「琥珀色の殺人」
相棒season6第14話のあらすじと感想
本日は、シーズン6第14話についてです。
相棒season6第14話のタイトルは「琥珀色の殺人」。放送日は2008年2月6日です。タイトルからだけでは全く内容が推測できないですね。
それでは、ざっくりではありますが、第14話「琥珀色の殺人」のあらすじから紹介します。
著名なウィスキー評論家が自宅で何者かに殺害され発見されます。特命係も捜査に乗り出しまずが、捜査線上に浮上したのは、かつて特命係に殺人で逮捕された名バーテンダー、三好倫太郎。彼は刑期を終え、再びバーテンダーとして働いています。現場にあった証拠隠滅の形跡と、三好倫太郎の供述に疑問を持った右京さん亀山くんは捜査を進めますが…果たして三好倫太郎が再び殺人を犯したのか?
かなりおおまかですが、だいたいこんな内容です。
蟹江敬三さん演じるバーテンダーの三好倫太郎が再登場です!これだけでもうかなり嬉しいですね。シーズン1以来の登場ですので、かなり間隔を空けての登場となります。
シーズン6は、武藤かおり弁護士が久しぶりに登場したり、月本幸子が登場したりと、再登場がけっこう多い感じがしますね。
今回は、そんな蟹江敬三さんのバーテンダーが再び殺人を犯したのか?と言う流れなんですけど、またしても予想を裏切る結末が待っていて、面白かったです。
その他、お酒や葉巻に詳しい右京さんのシーンなど、見どころもたくさんです。
とっても楽しめる第14話でした。
相棒season6第14話のゲスト出演者
それでは、第14話に主に登場したゲスト出演者を紹介して行きます。
蟹江敬三(かにえけいぞう)
まず、過去に特命係に逮捕されたことがある名バーテンダー、三好倫太郎役で蟹江敬三(かにえけいぞう)さん。
蟹江敬三さんは相棒二度目の出演になります!同じ役での出演です。そして残念ながら、2014年に亡くなられています。もう蟹江敬三さんの姿が見られなくなるのは淋しいですね…。名バーテンダーとして、またいつか登場して欲しかったです。
田山涼成(たやまりょうせい)
続いて、刑期を終え出所した三好倫太郎が働くバーのオーナー、英道明役で田山涼成(たやまりょうせい)さん。
バーのオーナーであり、自らもシガーバーのバーテンダーとして働く役でした。田山涼成さんも相棒出てたんですね。
今回メインで登場するゲストさんはこの2名になります。他にもう一人、ちょいメインで、元バーテンダーの藤井詠子役で、小橋めぐみ(こばしめぐみ)さんが出ています。
蟹江敬三さんの再登場
蟹江敬三さんが演じる、名バーテンダーの三好倫太郎は今回が相棒2度目の登場です。
前回の登場は、シーズン1第7話「殺しのカクテル」です。名バーテンダーとして、とても人間味がある素敵な役で出ていました。結局殺人犯として特命係に犯罪を暴かれてはしまいましたが。
そんな三好倫太郎が再び登場したんです。
前回の殺人の際には、特命係に自首扱いにしてもらったため、意外に刑期が短かったとか。そして模範囚として刑期を勤め上げ、出所しました。
今回もバーテンダーとしての登場です。
前回は「リメンバランス」と言うカクテルバーを自分で経営していましたが、今回はオーナーがいるウィスキーバーで雇われているバーテンダーです。
この三好倫太郎ですが、僕もかなり印象に残っている人物でした。蟹江敬三さんが名バーテンダーと言う役がとても似合っていて、本当にいそうな感じなんですよ。笑
とても素敵なバーテンダーです。
今回はウィスキーバーのバーテンダーですが、前回も色々なカクテルを作っていて、中でも「ホームスィートホーム」と言うカクテルが何度か出てきました。
今回もその「ホームスィートホーム」を最後にみんなで飲む場面も。
どんなカクテルなのか、是非飲んでみたいですね~。きっと美味しいんだろうな。
蟹江敬三さんですが、先ほども書いた通り、2014年に亡くなられています。この後の相棒でも登場するのかな?と思い調べてみたところ、どうやらこの後の相棒には出演していないとのこと。
ですのでバーテンダー姿が見られるのはこれが最後だったんですね。
とても残念ですが…。相棒での名バーテンダー姿が二度も見れたことは嬉しいです。
蟹江敬三さんのご冥福をお祈りしています。
お酒にも詳しい右京さん
第14話はウィスキーと言うのが大きなテーマになっている回でした。
右京さんは花の里でいつも日本酒を飲んでいます。しかし初期の相棒では、ウィスキーを飲んでいる場面が登場したこともあります。
そして右京さん、ウィスキーにもめちゃめちゃ詳しいんですよ。色々な銘柄や産地などにも詳しいですし、「オールドボトル」と呼ばれるとても古く高価なウィスキーについても詳しいんです。
僕はお酒は好きなんですけど、ウィスキーを飲む習慣がないので、全然わからないんですけどね。
そして、右京さんと亀山くんが、勤務中ですがオールドボトルの高価なウィスキーを飲む場面も。
これ、少ししか注がれていませんけれど、一杯なんと3万円とのこと。
これを右京さんも亀山くんも飲んじゃうんです。お金払って。笑
亀山くん「美味い!」って言って飲んでました。笑
僕は今までそんなに高いお酒はもちろん飲んだことありませんので、いつか飲んでみたいですね。一生飲める気がしませんが…苦。
葉巻にも詳しい右京さん
今回はウィスキーが事件の鍵になるストーリーでしたが、同時に葉巻も大きな鍵になる事件でもありました。
葉巻のことを「シガー」って言うんですね。僕は知りませんでした。
シガーバーと言うのも存在は知っているのですが、僕は一度も行ったことがありません。葉巻も吸ったことがないですね。
そして右京さん、葉巻にも詳しいんですよ。葉巻に関する知識を披露していました。
しかし右京さん自身は葉巻は一度も吸ったことがないと。ロンドンにいた頃に、愛好家の友人がいて、それで詳しくなったみたいです。
葉巻は未経験の右京さんですが、今回登場したシガーバーで初体験しています。笑
初期の相棒では、右京さんタバコを吸う姿がありましたが、それ以来の喫煙です。笑
おそらくタバコはもう辞めているのではないかと思うのですが、タバコと葉巻って全く別物なんでしょうね~。
亀山くんも一緒に吸ってるんですけど、肺まで煙を入れてむせてしまって、右京さんに「シガーは煙を肺に入れてはいけないんですよ」と注意されてました。
僕もなんとなくそれは知っているのですが、一度も吸ったことがないので、葉巻がどんな感じなのか気になりますね。
そして、ちょっと疑問に思ったことが…。
シーズン5の第2話「スウィートホーム」での一場面なんですけど、これは亀山くんが幽霊屋敷を買った話です。その時に家にはシガールームがあって、亀山くんも葉巻を吸ってた覚えがあるんですよね…。謎です。細かいことは気にしないことにします。笑
どちらにしても、今回は右京さん亀山くんが二人で葉巻と言う、なかなか貴重な一場面でした。
シーズン6第14話その他の見どころ
それでは、さらに細かい第14話の見どころを3つほど。
内村さんはウィスキーが好き
内村刑事部長はウィスキーが大好きです。内村さんについて書いた記事でも紹介しましたが、それが発覚したのがこの回なんです。
伊丹さんがウィスキーの評論が書かれている雑誌を読み上げた時に、内村さんめちゃめちゃ反応していました。笑
「レッドカウ」と言うウィスキーが好きみたいで、どんなウィスキーなんだろう?と思い調べてみると…
なんとこれ、実際には存在しない架空の銘柄でした。笑
相棒の中だけで登場したウィスキーみたいです。笑
やっぱり凄い亀山くんの味覚
亀山くんは味覚がとても鋭敏です。
過去にもそれが事件解決の糸口になったことも何度かあり、右京さんも絶賛しています。
今回もそんな亀山くんの味覚が、事件解決に役立ちました。
同じ銘柄のウィスキーを、それぞれ別のお店で飲んだ際に、ほんの僅かな味の違いに気付くんです。
バーテンダーも、その違いに気付く人はほとんどいないって言ってたのに、亀山くんは気付いてしまうんです。
もしかしたら亀山くん、絶対舌感の持ち主なのかもしれません!
花の里で出し巻き卵
右京さんと亀山くんがいつものように花の里で一杯やっている場面。
珍しく花の里の料理がはっきりと映りました!
料理は「出し巻き卵」です。
いつも花の里の料理は気になってるんですけど、なかなか料理がしっかり映ることは少ないので、こうしてはっきりわかると嬉しいですね。
右京さんと亀山くん、出し巻き卵を肴にして一杯やってるんでしょうね。
美味しそうです。
以上、今日は相棒season6第14話「琥珀色の殺人」についてでした。