刊フォトスの風間楓子は、今回もばっちり出てました。笑
いつものレギュラーメンバーたちも皆さん元気で安心しました。捜一コンビも角田課長も、今回は出番は少なかったですけれど、健在でした。青木年男は相変わらず、ひねくれながらも冠城くんの役に立っていました。笑
物語は、①右京さんの失踪、②アザラシの死骸、③信頼と友好の館、④連続殺人、という四つの線が絡み合って進行して行くような形です。
行方不明になった右京さんを追って冠城くんが離島に上陸し、そこでは不自然なアザラシの死骸が頻繁に流れついていて、さらには怪しい施設もあり、連続殺人まで起きてしまうという、もう盛りだくさんな感じですね。どれもこれも、めちゃめちゃ気になることばかりです。
①右京さんの失踪、②アザラシの死骸、③信頼と友好の館については、なんとなく繋がっていることが推測できますが、そこに④連続殺人がどう絡んでくるのか、全くわかりません。
まだ前篇ですので、この後どのような展開が、どのような結末が待っているのかは後篇のお楽しみですが、バラバラだった点が全て線で繋がり、右京さん冠城くんの活躍で、無事に事件は解決に向かうはずです。きっとまだまだ一筋縄ではいかない展開があり、どんでん返しも待っているんでしょうけどね。
スケールの大きな展開が楽しめる、第1話『アレスの進撃』、面白かったです!!
と言ってもまだ前篇ですので、後編を早く見たいです。気になることばかりですので、待ち遠しいです。
続く第2話を楽しみにしています。
相棒18のオープニング
新シーズが始まりますと、もちろんストーリー自体は楽しみですが、それとともにOPも楽しみの一つです。
相棒はシーズンが変わると、OPのアレンジや映像が一新されますので。
前シーズンの17は、右京さんと冠城くんが空高く伸びるハシゴを上がっていく映像の後ろで、スピード感のあるテーマ曲が、ダイナミックに流れているようなOPでした。
それに対し今回のアレンジは、今までにないタイプのものでした。そうきたか、と。笑
探偵ものっぽいといいますか、どことなく古畑任三郎とか名探偵ポワロとかのOPに似た雰囲気のアレンジです。
映像の方は、前回は「ハシゴ」とうのが印象的でしたが、今回は「教会」を思わせる大きな洋館の中ですね。相棒では洋館というのがちょいちょい事件の舞台になりますけれど、OPの洋館もそんなイメージの建物です。洋館の中には右京さんと冠城くんしかいないので、それがミステリアスな雰囲気を濃厚にしています。
ロケ地は自由学園明日館という、国の重要文化財にも指定されている建物だそうです。池袋にあるみたいです。
映像はこんな感じですね。
毎シーズン同じことを思ってしまうんですけど、やっぱ相棒のOPってどれもかっこいいですね。
僕は2016年と2018年の2回、「相棒コンサート響」に行っています。ほんとに素晴らしいコンサートでして、是非また次があれば行きたいと思っているのですが、S18のOPも生演奏で聴いてみたくなりました。
これから約半年間、このOPが見れると思うと嬉しいです。
ゲスト出演者
それでは続いて、第1話『アレスの進撃』に出演された主なゲストさんを、一名ずつ紹介していきたいと思います。
船越英一郎(ふなこしえいいちろう)
陸上自衛隊で特殊作戦群に所属していた元レンジャー隊員、岩田純役で船越英一郎(ふなこしえいいちろう)さん。
最果ての離島にて、財団法人の活動をしている娘を連れ戻すため、本州からやって来た男です。陸上自衛隊の元特殊作戦群所属レンジャーで、強靭な肉体と精神力を持ち、戦闘技術に長けています。現在は陸上幕僚監部作戦部長という役職についています。
船越英一郎さんは、デビュー間もない頃に水谷豊さんと共演し、深い親交があるそうです。水谷さんの弟分だと自負しているとのこと、僕は初めて知りました。また、お父さんの船越英二さんは、『熱中時代』で水谷さんと共演されているそうです。
「2時間ドラマの帝王」、「サスペンスドラマの帝王」と呼ばれる船越さんの相棒出演、嬉しいですね。
北香那(きたかな)
続いては、岩田純の娘、岩田ミナ役で北香那(きたかな)さん。
かつてはギリシアで難民救済ボランティアをしていて、現在は「信頼と友好の館」にて、住み込みで活動しています。今回の物語では、ヒロイン的な感じですね。船越英一郎さんの娘役で、存在感がありました。
北香那さん、失礼ながら僕は存じ上げていない女優さんだったのですが、小学生の頃から芸能活動をしていらっしゃるそうです。
団時朗(だんじろう)
続いて、「信頼と友好の館」の館長、甘村井留加役で団時朗(だんじろう)さん。
帝政ロシア時代、島に移り住んだロシア人の子孫で、「信頼と友好の館」の設立者でもあります。「信頼と友好の館」は、日本とロシアの交流を目的とした施設で、住みこみの若者たちが共同生活を送っていて、岩田の娘であるミナもその一人です。
団時朗さんは今回が別の役で二度目の相棒出演で、前回はS11の初回SP『聖域』に総領事の役で出ています。かつて『かえってきたウルトラマン』で主人公の郷秀樹を演じていた俳優さんです。残念ながら2023年に亡くなられています。
以上、今回の主なゲストさんは上記3名になるかと思います。
木村佳乃さんの片山雛子や、芦名星さんの風間楓子は、準レギュラーに近い形かと思いますので、ここでは取り上げておりません。
他には、信頼と友好の館で暮らしている岩田ミナ以外のメンバーとして、橘禾怜役で加弥乃(かやの)さん、成田藤一郎役で足立理(あだちおさむ)さん、音羽暁役で森優作(もりゆうさく)さん、三河大悟役で阿邊龍之介(あべりゅうのすけ)さん、松嶋至役で海老沢七海(えびさわななみ)さん、播磨長吉役で本山功康(もとやまのりやす)さんの、以上6名。加弥乃さんは、元AKB48のメンバーですね。
島の駐在である大西玲二役で内村遥(うちむらはるか)さん。大学教授の猿若均役で坂田聡(さかたただし)さん。片山雛子に同行している桂川宗佐役で村上新悟(むらかみしんご)さん。カフェのマスター颯斗役で内野智(うちのとも)さん。北海道警の鯉川繁喜役で外川貴博(とがわたかひろ)さん。北海道警の鑑識である木埜實平役で土平ドンペイ(つちひらドンペイ)さん、役所の職員である天蓋杜夫役で酒巻誉洋(さかまきたかひろ)さんなどが、ちょいゲストで出演されています。
駐在さん役の内村遥さんの、特命係との絡みがけっこういい感じで面白いです。笑
足立理さん、阿邊龍之介さん、坂田聡さん、村上新悟さん、内野智さん、外川貴博さん、土平ドンペイさんは、過去にも別の役で相棒に出演されています。
右京さんの失踪
右京さんは、過去にも行方がわからなくなり、連絡がつかなくなったことがあります。
S13の『鮎川教授最後の授業』とか、S14の『神隠しの山』とかですね。
しかし今回は、その期間がめっちゃ長いんです。しかもロンドンから帰国後に無断欠勤を一週間続けていて、連絡もつかないという、右京さんにはあり得ない状態なわけです。さすがに何かあったとしか思えないやつですね。
もちろん冠城くんをはじめ、伊丹さん、芹沢さん、角田課長など、みなさん右京さんを心配しています。
一週間の無断欠勤で連絡がとれないとかだと、部屋で孤独死してるかもしれませんし、借金苦で夜逃げしてるかもしれませんし、まずは「自宅に様子を見に行ってみよう」となるのが普通かと思います。ですのでもしかして、「よし、右京さんの自宅に行ってみよう」という流れになるのでは?と僕は少々期待してしまいました。笑
相棒史上初めて右京さんの家が映るかもしれないですからね。
しかしながら…やはりそこは聖域なのか、一切そのような流れにはなりませんでした。淡い期待をしてしまいました。笑
そんな中、秋田の海岸に右京さんのスマホが流れ着いたという情報がもたらされ、ようやく手掛かりを得ることができます。
そこから浮上した右京さんの居場所は、北海道の最果ての離島、天礼島(てんれいじま)です。物語上の架空の島で、日本最北端という設定です。
そしてこの島に、冠城くんが右京さんを捜しに乗り込むわけです。単身で。
冠城くんは右京さんの写真を見せて聞き込みをしてるんですけど、その写真がこちらです。
どこかのお店で紅茶を飲んでいる右京さんの写真です。おそらく冠城くんと二人で入ったお店で撮ったものだと思うのですが、これ、どういう状況で冠城くんは右京さんを撮ったんですかね。そのときの場面を想像すると、微笑ましい光景が色々と思い浮かんでしまいます。笑
「冠城くんは右京さんを捜し出すことができるのか?」というのが、第1話の前半では大きな見どころとなっています。
それに付随して、以下が謎として浮上してくるわけです。
- 右京さんは何故そんな最果ての島にいるのか?
- 右京さんは何故連絡がとれないのか?
- 何故スマホが流れ着いたのか?
右京さんの失踪が、思いもよらぬ大きな事件へと繋がっていく展開に、いっときたりとも目を離せません。
船越英一郎の元レンジャー
船越英一郎さん演じる、元レンジャーの岩田純。
本州からやって来た男で、めちゃめちゃ強いです。
僕はレンジャーというものをちゃんと理解していなかったのですが、主には特殊部隊員などを指したりするみたいです。日本では陸上自衛隊の特殊作戦隊員を指すようです。ざっくりいうと、ゲリラコマンドなどの特殊能力を持った戦闘員ってことですね。殺しのプロです。
完全なイメージですけれど、船越英一郎さんといえば2時間ドラマにて、崖で犯人を追い詰めているシーンがまず浮かびます。というか、そのイメージしか浮かばないかもしれないです。笑
ですので今回の元レンジャーという役は、かなり新鮮な感じがしました。めっちゃ強いですし、怖かったですからね。
冠城くんは、娘の拉致を阻止しようとした際に、簡単に岩田にやられてました。
冠城くんは、過去の数々の格闘シーンにて、その強さを発揮しています。そんな冠城くんが岩田には一瞬でやられてしまうんです。
力(暴力)で対抗しようと思ったら、正面から倒すのは相当難しい相手です。
岩田純は元々、娘を連れ戻すために本州から島にやって来ました。娘は「信頼と友好の館」というちょっと怪しいところで、住み込みで活動しているんです。父はそんな娘を心配しているんです。
それだけ聞くと、別におかしな話ではなく、強いお父さんだな~と思うわけですが、ところがどっこい。なんと娘の仲間たちが次々と何者かに殺害されるという事態が発生し、その犯人が、岩田純じゃね?となるわけです。
これだけの戦闘能力を持つ男が犯人だとすると、かなりやっかいなことになりますからね。
凶暴な戦神である「アレス」は岩田純を指しているのか?
特命係はアレスの進撃を止めることができるのか?
父と娘の物語も、後篇へと続いていきます。
北海道ロケ
事件の舞台は北海道の離島です。
相棒で北海道が舞台となるのは、これが三度目になります。
一度目はS4の前後篇SP『雪原の殺意』『白い罠』、二度目はS6の元日SP『寝台特急カシオペア殺人事件!』ですね。『寝台特急~』には、浅利陽介さんが別の役で出てます。笑
S4のときは札幌と小樽、S6では札幌と洞爺湖です。
S6以来ということになりますので、かなり久しぶりの北海道ですね。
ちなみにですが、水谷豊さんは生まれは北海道の芦別市です。
このたびの北海道でのロケは、12泊もの長期で行われたとのことですので、普段の相棒ではなかなか見れないような景色も楽しむことができます。
離島だけに海が映るシーンも多かったですね。下の画像は室蘭の地球岬です。
素晴らしい絶景が何度も映りまして、行ってみたくもなりました。
イタンキ浜、トッカリショ、洞爺湖などでもロケが行われたようです。洞爺湖では撮影の期間中、反町さんが水谷さんを誘って、一緒に温泉に行ったりもしたらしいです。笑
いつか北海道で相棒のロケ地巡り旅行をしてみたいですね。
特命係は警視庁にありますので、基本的に普段捜査をする場所も東京都が中心になります。ですので今回のように遠征での捜査というのは、それだけでワクワクするものがありますね。
是非今度は、沖縄辺りにも遠征して欲しいです。かりゆしウェアの右京さんと冠城くんとか見てみたいです。笑
その他の見どころ
それでは次に、第1話『アレスの進撃』のさらに細かい見どころを、いくつか挙げてみたいと思います。
トリップする右京さん
右京さんの滅多に見れない場面が登場しました。
それは、キノコでトリップする右京さんという、なかなかに強烈なシーンです。笑
ロシアンルーレットというキノコの粉末が混入したものを摂取してしまった結果、完全にラリってしまことに。
いつもの右京さんでは絶対に見れないテンションで、めちゃめちゃ楽しそうでした。笑
花の里でもベロベロに酔っぱらった右京さんというのは、一度も見たことないですからね。右京さんが酔っ払うと、きっとこうなるんだろうな~と、そういう映像を見ることができました。貴重です。笑
パジャマ姿の右京さん
右京さんはかつて入院した際にも、パジャマ姿を披露してくれたのですが、今回もなかなかにインパクトのあるパジャマ姿を見せてくれました。しかもそこそこ長時間に渡り。
上のトリップのとこの画像でも既に出してしまいましたが、その全身がこちらです。
これはおそらくズボンはないタイプのパジャマのようですね。ガウンみたいな感じの。
普段右京さんといえば、スーツでビシっとキメたかっこいい姿が定番ですので、これまたかなり貴重な絵を見ることができました。
右京さん、このパジャマのまましばらくウロウロしてました。笑
ショートカットの片山雛子
木村佳乃さんの片山雛子が久しぶりに登場です。
最後の登場は、S16の前後篇SP『いわんや悪人をや』のときですので、約1シーズン半振りってことですね。
『いわんや悪人をや』は、津川雅彦さん演じる瀬戸内米蔵の最後の出演回です。このときに片山雛子は、出家して丸坊主になってます。
名前もこのときに妙春(みょうしゅん)になってますね。彼女が僧侶になるための「得度式(とくどしき)」を行ったのが、瀬戸内さんと、高橋恵子さんの蓮妙でした。
実際に丸坊主にしたわけではなく、特殊メイクだったようですが、その姿はかなり印象に残っています。
片山雛子はそこからずっと坊主でいるのかな~と思いきや…。髪、伸ばしてました。笑
ショートカットで、これはこれでとっても素敵な感じです。
やっぱり美人さんは、どんな髪型になっても美人なんですね。
久しぶりに片山雛子が見れて嬉しかったです。しかも北海道で。
みんなのお昼ご飯
おなじみの登場人物たちが、失踪した右京さんについて話している場面。
なぜか皆さん、昼食中なんです。そして、それぞれに個性的な昼食です。笑
まずは伊丹さん芹沢さんの捜査一課コンビ。コンビニのおにぎりとサンドイッチですね。
続いて角田課長は、奥さんの手作りと思われる肉じゃがです。おにぎりもあります。
甲斐峯秋と社美彌子が、残念ながら何を食べているのかちょっとわかりませんでした。おそらく持参したお弁当ではないかと思うんですけどね。
そして衣笠副総監、内村刑事部長、中園参事官、大河内監察官、この4人が一緒にお昼ご飯をしています。高級そうなお弁当食べてます。
みんなのお昼ご飯シーンが見れて嬉しいです。
特に衣笠、内村、中園、大河内というこの4人が、テーブルを囲んでお弁当を食べてる絵は貴重ですね。笑
さらになのですが、コメント欄にて教えて頂いたのですが、大河内さん以外、みなさん左手でお箸を持っているんです。衣笠副総監、内村刑事部長、中園参事官、この三人が皆さん左利きなんですよ。左利き率、めっちゃ高いです。びっくりです。
サイバーセキュリティの土師太
松嶋亮太(まつしまりょうた)さん演じる、サイバーセキュリティ対策本部特別捜査官、土師太(はじふとし)。
青木年男の同僚で、眼鏡のこちらの男です。
初登場はS16最終話『容疑者六人~アンユージュアル・サスペクツ』でして、それ以来二度目の登場となります。
青木年男に何かと絡んでいる様子でして、今回も青木のことを「出戻り」と呼び、絡んでました。笑
かなり癖の強い男です。
サイバーセキュリティで青木の同僚といえば、S16にて谷崎荘司という人物が逮捕されていますので、土師太の今後も気になるところです。
喜ぶてるお
失踪して一週間連絡がつかなかった右京さんは、内村さんや衣笠さんには、死んだかも、と思われてます。
しかし右京さんが生きているということがわかり、内村さんも衣笠さんも残念がるのですが…。
それを聞いた中園さんだけ、嬉しそうなんですよ。笑
てるおはなんやかんや言って、きっと右京さんのことが好きなんですね。笑
以上、今日は相棒season18第1話『アレスの進撃』についてでした。