相棒が好き過ぎて

ドラマ相棒が好き過ぎるが故の戯言と悪ふざけ

相棒18元日SP。ブラックアウトで瀧本美織と右京が人質

第11話『ブラックアウト』

f:id:inudenchi:20200102023718j:plain

あらすじと感想

本日はシーズン18第11話(元日スペシャル)についてです。

相棒season18第11話(元日SP)のタイトルは『ブラックアウト』。放送日は2020年1月1日です。2時間15分の元日スペシャルで放送されたものになります。令和初の元日SPです。「ブラックアウト」とは、停電や暗転、記憶や意識の喪失、灯火管制や報道管制など、様々な意味を持つ言葉のようです。相棒の「ブラックアウト」が何を意味するのか気になります。

それではまず最初に、第11話『ブラックアウト』のあらすじから、おおかまではありますが、紹介していきたいと思います。

年末に奥多摩のゴルフコースで開かれた、警視庁主催の親睦ゴルフコンペに、右京さんと冠城くんは青木年男とともに、準備係としてお手伝いに駆り出されます。コンペには衣笠副総監や内村刑事部長をはじめとした警視庁上層部や、警察庁OBで現在は警備保障会社の社長である蓮見恭一郎、その息子で組対3課の係長である蓮見誠司らが参加しています。無事にコンペが終わり、参加者たちがそれぞれ帰路に就こうとした矢先、ゴルフ場の地下駐車場にて大きな爆発が起こり、出入り口が完全に塞がれてしまいます。その結果、駐車場に居合わせた全員が、地下に閉じ込められてしまうことに。その中には右京さんや内村刑事部長も。さらには閉じ込められた被害者の一人と思われていた男が突然、持っていた拳銃を発砲します。男は暴力団の構成員で、その場にいた全員を人質にして、現在収監されている暴力団の会長と、7人の組員を釈放するよう要求します。人質となったのは、右京さん、内村さん、蓮見恭一郎、その秘書の雨宮紗耶香ら、全部で9名。犯人はそのうち、指示に従わなかった一人を射殺し、残りは8名となり状況は切迫します。そして追い討ちをかけるように、有害ガス発生の危機も迫ります。その頃地上では、冠城くんをはじめとする警視庁の面々が、爆発が事故ではないことに気付き、人質の救出に向けて動き始めます。そして、地下に閉じ込められているはずの人数と、実際の人質の人数が合わないという、不可解な状況に気付きます。そこから、人質の中に犯人の仲間がいるのでは?という疑惑が浮上します。そんな中、人質となった右京さんは、今回の事件と5年前に起きたあるトンネル事故との共通点に気付きます。その符号が事件解決への鍵となるのか?果たして人質は無事に救出されるのか?地下の右京さん、地上の冠城くんが、事態を打開するため奔走します。

ざっくりではありますが、だいたいこんな感じの内容になります。

今回も面白かったです!!

やっぱり相棒の元日SPは、見ごたえがありますね。

とっても惹き込まれるストーリーでした。スリリングでしたし、スピード感もありましたし、2時間15分があっと言う間でした。

まず、爆破により右京さんが閉じ込められ、人質になるというシチュエーションだけで、もう目が離せなくなります。

これまでの相棒でも、右京さんが監禁されるというストーリーはいくつかありましたけど、こんなふうに人質になるというのは初めてです。人質の一人が射殺されたり、有毒ガスの危機が迫ったり、なんともハラハラさせる展開なんです。出口がことごとく破壊さてていて、脱出不可能な状況ですからね。

一方の冠城くんは、人質を救うため、捜一コンビや角田課長、青木年男らとともに、地上にて奔走します。

閉じ込められた地下の右京さん、自由に動ける冠城くんと、二つの軸が生まれるわけです。で、それぞれが平行して進行して行きます。地下と地上で、それぞれ事件の本質へと近づいて行く形です。

「人質の中に犯人の協力者がいるのでは?」という疑惑が生じ、その「協力者が誰なのか」というのが、事件解決への大きな鍵となります。

そこに、警備保障会社の社長である蓮見恭一郎が、重要な役割で絡んできます。

今回のヒロインは瀧本美織さんの雨宮紗耶香です。最終的には事件の真相に繋がる存在として、彼女が一番重要なゲストさんでした。

その他、過去の相棒でメインのゲストさんとして出演された俳優さんが、今回は脇役で出ていたりと、元日SPならではのゲストさんも楽しめます。

右京さんの軸、冠城くんの軸が繋がったとき、人質事件は解決へと向かうのですが、そこから終盤にかけては、新たな真相究明の展開へと進んでいきます。

中盤までは、地下駐車場の爆破事件とトンネルの崩落事故という、二つの軸の接点というのが、真相への大きなポイントでした。終盤はさらにそこに、三つ目の事件が深く関わってくるんです。

それらが複雑に絡み合っていまして、前半からだけでは全く先が読めませんでした。

もちろん、いつものごとく大どんでん返しも待っています。

解き明かされた事件の背景には、悲しくなってしまう真相も隠されていました。

よく練られていて、とっても見ごたえのある物語でした。

権力による事件の隠蔽という大きな闇だけではなく、暴対法とヤクザの人権などにも、目が向けられていたかと思います。

今回は久しぶりに衣笠副総監と甲斐峯秋も登場しています。S18はここまで、この二人の影がやや薄い気がしていたので、そこそこ出てきてくれてよかったです。

内村さんが右京さんと一緒に人質になるというのも、それだけで面白みが増しました。内村さんの登場シーンもS18はじゃっかん少なめだったので、今回はたくさん見れて嬉しいです。

内村さんが地下にて人質になった際、中園さんが活き活きして見えたのも面白かったです。笑

社美彌子、日下部さんも出てこないかな~と期待したのですが、出てこなかったですね。S18は社美彌子も初回にちょこっと出ただけですし、少々物足りないですね。日下部さんはまだ一度も出てきてないですし。あ、大河内さんも全然出てきてないですね。

あと、SPには風間楓子、と思っていたのですが、今回は楓子出てきませんでした。

益子さんがいなかったのもちょっと寂しかったですね。そして、どうやら小松さん、本格的に組対5課を異動になったのではないかと。心配でたまりません。

その分、伊丹さん、芹沢さん、青木年男、角田課長、中園参事官と、定番のメンバーの姿はしっかり見ることができました。捜一はやや影が薄かったですけど、青木は相変わらずこき使われて活躍してました。

また、前話(第10話)放送時のCMにて、スカイラインと相棒のコラボCMが流れまして、てっきりその一回限定かと思っておりましたら、今回も同じCMが流れてびっくりしました。一回きりじゃなかったんですね。油断してました。

見ごたえ満点のストーリーだけでなく、今回も色んな場面で相棒を満喫できた気がします。

やっぱり元日から相棒が見れるって、幸せですね。

元日SPは2006年から毎年放送され、今回が15回目となります。ここまできますと、元日に相棒というのが定番になっていますので、是非ともあと10年20年と続いて欲しいです。

今回も、元日SPならではのストーリーを、存分に楽しませて頂きました。

第11話『ブラックアウト』、面白かったです!!

 

ゲスト出演者

続いては、第11話『ブラックアウト』に出演された、主なゲストさんを紹介します。今回は5名になります。

瀧本美織(たきもとみおり)

警察庁OBである蓮見恭一郎が社長を務める、警備保障会社の社長秘書、雨宮紗耶香役で瀧本美織(たきもとみおり)さん。

f:id:inudenchi:20200102024846j:plain

社長の息子で組対3課の係長、蓮見誠司とも交際中の秘書役です。優秀なうえに、とっても控えめで優しい秘書です。恭一郎や右京さんとともに、地下に閉じ込められ人質となります。そして、今回の事件の鍵を握る人物でもあります。

瀧本美織さん、秘書の役がとっても似合っていて魅力的でした。このたび改めてWikipediaを見てみましたところ、瀧本美織さんって、『風立ちぬ』でヒロインの里見菜穂子の声もされているんですね。初めて知りました。

 

浅香航大(あさかこうだい)

続いて、警視庁の組織犯罪対策3課(組対3課)の係長で、警備保障会社の社長である蓮見恭一郎の息子、蓮見誠司役で浅香航大(あさかこうだい)さん。

f:id:inudenchi:20200102024932j:plain

キャリア入庁組のエリートで、社長秘書の雨宮紗耶香と交際中です。3年前の交番研修時代には、凶悪犯と遭遇した同僚を、発砲の末に救出したという、手柄話もある人物です。爆発時は地上にいたため人質とはならず、地上で冠城くんらとともに人質救出に奔走します。

蓮見誠司という役名なんですけど、貴志祐介さんの『悪の教典』の主人公であるサイコ教師が「蓮実聖司」という名前でして、意識して付けられた名前なのかな?と一瞬思ったのですが、全然関係ないみたいでした…笑。浅香航大さんは、元ジャニーズの俳優さんです。イケメンでエリートで、クールな役がとっても似合ってました。

 

長谷川初範(はせがわはつのり)

続いて、元警察庁のOBで、現在は警備保障会社の二代目社長を務める、蓮見恭一郎役で長谷川初範(はせがわはつのり)さん。

f:id:inudenchi:20200102025014j:plain

蓮見誠司の父親で、雨宮紗耶香の上司です。元警察庁の刑事局長だったことから、警察関係者に強いコネがあります。右京さんや雨宮紗耶香とともに、地下にて人質になってしまいます。

長谷川初範さんは今回が別の役で二度目の相棒出演です。一度目は、S6第5話『裸婦は語る』にメインゲストの画家の役で出演されています。

 

螢雪次朗(ほたるゆきじろう)

続いて、地下駐車場にて右京さんたちを人質にとった犯人、溝口正吾役で螢雪次朗(ほたるゆきじろう)さん。

f:id:inudenchi:20200102025042j:plain

暴力団の構成員で、収監中の会長と7人の組員を釈放するよう要求しています。最初は地下に閉じこめられた被害者の一人かと思われましたが、突然銃を発砲し、その場にいる全員を人質にしました。

螢雪次朗さんは今回が別の役で二度目の相棒出演で、一度目はS9第4話『過渡期』にがっつり出演されてます。未解決事件を捜査している元刑事の役でした。

 

河相我聞(かあいがもん)

続いて、地下駐車場にて、右京さんと同じく人質となってしまった被害者、奥村悟役で河相我聞(かあいがもん)さん。

f:id:inudenchi:20200102025113j:plain

ゴルフ場には一般客として訪れていました。人質となってすぐ、犯人に対し不審な動きをしたため、問答無用で射殺されてしまいます。

河相我聞さんも、今回が別の役で二度目の相棒出演になります。一度目は、S6第13話『マリリンを探せ』にがっつり出ています。ヒロコママとかはるな愛が登場する回ですね。

 

以上、今回の主なゲストさんは上記の5名になります。

他には、ゴルフ場に来ていた一般客で、人質となってしまった真鍋克彦役で川口力哉(かわぐちりきや)さん。同じく一般客で人質となった、宇津井将史役で瀬口寛之(せぐちひろゆき)さん。宇津井将史の妻で妊婦の宇津井亜紀役で、桜木梨奈(さくらぎりな)さん。ゴルフ場に除草剤の納品に来て人質となったトラック運転手、来島篤郎役で棚橋ナッツ(たなはしナッツ)さん。蓮見恭一郎の警備保障会社の常務、佐分利俊明役で迫田孝也(さこだたかや)さん。三年前の窃盗事件で蓮見誠司に射殺された犯人、安藤浩介役で松澤傑(まつざわすぐる)さん。収監中の暴力団の会長、富樫茂雄役で樋浦勉(ひうらべん)さん。元警察官で現在はタクシーの運転手をしている、田村功役で崔哲浩(さいてつひろ)さん。弁護士の木村修一役で、諏訪太朗(すわたろう)さんなどが、ちょいゲストさんで出演されています。

川口力哉さんは旧芸名がRIKIYAで、別の役で2度目の相棒出演(S9最終話)、桜木梨奈さんも別役で2度目(S13-18)、松澤傑さんも別役で2度目(S7-6)、樋浦勉さんは別役で3度目(S6最終話、S9-5)、諏訪太朗さんも別の役で3度目の出演(S7-16、S15-6)です。そして崔哲浩さんは今回が別役で4度目(S9-4、S6-10、S15-11)、同じく迫田孝也さんも、今回が別役で4度目の出演(S3-9、S10-4、S15-13と14)という常連さんです。

 

人質となった右京さん

地下駐車場の出入り口が爆破により塞がれ、その場にいた全員が、地下空間に閉じ込められてしまうという事態が発生します。

右京さん、爆風によりふっ飛ばされてました。その姿がちょっと面白かったです。笑

f:id:inudenchi:20200102025244j:plain

爆発により駐車場は停電してしまい、懐中電灯の明かりだけが頼りです。

地下にいて暗闇の中に閉じ込められたのは、右京さんをはじめ、内村刑事部長、警備保障会社の社長である蓮見恭一や、その秘書の雨宮紗耶香など、犯人を除いては全部で9人です。

f:id:inudenchi:20200102025312j:plain

元々右京さんは、冠城くんや青木年男と共に、警視庁主催のゴルフコンペに準備係として駆り出されていました。いわゆる雑用のお手伝いですね。コンペには、衣笠副総監など、警視庁の上層部なども顔を揃えています。

右京さんは青木年男とともに、コンペの景品のラッピングをしていました。

f:id:inudenchi:20200102025326j:plain

右京さん、ラッピングがけっこう得意っぽかったですね。笑

ちなみにですが、右京さんはロンドンにて、ゴルフやってたみたいですね。今度はぜひ、右京さんのゴルフ姿が見てみたいです。

コンパが終了し、右京さんは内村さんを送るため駐車場まで同行します。で、結果的に内村さんとともに爆発に巻き込まれてしまった形です。

右京さんが内村さんのゴルフバッグを持つという、なんとも激レアなシーンも見れちゃいました。

f:id:inudenchi:20200102025352j:plain

ちなみにこのシーンでは、カジュアルな服装の内村さんと中園さんという、これまた貴重な姿を見ることもできます。

爆発事件はこの直後に起きます。

突然の爆発により電気も消え、エレベーターや非常階段なども含め出口がないことがわかり、脱出不能という状況。年の瀬で冬ですので、気温も低く寒いです。

右京さんをはじめ閉じ込められた人たちにとっては、これだけでも大きな災難ではありますが、状況はさらに過酷なものへと変わっていきます。

まず、被害者と思われていたうちの一人がいきなり銃を発砲し、他の全員を人質に取ります。右京さんも銃を突きつけられ、完全な人質となってしまいます。これは大ピンチです。

f:id:inudenchi:20200102025417j:plain

内村さんは劇場版Ⅱでも人質となり銃を向けられていましたので、それに続く二度目の人質ですね。

犯人は暴力団の構成員で、収監されている会長や組員を釈放するように要求。

そして、抵抗の素振りを見せた一人の人質を射殺するという暴挙にも出て、状況はますます悪化します。河相我聞さん演じる奥村が、あまりにもいきなり殺されてしまってびっくりしましたけれど。笑

そんな緊迫した状況に続き、有毒ガス発生という、さらなる災難も発生します。トラックの薬品タンクから薬品が漏れ出したための危機です。

f:id:inudenchi:20200102025441j:plain

次から次へと色んな危機が巻き起こりまして、もうこれ、脱出系のパニックムービーみたいになってました。

目まぐるしく変わって行く状況の中、迫り来る数々の危機を乗り切り、生きて脱出するという、なかなかハードなミッションです。

しかしそんな厳しい状況の中、唯一希望があるとすれば、それは人質の中に右京さんがいることです。

まるでダイ・ハードのブルース・ウィルスです。笑

これは犯人にとっては、予想外の大きな誤算でした。

 

右京の身を案じる冠城

地下に閉じ込められてしまった右京さんに対し、冠城くんは地上にいて難を逃れました。

故に、自由の身です。

中園参事官や青木年男、蓮見恭一郎の息子で組対3課の係長である蓮見誠司も、同じく地上にいて無事でした。衣笠副総監は一足早く帰路に就いていて、同じく事なきを得ました。

冠城くんは蓮見誠司らとともに、地下に閉じ込められた右京さんたちを救出しようと画策しますが、地下への入口は完全に塞がれてしまっていて、とてもどうにかできる状況ではありません。

f:id:inudenchi:20200102025532j:plain

レスキュー隊も到着しますが、救出作業は難航。

そして爆発が事故ではなく事件だということが明確になり、捜査一課や角田課長も駆けつけます。いつもの顔ぶれが勢ぞろいです。

f:id:inudenchi:20200102025544j:plain

これまでの相棒で、亀山くん、神戸くん、カイトくんのときも、右京さんとどちらかがピンチに陥った際には、もう片方が必ず助けに行きました。

今回も、冠城くんは右京さんを救おうと、必死に情報を集めます。

そして数々の危機的な状況を乗り越え、ついに人質が救出され、右京さんと冠城くんも再会します。

f:id:inudenchi:20200102025601j:plain

この再会の場面、僕は思いがけずグッときてしまいました。

人質も救出され、右京さんも無事に戻って来て、これにて一見落着かと思いきや…。

この人質監禁籠城事件には、さらなる展開と背景があったんです。

離れ離れだった右京さんと冠城くんが、今度は二人で真相へと迫ります。

 

秘書の瀧本美織

瀧本美織さん演じる、警備保障会社の社長秘書、雨宮紗耶香。

彼女は、警備会社社長である蓮見恭一郎の秘書で、その息子である警察官の蓮見誠司とも交際中です。

つまり、蓮見親子とはかなり関わりの深い人物になります。

彼女は、右京さんや蓮見恭一郎らと共に、爆発により地下駐車場に閉じ込められ、人質となった被害者の一人です。

救出された後は、当たり前ですけれど、また秘書として警備保障会社にて働いています。

f:id:inudenchi:20200102025645j:plain

彼女は人質事件の際、たまたまゴルフコンペに社長の付き添いで居合わせ、運悪くたまたま巻き込まれたはずでした。

社長の蓮見恭一郎も、たまたま参加したコンペの後、運悪く巻き込まれたはずです。

しかしこれらの「たまたま」が、実は「たまたま」ではなかったとしたら?

右京さんたちを監禁した犯人は、暴力団の会長や組員の釈放を要求するため、人質事件を起こしました。少なくとも、そう思われていました。

しかしその裏で、もう一つの「何か」が進行していたとしたら?

右京さんと冠城くんは、そんな疑念を抱くんです。

そんなもう一つの「何か」というのは、5年前に起こったトンネルの崩落事故に関するものでした。

f:id:inudenchi:20200102025716j:plain

そのトンネル崩落事故は、多数の死傷者が出た大きな事故でした。

トンネル崩落でのブラックアウトと、地下駐車場の爆発でのブラックアウト。この繋がりを解き明かせば、事件の真相に辿り着くのかと思いきや…。

なんとそこには、もう一つの事件があったんです。

その真相へと続く鍵を握る人物が、瀧本美織さんの雨宮紗耶香です。

 

その他の見どころ

それでは次に、第11話『ブラックアウト』の、その他細かい見どころを、あれやこれやと挙げてみたいと思います。

右京のかすり傷

地下にて人質になった蓮見恭一郎が、犯人に撃たれそうになります。というか、撃たれました。

しかし、なんと右京さんが彼を庇い、体を張って救うんです。

その際に、腕を撃たれてしまいます。

f:id:inudenchi:20200102025758j:plain

右京さん、S1の第11話と劇場版Ⅳでも撃たれてるので、これで三度目の被弾ですね。

今回は腕ではありますが、血も飛び散ってますし、めっちゃ撃たれてるように見えたのですが、なんと右京さん「かすり傷です」と言い放っています。で、その後もごく普通に動いていました。

かすり傷じゃないだろ、と僕は思ってしまったんですけどね。

さすが右京さんです。

今回は他にも、格闘シーンにて、右京さん凄まじい強さを発揮していたかと思います。

人間離れしてました。

 

内村&中園&衣笠のゴルフ姿

警視庁主催のゴルフコンペということで、衣笠副総監、内村刑事部長、中園参事官の、貴重なゴルフウェア姿が出てきました。

まずこちらが衣笠さん。

f:id:inudenchi:20200102025849j:plain

続いて内村さんと中園さん。内村さん、ゴルフの成績が芳しくなく、ご機嫌斜めでしたけれど。

f:id:inudenchi:20200102025902j:plain

さらにもう一つ、内村さんと中園さんのカジュアルな服装は上の項で紹介させて頂きましたが、衣笠さんも同じくカジュアルです。

f:id:inudenchi:20200102025913j:plain

制服ではないスーツ姿というのはちょいちょい出てきますけれど、こんな格好は滅多に見れないのではないかと。

お偉いさんたちの、貴重なゴルフシーンでした。

 

いい年になるといいですね

爆発事件が起きたのは、12月29日です。

そこから事件が解決し、物語のラストのシーンでは、どうやら既に年が明けてしまった様子。

こちら、新年の公園を歩く右京さんと冠城くんです。初詣帰りと思われる、着物姿の女性たちとすれ違っています。

f:id:inudenchi:20200102025940j:plain

特命係は年末年始はいつも大忙しですね。必ず大きな事件が起きますので。笑

とにかく今年も無事に事件が解決し、新年を迎えられてよかったです。

二人の最後の会話を載せておきます。

冠城「いい年にしましょうね、右京さん」

右京「ええ、いい年になるといいですね」

今年が皆さんにとって、いい年でありますように。


以上、今日は相棒season18第11話(元日SP)『ブラックアウト』についてでした。

 

こちらの相棒記事もおすすめ