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相棒シーズン10最終話。神戸くんの卒業とクローン人間。

「罪と罰」

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相棒season10最終話のあらすじと感想

本日は、シーズン10最終話(第19話)についてです。

神戸くんシリーズの最終回です。

相棒season10最終話(第19話)のタイトルは「罪と罰」。放送日は2012年3月21日で、2時間9分スペシャルで放送されたものとなります。「罪と罰」と言いますと、真っ先にドストエフスキーの小説を思い浮かべてしまいますが、果たして関係のあるような内容なのでしょうか。

では最初に、おおまかではありますが、最終話「罪と罰」のあらすじから紹介して行きたいと思います。

ある研究者によって、一人のクローン人間が誕生しようとしています。その研究者の娘が、クローン技術で作られた子供を胎内に宿し、出産を控えている状態です。しかしそのことを知った娘の兄は、クローンは神に対する冒涜だと批判し、その誕生を阻止しようと声を挙げるのですが…その直後に、妹により刺殺されてしまうんです。しかし翌日自首してきたのは、真犯人の妹ではなく、母親の研究者の方でした。独自にこの事件を追っていた特命係は、事件の真相に近付くのですが…真実を暴くことは、クローン人間の誕生をも公にすることになります。それが果たして生まれてくる子供にとって、どのような影響を与えるのか。右京さんと神戸くんの正義が対立することに。果たして真実は暴かれ公にされるのか?右京さんと神戸くんの関係は?

ざっとではありますが、だいたいこんな感じの内容です。

今回の目玉は、なんと言っても「神戸くんの卒業」です。一大イベントです。

シーズン7の最終話で初登場し、シーズン8、9、10と3シーズンに渡って右京さんの相棒を務めた神戸くんが、突然特命係を卒業してしまうわけです。

淋しいです…。

とても淋しいです。

僕はこの回を遡って見ていますので、既に神戸くんが卒業することは知っています。知った上でこの最終話を見ています。

しかしながら、リアルタイムでこの回を見ていた人は、神戸くんの卒業にびっくりした人も多いんじゃないかな?と思うような展開でした。突然去ってしまった印象が強いんです。なので、え?マジで?と思った人も多いのではないかと。

きっと僕もリアルタイムで見ていたら、突然の神戸ロスに、放心状態になっていたかもしれません。笑

そんな神戸くんの卒業が心に刻まれる回ではありますが、ストーリー自体ももちろん面白かったです。

クローン人間と言う、実際にも議論が行われている問題が、事件の軸として取り上げられています。倫理的にそれが是なのか非なのかと言う問題はもちろん、もし実際にクローン人間が誕生してしまったら、社会はどう対応するのか、と言うところまで話は広がります。

事件の真相を暴くことと、倫理的な問題が絡み合って、最後には物語の軸が、右京さんと神戸くんの「正義の対立」に移っていきます。

結果的には、この正義の対立をきっかけにして、神戸くんが特命係を去ると言う事態になり、シーズン10が幕を閉じます。

クローン人間と言う題材も面白かったですし、それを巡る右京さんと神戸くんの対立にはハラハラしてしまいました。

それ以外にも、意外な人物が再登場したり、捜査一課や米沢さんの笑いどころがけっこう多かったり、貴重なシーンも多数登場したりと…見どころ満載の最終回でした。

神戸くんの卒業は残念ですけれど、ストーリーは存分に楽しませて頂きました。

シーズン10最終話、面白かったです!!

 

相棒season10最終話のゲスト出演者

それでは次に、最終話(第19話)に主に登場したゲスト出演者さんを紹介したいと思います。準レギュラー的なゲストさんもいますが、全員まとめて紹介したいと思います。

真野響子(まやきょうこ)

まず、クローン人間を作る技術を持つ研究者、嘉神郁子役で真野響子(まやきょうこ)さん。

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今回一番のゲストは、この真野響子さんです。兄を殺した娘を庇うため、自首をした母親であり、クローン人間を作り出した研究者でもあります。真野響子さんの夫である柴俊夫(しばとしお)さんは、同じくシーズン10の第7話「すみれ色の研究」にゲスト出演しているので、夫婦揃ってシーズン10に登場していることになりますね。

浅見れいな(あさみれいな)

続いて、クローン人間を宿している娘、須賀茜役で浅見れいな(あさみれいな)さん。

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真野響子さん演じる嘉神郁子の娘と言う設定です。浅見れいなさん、失礼ながら僕は、なんとなく見たことあるかな~と言う女優さんだったのですが、グラビアアイドル出身の女優さんみたいです。

窪塚俊介(くぼづかしゅんすけ)

続いて、クローン人間に反対して殺されてしまった男性、嘉神隼斗役で窪塚俊介(くぼづかしゅんすけ)さん。

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真野響子さん演じる嘉神郁子の息子で、浅見れいなさん演じる須賀茜の兄です。失礼ながら僕は知らない俳優さんだったのですが、名前が窪塚洋介さんに似てるな~と思ってウィキペディアを見たところ、窪塚洋介さんの弟さんでした。初めて知りました。

木村佳乃(きむらよしの)

続いて、衆議院議員である片山雛子役で、木村佳乃(きむらよしの)さん。

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木村佳乃さん演じる片山雛子は、前回の登場がシーズン9最終話「亡霊」でしたので、ちょうど1シーズンぶりの、久しぶりの登場となります。神戸くんシリーズでは、今回が二度目の登場です。

國村隼(くにむらじゅん)

続いて、警察庁長官官房付の長谷川宗男役で、國村隼(くにむらじゅん)さん。

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劇場版Ⅱ「警視庁占拠! 特命係の一番長い夜」で、副総監として登場した國村隼さん演じる長谷川宗男が、ドラマ版では初登場です。劇場版以来の登場で、劇場版も含めてこれが二度目の登場になります。前回は副総監でしたが、今回は警察庁長官官房付きと言う役職でした。

 

以上5名が、今回主に登場するゲストさんでしょうか。一番のメインは真野響子さんです。

 

クローン人間の是非

今回の物語は「クローン人間」が軸になったものでした。それが発端にもなり、最後は神戸くんの卒業にまで繋がって行くわけです。

クローン人間は、現在の科学技術で作ることは可能だとも言われています。実際のところがどうなのかはわかりませんが、「技術的には可能だけれど、倫理的な壁がある」と言う話も、どこかで耳にした覚えもあります。

クローン羊のドリーが誕生したのが1996年です。ドラマ内でもドリーの話題が取り上げられていましたし、僕もそのニュースは覚えています。

それからもう20年経っていますので…クローン人間は、実際にもうどこかで誕生しているかもしれないですよね。密かに。

今回の相棒では、突然の事故により、夫と息子を同時に亡くした女性が、息子の細胞を使い、そのクローンを胎内に宿すと言う流れでした。研究者である母親の技術を使って。

その女性の気持ちは痛いほどわかります。突然大切な人を失ってしまい、クローン技術でもう一度息子と姿形が同じ人間に会えるなら、と。

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もちろんクローン人間は、姿は同じでも、中身は違う人間です。全く同じ人間を作ることは不可能なわけです。一卵性双生児のようなものですよね、右京さんもそう言っていました。

そして、そこには倫理的な問題も生じてくるわけです。

果たして人間が人間を造り出して良いのか?と。

また、現在の社会は、クローン人間が存在することを想定されていませんので、その人権だったり、扱いだったりが、法的に何かしら整備される必要もあります。

そう言ったことなどから、様々な議論は行われていると思うのですが、現段階ではまだ、クローン人間を作ることは法律では禁止されているんです。

ですので、研究者である真野響子さん演じる嘉神郁子役は、罪を犯したことになるんです。

僕はクローン人間について、これまでそんなに深く考えたことはありませんが…もしそれが実現すれば、例えばクローン人間からの臓器移植など、医学の分野では革命的なことが起きることも考えられます。その一方で、臓器を提供するためだけに作られたクローンと言うのは…なんだか倫理的にはアウトな気もしてしまいます。

そう言うの、映画とかでもありそうですよね。角田課長も「Xファイルの世界だ」って言ってましたし。笑

すみません、僕は浅い知識しか持ち合わせていませんし、薄っぺらなことしか書けませんが…。汗

難しいですよね。

この相棒をきっかけに、今後はクローンに関するニュースなど、注目して見てみようと思いました。

 

正義の対立

クローン人間を巡り、右京さんと神戸くんが対立をします。

二人の対立と言うのは、これまでにも少しだけありましたが、基本的にはそんなに衝突することのない二人です。

唯一、シーズン9第6話「暴発」の時に、明確な対立がありました。マトリのおとり捜査で事件が起きた回ですね。それにより二人の関係も気まずくなったりしていましたが。

今回は、その時以来の大きな対立かと思います。

右京さんは、真実を追求し、それらは全て明るみにされるべきだと考えています。何よりも真実と言うものを大事にしています。例えそれが誰かを傷つける真実だとしても。

今回も右京さんは、真実を追求するためには、クローン人間についても明らかにされるべき、と言う姿勢を取っているんです。

それに対し神戸くんは、クローンとして生まれて来る子供の未来を心配しているんです。果たして社会はクローン人間を受け入れるのかと。その人間がクローンだと誰も知らなければ、彼は普通の人間として暮らせます。しかし、クローンだと知られてしまったら、その時点で怪物として見られてしまい、人々にどんな仕打ちを受けるんだろうと、心配するんです。

神戸くんは優しい男ですからね。

神戸くんも、右京さんの正義はよく理解していて、それを否定しているわけではありません。「罪は罪であり、犯した罪は償わなければならない」とも思っています。嘘偽りのない、正しい罪状で。

しかし、クローン人間を作り出した研究者のを問うことで、結果としてそのを、生まれてくる子供が受けるのではないかと。

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生まれてくるクローン人間の子供を守るために、真実を明るみに出さないと言う、神戸くんの正義

どのような事情があれ、真実を追求し、それを明るみに出すべきだと言う右京さんの正義

僕はどちらも間違っていない気がしますし、正しいとか間違っているとかでは、判断できないような気もしてしまいます。

同じような図式が、亀山くんの時もあったかと思います。

そして今回の対立は、神戸くんが自らの正義を貫き通すため、強引な手段に出るんです。

神戸くん、右京さんを脅迫するんですよ。「右京さんが折れないなら、おなかの子供を殺す」って。

それを聞いた右京さんは…「君に人殺しをさせるわかにいかないじゃないですか」と。

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結果的に右京さんが折れたんです。

僕はこのシーン、なんとも言えない気持ちになってしまいました。で、右京さんの言葉に、神戸くんに対する愛を感じてしまい、グッときてしまいました。

二人の激しい正義の対立ではありましたが、双方の信念がぶつかり合った展開は、決して後味の悪いものではなかったかと思います。

 

神戸尊が特命係を卒業

クローン人間の是非。

正義の対立。

それらをきっかけにして、神戸くんが特命係を卒業してしまいました。

神戸くんの初登場は、シーズン7の最終話です。初代相棒だった亀山くんがサルウィンに旅立ち、その後任としてやって来たのが神戸くんです。

亀山くんとは全くタイプが違う相棒で、右京さんとの絡みはとても新鮮でした。

最初こそ距離のあった二人ですが、じょじょにその信頼関係も深まって行き、右京さんにとっても、神戸くんは心強い相棒だったのではないかと思います。

神戸くんは、亀山ロスをあっと言う間に吹き飛ばしてくれるくらい、素敵な相棒だったんです。

いつの間にか、神戸くんが右京さんの隣りにいるのが、当たり前になっていました。

そんな神戸くんが、このシーズン10最終話にて、突然の卒業

右京さんとの対立により、強引な手段で右京さんを折れさせた神戸くん。

杉下さんの大事にしてるものを踏みにじった」と大河内さんにいつものバーで言ってました。

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そして、特命係にいる資格がないとも。

どこかに異動させて欲しいと、大河内さんにお願いしたんです。

そしてその後、クローン人間事件での対立後初めて、神戸くんは意を決して右京さんのいる特命の部屋を訪れます。

その時の絵がけっこう珍しかったので、載せてみました。

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組対5課の部屋越しに見える、右京さんの後姿です。笑

右京さん、ヘッドフォンで音楽聴いてますね。意外と珍しい絵なんじゃないかな~と。

この後右京さんと神戸くんは、少し気まずい感じで会話をします。

大河内さんから神戸くんの異動願いを聞いていた右京さんですが、「僕は君を追い出すつもりはありません」と言っていますね。

正義の対立はしたものの、右京さんも神戸くんを許していない、とかではないんです。神戸くんの気持ちや行動は理解しているんです。

そして、これからも特命係の相棒としてやっていくつもりなんです。

神戸くんもそんな右京さんを見て、特命係に残ることを考えたのではないかと思います。僕はそんな気がしてしまいました。

しかしその後、大河内さんも神戸くんを特命に残らせたかったにも関わらず、別の力が働き、神戸くんに異動の辞令が下りてしまいます。

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神戸くんの新しい役職は「警察庁長官官房付き」です。

これは長谷川元副総監の差し金なんですけどね。

神戸くんは以前にも一度、警察庁に戻れと言う命令に反していますので、今度同じことをしたら警察をクビになってしまうみたいなんです。で、異動せざるを得ないと言う状況に。

これで、3シーズンに渡った神戸尊のいる特命係が、ついに終了してしまったわけです。

右京さんと神戸くんの別れのシーン。

亀山くんの時のように、握手するのかな~と思ったのですが、残念ながら握手はありませんでした。

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「またいつか。どこかで。」と言葉を交わしただけです。

握手シーンを期待してしまっていた僕は、少し淋しい気がしてしまいました。

さらにこの後、歩いている右京さんの横を、GT-Rに乗った神戸くんが、手を挙げて通り過ぎて行きます。

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なんだかとてもあっけない感じの別れで…それが余計に淋しさを倍増させている気がします。

神戸くんと右京さんのやりとりがもう見れないのは本当に残念ですが…ここまで存分に楽しませてもらいましたので、お礼を言いたいと思います。

神戸くんありがとう

お疲れ様でした。

またいつか、相棒に戻って来てください!!

 

片山雛子と長谷川宗男

木村佳乃さん演じる衆議院議員、片山雛子が久しぶりに登場しました。

ゲスト紹介でも書きましたとおり、神戸くんシリーズではシーズン9最終話「亡霊」以来、これが二度目の登場です。

そして今回、その片山雛子と一緒に出てきたのが、なんと劇場版Ⅱで警視副総監だった、國村隼さん演じる長谷川宗男です。

この二人は旧知の仲らしく、一緒に登場しているんです。

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長谷川宗男は劇場版Ⅱの事件により、副総監の座を降ろされ、現在は警察庁長官官房付きと言う役職です。

劇場版Ⅱでは片山雛子は登場していませんので、片山雛子と長谷川宗男が一緒にいるシーンは、今回が初登場です。

この二人は、クローン人間の存在を公にしたくないんです。その存在を認めることなく、事を荒立てずに収めたいんです。もしクローン人間が日本で誕生したとなると、国際的にも大変な問題になることが予想されますし、おそらくはそのような事態を回避するためにです。

そして神戸くんが、この二人に呼び出されるわけです。杉下右京を止めてくれと。

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真実を暴こうとする右京さんに対し、片山雛子と長谷川宗男はそれを防ぎたいんです。

ですので、生まれてくる子供を守りたい神戸くんとは、ある意味で利害が一致するわけなんです。

神戸くんが一人で、片山雛子と長谷川宗男と手を組むわけです。

その結果、神戸くんは警察庁に異動になっちゃったんですけどね。

片山雛子と長谷川宗男。この二人が今後出てくるのかどうか、注目したいと思います。

 

神戸くんの部屋

神戸くんシリーズの最終話にして、なんと神戸くんの暮らす部屋が登場しました!

こちらです。

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神戸くん、なかなかすごい部屋に住んでますね。タワーマンションの高層階で、間取りもかなり広そうです。

そして神戸くん、部屋ではガウン着てるんですね。笑

部屋は綺麗に片づけられています。

さらには神戸くんがベランダで電話を掛けているシーンも。

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神戸くんの向こうには海が見え、おそらく横浜ベイブリッジかと思われる橋が掛かっています。

僕はこれがどこからの景色なのかはちょっとわからなかったのですが…都内だとすると、品川区、大田区、港区辺りからベイブリッジを見た景色でしょうか?

神戸くんが特命に配属された時に一瞬映った経歴書には、現住所が世田谷区となっていましたが、もしかしたらそこから引っ越したのかもしれないですね。

とにかく、家賃は間違いなく高いところに住んでいるかと思われます。賃貸ではなく分譲の可能性も高いです。

神戸くんの家がお金持ちなのでは?と思わせる場面は、シーズン9第7話「9時から10時まで」の時もちょっと出てきました。阿藤快さん出てた回です。

この神戸くんの部屋を見ますと、やっぱりお金持ちなのかな~、と思ってしまいますね。笑

本籍も田園調布ですし。

今回、まさかの神戸くんの部屋と言う、とっても貴重なものが見れて良かったです。

さらにはついでと言ってはなんですが、神戸くんのシャワーシーンも登場しました。笑

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乳首も出てます。笑

これはきっと、女性ファンの皆様にはたまらないシーンなんでしょうね。笑

 

シーズン10最終話その他の見どころ

それでは続きまして、最終話(第19話)のその他細かい見どころを、あれこれと挙げてみたいと思います。今回は最終話だけあって、多めです。

右京さんが居眠り

特命の部屋で、右京さんが居眠りをしていました。笑

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角田課長が入って来て飛び起きるのですが、角田課長にも「珍しいね」って言われてましたね。笑

車の中や花の里で寝ちゃった右京さんは過去にも出てきましたが、この部屋での居眠りは、これが初めてじゃないかと思います。

伊丹さんの勘

伊丹さんの勘がすごい場面がありました。

所轄署の取調室で、容疑者の取り調べを開始しようとした一課トリオ。

しかし伊丹さんが、マジックミラーの向こうに特命の気配を感じるんですよ。笑

で、その勘は見事に的中します。笑

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その後には、自ら取調室に右京さんと神戸くんを入れていました。途中で乱入されるよりは、最初からいてもらった方が、精神衛生上良いだろうって。笑

米沢さんの災難

事件のことで何かわかったら真っ先に知らせます、と右京さんに言われていた米沢さん。

夜中に右京さんに呼び出されてました。笑

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どうやら自宅にいる時に急に呼び出されたようで、米沢さん私服っぽいですね。

米沢さんのこの服装は、初めてなんじゃないかな~と思います。

また、別のシーンですが、米沢さんが一課トリオにトイレで詰め寄られてました。笑

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最近はトイレのシーンってずっとなかったので、かなり久しぶりですね。

嬉しいです。笑

花の里で朝食

徹夜明けの右京さん、神戸くん、米沢さんの三人が、花の里で朝食をとっています。

どうやら月本さんにお願いして花の里を開けてもらい、朝食も出してもらってるみたいです。

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たまご焼きと焼き魚が見えますね。ご飯とみそ汁も。美味しそうです。

朝の花の里が登場するのはかなり久しぶりかと思います。女将が月本さんになってからは初ですね。

そして、花の里のカウンター内で、着物ではない月本幸子を見るのも、これが初めてです。

エプロン姿が可愛いです。笑

神戸くんがサングラスで運転

神戸くんの運転シーンで、久しぶりサングラスを掛けている姿が登場しました。

シーズン9第13話「通報者」以来の二度目ではないかと思います。

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神戸くんのサングラス姿はかっこいいですね。

さらには今回、特命係が被疑者を連れ出すのですが、その際には神戸くんがGT-Rではない車を運転しています。

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おそらく警察車両だと思うのですが、これもなかなか貴重です。

シーズン9の最終話でも、特命の二人は同じように本多篤人を連れ出していたのを思い出しました。

みんなでテレビ

右京さん、神戸くん、角田課長、大木さん、小松さん。

この5人で、特命の部屋のテレビを見てました。

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このメンバーでテレビを見るシーンなんて、きっと二度とないんだろうな~と思い、載せてしまいました。笑

以上、今日は相棒season10最終話「罪と罰」についてでした。

 

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相棒シーズン10第18話。自ら盾となり要人警護をするSP。

「守るべきもの」

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相棒season10第18話のあらすじと感想

本日は、シーズン10第18話についてです。

相棒season10第18話のタイトルは「守るべきもの」。放送日は2012年3月7日です。シーズン10は全19話ですので、これが最後から二つ目の回となります。タイトルからだけでは内容が全く推測できませんね。

ではまず簡単にではありますが、第18話「守るべきもの」のあらすじから紹介したいと思います。

大きな研究を手掛けていたある研究者が狙撃され、その銃弾によりボディガードの男性が死亡します。死亡したボディガードは、神戸くんが警察学校で同期だった男性で、現在は警察を辞め、民間の警備会社で警護の仕事をしていました。神戸くんとの縁もあり、特命係はこの事件を捜査することに。そして元々彼が警察を辞めたのは、警備の仕事が怖くなったからだと言う噂も。そんな人物が、なぜまた民間で警護の仕事をしていたのか?そして、研究者は誰に狙われ狙撃されたのか?特命係が真相を暴き出します。

おおまかではありますが、だいたいこんな感じの内容になります。

今回は、SPと言う仕事に焦点が当てらて、警護する側とされる側の関係、と言うものが印象に残るストーリーでした。

ただ、少しだけ我儘を言わせてもらえるのでしたら…事件そのものの結末は、ちょっとだけ物足りなさは感じてしまいました。我儘な感想ですみません。笑

これも、相棒が好き過ぎるが故の我儘だと思って頂けますと嬉しいです。

とは言え、見どころは色々ありました。

まず、神戸くんの警察学校時代の同期がSPとして登場するのですが、彼がまたかっこいいんですよ。SPってそれだけでかっこいいイメージはありますけどね。ついつい、ケビン・コスナーの「ボディーガード」とか思い出しちゃいます。笑

また、相棒ではけっこう珍しい、真っ白なスーツに身を包んだ、いかにもって感じの悪者も出てきて、楽しめます。笑

久しぶりに右京さんの「細かいことが気になるのが僕の悪い癖」も聞けました。右京さんの口癖ではありますが、最近あまり出てきてなかった気がしますので。

この第18話は、神戸くんでの相棒の、最後から二つ目の回でもあります。最後のシーンでは右京さんと神戸くんがとても仲良く花の里で飲んでいて、全くそんなことは予感させないんですけどね。既に神戸くんの卒業を知っている僕としては、この花の里のシーンを見ていて、なんだか逆に淋しくなってしまいました。神戸くんに卒業して欲しくないって思ってしまって。

そんな想いもありつつの第18話。

楽しませて頂きました。

 

相棒season10第18話のゲスト出演者

それでは次に、第18話に主に登場したゲストさんを紹介したいのですが…今回は、この人がゲストだ!と言う目立った登場人物はいない回でもありました。とは言え、それなりに重要度が高かったり、登場シーンが多かったゲストさんは2名いましたので、そちらを紹介しておきたいと思います。

合田雅吏(ごうだまさし)

まず、民間の警備会社で要人警護をしていた、土方勇作役で合田雅吏(ごうだまさし)さん。

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狙撃され命を落としたSPの役です。神戸くんとは警察学校で同期だったと言う設定です。失礼ながら僕は、この合田雅吏さんと言う俳優さんは存じ上げていなかったのですが、水戸黄門で格さんの役とかしてた俳優さんとのこと。知らずにすみません…。

今井朋彦(いまいともひこ)

続いて、SPである土方勇作が警護していた研究者、泊真一役で今井朋彦(いまいともひこ)さん。

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失礼ながら、僕はこの今井朋彦さんも存じ上げていない俳優さんだったのですが、舞台を中心にご活躍されている俳優さんのようです。

 

今回主に登場するゲストさんは、この2名でしょうか。

他には、NPO法人「日本丸」の代表、三橋卓也役で手塚とおる(てづかとおる)さんが、ちょい役ではありますが、なかなかインパクトのある役で出ていました。笑

 

SPと警護対象者

今回は、一人のSPが物語の中心だったかと思います。

神戸くんと警察学校で同期だった、土方勇作と言う人物です。

神戸くんとは特に仲が良かったと言うわけではないようですが、お互いに会えば普通に会話する間柄ではあったようです。

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少し話が逸れますが、SPって何の略なのか知っていますでしょうか?

僕は知りませんでした。

今回の相棒でSPにスポットが当てられていたので、ついつい何の略なのか気になってしまって…笑。

調べました。

SPとは、「Security Police」の略だそうです!言われてみればなるほど、とは思うのですが、僕は初めて知りました。笑

しかもこれ、和製英語のようで、欧米ではSecret Serviceじゃないと通じないみたいですね。

日本では、神戸くんもいたことがある警視庁警備部警備課で、要人警護をする専従検察官を指す呼称とのことです。

今回狙撃され亡くなった土方勇作も、元は警視庁警備部警備課のSPでした。

彼はとても優秀なSPだったようですが、彼が警護をする際に最も大事にしていたのは、「警護対象者との信頼関係」です。

有事の際には、自分の身を犠牲にしてでも対象者を守らなければいけないわけですからね。そのためには、守る側と守られる側の信頼関係が必要だと。

そして、そう言った信念があったが故に、それが原因で警察を退職しているみたいなんです。

多少ネタバレですみませんが…。

その後民間の企業で要人警護をしていて、今回の事件に巻き込まれました。

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狙撃された際に彼が警護していた研究者は、様々な利権に関わるような研究をしていて、命を狙われています。

警護をしている土方は、いざとなれば、その研究者の盾とならなければいけないんです。

誰かのために体を張らなければいけない仕事って、そう簡単にできることではないですよね。技術や頭脳や体力はもちろん、それなりの覚悟がなければできない仕事だと思います。

とても僕には真似できない仕事です。

SPって、映画やドラマの世界では、かっこ良く描かれていることが多くて、ついついそう言う視線で見てしまうんですけどね。

こうしている今も、実際にいるわけですからね。何かあったら自分の身を犠牲にしてでも、誰かを守る人達が。

そんなことを考えてしまいました。

 

シーズン10第18話その他の見どころ

それでは次に、第18話のその他細かい見どころを挙げてみたいと思います。今回は三つほど。

ヨツバ化学工業

相棒のドラマ内では、企業名の定番として「ヨツバ」と付く名前のものが出てきます。

ヨツバ電機とかヨツバ商事とかですね。劇場版Ⅰで右京さんが閉じ込められた倉庫も、ヨツバ電機の倉庫です。

今回、久しぶりにそんな「ヨツバ」が付いた会社名が出てきました。

ヨツバ化学工業株式会社」です。

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だから何だと言われてしまえば、それまでですが…笑。

久しぶりにヨツバと付く会社名が出てきたので、ちょっと嬉しかったです。笑

相棒では他にも「タツミ」と付く会社名も定番の一つです。そちらも最近は出てきていませんが。

右翼団体が登場

NPO法人「日本丸」と言う団体が出てきました。

その代表が、手塚とおるさん演じる三橋卓也と言う人物です。真っ白なスーツに身を包み、部下も真っ白です。

日本丸と言う名前だったり、日本刀が置いてあったりと、どことなく右寄りの団体を思わせます。

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相棒でこんな感じの団体が出てくるのは、意外と珍しいのではないかと思います。

演じていた手塚とおるさんも、なかなかのインパクトがありました。笑

神戸くんもわさび多め?

最後の花の里で右京さんと神戸くんが飲んでいるシーン。

会話も弾んでいて、いつも以上に和やかな雰囲気で飲んでいた感じがします。

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そして最後はいつものお茶漬けで締めているのですが…。

二人とも「わさび多めで」と頼んでたんですよ。二人で声を揃えて。笑

ここで一つ疑問です。

右京さんはいつも「わさび多め」なんですけど、神戸くんは以前「わさび少なめ」で頼んでいたんです。

シーズン8第18話「右京、風邪をひく」の時ですね。

その時からはけっこう時間が経ちますので、もしかしたら神戸くんも「わさび多め」がいつの間にか好きになったのかもしれません。

もしくは、「右京、風邪をひく」の時は、神戸くんは風邪を引いた状態での花の里でしたので、その時に限ってわさび少なめにしただけの可能性もありますね。

細かいことですみません。笑

以上、今日は相棒season10第18話「守るべきもの」についてでした。

 

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「陣川、父親になる」

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相棒season10第17話のあらすじと感想

本日は、シーズン10第17話についてです。

相棒season10第17話のタイトルは「陣川、父親になる」。放送日は2012年2月29日です。あの陣川くんが登場するんですね、しかも父親になるとは…笑!どんな内容なのかとても気になります。

では、そんな第17話「陣川、父親になる」の簡単なあらすじから紹介します。

陣川くんが想いを寄せる一人の女性。彼女は出産を控え、出産をテーマにしたドキュメンタリー番組の取材を受けていました。しかしその番組制作にあたっていた担当の女性が、ある日突然服毒死してしまい、番組は未完成のまま。服毒自殺だと判断され処理されたのですが、そのことに疑問を持った陣川くんは、捜査をして欲しいと特命係を訪れます。右京さんと神戸くんは、陣川くんとともに取材対象の女性や番組制作会社に聞き込みを開始します。すると、取材していた側、取材されていた側、双方の言動に様々な疑問点が生じてくることに。果たして番組制作の女性は自殺したのか?それとも誰かに殺されたのか?特命係が真相を究明します。そして、陣川くんの恋は実るのか?

ざっとではありますが、だいたいこんな感じの内容になります。

面白かったですね~!!

非常によく練られたストーリーで、最後の大どんでん返しには、思わず僕は「おー!」と言ってしまいました。笑

とっても綺麗な形でのどんでん返しでしたね。

そして今回、久しぶりに陣川警部補が登場です。陣川くんの登場は、シーズン9第17話「陣川警部補の活躍」以来となりますので、ちょうど1シーズンぶりの陣川くんですね。

陣川くんが出て来るだけで、コミカルになる部分はあるかと思うのですが、今回はじゃっかんそう言った部分は少なめの回だったかとは思います。もちろんいつもの如く、恋はしていましたけれど。笑

ドキュメンタリー番組を制作していた女性が、自殺なのか?他殺なのか?と言う軸を中心に物語は展開して行くわけですが、それに陣川くんの恋の行方が絡み、さらには取材する側とされる側の関係がクローズアップされて行く形です。

どちらかと言いますと、ドキュメンタリー番組の制作過程と、「取材する側とされる側の関係」の印象が強い回だったかと思います。自殺か他殺かと言う事件そのものよりも。

ドキュメンタリーのやらせ問題、出産を控えた母親、親の犯した罪、などなど、様々な要素が絡み、それが綺麗に最終地点に結びついて行く流れでしたね。

事件そのものの方は、やりきれなさが残る悲しい結末でしたが、全体の終わり方は温かいものがありました。陣川くんを除いてですが。笑

第17話、面白かったです!!

 

相棒season10第17話のゲスト出演者

それでは次に、第17話に主に登場したゲスト出演者さんを紹介したいと思います。陣川警部補はすでに相棒の準レギュラーと言う扱いかと思いますので、陣川くんの原田龍二さん以外のゲストさんのみ紹介します。

松本莉緒(まつもとりお)

出産を控え、ドキュメンタリー番組の取材を受けていた女性、青井由香利役で松本莉緒(まつもとりお)さん。

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今回、陣川くんが好きになっちゃう相手が、この松本莉緒さん演じる青井由香利です。失礼ながら僕は、松本莉緒さんは知らない女優さんだったのですが、現在は女優業の他に、ヨガのインストラクターもされているみたいです。とても美人さんでした。今回主に登場するゲストさんは、この松本莉緒さん一名です。

 

他には、ドキュメンタリー番組を制作していて服毒死した女性、川野麻紀役で奈良崎まどか(ならざきまどか)さん、番組制作会社のスタッフ、津村紗弥役で宝積有香(ほうしゃくゆか)さん、番組制作会社の社長、古賀大樹役で榊原利彦(さかきばらとしひこ)さん、青井由香利の元カレ、鈴本友之役で藤澤大悟(ふじさわたいご)さんなどが出演されています。

 

陣川くんが父親に?

陣川くんは恋多き男です。自分と少しでも関わりを持った女性のことを、すぐに好きになっちゃうんです。いつもそれが事件の容疑者だったり関係者だったりするんですけどね。笑

そして今回は、なんと出産を控えた妊婦さんに恋をしてしまいます。

その女性が、松本莉緒さんが演じる青井由香利です。

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陣川くんが彼女と出会ったのは、写真屋さんです。

彼女は写真屋さんで働いていて、陣川くんはそこにお客さんとして頻繁に訪れていて、好意を持つようになったみたいです。

そもそも陣川くん、なぜ頻繁に写真屋さんを訪れていたかと言いますと、例の指名手配犯の写真の現像をしに行ってたみたいなんですよ。笑

陣川くん、指名手配犯のポスターを写真に撮って、それを現像したものを部屋に貼ったりしてたんですね。完全に趣味の領域ですね。笑

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彼女は現在妊娠しているわけですが、父親になる男性がいないんですよ。出産後はシングルマザーとして子供を育てていくつもりなんです。

ですので必然的に、彼女に恋をしている陣川くんは、子供の父親になる覚悟も持つようになるんです。

あの陣川くんが父親に…そう思うと色々心配ですけれど、意外といいお父さんになりそうな感じもありますね。笑

しかも陣川くん、生まれてくる子供の名前まで勝手に考えちゃってたみたいです。笑

その名前は「こうじ」です。

陣川くんの名前が「公平」ですので、その「公」の字をとって「こうじ」にするつもりだったみたいです。笑

しかしながら、ネタバレにはなってしまうのですが、いつものごとく陣川くんの恋は見事に玉砕してしまいます。

子供の本当の父親が現れ、陣川くんは身を引くんですね。

身を引くも何も、彼女に陣川くんと結婚する意志があったかどうかも不明ではありますが。笑

その場面、陣川くんは父親と対峙するのですが、ちょっとした陣川くんの男気も見ることができて、意外と男らしい一面を発揮しています。

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これまでの相棒ではあまり見ることができなかった、陣川くんのちょっとかっこいいシーンでした。笑

いつか陣川くんのことを好きになってくれる女性、現れるといいですね。

 

シーズン10第17話その他の見どころ

それでは続きまして、第17話のその他細かい見どころを、いくつか挙げてみたいと思います。

陣川くんと月本幸子

陣川くんと月本幸子が初対面です。

夢の共演ですね。笑

陣川くん登場回では、最後に花の里で陣川くんが酔い潰れるのが定番です。笑

今回もいつものごとく、恋に破れた陣川くんは、花の里で酔い潰れています。笑

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花の里の女将が月本幸子になってからは、このシーンは初登場ですね。

当然、陣川くんと月本幸子もこれが初対面となります。

初対面にも関わらず、酔っ払った陣川くんは、月本幸子を「さっちゃん」と呼んでました。笑

月本さんも陣川くんの話をおそらく特命係から聞いていたようで、「噂通りの方ですね」って言ってましたね。笑

さらに、月本さんが「子持ちししゃも」をおつまみとして出すと…

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今回好きになった女性が子供を身ごもっていたため、陣川くんはそれに反応して、荒れてました。笑

面倒臭い男です。笑

右京さんは星占いが好き?

右京さんは星占いが好きみたいなんです。

星占いと言うよりは「占星術」ですね。同じですけど。

出産予定日を星占いで決めたと言う女性に対し、どんな星占いだったのか詳しく聞こうとしています。右京さん自身の口からも「占いには大変興味がある」と言っていますね。

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「サン・サイン占星術」だとか「古代ルネサンス」と言う言葉も飛び出していますので、本当に興味があるのではないかと思われます。

おそらく右京さんのことですので、知識もかなりあるのではないかと。

右京さんは、ほんとに何でも知ってますね。

さすがです。

特命係&陣川&角田

特命係の部屋で、面白い組み合わせの4人がテーブルを囲んでいるシーンが登場しました。

右京さん、神戸くん、陣川くん、角田課長の4人です。

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これはなかなか貴重な絵ではないかと思います。レアですね。笑

それぞれが飲んでいる飲みものも注目です。笑

以上、今日は相棒season10第17話「陣川、父親になる」についてでした。

 

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相棒シーズン10第16話。警察官の宣誓と神戸くんの後悔。

「宣誓」

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相棒season10第16話のあらすじと感想

本日は、シーズン10第16話についてです。

相棒season10第16話のタイトルは「宣誓」。放送日は2012年2月15日です。ここ何話かシンプルなタイトルが続きますね。今回もタイトルからだけでは、内容が全く推測できません。

ではまず、ざっくりではありますが、第16話「宣誓」のあらすじから紹介したいと思います。

居酒屋で口論となった男性を、揉み合いの末に階段から突き落とし、殺害してしまった男。彼は元警察官でした。所轄署により傷害致死事件として処理されようとしていましたが、犯人が元警察官と言うことなどから、大河内監察官の依頼で特命係が捜査を開始します。すると犯人の供述に矛盾な点が浮上します。しかしそれを追及しようとする特命係に対し、所轄署は非協力的で、思うような捜査ができません。さらには今回の事件に、5年前の女性警察官殺害事件が深く関わっている可能性も浮上します。特命係は警察の闇を暴き、真相を明るみにすることができるのか?

おおまかですが、だいたいこんな感じの内容です。

今回も面白かったです!

特命係が大河内さんからの依頼を受けて捜査を開始すると言う、意外と珍しいパターンで物語は始まります。元警察官が犯人の事件でしたので、捜査や取調べが公正に行われたのか?と。

ここで、特命係vs所轄の警察署と言う図式になるわけですが、これまでにも相棒ではこの形のストーリーがいくつかありました。そのどれも面白かった覚えがありますね。今回もそれが一番の軸にはなっています。

そんな中、5年前に起こった女性警察官の殺害事件と言うのが絡んできて、それが大きな鍵を握ることに。実は5年前の事件は冤罪だったのでは?と言う流れです。この展開は面白かったです。

そして、5年前の事件と今回の事件、両方に関わっていた一人の人間の苦悩と言うのも、平行して大きな軸になっていました。

公務員法違反偽証冤罪など、かつて神戸くんが関わった、シーズン10第1話「贖罪」ともリンクして、神戸くんの行動や後悔も、再びクローズアップされた形です。

最後は、神戸くんの今後が少し心配になるような終わり方でもありました。神戸くん、自ら偽証の責任を取って警察を去るのでは?と思わせるような。

僕はこの相棒をリアルタイムではなく、遡って見ていますので、神戸くんがシーズン10の最終話で卒業してしまうことは既に知っています。ただ、今回の終わり方がそれに繋がる伏線なのかどうか…その辺り、最終話まで注目してみたいと思います。

今回、終わり方こそ少し淋しい感じではありましたが、内容としてはとても楽しめました。

第16話、面白かったです。

 

相棒season10第16話のゲスト出演者

それでは次に、第16話に主に登場したゲストさんを紹介したいと思います。今回は一名のみになります。

石垣佑磨(いしがきゆうま)

元警察官で、傷害致死の犯人として逮捕された国原貴弘役で、石垣佑磨(いしがきゆうま)さん。

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苦悩する元警察官の役での出演です。石垣佑磨さんは、失礼ながら僕はそこまで存じ上げず、なんとなく見たことあるかな~と言うくらいの俳優さんだったのですが、「ごくせん」とかにも出てた方なんですね。今回の相棒では、そこまでがっつりと登場するわけではありませんでしたが、やはり挙げるとすれば、この石垣佑磨さんかと思います。

 

他には、所轄署の生活安全課長、安達和真役で渡辺憲吉(わたなべけんきち)さんがちょい役で出ているのですが、なんとなく見たことある俳優さんだな~と思ったら、渡辺憲吉は相棒にはこれが三度目の出演でした。相棒シーズン4第14話「アゲハ蝶」と、シーズン5第16話「イエスタデイ」に、別の役で登場しています。どちらもちょい役ですが。

それともう一人、こちらは後述させて頂きますが、映画監督の三池崇史さんがヤクザの役で少しだけ登場していてびっくりしました。笑

 

警察官の宣誓と神戸くんの後悔

警察官は、警察学校に入校する時に、宣誓と言うものを行うみたいです。

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宣誓の内容は以下になります。

私は、日本国憲法、法令、条例、その他の諸法規を忠実に擁護し、命令を遵守し、警察職務に優先して、それに従うべきことを要求する団体又は組織に加入せず、何ものにもとらわれず、何ものをも恐れず、何ものをも憎まず、良心のみに従って公正に警察職務の遂行にあたることを厳粛に誓います。

宣誓とは、誓いの言葉です。つまり警察官は、警察官になる際には、上記のことを誓うわけですね。

初めて知りました。

世の警察官の方々は、みんなこの宣誓をして警察官になっているんですね。

右京さんや神戸くんもきっと宣誓したんでしょうね。捜査一課トリオとか角田課長も。笑

今回登場した、石垣佑磨さん演じる犯人も、警察官になる際にはこの宣誓を行っています。

しかしながら、宣誓に反した行為をしてしまったがために、苦悩し続けているんです。

そう言った意味では、かつて裁判で偽証をしてしまった神戸くんも、宣誓に反した行為をしてしまったがために、苦しみ続けているんです。

その事件に関しては、シーズン10第1話「贖罪」で取り上げられています。

神戸くんは、本当は無実だった人間を犯人だと思い込み、有罪にするため裁判で偽証をしたんです。

そして有罪になってしまった男は、服役を終え出所した後、自殺しました。

「贖罪」の時に、彼の冤罪を証明することはできたのですが、神戸くんは偽証したことをずっと引きずっているんです。苦しんでいるんです。

ですので、今回の犯人が苦悩する様を見て、通じる部分を感じていたんだとも思います。

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神戸くんは正義感が強い男ですので、人一倍後悔の念も強いのではないかと察することができます。

逆に、そんな後悔や苦悩があるからこそ、今回の冤罪事件などには強いこだわりを持っていたりするんですけどね。

神戸くん的には、自分の過去の偽証と言う過ちに対して、何かしらの責任を取ろうとしている節もありました。

最後のシーン、右京さんと神戸くんが二人で花の里を訪れるのが定番ではありますが、今回は右京さん一人でした。

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隣りに神戸くんがいない、右京さん一人きりの花の里は…なんだか淋しい感じがしてしまいましたね。

これは神戸くんの卒業を暗示しているのかな~なんて考えてしまいました。

 

シーズン10第16話その他の見どころ

それでは続きまして、第16話のその他細かい見どころを挙げてみたいと思います。今回は一つだけ。

三池崇史監督が出演

映画監督の三池崇史さんが、なんとちょい役で今回の相棒に出演してるんです。

三池崇史さんと言えば、有名な監督さんですし、僕も何本か映画を見たこともあります。「クローズZERO」とか、「十三人の刺客」とか、「悪の教典」とか、「着信アリ」とか。

一番最近だと、木村拓哉さん主演の「無限の住人」が話題になってたりしますね。

そんな三池崇史さんが、暴力団の幹部役で登場しています。

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三池崇史さん、顔怖いですからね、ヤクザの役がよく似合ってますね。笑

ほんの少しの登場でしたが、僕は見ていて「あれ?今の三池監督じゃね?」と思ってしまいました。

ウィキペディアを見たところ、少しではありますが、映画出演もされているみたいですね。

まさか相棒に出ているとは思いませんでしたが。笑

以上、今日は相棒season10第16話「宣誓」についてでした。

 

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相棒シーズン10第15話。萩原聖人の相原誠が再登場。

「アンテナ」

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相棒season10第15話のあらすじと感想

本日は、シーズン10第15話についてです。

相棒season10第15話のタイトルは「アンテナ」。放送日は2012年2月8日です。シンプルなタイトルですが、タイトルからだけでは内容が全く推測できないですね。どんな内容なのでしょうか。

では最初に、第15話「アンテナ」のおおまかなあらすじから書いてみたいと思います。

かつて米沢さんと二人で事件を解決したこともある所轄署の刑事、相原誠。彼の管轄内で連続通り魔事件が発生します。しかし彼は捜査方針に反対したため捜査本部から外され、謹慎中の身です。そんな彼が通り魔事件の協力を仰ぐため米沢さんを訪問するのですが、その場に居合わせた右京さんがそれを引き継ぐことに。そして相原刑事を伴い特命係が捜査を開始します。その後ネットの書き込みの中に、事件の目撃情報と思われるものを発見し、書きこんだ人物が特定されます。そして事情を聴くためにその自宅に向かうのですが…その人物は9年間引きこもり生活をしている男で、目撃事情を聴くことができません。さらには彼が事件の犯人である可能性も浮上します。果たして特命係と相原刑事は、その男から事情を聴くことができるのか?彼は事件の犯人なのか?

ざっとではありますが、だいたいこんな感じの内容になります。

今回も面白かったです!!

まず、相棒初のスピンオフ劇場版「相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿」で米沢さんとコンビを組んだ刑事、相原誠の再登場と言うのが、今回の一番の目玉かと思います。劇場版限定で登場した人物が、こうして通常版でも登場するのは、本仮屋ユイカさんの守村やよいに続く二度目のパターンですね。

そして今回の相原誠は、米沢さんではなく右京さん神戸くんの特命係と一緒に捜査をします。

相原誠と特命係の絡みは面白かったですね。相原誠はけっこう面倒臭い男ですので、特に神戸くんとの絡みが面白かったです。陣川くんと神戸くんの絡みに通じるものがありました。笑

捜査一課トリオと相原誠の絡みもけっこうあって、そちらも楽しめます。笑

特命係&相原誠での捜査を軸に物語は展開して行くのですが、その中で引きこもりと言うのが大きなテーマになって出てきます。

事件の鍵を握る重要人物が、なんと9年間も引きこもり生活をしている男なんですよ。ですので、なかなか話を聞くことができないんです。

そんな引きこもり男に対する熱い男、相原誠。笑

相原誠の登場ならではのストーリー展開だったかと思います。

引きこもりや夫婦のすれ違いなど、相手の言動に対する感じ方を「アンテナ」と言う表現で焦点が当てられた回でもありました。

恒例の大どんでん返しもあります。

最後はハッピーエンドに近い形で、心温まるような終わり方でもありました。

相原誠が陣川くん並みに面倒臭いので、そう言った点で笑いどころも多かった回ではないかと思います。

その他見どころも色々ありました。

第15話、存分に楽しませて頂きました。

面白かったです!

 

相棒season10第15話のゲスト出演者

では続きまして、第15話に主に登場したゲストさんを紹介したいと思います。今回はメインのゲストさんは一名のみになります。

萩原聖人(はぎわらまさと)

所轄署の千束署の刑事、相原誠役で萩原聖人(はぎわらまさと)さん。

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萩原聖人さんは「相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿」以来、相棒には二度目の登場です。通常版の相棒では今回が初登場と言うことになります。熱くて面倒臭い男、相原刑事を熱演です。笑

今回主に登場するゲストさんは、この萩原聖人さんのみになります。

 

他には、引きこもりの佐々木真人役で、松尾英太郎(まつおえいたろう)さんが、萩原聖人さんに次ぐ登場シーンの多さだったかと思います。あとは挙げるとしたら、事件現場の近くに住む主婦、水野沙織役で岩佐真悠子(いわさまゆこ)さんでしょうか。

 

相原誠が再登場

先ほどから何度か触れていますが、なんと言っても今回は、萩原聖人さん演じる相原誠の再登場が一番の見どころかと思います。

相原誠は所轄署の刑事で、かつて「相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿」で米沢さんと共に事件を解決した人物です。

「相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿」についてはこちらの記事で詳しく紹介しています。

この相原刑事、ものすごく熱い男なんですよ。

そして、ものすごく面倒臭い男です。笑

熱いが故に暴走してしまい、面倒臭くなっちゃうタイプの刑事なんです。

そう言った意味では、陣川警部補との共通点も多々ありますね。笑

そんな相原刑事が、前回の事件以来、米沢さんとの再会を果たします。

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前回の劇場版では、米沢さんと二人で事件の捜査をしていましたので、特命係との絡みはありませんでした。

しかし今回は、がっつりと特命係と一緒に捜査をする形です。

特命の部屋にもお邪魔しています。

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相原刑事は、右京さんとは今回が初対面になります。

また、前回の劇場版では、まだ右京さんの相棒が亀山くんの時でしたし、当然神戸くんとも初対面になります。

今回は、暴走する相原刑事と、それを止めようとする神戸くんの絡みがけっこう多くて、神戸くん大変そうでした。笑

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また、捜査一課トリオとの絡みも多くて、一課トリオも相原刑事を迷惑そうに扱ってましたね。笑

こちらは、張り込みをする一課トリオと相原刑事&神戸くんです。

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一台の車の中にこの5人がいると言う、なかなか貴重な絵になってます。笑

これは、相原刑事が一課が張り込みをしていた車に強引に乗り込み、さらには右京さんに置いて行かれた神戸くんが乗り込み、こんな事態になった流れです。笑

右京さんが一課トリオに「相原刑事一人を置いていくか、神戸くんも一緒に置いていくか」と言う二択を迫り、一課トリオが神戸くんも一緒にと言う選択をした結果です。

笑わせて頂きました。笑

何かと周囲を振り回しドタバタ劇を展開する相原刑事でしたが、彼の熱さが功を奏し、事件は無事に解決。

最後は右京さん、神戸くんと握手して別れてました。

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相原刑事、熱くて面倒臭い男ですが、憎めないいい奴なんですよ。

是非また今後の相棒にも再登場して欲しいです。

 

引きこもり男vs相原&特命係

今回は、一人の引きこもり男が事件の重要な鍵を握っていました。

しかし引きこもりなだけに、なかなか彼から話を聞くことができないんですよ。

なんと彼は、16歳から引きこもり生活を続け、現在は25歳に。9年間引きこもっている男なんです。強敵ですね。

基本的に人を避けるように生活していますので、当然誰とも話をしたがらないんです。

そんな男に無理やり話を聞こうとした熱い男相原は、逆に彼にキレられてます。笑

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そんな引きこもりの心を動かせるのか?と言うのが全編を通しての大きな軸になっています。

引きこもりと言う問題事態についても、焦点が当てられていたかと思います。

引きこもり本人の心情。それを取り巻く家族の心情。

引きこもりは、本人ももちろん苦しんでいるでしょうし、家族も苦しんでいる問題です。

右京さんが引きこもり男に対して真剣に説く場面も。

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最初は頑なだった引きこもり男も、相原刑事の熱い想いなどもあり、じょじょにその心を解かして行きます。

ドラマでは引きこもりを完全に脱するところまでは描かれていませんでしたが、おそらくその方向に向かって行くであろう、ハッピーエンドを匂わせる終わり方でした。

右京さんも、彼はそう遠くない未来に引きこもりから脱することができるでしょう、と。それに対し神戸くんがその根拠を訪ねると…右京さんは、とても印象的な言葉を口にします。

だって彼、愛されてますから」と。

心温まる一言でした。

 

シーズン10第15話その他の見どころ

それでは続きまして、第15話のその他細かい見どころを、あれこれと挙げてみたいと思います。

米沢さん、月本幸子と初対面

米沢さんが久しぶりに花の里に来店です。

前回の来店は、シーズン9第1話「顔のない男」の時でしたので、かなり久しぶりですね。

しかも、女将がたまきさんから月本幸子に代わってからは、これが初の来店となります。

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どうやら米沢さん、女将が代わったことも知らなかったようで、一瞬戸惑ってましたね。月本さんを見て、どなたですか?と。笑

米沢さんと月本幸子もこれが初対面と言うことになります。

そして、一緒に飲んでいる相手は相原誠です。米沢さんが相原刑事に花の里を指定したようです。

相原刑事、先に酔い潰れていて、やっぱりどことなく陣川くんとの共通点が多いです。笑

また、米沢さんは行方不明の女房が見つかるまでは、お酒はあまり飲まないようにして、控えてるみたいですね。

米沢さんの逃げた女房の話題、久々に出てきた気がします。笑

三浦さんの嫁はとし子

三浦さんの嫁の名前が判明しました!

とし子」さんです。笑

嫁さん自体は出てきていませんが、三浦さんが電話で話している場面が登場し、そこで「とし子」と言う名前が出てきました。

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この名前が出てきたのは今回がおそらく初めてですね。

どのような漢字を書くのかまではわかりませんでしたが、「とし子」さんであることは間違いないかと。笑

今後とし子さんは登場することがあるのでしょうか?

火事息子

右京さんと米沢さんの間で、久しぶりに落語の話題が登場しました。

火事息子」と言う落語のようです。

僕は落語には疎いのですが、実際にある落語の演目のようです。

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米沢さんがこのCDを持っていて、それを相原さんに貸したのですが、相原さんが無断で引きこもり男に又貸してました。笑

一課の仮眠

伊丹さんと三浦さんが、倉庫のような部屋で仮眠をしているシーン。

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以前、一課トリオが一課の部屋で机の上に布団を敷き、寝る場面が登場しましたが(裏相棒2第一夜「宿直の夜」と、相棒シーズン7第12話「逃亡者」)、今回は別の部屋で仮眠です。

このシーンはおそらく今回が初登場ですね。

昼間仮眠をする時には、この部屋を使って寝てるのかもしれないですね。

刑事って大変ですね。

ご苦労様です。

領収書の宛名

右京さん、神戸くん、相原さん、引きこもり男の4人でファミレスで食事をし、そのお会計を神戸くんが払わされてました。笑

で、その際に右京さんから領収書をもらうように指示されていたのですが…

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その指示された宛名が長いんです。笑

警視庁刑事部臨時付特命係組織犯罪対策部組織犯罪対策第五課内

です。笑

めちゃめちゃ長いですね。これは書く方も大変です。笑

神戸くん、無事に領収書をもらえたのでしょうか?笑

以上、今日は相棒season10第15話「アンテナ」についてでした。

 

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相棒シーズン10第14話。怪しい隣人の三人組が再登場。

「悪友」

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相棒season10第14話のあらすじと感想

本日は、シーズン10第14話についてです。

相棒season10第14話のタイトルは「悪友」。放送日は2012年2月1日です。タイトルそのままではありますが、何かしら「悪友」が出てくる事件かと思われます。どんな悪友なのか気になるところです。

ではまず、簡単にではありますが、第14話「悪友」のあらすじから紹介したいと思います。

内村刑事部長行きつけのお店が閉店となり、お店側はボトルキープをしていたお客さん一人一人にボトルを返却したのですが、その中に一本、「田中晶」と書かれたボトルが、どうしても持ち主と連絡が付かずに返却できません。特命係は田中晶を探すよう内村さんから命じられ、捜査を開始します。するとそのお店と意外な人物との接点が明らかになることに。その人物とは、かつて特命係の活躍により逮捕された三人組の一人です。彼は現在刑期を終え、IT企業の役員として働いています。また、残りの二人も同時期に姿を現し、一人は田中晶がオーナーである可能性がある喫茶店で働き、もう一人はなぜか田中晶の行方を追っているんです。果たして三人組と田中晶は関係があるのか?特命係は田中晶を見つけ出すことができるのか?

ざっとではありますが、だいたいこんな感じの内容になります。

今回も面白かったですね~!!

まず、シーズン8第17話「怪しい隣人」で登場した三人組が再登場、と言うだけで面白いです。笑

前回の登場時、この三人組はけっこうコミカルな感じでしたので、それがまた見れると言うのは嬉しいですね。特命係は思わぬ形でまたこの三人組と再会することになり、そのやりとりを楽しむことができます。笑

月本幸子を始め、以前特命係と関わって逮捕された人物が、刑期を終えて再登場するパターンはいくつかありますが、出所後の姿を見れるのって嬉しいです。時間の経過も感じますし。

そして今回は、事件がどう繋がってどう展開して行くのか、全く読めなかったですね。三人組と事件の関わりも、終盤まで全くわからなかったです。

事件そのものが謎のような展開でしたし、登場人物も多めの回でしたので、そう言った意味では相棒ではけっこう珍しいパターンの回かもしれません。

「田中晶」を探すと言う軸があり、それに色々な人が絡んできます。保釈金詐欺や薬物取引などの伏線が盛り込まれ、最後に全ての真相が明らかになる形です。

恒例の大どんでん返しも控えています。笑

なかなか目が離せない展開で、とても楽しめる内容でした。

第14話、面白かったです!

 

相棒season10第14話のゲスト出演者

それでは次に、第14話に主に登場したゲストさんを紹介したいと思います。今回は登場人物がけっこう多めの回だったのですが、中でもやはり、再登場した三人組がメインかとは思いますので、その三人を紹介したいと思います。

金井勇太(かないゆうた)

まず、かつて特命係の活躍により逮捕された三人組の一人、奥村光良役で金井勇太(かないゆうた)さん。

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刑期を終え、現在は幼なじみが経営するIT企業の役員として働いている役です。特命係が最初に再会した三人組の一人です。金井勇太さんは、同じ役で前回の登場時「怪しい隣人」以来、二度目の登場になります。

三宅弘城(みやけひろき)

続いて、同じくかつて逮捕された三人組の一人、池谷隆平役で三宅弘城(みやけひろき)さん。

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刑期を終え、現在は喫茶店のマスターとして働いている役です。三宅弘城さんも、前回の登場時「怪しい隣人」以来、二度目の登場です。宮藤官九郎さんや阿部サダヲさんとやっているバンド「グループ魂」で、石鹸と言う名前でドラムを担当してる人でもあります。

松本実(まつもとみのる)

続いて、同じくかつて逮捕された三人組の一人、山崎正一役で松本実(まつもとみのる)さん。

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刑期を終え、現在は定職には付かずに、借金取りをしている役です。松本実さんも、前回の登場時「怪しい隣人」以来、二度目の登場です。先の二人に比べますと、登場シーンも多くはありませんが、やはり三人組はセットかと思いますので、紹介させて頂きました。

 

他には、喫茶店の常連客である沢口京子役で甲斐まり恵(かいまりえ)さん、チンピラの寺島徹役で明石鉄平(あかしてっぺい)さん、IT企業の社長である菅原典史役で松沢蓮(まつざわれん)さん、喫茶店のパートのおばちゃん桂田良枝役で小柳友貴美(こやなぎゆきみ)さんが、それぞれ同じくらいの頻度で登場しています。

それぞれの登場人物が、みんな登場時間はそこまで長くはありませんが、気にはなる存在で登場している感じです。

そんな中でもやはり、再登場の三人組が一番のメインだったかとは思います。

 

三人組の再登場

シーズン8第17話「怪しい隣人」で、特命係の捜査により逮捕された、元配管工の三人組がいました。

その際、大金を得ようとして犯罪を犯した三人ですが、偶然通り掛かった右京さんに怪しまれ、結果的に逮捕されることに。

犯人ではありましたが、けっこうコミカルな部分も多く、憎めない三人組だったんです。笑

「怪しい隣人」の詳細はこちらの記事で紹介しています。

今回、そんな三人組が、刑期を終え再登場しました。

前回の登場はシーズン8ですので、右京さんの相棒は神戸くんです。なので右京さんも神戸くんも、どちらも彼らとは面識があります。

そしてひょんなことから、三人組はこの特命係の二人と再会してしまうんですよ。おそらく三人組はそんな再会は望んではいませんでしたが。笑

三人組の一人、金井勇太さん演じる奥村光良は、幼なじみが経営するIT企業で役員として働いています。スーツを着て真面目に働いています。

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ゲームアプリで有名な会社のようで、米沢さんもそのゲームアプリにはかなりのお金を使ったと言ってました。笑

また、三人組の中では主犯格的な役割だった、三宅弘城さん演じる池谷隆平は、喫茶店の雇われマスターとして働いています。

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あまりお客さんは入らないお店のようですが、レトロな感じのお洒落な喫茶店です。

右京さんと神戸くんも何度もこの喫茶店に訪れていたのですが、味はいまいちだったようですね。笑

神戸くんはサンドイッチを頼んで、美味しくないって言ってました。笑

そしてもう一人、松本実さん演じる山崎正一は、定職には付かずに、唯一ふらふらしてる感じです。チンピラのパシリみたいになってました。

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逮捕後の三人は、それぞれ環境こそ違っていますが、みんな元気そうでした。相棒で逮捕された犯人のその後が見れるのは嬉しいですね。

またしても事件に巻き込まれ、特命係のお世話になってしまうんですけどね。笑

この三人は、前回逮捕された時に「三人で会社を作ろう」と言う夢を語っていたのですが、どうやら三人とも、その夢はずっと持ち続けていたみたいです。

まだ実現には程遠いようですが…笑。

いつか会社を作った三人組の姿が見てみたいですね。

是非また登場して欲しいです。

 

シーズン10第14話その他の見どころ

では次に、第14話のその他細かい見どころを、いくつか挙げてみたいと思います。

内村さん行きつけのお店

内村刑事部長の行きつけのお店が登場しました。

居酒屋さんだと思うのですが、お蕎麦屋さんみたいな内装の居酒屋さんですね。

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内村さん、よくここに来てお酒飲んでたんでしょうね。内村さんはウィスキーが好きみたいですので、ここでもウィスキー飲んでたんでしょうか。

しかも、ツケで飲んでたみたいです。笑

ここの店主が急死してしまったため、残念ながら閉店になってしまったとのこと。

その流れで、特命係がボトルの持ち主を調べることになりました。

また、今回登場した三人組の一人、奥村光良も昔ここの店主にお世話になったことがあったようです。

保釈金詐欺

今回の事件では「保釈金詐欺」と言うのが一つの大きな鍵になっていました。

僕は保釈金詐欺と言うものがあること事態、初めて知りました。

どうやら、保釈させたい友人や知人のために、その保釈金が必要だと言う名目でお金を集め、それを持ち逃げしてしまうと言う手法みたいです。

そんな手口の詐欺があるんですね。

勉強になります。笑

中国語では猪は豚

花の里で月本幸子さんが、猪の肉を焼いたものを出していました。

こちらです。

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美味しそうなお肉ですが、これを見た右京さんと神戸くん、「これは猪ではなく豚では?」と。笑

どうやら、中国語で「猪」は「豚」のことらしいんですよ。右京さんがそう言ってました。

これは僕も初めて知りました。

月本さんは中華街で「猪」と書かれた肉を買ったため、実はそれが豚だったようです。

ちなみに猪は中国語では「野猪」になるみたいです。

また、中国語ではドイツのことを「徳国」と表記するみたいです。これも初めて知りました。

神戸くんは麻雀が好き?

神戸くんが麻雀ができることを窺わせるシーンがありました。

三人組の一人、山崎正一が麻雀をやっているシーンで、その後ろから神戸くんが間違いを指摘しています。

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この場面から、おそらく神戸くんは麻雀ができるものと思われます。

僕は麻雀はやったことがなく、全く知識もありません。子供の頃にドンジャラはやったんですけどね。笑

そう言えば、米沢さんと捜査一課トリオが、一緒に麻雀をしてたと話してたシーンが過去にあったことを思い出しました。

右京さんは麻雀するんでしょうかね?してたらめちゃめちゃ強そうですけれど。笑

コツコツやることの大切さ

最後のシーンで、今後の人生に悩む三人組に対し、右京さんが「コツコツやることの大切さ」を説いていました。

神戸くんとも「コツコツ」と何度も復唱していました。笑

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一攫千金を狙ったり、楽して稼ぎたかったり、誰もがそんなふうに思ったことがあると思います。

僕もです。

しかし、楽して稼げることなんて、きっとないんだろうな~とも思います。

コツコツ。

やっぱり大事ですよね、コツコツが。

このブログもコツコツ続けたいと思います。笑

以上、今日は相棒season10第14話「悪友」についてでした。

 

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相棒シーズン10第13話。草木染めの伝統を守る梶芽衣子。

「藍よりも青し」

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相棒season10第13話のあらすじと感想

本日は、シーズン10第13話についてです。

相棒season10第13話のタイトルは「藍よりも青し」。放送日は2012年1月25日です。詩的な感じのタイトルですが、タイトルからだけでは内容が全く推測できません。

では最初に、そんな第13話「藍よりも青し」のあらすじから紹介してみたいと思います。おおまかなあらすじです。

ある産廃業者の社長が首を吊って死んでいるのが発見されます。自殺の可能性が高いと思われましたが、右京さんはそれに疑問を抱き、神戸くんとともに捜査を開始します。亡くなった社長の経営する産廃工場は、地元住民による反対運動が行われていたことなどから、それに絡んだ事件の可能性も浮上します。そして、社長の自宅からは、反対運動の中心的人物の一人であった、草木染め職人が作った風呂敷が発見されます。なぜ社長は風呂敷を持っていたのか?草木染め職人が社長を殺したのか?特命係が真相を究明します。

ざっとではありますが、だいたいこんな感じの内容です。

第10話の元日スペシャルの後、第11話ではマーロウ矢木、第12話では月本幸子と、再登場のパターンが二話続きましたので、久しぶりにそれ以外のパターンの、通常版的な相棒ですね。

今回も面白かったです!

草木染めと言う伝統を守ろうとする職人。それに産廃の汚染水とか、暴力団とか、人身売買とか、外国人の不法就労なんかも絡んでくる形です。

草木染めの職人は、夫に先立たれた女性で、たった一人で伝統を守っているんです。跡継ぎもいない状態で、僕はちょっと淋しい感じがしてしまいました。

しかしそんな女職人が、事件と深い関わりがあるのでは?と右京さんが目を付けるわけですよ。ですので女職人vs右京さんの闘いが軸になって進んで行くのかと思いきや…

事件は予想外の方向に展開して行き、最後は相棒ではおなじみの大どんでん返しでした。

今回も結末は全く予想できなかったですね。

そもそも僕の場合、これまでどのストーリーも、ほぼ結末を予想できてないんですけどね。笑

今回は終わり方も悲しいものではなく、ハッピーエンドに近い形でしたので、そう言った意味では後味は悪くないストーリーでした。

ただ、本当に我儘な感想で申し訳ないのですが、じゃっかんの物足りなさは感じでしまったかもしれません。

我儘でごめんなさい。汗

とは言え、ストーリー以外にも、右京さんと神戸くんの食事シーンだったり、前話で復活した花の里だったり、他にも楽しめる要素もありました。

第13話、楽しませて頂きました!

 

相棒season10第13話のゲスト出演者

では次に、第13話に主に登場したゲストさんを紹介します。今回は一名のみになります。

梶芽衣子(かじめいこ)

草木染めの職人、葛巻彩乃役で梶芽衣子(かじめいこ)さん。

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たった一人で伝統を守る職人の役です。この画像、全身タイツっぽく見えてしまうかもしれませんが、黒い帽子ですので、念のため。笑

失礼ながら僕は、世代的に梶芽衣子さんをそこまでよく知りません。ウィキペディアを見たところ、1965年がデビューとのことでしたので、もう50年以上も女優さんとして活躍されているんですね。当然映画やドラマなども、ものすごい数に出演されています。この相棒出演時は、おそらく65歳くらいだと思うのですが、もっと若く見えました。

今回の主なゲストさんは、この梶芽衣子さんのみになります。

 

他には、亡くなった産廃業者の社長役で原田文明(はらだぶんめい)さん、産廃工場への反対運動をしている住民役で円城寺あや(えんじょうじあや)さん、などが出演しています。原田文明さんはこれが三度目の相棒出演のようです。全てちょい役で、僕は全く覚えがありませんでしたが。

 

草木染めの伝統を守る職人の想い

梶芽衣子さん演じる葛巻彩乃は、たった一人で草木染めの伝統を守る職人です。

夫に先立たれ、跡継ぎにと考えていた息子も家を出て行き、彼女が一人残された形です。

跡継ぎもいない状態ですので、彼女がいなくなれば、工房を閉めざるを得なくなりますし、伝統もそこで途絶えてしまいます。

僕は草木染めと言うものを、これまでちゃんと認識していませんでした。そもそもどのようなものなのかも。

ですので相棒で勉強させてもらいました。笑

草木染めと言うのは、その名の通り、草や木などの植物を原料にして、染色したもののようです。

ウィキペディアに染色方法が載ってましたので、引用させて頂きます。

主に植物の葉、茎、根、実などを煮だした液に繊維を浸し、20分程度加熱し、染まった色素を金属イオンと結合させて発色させる。金属イオンとの結合を媒染といい、アルミニウム、銅、鉄分などを溶かした液に繊維を20分程度浸す。植物抽出液と媒染を繰り返すことで色素の繊維染着を良くし、染色濃度を上げる。

作業にはかなりの手間や時間が掛かるものかと思われます。

梶芽衣子さん演じる職人も、鍋を使って作業をしていました。

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おそらく草木染めで染物を作るのには、手間や時間だけではなく、受けつがれた技術や知識も不可欠なんだと思います。まさに伝統工芸ですね。

また、「草木染めは一つとして同じ色はない」とこの職人さんが言っていましたが、それも草木染めの魅力なんだと思います。

こちら、右京さんがこの職人に目を付けるきっかけとなった、草木染めの風呂敷です。

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この風呂敷は黄色ですが、様々な色が出せるみたいですね。Googleで草木染めを画像検索してみたところ、淡い色の素敵な染物がたくさん出てきました。

今回、この女職人は、伝統を守りたいがために自分を犠牲にしようとするんです。そうまでしても守りたかったんです。

そんな職人の想いが、事件に深く関与してしまうことになってしまうんですけどね。

現実の世界でも、おそらく跡継ぎがいないがために、先人から受け継いだものを守れなくなってしまう、と言う事態が起こってるものもあると思います。伝統工芸に限ったことではないかもしれませんが。

僕はこれまで、伝統工芸などについてあまり考えたこともありませんでした。特に興味も持ってなかったからだとは思います。

もっともっと興味を持つ人が増えたら、跡継ぎの問題なども自然と解決していくのかもしれないですよね。

僕も今回の相棒で、草木染めに少し興味が湧いてきました。笑

 

シーズン10第13話その他の見どころ

それでは続いて、第13話のその他細かい見どころを挙げてみたいと思います。今回は二つだけ。

右京&神戸が食事

右京さんと神戸くんが、お洒落なレストランで二人で食事をしています。

高級そうな雰囲気のあるイタリアンです。

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二人ともワイン飲んでます。

以前にも一度、二人でこんなふうに食事していたシーンがありますが、それに続き二度目かと思います。

前回は、相棒シーズン9第11話「死に過ぎた男」の時ですね。

今回は神戸くん、右京さんの皿にあるチーズを一枚もらおうとしますが、右京さんはその交換条件で、神戸くんの皿にある生ハムを一枚もらおうとします。笑

しかし神戸くんがそれを拒否し、交渉不成立でした。笑

神戸くん、そんなに生ハム好きなんでしょうかね。

この後、このレストランがある事件に関わっていたため、チーズと生ハムも警察が押収し、それを特命の二人が運搬してました。笑

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これはなかなか面白い絵でしたね。笑

月本幸子、生ハムを茹でる

前話である第12話より、花の里の二代目女将に就任した月本幸子

今回も最後のシーンで登場し、右京さんと神戸くんに「茹でた生ハム」を出してました。笑

生ハムの中にあるのは何でしょうか?餅でしょうかね、チーズでしょうか。笑

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二人とも食べるのをためらっていて、結局その味がどうだったのかは明かされなかったのですが…笑。

ぱっと見は美味しそうなんですけどね。

僕もこれまで茹でた生ハムと言うのは食べたことがないので、ちょっと興味はあります。笑

そしてやっぱり、最後に花の里が出てくると、なんだかホッとしちゃいますね。笑

やっぱり花の里は、相棒には必要な場所です。

以上、今日は相棒season10第13話「藍よりも青し」についてでした。

 

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相棒シーズン10第12話。月本幸子が花の里の女将に!

「つきすぎている女」

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相棒season10第12話のあらすじと感想

本日は、シーズン10第12話についてです。

相棒season10第12話のタイトルは「つきすぎている女」。放送日は2012年1月18日です。タイトルから、あの「ついてない女」と「ついている女」の月本幸子さんが出て来ることが予想されます。どれくらいつき過ぎてるのか気になりますね。笑

ではまずは、おおまかではありますが、第12話「つきすぎている女」のあらすじから書いてみたいと思います。

刑期を終え出所した月本幸子は、ある大手外食チェーン店の社長宅の家政婦として働くことになります。給与や待遇も良く、社長から求婚されると言う、彼女らしからぬ幸運が続くことに。しかし自分のことを「ついてない女」だと思っている彼女は、そんな境遇に疑問を抱きます。そしてその後、社長から用意されたマンションの部屋で、謎の写真と「たすけて」と言う文字を発見してしまうことに。また、彼女の前に家政婦をしていた女性が突然失踪し、現在も行方がわからないことが判明したり、社長が怪しい宗教団体の信者である疑いも浮上します。彼女は事件の可能性を特命係に相談するのですが、これと言った事件性らしきものは見つからず…果たして前の家政婦は事件に巻き込まれたのか?月本幸子は事件に巻き込まれているのか?特命係が真相を究明します。

ざっくりではありますが、だいたいこんな感じの内容です。

あの月本幸子が再び登場

それだけでも、もう面白いんですけどね。

今回も期待を裏切らない内容で、面白かったですね~!

月本幸子は、今回が相棒には三度目の登場です。二度目の登場時には、二話連続ものでの登場でしたので、話数で言いますと今回が四話目の登場と言うことになりますね。

右京さんにより犯罪を見破られ、服役していた月本幸子が、刑期を終えてついに出所して来たわけです。

そしてなんと、つき過ぎているくらい恵まれた生活を送ることになってしまうんです。笑

月本さん、幸せになれそうで良かったな~と一瞬は思うのですが、そんなに甘くはありません。

この後また、彼女を中心にしたドタバタ劇が展開されて行くわけです。笑

月本幸子をフルで楽しめる展開ですね。笑

また、それと並行してもう一つ大きな出来事が起こります。

それは「右京さんのスランプ」です。笑

右京さん、どうも頭が冴えずに調子が悪く、スランプに陥っている状態らしいんです。これも相棒史上初の出来事です。

月本幸子と右京さんのスランプ

この二つが同時進行して行き、最後に一つにまとまる形です。

どちらも面白くて、今回はコミカルな面が強かった回でした。月本幸子が出て来るだけでコミカルになる傾向はありますけどね。笑

そして最後は、これまた予想外の締めが待っているわけです。

相棒ファンにとっては、めちゃめちゃ嬉しい締めだったのではないかと思います。

第12話、大満足です。

 

相棒season10第12話のゲスト出演者

それでは次に、第12話に主に登場したゲストさんを紹介したいと思います。今回は一名のみです。

鈴木杏樹(すずきあんじゅ)

「ついてない女」から、一転「つきすぎている女」になった月本幸子役で、鈴木杏樹(すずきあんじゅ)さん。

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刑期を終えて出所した月本幸子としての登場です。今回が相棒には三度目の登場です。

鈴木杏樹さん、とても美人さんなんですけど、相棒での月本幸子のイメージがコミカルで天然な感じなので、僕はどうしても鈴木杏樹さん自体を、常にそんなイメージで見てしまいますが。笑

今回も天然さを存分に発揮してくれていました。笑

今回の主なゲストさんは、この月本幸子の鈴木杏樹さんのみになります。

 

他には、月本幸子を家政婦として雇った外食チェーンの社長、間宮清彦役で田中壮太郎(たなかそうたろう)さんが、ちょいメインな感じで出演しています。

 

月本幸子、花の里の女将になる

月本幸子の初登場は、相棒シーズン4第19話「ついてない女」です。

これが右京さん&亀山くんとの初対面で、バスの中で右京さんに犯罪を見破られ、逮捕されちゃいます。

「ついてない女」については、こちらの記事をどうぞ。

 

その後彼女は服役中に事件に巻き込まれ、右京さんと亀山くんとも再会を果たします。

それが、相棒シーズン6第11話「ついている女」と第12話「狙われた女」の二話連続ものです。

 

そして今回、無事に刑期を終え出所し、三度目(話数としては四話目)の登場と言うことになります。

出所した彼女は、まずハローワークで仕事を探していますね。画像は月本幸子の貴重なハローワーク姿です。笑

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その後彼女は清掃会社で働いた後、大手外食チェーン店の社長宅で家政婦として働くことになります。どうやら家政婦としても優秀だったようで、社長に見染められちゃってました。笑

また、月本さんは料理が得意みたいです。彼女が作った料理が美味しかったようで、なんと外食チェーンの新メニューとしても採用されちゃったり。

こちらがその料理です。

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確かに美味しそうですね~。

月本さん、服役中に調理師免許も取ったみたいです。

幸運なことが続き、一見出所後は順風満帆かに見えた彼女ですが…またしても事件に巻き込まれる形となり、その流れで右京さんと再会します。

前回の登場までは、右京さんの相棒は亀山くんの時代ですので、神戸くんとは今回が初対面です。

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そしていつものごとく、特命係により事件は無事に解決します。

しかし、家政婦の仕事を続けられなくなった月本さんは、なんと…

花の里の女将になるんですよ!!

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僕はこの回をリアルタイムで見ていたわけではなく、遡って見ています。ですので、月本幸子が二代目の花の里女将であることは既に知っています。

しかし、どのような経緯で女将になったのか、ちゃんと把握しておりませんでしたので、この回で女将に就任したことも初めて知りました。

月本さんの二代目女将は、この時からだったんですね。

きっとリアルタイムでこの回を見ていた人は、びっくりしたけど嬉しかったでしょうね。

おそらく右京さんから勧められ、女将になったのではないかと思われます。調理師免許も持ってますし、バッチリのタイミングだったわけですね。

花の里が閉店したのは、シーズン10の第1話です。

僕は現在、相棒をプレシーズンから一話ずつ見ているのですが、花の里はいつも変わらずにそこにあった、相棒では定番の場所です。

右京さんはいつも仕事帰りに立ち寄り、一杯引っ掛けながらご飯を食べていました。カウンターの中にはたまきさんがいて、右京さんの隣りには亀山くんがいたり、美和子さんがいたり、神戸くんがいたり。

様々なドラマも繰り広げられました。

そんな愛着のあるお店が突然閉店してしまい、シーズン10ではここまでの約10話、一度も登場することがありませんでした。

花の里ロスですね。

それが今回、月本幸子と言う二代目の女将になり、急展開の復活劇です。

これでまた、花の里での色々なシーンが見れると思うと、嬉しくてたまりません。

さらにはその女将が、あの月本幸子だと言うのも、これまた面白い展開です。たまきさんとはまた違った、カウンターの中と外のやりとりが期待できそうです。

久しぶりの花の里に、右京さんも神戸くんも、なんだか嬉しそうに見えました。

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月本幸子さん、花の里の新女将就任、おめでとうございます!

今後の花の里を楽しみにしています。

 

右京さんのスランプ

月本幸子が再登場で、花の里の女将就任と言う、大きな出来事が起こった回ではありますが、もう一つ相棒史上で初めての出来事がありました。

それが「右京さんのスランプ」です。笑

右京さん、なんだか最近調子が良くないみたいなんです。体調が悪いわけではないのですが、なんとなく調子が良くなくて、頭も冴えないとのこと。

自分でもその不調をかなり感じているようですし、神戸くんにも指摘されています。

しかしながら、思い当たる節が全くないようで、原因がわかりません。

右京さん、それについて米沢さんにも相談しています。笑

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米沢さんには、更年期障害では?と言われていました。もしくは若年性の…とも言われてましたね。笑

原因不明のスランプに陥った右京さんですが、最後にはそれも無事解決します。

神戸くんと角田課長により原因が明らかになり、スランプは解消されることに。

なんとその原因は「花の里ロス」だったんです。笑

人は長年の習慣を変えたりすると調子が悪くなることがあるようで、右京さんの場合はそれが花の里だったみたいです。毎晩のように足を運んでいた花の里が突然なくなり、調子が狂っちゃったんでしょうね。笑

月本幸子の二代目女将就任で花の里が復活しましたので、右京さんも無事にスランプ脱出です。

良かったですね、右京さん。

 

シーズン10第12話その他の見どころ

それでは続きまして、第12話のその他細かい見どころを、いくつか挙げてみたいと思います。

右京さん梅干し嫌いに言及

右京さんの嫌いな食べ物は「梅干し」と「酢豚のパイナップル」です。

梅干しが嫌いだと発覚したのは、シーズン3第9話「潜入捜査~私の彼を探して!」の時です。たまきさんが右京さんのためにおにぎりを作り、その際に右京さんは梅干しが苦手なので梅は入れていない、と言う話題が出てきました。

そして今回、右京さん自身がはっきりと梅干しが苦手だと話しています。

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どうやら右京さん、梅干しの食感と酸味がダメみたいですね。笑

酸っぱいものはけっこう苦手だとたまきさんが言ってたことがあるのですが、食感もダメなんですね。

梅干しを食べて酸っぱがる右京さんを見てみたいですけれど。笑

ちなみに、今回最後の花の里シーンで、右京さんと神戸くんが締めにお茶漬けを食べていましたが、右京さんは鮭茶漬け、神戸くんは梅干し茶漬けでした。

右京さんいつも花の里で「わさび多めのお茶漬け」を頼んでましたが、これ、いつも鮭茶漬けだったのでしょうか?

今回は初めて、たまきさんではなく月本さんの作ったお茶漬けです。今後は右京さん、月本さんのお茶漬けを締めに食べるんでしょうね。

怪しい宗教団体

カルト的な宗教団体が登場しました。

その名も「天体構造学研究会」です。名前からして怪しいですね。

その教祖は「藤原エイブラハム美佐男」と言う人物です。

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怪しすぎます。怖いです。笑

演じているのは古井榮一(ふるいえいいち)さんと言う俳優さんで、ヤクザ映画とかにけっこう出てる俳優さんみたいです。

「天体構造学研究会」の前身だった団体名は「太陽の下僕」と言う名称だったようです。

相棒で出てくるこう言った名称って、けっこう面白いですよね。笑

右京さんは犬が好き

右京さんが犬と戯れていました。笑

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これまでの相棒でも、右京さんは何度か犬と絡んでいます。

その度に犬を可愛がっていますので、たぶん右京さん、犬好きですね。笑

以上、今日は相棒season10第12話「つきすぎている女」についてでした。

 

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相棒シーズン10第11話。高橋克実の名探偵が再登場。

「名探偵再登場」

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相棒season10第11話のあらすじと感想

本日は、シーズン10第11話についてです。

相棒season10第11話のタイトルは「名探偵再登場」。放送日は2012年1月11日です。前話である第10話が元日スペシャルでしたので、この第11話が2012年では最初の通常版相棒になります。

タイトルから、シーズン5第10話「名探偵登場」で出てきたマーロウ矢木が出てくるのでは?と予測できますが。笑

では最初に、そんな第11話「名探偵再登場」のあらすじから紹介してみたいと思います。ざっくりですが。

大手探偵社の社長が何者かに殺害され、遺体となって発見されます。その参考人として、捜査一課に事情聴取を受けていたチャンドラー探偵社のマーロウ矢木。彼は事件が起きた時間に、殺害された社長の元妻と一緒にいたことから、そのアリバイを証明するために事情を聴かれていました。聴取を終えた矢木は神戸くんと共に事件を調べ始めます。一方右京さんは、米沢さんを伴い同じ事件を調べています。マーロウ矢木と特命係の捜査により、殺された社長はある大物資産家から調査依頼を受けていたことがわかり、事件は遺産相続に絡んだものである可能性も。また、殺害された社長の元妻には、あるバーのマスターと現在交際していて、その行動には不審な点も多々あります。果たして事件は遺産絡みなのか、怨恨なのか。特命係とマーロウ矢木が真実を暴き出します。

おおまかではありますが、だいたいこんな感じの内容です。

今回も面白かったです!!

私立探偵のマーロウ矢木は、今回が二度目の登場になります。初登場がシーズン5第10話「名探偵登場」でしたので、それ以来となる、かなり久しぶりの登場ですね。

前回の登場は亀山くん時代ですので、神戸くんシリーズでは初と言うことになります。ですのでマーロウ矢木と神戸くんは初絡みです。そして、この絡みがまた面白いんですよ。笑

神戸くんとマーロウ矢木の二人だけで聴き込みとか行く場面があるんですけど、神戸くんは完全に矢木に振り回される形ですね。陣川くんと神戸くんのパターンに少し共通した部分もあるかと。笑

途中から右京さんも合流し、特命係とマーロウ矢木の3人で捜査をしちゃいます。この3人で捜査をすると言うのが、もうこれだけでじゅうぶんに楽しめる内容です。

そしてもちろん、事件そのものの展開も面白いです。最後まで真相が読めませんでした。

結果的には、今回もマーロウ矢木の頭の良さと言うか、優秀さが光った内容ではないかと思います。おそらく右京さんは、マーロウ矢木の魂胆を知りつつ、それに乗っかった感じかと。マーロウ矢木初登場の回と全体的な流れは近いものがありました。

マーロウ矢木が中心となって展開する物語ですが、全編を通してとても楽しめました。

第11話、とっても面白かったです!

 

相棒season10第11話のゲスト出演者

それでは次に、第11話に主に登場したゲストさんを紹介したいと思います。

高橋克実(たかはしかつみ)

まず、私立探偵である「マーロウ矢木」こと、矢木明役で高橋克実(たかはしかつみ)さん。

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先ほども記述しましたが、シーズン5第10話「名探偵登場」以来、今回が二度目の登場です。ぱっと見は胡散臭い感じの探偵ですが、実はとても優秀なんです。高橋克実さん、ハマり役だと思います。胡散臭さが見事に出ています。笑

矢柴俊博(やしばとしひろ)

続いて、殺害された社長の元妻と交際していたバーのマスター、稲尾真木彦役で矢柴俊博(やしばとしひろ)さん。

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矢柴俊博さんはこれが二度目の相棒出演です。前回はシーズン5第4話「せんみつ」で、ほんのちょい役で出てます。がっつり登場したのはこれが初めてです。

 

今回の主なゲストさんを挙げるとしたら、この二名でしょうか。一番のメインはマーロウ矢木の高橋克実さんです。矢柴俊博さんがそれに続く形です。

他には、殺害された社長の元妻、栗山佳美役で陽月華(ひづきはな)さん、資産家の息子の嫁、福栄晴子役で松岡由美(まつおかゆみ)さんが、上の二名に次いで、登場時間は長かったかと思います。陽月華さんは元宝塚の女優さんみたいです。

 

名探偵マーロウ矢木が再登場

今回の目玉は、やはりなんと言っても、高橋克実さん演じる「名探偵マーロウ矢木」の再登場です。

右京さんの相棒が亀山くんだった時代、シーズン5で初登場し、活躍した人物です。

とても癖が強い探偵で、一見ダメな探偵風なんですけど、実はものすごく優秀で、頭の切れる探偵なんですよ。右京さんもその優秀さを見抜いています。

前回の登場時には亀山くんとの絡みが面白かった印象がありますが、今回は神戸くんと初対面です。

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前半は神戸くんと二人だけで行動する場面も。

この二人の絡みは面白かったですね。基本的に神戸くんは、マーロウ矢木に振り回される感じです。笑

矢木は神戸くんのこと「たけちゃん」って呼んでました。笑

マーロウ矢木はとても頭の切れる人物です。

そして、人情味があって優しいんですよね。

依頼人との約束は何があっても最後まで守る」と言う信念も持っていて、かっこいいんです。

前回の登場時は、特命係を巧みに誘導し、警察の力を使い、事件を解決に導きました。おそらく最善と思われる解決の形に上手く持って行くわけです。

今回も同様に、彼は特命係を巧みに誘導して事件を解決に導こうとします。おそらく右京さんは、それをわかった上で乗っかっている感じです。

神戸くんも、最初は矢木のことを胡散臭い男だと見ていたようですが、最後には「見かけによらず名探偵」だと言っていました。

マーロウ矢木も優秀ですし、特命係ももちろん凄いので、もしかしたらなかなか最強の組み合わせなのかもしれませんね。探偵と刑事の。

今回は三人でお酒を飲むシーンも。

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この三人が並んでいる姿は、なんだか和んでしまいますね。笑

マーロウ矢木は、特命係の部屋にも初めて訪れています。右京さんの席に座ってタバコまで吸ってます。笑

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なかなか貴重なシーンではないかと。

この時マーロウがタバコを消していた灰皿なんですけど、パンダの灰皿にも見えますね。もしかしたら角田課長の灰皿かもしれません。

また、捜査一課に事情聴取を受ける矢木の姿も。笑

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伊丹さん達ともしっかり絡んでいます。笑

今回もマーロウ矢木と特命係により、最後には真相が明かされ、事件は無事に解決します。おそらくマーロウ矢木が考えた、最善と思われる形で。

事件解決後、マーロウ矢木が右京さんと神戸くんに対し、印象的な言葉を掛けていました。

探偵と刑事との違いについてです。

隠しておくべき真実を、時には心に秘めておけるのが探偵で、隠しておけないのが刑事」と。

マーロウ矢木、かっこ良かったです!

是非また登場して欲しいです。

 

シーズン10第11話その他の見どころ

では続きまして、第11話のその他細かい見どころを挙げてみたいと思います。今回は二つだけ。

芹沢さんの復活

前話である元日スペシャル「ピエロ」で、銃で撃たれて負傷した芹沢さん。

今回、普通に登場してました。笑

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三浦さんや神戸くんの口から、怪我を気遣うような発言もありました。

時間軸が相棒の放送と同じだとしたら、10日くらいで退院して現場復帰したことになりますね。この第11話の放送は1月11日ですので。笑

芹沢さん、銃で撃たれたとは思えない、脅威の回復力です!!笑

でも大事に至らず、復帰できて良かったです。

神戸くんの遅刻癖

神戸くんは、どうやらやはり遅刻の常習犯のようですね。笑

これまでの回でも、何度かそれを思わせるような場面は出てきました。

僕はシーズン9第11話「死に過ぎた男」のレビューでも、それについて触れています。

今回も神戸くんは遅刻して出勤します。そして特命係の部屋には、なぜか右京さんではなくマーロウ矢木が…笑。

神戸くん、もしや遅刻の常習犯では?と、これまでも疑惑があったのですが、どうやらそれは間違いではないようです。笑

角田課長に「また遅刻か?」と言われてました。

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電話で右京さんにもチクリと言われていましたし。笑

神戸くん、真面目なんですけどね。

きっと朝は弱いんでしょうね。笑

以上、今日は相棒season10第11話「名探偵再登場」についてでした。

 

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相棒シーズン10第10話。斎藤工がクールでかっこいい!

「ピエロ」

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相棒season10第10話のあらすじと感想

本日は、シーズン10第10話についてです。

相棒season10第10話のタイトルは「ピエロ」。放送日は2012年1月1日です。2012年一発目の相棒であり、元日の2時間半スペシャルで放送されたものです。正式なタイトルは「ピエロ~オペラ公演中にバスジャック誘拐道化師が微笑む夜に、最悪の事件が始まる」です。長いです。笑

バスジャックから何やら大きな事件が展開して行きそうなタイトルですね。2時間半スペシャルですので、なかなかボリュームのある内容かと思います。

ではまず初めに、ざっくりではありますが、第10話「ピエロ」のあらすじから書きたいと思います。

年の瀬の12月30日。オペラハウスから、キッズグラブの子供7人と引率者1名が、ピエロに扮した男とその仲間によりマイクロバスで誘拐されます。また、その他に偶然バスに乗り合わせた男性1名も。そして、たまたまオペラハウスを訪れていた神戸くんがピエロに不審な点を抱き追い掛けたところ、神戸くんも誘拐されてしまう事態に陥り、その後全員が山中の廃屋に監禁されてしまいます。犯人グループの首謀者と見られる男は、防衛大出身のエリートで、テロリストとしてもマークされていた男です。なんとか情報を外に伝えようとする神戸くん。一方、神戸くんと連絡が取れないことを不審に思った右京さんも動き出します。そして誘拐の事実が明らかになり、犯人から20億円の身代金と言う要求が突きつけられ…神戸くんは子供たちを守り脱出することができるのか?右京さんは犯人に辿り着き、人質を救うことができるのか?誘拐犯vs特命係の闘いの行方は?

おおまかではありますが、だいたいこんな感じの内容になります。

2時間半と言う大ボリュームでの元日スペシャル

めちゃめちゃ面白かったです!!

これは名作と呼んでしまって良いのではないでしょうか。

シーズン5の元日スペシャルに「バベルの塔」と言うのがあるのですが、これが名作なんですよ。そして今回の「ピエロ」は、それに匹敵するのでは?と言うくらいの名作だと思います。

内容、展開、スリル、スピード感、どれをとっても素晴らしい完成度ではないかと。

見ていてドキドキハラハラもしますし、もう目が離せません。

また、今回の誘拐事件の主犯格が、クールで知的でかっこ良かったりもするんですよ。その主犯格の男と神戸くんの対決、右京さんの対決は、めちゃめちゃ見ごたえがあります。

神戸くんは監禁されている中側、右京さんが外側と言う設定も面白いです。それぞれの闘い方で、なんとか事件を解決しようとするんです。

主犯格の男以外にも、元日スペシャルだけあってゲスト陣も豪華です。それだけでもけっこう楽しめます。

国防だったり格差社会だったり、そう言った政治的、社会的な背景なども盛り込まれていました。おなじみの警視庁vs警察庁と言う図式も登場しました。

最後はちょっと切ない物語なんかもあり、相棒っぽい結末でもありました。

貴重なシーンも色々あり、見どころ満載の元日スペシャルです。

相棒はどのストーリーも面白くて好きですが、中でも名作と呼べるくらい、頭一つ飛び出た作品がいくつかあるかと思います。個人的にこの「ピエロ」は、そんな名作の一つに挙げられる作品だと思います。

大満足の元日スペシャルでした。

とっても面白かったです!!!

 

相棒season10第10話のゲスト出演者

それでは次に、第10話に主に登場しゲストさんを紹介したいと思います。今回はゲストさんも豪華です。

斎藤工(さいとうたくみ)

まず、誘拐犯グループの一人で、ピエロに扮して子供たちを誘拐した男、速水智也役で斎藤工(さいとうたくみ)さん。

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斎藤工さん、かっこ良かったですね~!知的でクールで頭のキレる男の役です。今回の特命係の最大の敵です。神戸くんとの闘い、右京さんとの闘いは面白かったですね~。

 

吉田栄作(よしだえいさく)

続いて、誘拐犯グループの首謀者と見られた防衛大出のエリート、草壁彰浩役で吉田栄作(よしだえいさく)さん。

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吉田栄作さん、久しぶりにお見掛けした気がします。役柄としては、劇場版Ⅲで伊原剛志さんが演じていた、民兵のリーダーに近いものがあったかと。吉田栄作さんもかっこ良かったです。

 

遠藤要(えんどうかなめ)

続いて、誘拐犯グループの一人、山田猛役で遠藤要(えんどうかなめ)さん。

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遠藤要さん、犯人グループの中では、一番暴力的な感じの役でした。そこまで目立つ感じのゲストと言うわけではありませんが、人質にとっては脅威な感じのちょっと怖い犯人役でした。

 

大橋のぞみ(おおはしのぞみ)

続いて、誘拐された子供の一人、島村加奈役で大橋のぞみ(おおはしのぞみ)さん。

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崖の上のポニョ大橋のぞみちゃんです。相棒にも出てたんですね~!大橋のぞみさんは、残念ながらこの相棒が放送された年、2012年の3月に女優を引退していますので、引退直前の出演だったことになります。とても可愛らしい子役で出てました。

 

遠藤雄弥(えんどうゆうや)

続いて、偶然マイクロバスに乗り合わせ、誘拐されてしまった男性、平野亮太役で遠藤雄弥(えんどうゆうや)さん。

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失礼ながら僕は知らない俳優さんだったのですが、今回の事件では鍵を握る人物として出演しています。

 

この他にも何人か、ちょい目立つ感じのゲストさんはいましたが、主なゲストさんは上記5名でしょうか。お笑い芸人のザブングルが二人ともちょい役で出ていましたが、そちらは後述させて頂きます。

 

斎藤工のピエロvs窓際の天才

今回、なんと言っても印象に残ったのが、ピエロに扮して子供たちを誘拐した犯人を演じた、斎藤工さんではないでしょうか。

特命係にとっては憎むべき犯人であり、手強い相手でもありました。

しかしながら、かっこ良かったんですよ。

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めちゃめちゃ頭が切れる男で、クールです。それだけではなく、実は優しい一面もあったりするんです。

ピエロに扮している姿はちょっと狂気じみた感じがあって怖かったですけどね。ピエロって怖いですよね。笑

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そして、この犯人は誘拐事件を起こした背景にも、ちょっと切なくなってしまうような理由があったりするんです。

かと言って犯罪は犯罪ですし、どん理由があれ許されるものではありません。右京さんも最後にはそう諭していました。

この相棒が放送されたのが2012年の元日です。今でこそ斎藤工さんは超人気の俳優さんですが、この頃はまだブレイクの少し前くらいではなかったかと。「斎藤工 ブレイク」で検索すると、「昼顔」と言うドラマが出てきますので、それが放送されたのが2014年です。ですので、まだこの相棒に出た頃は、知名度もそこまで高くはなかったかと思います。

もしかしたらこの相棒が、ブレイクのきっかけにはなっていたのかもしれないですよね。

それくらいピエロの役がかっこ良かったので。

まさかこの後、2016年の大晦日に、サンシャイン斎藤をやるとは誰も考えていなかったとは思いますが。笑

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(画像出典:www.youtube.com)

相棒でのクールな役と、サンシャイン斎藤のギャップが凄すぎます。笑

そんな斎藤工さん演じる犯人ですが、彼の計画は完璧かと思いきや、そこに立ちはだかったのが、神戸くんと右京さんの特命係なんです。

神戸くんは囚われの身ですが、そんな状況でも頭の良さを発揮して、外にいる右京さんに情報を伝えようと頑張ります。神戸くんの頭の回転の速さなども際立っていたのではないかと思います。

神戸くん、途中で斎藤工さんに殴られて怪我もしちゃいましたが。

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そして右京さんは、斎藤工さん演じる犯人に「窓際の天才」と呼ばれます。

今回は右京さんも超大活躍でした。ほぼ右京さんの指揮で、警視庁が動いていた感じもしますね。笑

内村刑事部長や中園参事官も、今回は全面的に右京さんの意見や指示に従っていた感じがあります。笑

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大河内さんも特命の部屋で右京さんのお手伝いをしていますし、角田課長も加わっています。角田課長は途中で寝ちゃいましたが。笑

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また、伊丹さんと右京さんが二人で捜査をする場面もちょいちょい出てきて、何故だか僕は和んでしまいました。笑

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そして、この闘いを制したのはもちろん特命係です。

手強い敵でしたが、右京さんと神戸くんが勝ちます。

しかし、最後のシーン、格差社会に一石を投じようとした犯人の気持ちがなんだか切なくて…。

斎藤工さん、とても印象的な犯人でしたので、是非また相棒でも登場して欲しいです。

 

芹沢さん撃たれる

ストーリーが面白過ぎたり、斎藤工さんがかっこ良かったりして、印象としてはちょっと弱かったのですが、相棒史上で今までになかった大きな事件が起きました。

それは、芹沢刑事が撃たれると言う大事件です。

犯人を追った芹沢さんが、突然銃で撃たれてしまうんですよ。

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幸い弾は貫通していて、命は助かりました。無事で何よりです。

これまで捜査一課トリオが負傷して命の危険に晒されると言う事態はなかったので、初めての大事件です。

芹沢さんは撃たれる前、いつものごとく大晦日は彼女と過ごすつもりだったのですが、誘拐事件発生のためそれが叶わず、彼女に電話で怒られてましたね。笑

しかしまさかの銃で撃たれると言う事態になり入院。

そこに彼女がお見舞いに訪れてたみたいで、そのツーショット写真が伊丹さんの携帯に送られ…笑。

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芹沢さんの彼女、初登場です!!

写真だけではありますが、ついに顔が出ました。笑

今までその存在だけは何度か話題に上がったのですが、こんな感じの女性だったんですね。

けっこう美人さんですね。笑

芹沢さん、無事で良かったです。

 

シーズン10第10話その他の見どころ

では次に、第10話のその他細かい見どころを、あれこれと挙げてみたいと思います。今回は多いです。

大橋のぞみが可愛い

現在は芸能界を引退してしまいましたが、子役として大活躍していた大橋のぞみちゃん。

崖の上のポニョで歌を歌っていた子です。

その大橋のぞみちゃんが、人質の子供の一人として登場するんですけど、これがまた健気な感じで可愛いんですよ。

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とてもしっかりした子で、頭も良く、何かと神戸くんをフォローしてくれます。

また、神戸くんもこの子を気に掛けています。

神戸くんは子供に優しいですからね。

引退前の大橋のぞみちゃんを、相棒で見ることができて良かったです。

いつかまた女優として復帰して欲しいですね。

 

ザブングルが登場

お笑い芸人の「ザブングル」が、神奈川県警の警察官として、コンビで出演していました!ちょい役ですが。

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カッチカチやで~の加藤歩さんと、運動神経悪い芸人でもおなじみの松尾陽介さんです。笑

相棒ってたまにお笑い芸人さん出演しますよね。

今後もどんな芸人さんが出るのか楽しみです。

 

右京さんが神戸くんのGT-Rを運転

神戸くんの車、GT-R

なんとそれを今回、右京さんが一人で運転すると言う貴重なシーンが。

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右京さんの運転シーンはたま~に出てくるのですが、神戸くんの車を運転するシーンは初めてです。

これはなかなか貴重ですね~。

もしかしたらこの一回限りではないかと。

 

右京さんの読唇術

人質となった神戸くんの映像を解析する右京さん、米沢さん、大河内さん。

神戸くんの口の動きから、神戸くんが伝えようとした情報を読み取ります。

いわゆる読唇術と言うやつですね。

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そして右京さん、この口の動きだけで、神戸くんが何を喋っているのか突き止めてしまうんですよ。米沢さんと大河内さんも同じく分析に成功していました。

やっぱり右京さんは凄いですね。

そして、映像を使って外部に情報を流そうとした神戸くんも凄いです。

 

神戸くんがライター?

人質となって監禁された神戸くんが、ライターを持ってました。

暗闇での灯りとしてライターを使っていたのですが、神戸くんいつもライターを持ち歩いているのでしょうか?

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神戸くんはタバコを吸いませんので、通常タバコを吸わない人はライターは持ち歩いていないのでは?とは思うのですが、どうして神戸くんライター持ってたんでしょうね。

と、疑問に思っていたのですが…

なんとコメント欄にて、その答えを頂きました。

神戸くん、犯人グループのところに水をもらいに行った際に、転んだ振りをしてライターを拾って来たとのこと!

確かにそのシーンありましたね!!

僕はうっかり見逃してしまいましたが、教えて頂きありがとうございます。謎が解けました。

 

特殊班の吉岡さん久しぶりに登場

僕は個人的に「相棒の密かな準レギュラー」と呼んでいる、坂田雅彦(さかたまさひこ)さんが演じる特殊班の班長、吉岡琢磨

彼が久しぶりに登場しました。

一瞬だけの登場でしたが。笑

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前回の出演が、シーズン8第11話「願い」でしたので、かなり久しぶりの登場となります。

吉岡さん、変わらず元気そうで何よりです。笑

 

年明けの特命係

年末から誘拐事件の解決に奔走した特命係。

結局今回も、そのドタバタのまま年を越してしまったようです。

で、年を越した二人の会話がちょっと印象的でした。

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右京さんが神戸くんに対し「神戸くん、今年もよろしく」と。

それに対し神戸くんは「こちらこそよろしくお願いします」と。

僕はリアルタイムでこの元日スペシャルを見ていないのですが、これを見ていた人は、お正月から幸せな気持ちになったんじゃないかな~と。笑

以上、今日は相棒season10第10話「ピエロ」についてでした。

 

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相棒シーズン10第9話。特命係が硫化水素で殺されかける

「あすなろの唄」

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相棒season10第9話のあらすじと感想

本日は、シーズン10第9話についてです。

相棒season10第9話のタイトルは「あすなろの唄」。放送日は2011年12月14日で、2011年最後の相棒となります。あすなろとは木の名前ですが、相棒ではどのような意味で使われているのでしょうか。

では最初に、第9話「あすなろの唄」のあらすじから紹介したいと思います。ざっくりですが。

大学の微生物研究室で、教授が遺体となって発見されます。教授は心臓に持病を抱えていたため、それが原因で事件性はないと当初は考えられます。しかし現場を訪れた右京さんは、遺体の匂いに不審な点を抱き、神戸くんとともに捜査を開始することに。右京さんは遺体の匂いから、死因は硫化水素ではないかと疑うんです。亡くなった大学教授は、石油に代わるエネルギーとしてバイオ燃料の研究をしていた人物で、右京さんも彼の研究には関心を持っていたようです。そして疑いの目は、共同研究者である客員教授に向けられることに。果たして彼が硫化水素を使い教授を殺害したのか?だとしたらその方法や理由は?特命係が真相を明るみにします。

おおまかなあらすじにはなりますが、だいたいこんな感じの内容です。

毎回同じ感想で申し訳ないのですが…

今回もやっぱり面白かったです!!笑

この第9話の2つ前、第7話「すみれ色の研究」も、舞台は研究室でしたし、研究者に焦点が当てられた話でしたので、それに続いてまたしても研究室や研究者がメインになる話でした。続けますね~。こんな攻め方もしてくるんですね、相棒は。笑

舞台となった研究所は、石油に代わるバイオ燃料の研究をしています。それが成功すれば、エネルギー革命が起きるくらい大きな研究なんです。ですので、それに関わる人々の思惑が行き交ったりすれ違ったりして、そこから事件が起こってしまうんです。

題材としても面白かったのですが、日本の優れた技術が海外流出してしまう、と言う事態に関しての問題提起も含まれていた回でもあったかと思います。ちょっとだけ犯人の気持ちがわかってしまったりもしました。どんな事情があれ犯罪はいけませんが。

そしてもちろん、特命係が事件を解決して行く過程も楽しめます。右京さんが犯人ではないかと目を付けた客員教授が、これまたなかなか手強い相手なんですよ。一筋縄では行かずに、特命係との対決も面白かったです。最後はもちろん右京さんがその上を行き、真相が暴かれるわけですが。

その他にも、ちょっとした見どころも何かとあった回でもありました。

第9話、存分に楽しませて頂きました!

面白かったです。

 

相棒season10第9話のゲスト出演者

それでは次に、第9話に主に登場したゲスト出演者さんを紹介したいと思います。今回メインで登場したのは一名のみになります。

利重剛(りじゅうごう)

大学の研究室でバイオ燃料の研究をしている客員教授、栗田加寿実役で利重剛(りじゅうごう)さん。

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映画やドラマなどでお見掛けする俳優さんですが、失礼ながら僕はお名前を初めて知りました。利重剛さんとおっしゃるんですね。変わったお名前ですね。利重剛さんは、金八先生などの脚本家である小山内美江子さんの息子さんとのこと。こちらも僕は初めて知りました。

今回主に登場するのは、この利重剛さん演じる教授のみです。他にはこれと言って目立った感じのゲストさんはいない回でした。

 

あすなろの唄とバイオ燃料

第9話のタイトルは「あすなろの唄」です。

これは、遺体となって発見された教授が、バイオ燃料の研究の際に使う微生物たちを我が子のように想い、歌っていた歌なんです。

この歌は相棒のオリジナルかな~と思ったら、実際にある歌でした。

僕は「あすなろ」と言う言葉は聞いたことがあったのですが、その意味は知りませんでした。

あすなろは木の名前で、檜(ヒノキ)に似た木のようですが、漢字で書くと「翌檜」だそうです。諸説あるようですが、「明日はヒノキになろう」と言う意味が込められているとか。

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今回の相棒では、研究している微生物たちが、石油の代わりとなるエネルギーになることを夢見て…と言ったようなニュアンスで使われていました。明日の石油になる技術だと。

バイオ燃料の研究が成功すれば、石油に代わるエネルギーとなり、日本は世界有数の産油国になれると。

実際にもそのような研究は行われているかと思うのですが、本当に石油に代わるくらいのものが産み出されれば、大きなエネルギー革命へと繋がります。

石油を輸入に頼っている日本としては、とても大きな効果を生む研究です。

しかし、その研究や技術が海外に流出してしまうのでは?と言う大きな問題が生じ、それが今回の事件の根幹となります。

右京さんと神戸くんの活躍により、この事件は無事に解決するのですが…エネルギー革命に繋がるかもしれない研究は、残念ながらぽしゃってしまうと言う結果になってしまいました。他に何かもっといい解決法さえあれば、と僕は思ってしまいました。

相棒では残念な結果になってしまいましたが、ぜひ現実の世界でも、バイオ燃料が石油に代わる日が来ることを願っています。

 

特命係、硫化水素で殺されかける

バイオ燃料を作り出す際に生じる「硫化水素」が今回の事件解決の謎を解く大きな鍵となっていました。

一度は病死と判断された遺体から、右京さんがわずかな硫化水素の匂いを感じ取り、事件性を疑ったわけです。とても危険な毒物で、硫黄に近い匂いがするとか。

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右京さんの嗅覚も凄いですね。

硫化水素が殺人に使われたのでは?と考えた右京さんは、証拠を掴もうとするのですが、それがなかなか簡単には行かないんですよ。けっこう苦戦します。米沢さんフル回転でした。笑

そしてもちろん、最後は特命係が犯人を追い詰めます。

しかし追い詰められた犯人は、とんでもない暴挙に出るんです。

なんと右京さんと神戸くんが、硫化水素で殺されかけると言う事態が発生するんですよ。ネタバレで申し訳ありませんが…笑。

これで特命係が殺されてしまったら、その時点で相棒は終了ですので、もちろんそんなことはありません。無事に回避します。笑

右京さんは犯人の行動を読んでいて、なんとガスマスクと言いますか、防毒マスクを持ってるんです。

こちら、貴重な右京さんと神戸くんの防毒マスク姿です。笑

まずこちらが右京さん。

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そしてこちらが神戸くんです。

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部屋に閉じ込められて殺されかけたのですが、神戸くんが鞄を持っていましたので、おそらくその中にマスクを入れていたんだと思います。

この防毒マスクは、シーズン6第17話「新・Wの悲喜劇」でオセロの中島知子さんが持ってたり、裏相棒第一夜「茶色の小瓶」で米沢さんが装着していたのと同じものかな~と思い調べてみたのですが、少し形が違うマスクでした。

これまでに、亀山くんと米沢さんは、亀山くん卒業の「レベル4」で防護服を着ていましたが、右京さんと神戸くんの防毒マスク姿は初めてです。

普段なかなか見れない絵が見れて嬉しかったです。笑

 

シーズン10第9話その他の見どころ

それでは次に、第9話のその他細かい見どころを、いくつか挙げてみたいと思います。

寝かせてもらえない米沢さん

硫化水素の分析などを右京さんに依頼された米沢さん。

徹夜で仕事を終え、やっと寝れると思った矢先に、またしても右京さんから頼まれごとをして、寝れないんですよ。笑

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米沢さんがちょっとかわいそうになるくらいです。笑

右京さんは人使いが本当に荒いです。笑

本当は帰って眠りたいであろう米沢さんですが、頼まれるときっと断れないんでしょうね。ちゃんと右京さんに協力してくれていました。全く寝ることもせず。

米沢さん、ご苦労さまです。

 

三浦さん英語が喋れるの?

捜査一課トリオが、外国人に聞き込みをしていました。

その際に、なんと三浦さんが英語で会話をしてたんですよ。

そこまで難しいやりとりではなかったのですが、スラスラと英語で話してたんです。

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もしや三浦さん、けっこう英語が堪能なのかもしれません。FBIに出向していたこともあるみたいですので、ペラペラな可能性も。

その様子を見ていた伊丹さんは、驚いているような、なんとも言えない表情で三浦さんを見ていましたが。

過去に伊丹さんが英会話教室に通い、その先生に恋をした話を思い出してしまいました。

シーズン1第9話「人間消失」ですね。

三浦さんが英語を話すシーンが今後も出てくるのかどうか。注目したいです。

 

右京さん神戸くんに親指を立てる

親指を立てる「グー」のポーズ。

サムズアップと呼ばれるやつですね。

最後のシーンで、右京さんが神戸くんに向かい、これをやったんですよ。

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過去にも、右京さんと亀山くんが二人でこれをやったシーンがありましたので、それを思い出してしまいました。

右京さん、どんな時にこのポーズが出るんでしょう?笑

かなり嬉しい時なんでしょうね、きっと。笑

ちょっと印象的だったので、載せてみました。

以上、今日は相棒season10第9話「あすなろの唄」についてでした。

 

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相棒シーズン10第8話。報道カメラマンの魂と傍観者効果

「フォーカス」

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相棒season10第8話のあらすじと感想

本日は、シーズン10第8話についてです。

相棒season10第8話のタイトルは「フォーカス」。放送日は2011年12月7日です。フォーカスとは「ピントや焦点」と言う意味で、カメラなどでよく使われる言葉ですが、相棒ではどのような意味を持つのでしょうか。

それではまず、おおまかにではありますが、第8話「フォーカス」のあらすじから紹介します。

通り魔事件の瞬間を撮影した一枚の写真が週刊誌に掲載されます。その数日後に写真を撮ったカメラマンが何者かに殺害され遺体となって発見されると言う事態に。通り魔事件の犯人は現在も逃走中だったため、その犯人がカメラマンを殺害した可能性もあります。一方、殺害されたカメラマンは、過去にも飛び降り自殺の瞬間など、スクープ写真を撮影している報道カメラマンだったため、彼の写真を快く思わない人間も。彼は自身の写真展を間近に控え、その開催直前に殺害されました。果たして彼を殺したのは誰なのか?特命係が真相を究明します。

ざっくりですが、だいたいこんな感じの内容になります。

今回も面白かったです!!

本当に相棒は色々な攻め方をしてきますので、飽きさせないですね。脚本家の方々は凄いな~と思います。

今回は、報道カメラマンと言うものにスポットが当てられた物語でした。事件や事故の決定的瞬間を撮影するカメラマンの魂や想い、そして信条。

報道カメラマンと言うものについて、僕も少し考えさせられるような回でもありました。

さらには、元警察官と不良少女の交流だったり、事件が目の前で起こっているのに、それを無視して通り過ぎてしまう人々の傍観者効果

事件に関わる人々の色々な想いが交錯した物語でした。

いつものごとくどんでん返しが待っているわけですが、終わり方としては切ないと言うか、やりきれないものが残るパターンでした。もっとお互いを理解していれば、防げた事件なんじゃないかって。

最後のシーンでは、カメラマンの真意や想いが伝わってきて、不覚にも僕はちょっと泣きそうになってしまいました。

温かくも切ない第8話でした。

 

相棒season10第8話のゲスト出演者

では続いて、第8話に主に登場したゲストさんを紹介したいと思います。今回は、最初からがっつりと「この人がメインのゲストさん」と言う人物がいない回ではありました。それでも登場時間の長さなどを踏まえ、一名紹介したいと思います。

佐川満男(さがわみつお)

元地域課の警察官で、現在は交番相談員をしている谷川正良役で、佐川満男(さがわみつお)さん。

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失礼ながら僕はこの俳優さんは知らない俳優さんでした。今回もがっつりメインと言うわけではありませんが、敢えて挙げますと、この佐川満男さんが一番のゲストさんだったかな~と思います。

 

他には、報道カメラマンの有沢広明役で、比留間由哲(ひるまよしのり)さん、過去にビルから飛び降り自殺をした女性、内海佳苗役で戸井智恵美(といちえみ)さんが、ちょいメインで登場する感じでしょうか。

 

報道カメラマンの魂

事件現場や事故現場など、いわゆる報道写真を撮影する報道カメラマン

戦争を撮影する戦場カメラマンなんかも、それにあたります。

今回登場したカメラマンは、事件や事故の決定的瞬間を多く撮影しているカメラマンです。

報道写真に関しては、昔から「報道か人命か」と言う問題が議論になったりすることがあります。

僕がまず思い出してしまったのは、ピューリッツァー賞を受賞した後に自殺した、ケビン・カーターと言う人が撮影した「ハゲワシと少女」です。

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(画像出典:natgeo.nikkeibp.co.jp)

内戦が続くスーダンで、痩せ細った少女を狙うハゲワシの姿を収めた写真です。スーダンの飢餓を伝えるための報道写真ですが、「なぜ少女を助けなかったのか」と批判に晒された問題の写真です。

今回登場したカメラマンも、通り魔の瞬間を撮影したり…

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飛び降り自殺の瞬間を撮影したり…

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おそらく、批判も受けるであろう写真を撮影しています。

しかし彼は、それと同時に、被害者が笑顔で笑う写真だったり、事件を傍観する人々の写真も撮影しているんです。

悲劇を伝えたい

そこには、そんな報道カメラマンの想いがあるんです。

写真と言う媒体を通して「悲劇」を伝えることに、彼は信念を持っています。

もちろん、報道写真に関しては、現在も議論の的となることもあるかとは思いますし、様々な考え方はあると思います。

しかし、そのようなカメラマンがいるからこそ、その悲劇が第三者に伝わることもあるんだろうなって。

そんなことを考えさせられる回でした。

 

傍観者効果

傍観者効果」と言う言葉が右京さんの口から語られました。

この言葉を僕は初めて知ったのですが…

事件に際し、自分以外に多くの人間が周囲にいる場合、率先して自分が行動しようと言う考えが薄れてしまう」行為とのこと。社会心理学の用語で、集団心理の一つらしいです。

今回起きた通り魔事件は、朝の通勤で行き交う人々がたくさんいる中で発生しました。

一人の女性が突然刺されて倒れ込むのですが、誰も彼女を助けることもしませんし、犯人を追うこともしないんです。

皆、まるで何も見えていないかのように通り過ぎてしまうんです。

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客観的に見ていますと、そんなことあり得ないだろ?と思ってしまうのですが…。

僕も実際その場にいたら、この「傍観者効果」により、何もしないと言う可能性があるのかもしれません。それはじゅうぶんに起こり得ることなのかも、と。

集団心理と言うのは本当に恐ろしいものですよね…。

そして、今回登場した報道カメラマンは、通り魔事件の決定的瞬間を撮影しているのかと思いきや…

なんとその写真は、倒れこむ女性の横を素通りする傍観者達に焦点(フォーカス)が当てられたものだったんです。

ネタバレしまくりですみませんが…汗。

報道カメラマンの魂を感じた瞬間でした。

 

シーズン10第8話その他の見どころ

では次に、第8話のその他細かい見どころを挙げてみたいと思います。今回は二つだけ。

見たことない部屋が登場

警視庁内で、今まで見たことない部屋が登場しました。

誰も使っていない部屋で、半分倉庫みたいになっている部屋でした。

もしかしたら、保管庫的な部屋なのかもしれません。

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もしかしたら以前も出てきたことあるのかもしれませんが…

僕が覚えている限りは、この部屋が出てきたのは初めてですね。

だから何だと言われてしまいそうな見どころですが…笑。

テーブルの下からのアングルで

特命係の部屋で、右京さんのチェス盤が置いてあるテーブルがあります。

右京さんの机の隣りに置いてある透明のテーブルですね。

今回、その透明のテーブルの下から、と言うアングルで右京さん、神戸くん、角田課長が話している絵が映し出されました!

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これももしかしたら以前も出てきているのかもしれませんが…

僕は今回初めて気付きました。

新鮮なアングルだったので。笑

カメラの位置やアングルがいつもと違うだけで、なんだか新鮮な感じがしますね。

相棒はこう言うちょっとしたところでも、見ている人を飽きさせない工夫をしているんだと思います。

さすが相棒!

以上、今日は相棒season10第8話「フォーカス」についてでした。

 

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相棒シーズン10第7話。神戸くんが右京さんを殴る。

「すみれ色の研究」

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相棒season10第7話のあらすじと感想

本日は、シーズン10第7話についてです。

相棒season10第7話のタイトルは「すみれ色の研究」。放送日は2011年11月30日です。タイトルからだけでは内容が全く推測できないですね。ちょっとお洒落な研究な感じもしますが。笑

では最初に、簡単にではありますが、第7話「すみれ色の研究」のあらすじから行きたいと思います。

右京さんが大学時代にチェス部で一緒だった友人から、相談があると電話が掛かかってきます。彼は植物遺伝子工学の研究者で、現在は民間の研究施設で働いています。相談と言うのは、彼の勤務する研究所が、国からの補助金を不正に受け取っているのでは?と言う内容です。一方神戸くんは、右京さんの友人である研究者と共同研究者だった女性が、数日前に自殺していることを知り、殺人事件の可能性を疑い捜査を始めます。そして疑惑の目は右京さんの友人である研究者に。研究費の不正受給を調べる右京さんと、共同研究者の自殺を調べる神戸くん。それぞれの捜査がやがて一本の線で繋がり…。特命係が真相を暴き出します。

ざっとではありますが、だいたいこんな感じの内容になります。

今回も面白かったですね~!

まず、右京さんの大学時代の友人が登場するのはこれで二度目です。どちらもチェス部の友人で、最初に登場したのはシーズン1第9話「人間消失」で登場した、篠井英介さん演じる森島つよしです。今回出てきた研究員が二人目ですね。

前回もその友人からの相談と言う形で物語が始まりましたが、今回も同様の流れで始まります。

そして、右京さんと神戸くんが別々に捜査を進めるパターンでした。完全に別々と言うわけではなく、ちょいちょい絡みながらではありますが。

それぞれの捜査が最後には一点に繋がって行く系です。

相棒では定番の大どんでん返しも待っています。今回は少々唐突などんでん返しではありましたが。笑

一人の研究者とその家族の、切なくなるような物語もあります。最後はあったかい気分になる終わり方でした。

また、右京さんと神戸くんが対立する場面が何度も出てくるのですが、その過程で今までの相棒史上では初めての大事件も発生します。笑

中心となるストーリーの他にも、何かと楽しめる点が多かった回ではないかと思います。

第7話、満喫させて頂きました!

 

相棒season10第7話のゲスト出演者

それでは次に、第7話に主に登場したゲスト出演者さんを紹介したいと思います。今回は一名のみです。

柴俊夫(しばとしお)

右京さんの大学時代の友人で、植物遺伝子工学研究所の研究員、加藤誠役で柴俊夫(しばとしお)さん。

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テレビや映画でよくお見掛けする俳優さんですが、失礼ながら僕はお名前を初めて知りました。右京さんとは東大時代にチェス部で一緒だった友人と言う設定です。優秀な研究者です。

今回主に登場するゲストさんは、この柴俊夫さん一名になります。

他には、柴俊夫さん演じる研究員の高校生の娘、加藤美咲役で岡野真也(おかのまや)さんが、ちょいメインな感じで出ています。

 

娘を想う父の研究

右京さんが東大時代にチェス部で一緒だった友人、加藤誠は植物遺伝子工学の研究者です。

元々は東大の研究室にいたらしいのですが、そこも離れて現在は民間の研究所に移ったようです。

優秀な研究者だったようで、ノーベル賞を取ると言う野心も持っていたようです。右京さんの口から語られていました。

そんな彼が今回右京さんに相談を持ち掛けたことから、物語が始まって行きます。

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これまでの相棒で、右京さんの学生時代の友人が登場したのは一度だけでしたので、今回が二度目です。

右京さんの友人が出てくると言うだけで、かなり貴重な回でもありますね。笑

彼は優秀な研究者ではありますが、かつて抱いていたノーベル賞を取るなどの野心は既に捨てているんです。

多少ネタバレにはなってしまいますが、あらゆる野心を捨てて、「HTLV-1」と言う病気に有効なものを作り出す研究に、人生を全て掛けているんです。

この「HTLV-1」と言う病気なのですが、実際にある病気とのこと。僕は初めて聞いた病名です。これまで知りませんでした。

「ヒトT細胞白血病ウイルス」と言うもので、白血病を引き起こすウィルスとのこと。世界では推定3000万人以上の感染者がいると言われているようです。

ただし、このウィルスを保有しているからと言って、必ずしも発症するわけではないとのこと。その95%の人は発症しないみたいなんです。つまり発症率は5%と言うことですね。

そして、こちらもネタバレではありますが、その研究者の娘が感染しているんです。

発症率は低いとは言え、感染している100人に5人は発症するわけですから、それがいつ娘の身に振りかかるかわかりません。

ですので、そのウィルスに有効なものの研究に人生を掛けているんです。

本当は他にも研究したいことがあったり、ノーベル賞への野心とかがあったであろうに、それを全て捨てて。

そして彼は「ローズマリー」にその可能性を見出しているんです。

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実際にも、そのような研究がされているみたいですね。

彼の研究室にもローズマリーがあり、それを触ろうとした右京さんは怒られてましたが。笑

タイトルの「すみれ色」はローズマリーからきていたんですね。

娘を想う父の気持ちに、心を打たれるものがありました。

是非この研究が成功して、彼の娘が確実に病気を発症しないことを願っています。

 

神戸くんが右京さんを殴る

これまでの相棒ではかつて一度もなかった、衝撃のシーンが登場しました。

それは…

神戸くんが右京さんを殴ると言う場面です。

亀山くんの時代から、右京さんとその相棒が対立することは何度かありました。神戸くんも。

しかし、その対立から暴力沙汰にまで発展したことは一度もありません。

それが今回、ついに神戸くんが手を出しました!!

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神戸くんのパンチが右京さんの左頬に…!

右京さん、口の端が切れてる感じで、怪我までしちゃってます。笑

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もちろんこれには裏があるんですけどね。

ガチで喧嘩したわけではなく、捜査のためではあったのですが。笑

右京さんと言い合いになった神戸くんは、右京さんに「残念ながら、君のことが信用に足ると思ったことなど一度もありませんよ」と言われます。そして暴力に訴えるんです。

なかなか衝撃的なシーンでした。

後日この件に関して、右京さんは神戸くんに「強く殴り過ぎですよ」と苦情を。笑

滅多に見られない、特命係の殴り合いシーンでした。

 

シーズン10第7話その他の見どころ

では次に、第7話のその他細かい見どころを、あれこれと挙げてみます。

右京さん小説で賞を取る

右京さんは大学時代、推理小説を書いて賞を取ったことがあるみたいです。

チェス部時代の友人である研究者がそう言ってました。

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シーズン4第8話「監禁」の時には、右京さんが中学生時代に書いた「亡霊たちの咆哮」と言う小説が、大学の同人誌に載ったと言う話が出てきましたが、右京さんその後もずっと小説書いていたんですね。

少なくとも大学時代までは書いていたことになります。

賞を取ったと言うことは、きっと面白い内容だったんだろうな~と。

是非右京さんの書いた小説、読んでみたいですね。

右京さん偽名を使う

右京さんが、偽名を使い、偽の肩書で聞き込み捜査をしていました。

今回使ったのは、「環境エネルギー開発の川村」と言う肩書と偽名です。笑

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以前にも右京さんは、シーズン8第17話「怪しい隣人」の時に、警備システムの営業マンと言う偽の肩書で捜査をしていまたが、右京さんの偽名や偽の職業は、かなり胡散臭く見えてしまいます。笑

やっぱり刑事が一番似合っているんでしょうね、きっと。

角田課長の朝食と弁当

角田課長が、朝ごはんにバナナを食べていました。

バナナを食べながら特命の部屋に入ってきましたね。笑

しかも、一房持ってました。笑

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どうやら角田課長、寝坊したみたいで、朝飯を買うお小遣いをくれと嫁さんに言ったところ、バナナを持たされたみたいです。笑

さらには角田課長の愛妻弁当も登場!

しかし…

中身は夕飯の残りの肉じゃがで、ほぼ芋だけだったようです。笑

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さらにおかずはこの一種類のみ。笑

角田課長、家庭では虐げられてますね。笑

そして、お弁当を包んでいた布なのですが、なんとこちらにもパンダのプリントが!!笑

角田課長、パンダ大好きですね。笑

さらにはこのシーン、角田課長の頭の上からのアングルだったのですが…ハゲてますね~!笑

神戸くん女子高生と

神戸くんが女子高生とデートしているようなシーンが。笑

この場所ですが、相棒ではかなり頻繁に出てくるロケ地、日比谷サロー(日比谷茶廊)かと思い記事を書いたのですが、コメントにてご指摘頂き、どうやら違う場所っぽいです。確かに日比谷サローとは少し景色が違いました…汗。

どちらも屋外にテーブルがあるお洒落な感じのカフェっぽいお店ですが。

今回はこのお店で、神戸くんが女子高生と会ってます。笑

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この女子高生は、右京さんの友人である研究者の娘です。

もちろん刑事として会っているわけで、デートではないんですけどね。笑

まるで女子高生とデートしている神戸くん、の絵のようでした。笑

以上、今日は相棒season10第7話「すみれ色の研究」についてでした。

 

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相棒シーズン10第6話。研ナオコのジャズシンガーvs特命係

「ラスト・ソング」

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相棒season10第6話のあらすじと感想

本日は、シーズン10第6話についてです。

相棒season10第6話のタイトルは「ラスト・ソング」。放送日は2011年11月23日です。僕は同タイトルの映画を高校生の時に見に行った覚えがありますので、まずそれを思い出してしまいました。吉岡秀隆さんとか本木雅弘さん出てた映画です。相棒の「ラスト・ソング」はどんな内容なのでしょうか?

それではまず、第6話「ラスト・ソング」のあらすじから紹介したいと思います。ざっくりですが。

ジャズコンサートが開催されていたライブハウスのビルから、音楽事務所のプロモーターが転落死すると言う事件が発生します。コンサートに居合わせた神戸くんは、転落死した遺体に不審な点を見つけ、事故ではなく殺人事件の可能性を疑い、右京さんを呼びます。そのプロモーターは、死亡する前にコンサートで歌っていたジャズシンガーと揉めていたとの証言もあり、彼女に疑いの目が向けられることに。そのシンガーは伝説のジャズシンガーで、かつては「アンルーリー(手に負えない)」とも呼ばれていた癖のある人物です。特命係の追及にしらを切り続けるシンガー。果たして特命係は証拠を見つけ真相を暴くことができるのか?

だいたいですけど、こんな感じの内容になります。

今回も面白かったです!!

ほんとに毎回「面白かった」と言う感想ばかりで、自分のボキャブラリーの無さを呪いたい気分ではありますが。笑

今回は研ナオコさんが演じるジャズシンガーと特命係の対決です。全体を通してそれが軸になって展開して行きます。

ストーリーの設定的には、高畑淳子さんが女優の役で登場したシーズン3の「書き直す女」に少し近いものがあるかと思います。今回は女優ではなく歌手ですが。

ドラマ内でも研ナオコさんの歌ってるシーンが何度か登場するのですが、めちゃめちゃかっこいいんですよね。僕は研ナオコさんの歌って今までちゃんと聞いたことがなかったんですけど、研ナオコすげーなっって思ってしまいました。聞き入ってしまいました。

そして、このジャズシンガーが癖が凄いんです。笑

かなり曲者で、右京さんと神戸くんも手こずります。特命の追及をのらりくらりとかわす感じですね。このやり取りも面白いです。

しかし最後は右京さんがジャズシンガーの犯行だと言う真実を暴いて一件落着かと思いきや…予想もしなかった大どんでん返しが待っています。

相棒はいつも予想を裏切ってくれますね。もちろん良い意味で。笑

研ナオコさんが何かと中心の回ではありますが、その他普段の相棒ではなかなか見られないようなシーンも出てきます。もちろん笑いどころも押さえられてます。笑

第6話、存分に楽しませて頂きました!

 

相棒season10第6話のゲスト出演者

それでは次に、第6話に主に登場したゲスト出演者を紹介します。今回は一名のみです。

研ナオコ(けんナオコ)

伝説のジャズシンガー、安城瑠里子役で研ナオコ(けんナオコ)さん。

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じゃじゃ馬のような意味で、彼女の名前と掛けて「ミス・アンルーリー」とも呼ばれていたシンガー役です。10年振りに復活した伝説のジャズシンガーと言う設定です。研ナオコさんの歌がかっこ良くて、まさにこの役にぴったりでした。

今回の主なゲストさんは、この研ナオコさんのみになります。

 

他には、作曲家でもあり、安城瑠里子の元恋人でもあった森脇孝介役で、真那胡敬二(まなこけいじ)さんが、他の方よりは少しだけ出演時間が多かったかな、と言った感じです。真那胡敬二さんは今回が二度目の相棒出演で、前回は別の役で、シーズン4最終話「桜田門外の変」に出ているようです。僕は全くわかりませんでしたが…汗。

 

研ナオコのジャズシンガーがかっこいい

今回の物語の中心となったのは、一人のジャズシンガーです。

彼女は伝説のジャズシンガーと言われた女性で、10年ぶりに復活してコンサートを開催しました。

ライブシーンも何度か登場し、実際に歌ってるんですけど、めちゃめちゃかっこいいです。

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バックバンドの演奏もかっこいいです。

そして、なぜか神戸くんが一人でこのコンサートを聴いてるんですよ。

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最初は右京さん一緒なのかな?と思ったのですが、どうやら一人で来ていたようで、神戸くんの姿しかなかったんです。なぜ一人だったのかは後述させて頂きます。

神戸くんも聴いていたこのコンサート中に事件は発生します。発覚したのはコンサート終了後ですが。

そして、その後の捜査により、研ナオコさんのジャズシンガーに疑いの目が向けらることに。

彼女は安城瑠里子(あんじょうるりこ)と言う名前なのですが、その名前に掛けて「ミス・アンルーリー」と呼ばれています。アンルーリーとは、「規則に従わない、手に負えない」と言った意味もあり、じゃじゃ馬を指すような言葉のようです。

その言葉通り、彼女はかなり独特な雰囲気もあり、癖が強いです。笑

喋り方ものんびりしていますし、掴みどころのない感じですね。

独特な空気感のある役柄でした。

また、後半のライブでは右京さんがリクエストした「when love kills you」と言う曲をアンコールで歌うんですけど、これがまたかっこいいんですよね。

この「when love kills you」は誰の曲なんだろう?と思って調べてみますと、なんと相棒のために書き下ろされたオリジナル曲のようです。2014年の「相棒コンサート響」でも歌われたみたいですね。是非聴いてみたかったです。

安城瑠里子は、癖が強くてかっこいいジャズシンガーなんですけど、ちょっと悲しい物語があったりもするんです。

彼女の人生を想うと、少し淋しい気持ちになってしまいました。

最後に彼女が「二度と歌わない」と言う言葉を口にするのですが、そのシーンは見ていて切ないものがありました。

とても印象に残るジャズシンガーでしたので、是非またどこかで再登場して欲しいですね。

 

神戸くんと細野唯子

神戸くんはジャズコンサートを一人で聴いていました。

なぜ一人?と思ったのですが、実は一人ではなかったみたいなんです。

もう一人分のチケットを、受付に預けてあったんですよ。

つまり、待ち合わせた相手がいて、その相手がコンサートに来なかったため、神戸くん一人で聴く形になったと言うことかと。

そしてその取り置きチケットには、「神戸様→細野様」と書かれたメモが添えられていたんです。

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これは間違いなく、細野唯子のことですね。

細野唯子とは、神戸くんのかつての恋人で、シーズン8の第10話「特命係、西へ!」で登場した、壇れいさん演じる生体組織工学研究センターの主任研究員です。

この人です。

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及川光博さんと壇れいさんが結婚するきっかけになった回ですね。

二人が抱き合うシーンが印象的だったやつです。

それ以来彼女は一度も再登場していませんし、彼女の名前が出てくることもなかったので、今回急にその名前が出てきて嬉しかったです。本人は登場はしていませんが。

神戸くんと細野さん、たまに会ったりしていたんでしょうか?

その辺りは一切明かされませんでしたが、気になるところですね。

ちなみに、及川光博さんと壇れいさんが結婚したのが2011年の7月で、この回が放送されたのが2011年の11月ですので、もしかしたらその辺りの遊び心的なものなのかもしれません。笑

なかなか粋な遊び心です。笑

 

シーズン10第6話その他の見どころ

では続きまして、第6話のその他細かい見どころ挙げてみます。今回は一つだけ。

みんなでジャズコンサート

捜査の流れから、特命係、一課トリオ、そして米沢さんが、みんなでジャズコンサートを聴くことに。

特命の二人は席に座って聴いてるんですけど、一課トリオと米沢さんは立ち見です。

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これだけでもかなり貴重な絵ではないかと思います。

さらには米沢さんがTシャツ姿なんですよ。笑

これはおそらく、米沢さん鑑識の制服を着て現場に来ていましたので、その服のままコンサートを聴くのはどうかと思い、脱いでTシャツになったんだと思われます。

急にコンサートを聴くことになってしまったので、服も用意していませんからね。

米沢さんのTシャツ姿、これはなかなか貴重です。笑

いつか右京さんのTシャツ姿も見てみたいですけどね。笑

以上、今日は相棒season10第6話「ラスト・ソング」についてでした。

 

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